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藤ノ宮学園
お仕置き



「はっ…ぁン…ん」

 ソファの上、龍司さんの膝の上で向かい合って座らされて、手首は縛られてそのまま龍司さんの首に回すようにされて身動きはとれない。
 はだけられたズボンからペニスだけ取り出されて弄ばれている。
 上着は前が全開で、ペニスを弄っていない手が這い回る。時折乳首を掠めるのがたまらない。

「んぅ…、っふ…りゅ…じさ…っ」

 もどかしい。
 限界ギリギリで止められる愛撫も、それで更に限界に追いやろうとわざと煽る龍司さんも。

「…ぁ、も…っ許、して…っ」

 かれこれ数十分、こんなことを繰り返しているが一向に聞き入れてくれない。

「…寝坊して、その理由が前夜にセックスしすぎたからで?」
「…ぁう、だ…だって暫く会えないんだも…っひぅ!」
 ぐりぐりと尿道口を弄られて痛みと共に強烈な快感が走る。イきそうになってでもすかさず根元を握り込まれてイけない。

「恭夜は痛いのも気持ち良いんだよな?」
「んア…っ、りゅ、龍司…さん、がそうした…くせに…っ」
「そうだね。…覚えが良くて嬉しいよ」
 笑いながら更にきゅうぅ、と乳首を捻られて体が跳ねる。
「ひっ、ィう…っ」
「…で?」
「…ンっ、…ぇ…?」
 サラリと目に掛かる前髪を横に流されて視界がクリアになる。…とは言っても眼鏡は外されたから全体的にぼやけているけど、目の前の龍司さんの顔はハッキリ見える。
 微笑んではいるけどどこか暗い笑みだ。
 ゾクゾクする。

「ついさっきまで、ココに誰を銜え込んでたんだ?」

 そう言って後ろに滑り込ませた手をアナルに這わせてきた。
 そのまま指先を潜り込ませてくるのに体を強張らせる。
「っ、ャ…あ…っ!」
 湿り気のないソコにその行為はキツイ。
「ぃた…っ、い…よぉ」
「大丈夫だ。恭夜のココは淫乱だから。それにホラ、中はまだ少し濡れてる…」
 さっきまでセックスしてたなら大丈夫だろう?
 そう言ってじわじわと根元までゆっくりと入れられて、大きく息を吐いた。

「ぁ、…っはぁ…」

 オレが龍司さんの肩に頭を預けて緊張で弾んだ息を整えている中、おもむろに入れられた指を動かされて再び体を強張らせる。
「ヤ、ぁっ!?まって…っ」
 ぐにぐにと内壁を広げるように探られて、直ぐに前立腺を見つけ出してしまう指にビクリと体が跳ねた。




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