イツカマタ…
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………。何なんだよさっきからこいつ。俺のところに来てはギャーギャー騒ぎやがって…周りへの迷惑考えろっての。
「……でね!!綱紀がいない間大変だったんだよ?って綱紀、聞いてる?」
…大変だった?どこが大変なんだよ、俺よりもずっと楽じゃねぇかよ…。
「…五月蝿い、黙れ、話し掛けるな。」
「!…綱紀?」
五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い
・・・・・・・・
…これだから雑音は嫌いなんだ
「てめぇ!!!十代目に向かってなんて口利いてやがる!!!」
「ちっ、黙れよ駄犬。こっちだって話しかけてほしくなんざねぇよ。 」
「っんだと!!てめえ!!!果たすぞ!!!!!!」
「呆れた、武器も何も持ってない奴にダイナマイト向けるなんて、頭イカれてるんじゃない?」
「あ゛ぁ!? 許さ「隼人!一般人の綱紀にそんなもの向けないで!いくら隼人でも俺怒るよ!!」
………何も知らない偽善者が。
「獄寺隼人、お前って常識はずれなやつだな……んなんでよく裏社会にいれるよな(ボソッ」
「っ!「ごめんね、綱紀。怒らせるようなことして…。」
「そう思うなら俺に話し掛けるな、構うな。」
「…。悪いけどそれは出来ない。漸く綱紀が帰って来たんだ、そう易々手放すわけないじゃん。」
帰ってきた?違う、俺は帰ってきたんじゃない。ただ、ユニに頼まれたことを果たしに来ただけだ。それさえなければこんな国なんかにくるわけねぇだろ。
てか、初っぱなからこんなめんどくせぇことになるなんてまじで厄日か?
あぁ、明日から学校来んのめんどくせぇな。
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