青春真っ盛りなんだけど(3) ※


「フェラチオ経験もありってやつだな。新一、お前誰と付き合ってんだ」

新一のペニスをチュパチュパと口で弄びながら、拓斗は触れれば予想通りの反応を示す新一に、かなりSEX慣れしていることを知った。



ここ1年。
新一と同室だった拓斗は、この元気でガサツな同室者にかなりの興味を抱いていた。親は海外と言っている割には週末よく帰省する。親戚の家に行っていると言うがそれは本当だろうか。日曜の夕方に帰って来る新一はいつもぐったりと疲れ果てていて、死んだようにベッドにバタンと倒れ込む。寝てないとか体が痛いとか言うこともしばしばで、どこかでサバイバルゲームでもしてきたのか?というほどのやつれようだ。

極めつけは首筋からのぞくキスマーク。

初めて見たときは彼女ができたのかと思ったが、そんな話は聞いたことが無いし、彼女だったら隠す必要もないはずだ。新一の性格なら女ができたら吹聴して歩くだろう。なのに一度だけ、キスマークのことを指摘した時の新一の慌てようと言ったら・・・これは断じてキスマークなどでは無い!と、プルプル震えながら怒って部屋を出て行きやがった。

週末消えて、そして疲弊して帰って来る。
彼女はいないのに、情事の痕を体に残している。

(ここの先輩とか、いや、社会人とかかな?一体、どんな男とねんごろになっているのやら)

俄然興味がわいて仕方がない。
明るく元気と言えば聞こえはいいが、新一は子ザル並みにガサツなタイプだ。大ざっぱで何でも適当。美少年でもなければ超可愛いというわけでもなく、入学と同時に目をつけられるようなもてるタイプの坊やでもない。
拓斗が魅かれた所は新一のミステリアスな部分と、あのしどけなく疲れ果てたときの表情。子ザルが妙に色気づいてかわいく見える、いわゆるギャップ萌えというやつだった。



「もうここビンビン。出せよ、新一のイク顔が見てみたい」

「っつ・・・・ん。そんな・・・だめ」

“だめ”・・・だって。
そんな切羽詰まった声で拒否られても、“イカせて”としか聞こえないんだけどな。
やっぱしかわいいわ〜新一。

普段の新一からは想像もできない何とも弱々しくしどけないしぐさに、自分の股間のモノも疼きムクムクと膨張する。
右手は新一の太ももを押さえ、口ではペニスを吸い上げる。左手で自分の息子を擦り上げ、どうやらこのままでは新一の中に突っ込む前に自分もイッてしまいそうだ。自分は決してソーローではないと思うが、今日に限って我慢が効かないのは、喘ぐ新一が思っていた以上に魅力的だったからだろう。

「イケよ。我慢したってしょうがないだろ」
「だ、だ・・って・・」


(このままじゃ・・・拓斗の口に出しちゃう・・・そんなの絶対にやだ。それは・・・やばい)。


「んっつ・・・うあぁ。や・・・ダメ・・・だ」
「ったく・・気持ちいいくせにねばるなよ、仕方ねえな。これならイけるか」

そして拓斗は体を新一の上にかぶせ、自分のペニスと新一のペニスを重ね一緒に握った。

「っつ、あ・・・・」

熱くて固い拓斗のペニスが自分のモノに触れたのを感じ、新一の下半身がモゾリと揺れた。拓斗はその反応に新一もかなり気持ちがいいのだろうとさっし、拘束していた紐をほどき新一の手を自分のペニスにあてがった。

「え・・・なっ・・」
「一緒に、しようぜ」

自慰行為を促され、戸惑いながらも猛るモノをどうにかしたくてたまらず、言われるままに互いのペニスを握り擦り合わせ、無我夢中で添えた手を動かした。

「っ・・ああぁああ」
「く・・んぁ」

程なくしてビュビュッと腹に白い飛抹が散る。搾り上げるように付け根からペニスをしぼり上げると、ブルッと震えるペニスからは精液がトロリと垂れ落ち白い糸がペニスと腹を繋いだ。
フェラチオと手コキでイカされるという恥ずかしい目に遭いながらも、友人の口の中で果てるという惨事だけは何とか回避することが出来た新一は、こんな状況にありながらも内心ホッとした。



「はあ、はあ・・・んぁ・・」

「・・どう?よかっただろ」

「て・・・・てめぇ・・はぁ」

余裕しゃくしゃくと何が「よかっただろ」だ!

殴りつけてやりたいが、急速に高められて果てた直後は全身がしびれたような倦怠感が襲い、息を整えながら睨みつけるくらいが精いっぱいだった。

「もう、・・・いいだろう・・どけよ」
「これは前座。で、これからが本番。」

「何言ってんだ!いいかげんに、」
「新一のココ・・・・・・・・・ぜひ堪能させてもらいたいんだけど」

拓斗は腹の上にぶちまけた精液に指を絡ませたかと思うと、濡れたその指を尻の穴に押し当てた。

「こ、こら、そこは!」
「ここも慣れてんだろ、俺のも咥えてみろよ」
「バカか!やめろって・・ん・・わぁ」

遠慮なく指を挿れた拓斗は直ぐに中をかき回し始めた。痛みは挿入時だけで中に入ってしまえば圧迫感しか感じない。前戯も何も無く無理やり叔父さんに突っ込まれたこともあるくらいだ。指一本、濡れてさえいればさして痛みもしない。

「あん・・・・う・・あぁあ」
「前立腺っていうのか?ここらあたりがいいはずなんだけどな」

「や・・そこ・・・だめ・・。・・うう・・・・んあぁ・・あああっーーー」
「やっぱ後ろもかなりいいんだ。そんなイイ声だして、どれくらい犯ってんだ・・・・・・・・・・・・・なあ、誰に突っ込まれてんだよ」

拓斗の言葉に全身が硬直した。そのせいで、後孔も締まり新一がうろたえた反応が直で拓斗の指に伝わった。しゃべらなくても体が認めたことになる。
男とのSEXが経験済みであること。しかも、1度や2度ではなくかなり慣れていることも・・・

「あからさまな反応だよなー。ここ、すんげえ締まってる。お子様新一がこんなにインラン女みたいに喘いで、尻の穴ヒクつかせて喜ぶなんてな、人はみかけによらないよな。なあ、いつもどんなSEXやってんだ?」
「っ・・・・・ぁぁ・・」
「普通SEXしたくらいであんなに疲れないだろ?ずっと突っ込まれてるわけじゃあるまいし。なんか妙なプレイでもしてんのか?緊縛とか調教とかされてたりして。あーでも、体に傷はないよな・・・ならソフトSM?答えろよ新一」
「・・・・・・・・・ぅ・・・ぁ」

尻の蕾を暴く指の動きに痴態を演じる新一を見て興奮しながら、拓斗は自分の知らぬ新一の情事を吐かせたがった。

(ほぼ・・・突っ込まれてるよ。でも・・・・・・・・・・)

何も・・・言えない。叔父とのSEXなんて言えるわけがない。
下手に何かしゃべったら、言わなくてもいいことまで暴露しそうだ。そんな新一のかたくなな態度に、わざと指を大きく動かして内壁をこすり上げて2本目の指を挿れてきた。

「・・ん・・ぁああぁぁ・・・・ぁ」
「なあ、ここの学校の奴とヤってるってわけじゃ無いよな」

「指・・・抜け・・っ・・う・・・・」
「答えたら、抜くよ」

「・・・・」

本当だろうか。こいつ最後までやるつもりじゃないだろうな。

そんな不安を感じながらもこのまま行為を先に進められても困るので、仕方なく口を開く。

「・・ここの奴じゃない」
「だよな。じゃ、外に居るんだ・・・イイ男が」

「・・・イイ・・わけじゃない・・・」
「ふう〜ん。でも1年も続いてるんだろ。本当に相性が悪かったら続かねえって。それに新一見てたら、喜んでるとしか思えない。体が・・・・・・こんなにも欲しがってるからな」

言うなり拓斗の指が3本に増えた。

「はう・・あぁ・・・おま、抜くって言った・・」
「ああ、抜くさ。もうけっこうほぐれたしな」

「・・・早く・・・・・抜け」
「じゃ、いよいよ本番だな」
「あ!」

穴にゴツッとあてがったのは拓斗自身のペニス。

「お前、調子に乗ってんじゃ・・」
「指は抜いた。嘘は言ってない。挿れるに決まってんじゃん。そんなヒクつくかわいい蕾見せられて、ギューギュー絞めつけられたら、ここで犯らなきゃ男じゃねえって」
「誰がてめえなんかとやるか!」
「もう散々犯ってんだからいいじゃん。俺と犯たって減るもんもないだろう?それともそいつに操でも立ててるのか」

「み・・みさ・・ぅを?」

「そいつとじゃなきゃSEXしないって、決めてるのかってこと」


操を立てる・・・?

あの強姦魔に?病的に変態な叔父さんに?鬼畜で人の体を性欲処理のダッチワイフとしか思っていないあの大河さんに???

そんなもん誰が立てるかーーーー!!!



「んなわけ・・・ねえだろ。なんであの人にそんなもん立てなきゃいけないんだよ!」
「やっぱいるんだセフレ。しかも“あの人”って・・・何、相手大人の人?うわ〜新一って普段子ザルのくせにこのギャップ何だよ・・・ああ、ヤベエ・・・・・・もう何が何でも犯る」
「げ、たくと・・やめ・・やぁ・・・・・っつあぁあ!」


ブスブスと拓斗が入って来る。

肥大した亀頭が力任せに入ってしまえば、後はもう内壁が誘い込むように突き進んでくる肉棒に絡みつき迎え入れる。足を腹に付くくらい折り曲げられ体に乗っかる拓斗は、新一の腕を押さえ自分の腰を突き動かし始めた。



「うん・・ぐ・・・くっ・っ・・・・う・・・ぁぁ・・・ぁぁ」


拓斗の突き上げに合わせて、新一のうめき声が上がる。

「うっ・・・すげ。新一・・・中・・・も、入り口も・・・締まって・・・気持ち・い・・・わ」

「なあ・・・っ・・・や・・も・・・それい・・じょ・・・・・・・イ・・れるな・・って・・・・・ぬ・・け・・・」

「・・・もう、奥まで挿れたし・・・うああああ〜〜〜」

何が「うああああ〜〜〜」だ。気持ち良さそうに言いやがって・・・でも・・・

中をかき回す拓斗の雄に擦れる腸壁が歓喜に震え、犯す雄を放さぬように締め付ける。大河ほどの質量と荒さは感じなくとも、擦られてイイ場所は変わりはしない。少しでもソコに当れば、快感を知っている体は、貪欲に更なる快感を得ようと自ら腰を揺り動かす。


(ああ・・・・どうしよう・・・ちょっと気持ちが・・・・良くなってきた・・・・・・・・かも・・・・)



「んあ・・・ああ、あ、・・・・やぁ・・たく・・・と。そこ・・・も、やぁ・・ぁ・・・ぁ・・・ぁ」

「ああ、分かってる・・ここ、イイんだろ。俺も・・・・・イイよ。新一。お前すんげえ締まって、熱くて・・・もお、俺、溶けそう・・・」

拓斗のピストンが早まり、射精への急速な高まりを感じる。
普段虐げられ、我慢の限界を超えるような長時間のSEXばかり強いられる新一は、挿入後イイ場所をイイぐあいに擦り上げてくれてすぐに達しようとする拓斗のSEXは、快楽を快楽のままで終わらせてくれる受ける側としては負担の少ない楽で気持ちのイイSEXだった。


気持ちがイイ・・・・・・・・・ああ・・・・・でも・・・・・



ナニカガ、タリナイ。



(・・・あ・・・・あん・・・・も、もっと・・・・もっと・・・して・・・・。終わら・・・ないでよ・・・・・)


頭の中でもう1人の自分が欲望の言葉を紡ぎ出す。


(・・・たい・・・大河さん・・・・もっと、突いて、・・・・た・・いがさん・・じゃ・・ないと・・・・・)



「ああっ・・・・だ・・出す・・ぞ。・・いいよな新一」
「う・・・・・・・や・・・・だぁ・・」
「もう、イクぞ、ふあ・・ふ・・っ・・・あ・・イ・・イク!・・・くっ・・・!!」
「っあ・・・・あ・・ぁん・・・・」

拓斗は激しく腰を動かし、新一は嫌だと言いながらもいいところを攻めてくる拓斗のペニスに応え尻を淫らに振る。自分を犯すペニスに尻を突き出し擦りつけながら、抜き差しを繰り返す拓斗の熱い雄に新一の尻はしっかりと喰い付き、若い2人はSEXに耽った。



「はあー・・・女もいいけど・・・締まり具合とイッた感じは・・・今までで新一が最高・・・もう癖に・・・なりそう」

感極まって新一の中に己の精をブチまけた後、倒れこんできた拓斗はゼーゼー荒い呼吸をしながらそんな言葉を新一の耳元で呟いた。

最高・・・だと?
無理やり親友に犯されて、尻が最高と褒められたって・・・


(好き勝手突っ込みやがって。それに・・・中に・・・出すかよ・・・・・・・・気持ち悪い)


気持ちよく、己の欲を吐き出し、人の上で昇天している友人の頭をゲンコして、足でソファーから蹴落としてやった。

これくらいしても罰は当たらないだろう。

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あきゅろす。
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