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イツカマタ…

―――綱吉サイド―――
「ねぇ沢田、昨日空港の近くにいたかい?」
昼休み、雲雀さんがいきなり問いかけてきた質問に俺は疑問符を浮かべた。

「違うみたいだね…。」
「どうかしたんですか?」
そう問いかけると複雑そうな顔をして驚くような言葉を放った。

「昨日空港の近くで君にそっくりな子がいてね…。」
俺に、そっくり…?
………まさか……!
「綱紀?」
「!!知ってるのかい?」
知ってるも何もそれは
「多分、俺の双子の弟だと思います。」
「!?君って双子だったの?」
雲雀さんが心底驚いた顔をしていた。
「はい、といっても4歳の頃までしか一緒じゃなかったんですけどね…。
綱紀……会いたいな。」
綱紀、綱紀綱紀、綱紀…何処にいるの?大好きなのに、また一緒にいたいのに…
絶対、見つけ出してみせる。
覚悟しとけよ 綱紀 ((黒笑

「(沢田から黒いものが…)」
その時雲雀さんは冷や汗をかいていたという(後日談)
酷いなぁ、もう。






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あきゅろす。
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