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君との時間
踏み出す一歩(ひぐらし)
「あぁぁっ…うぁぁぁぁんっ」

何度悔やんだだろう…
いつまで泣き続けていたんだろう…

私は、皆を助けたかっただけど、私は何にも出来なくて

ただ、泣いて傍観者でいることしか出来なかった……

どうして?違う選択をすれば私の望むカケラになったかもしれない


諦メナカッタラ、傍観者ヲヤメレバ…
何度も繰り返し頭の中に回る


貴「ああぁぁぁぁぁっ!!やめてっ!!私は何にも出来ないっ!!カケラを鑑賞することしか出来ないんだっ…!」
            いつから諦めたんだろう
私、いつから傍観者になったんだろう?

思い出した…
最初は、部活メンバー皆で必死に運命を打ち破ろうと頑張った、

だけど、私は1つ信じてなかった…





…悟史が戻ってくるって大好きだったから、悟史のこと…
だけど、信じれなかった、悟史は戻ってくる何回も自分に言い聞かせた、だけど

「悟史ハ、戻ッテコナイ」
もう1人の自分が囁く


貴「悟史…また、凜音って言って頭を撫でて、戻ってきて…悟史」


ベ「貴女がそんなに運命を変えたい、北条 悟史に会いたいなら、祭囃しの世界に生きなさい…」

貴「まつり…ばやし?お願いっ!!教えて!!その世界だったら悟史に会える!?」

ベ「わからない、だけど貴女の望むカケラに近くなるかもしれない」

変えたい…
悟史に会いたい…
それが一瞬だったとしても                        貴「ベルンカステル、私はその世界で必死にもがいてやる。悟史に会うためにっ!!皆で笑いあえる日々をてにいれる!」

もう諦めたくない

行こう祭囃しの世界へ

てにいれよう、皆で笑いあえる日をー…

伝えたいから、私は悟史のことが「好き」だから

―踏み出す一歩―

ー…諦めることをもう、やめよう








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