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ひとはだこいしいだけ :ミスフー
「今、仕事中なんで。」

自分の背中にべたぁっと貼りつくミスタに向かって、フーゴは冷たく言い放った。

「今日オレ任務ないから 暇なのォ〜」
「ああもう鬱陶しいッ!しまいには怒りますよッ!」

フーゴが大声で怒鳴りつけると、ミスタは渋々フーゴから離れた。

「・・・はいはい わかりましたよっと」
そう言うとミスタは近くのソファーにどっかりと寝転がり、なにやら雑誌を読み始めた。

ああ・・・やっと静かになった。
清々した、はずなのに。

フーゴの心の中には、正体不明のわだかまりが残っていた。
自分自身の事なんて、自分が一番よく分かってるのに。
フーゴにはこのわだかまりの正体が何なのか、わからなかった。

イライラにも似た、このモヤモヤな感じ。
「(IQ152の脳を持っていながら、こんな曖昧な表現の仕方はよくないな)」
フーゴは自画自賛を交えながら、自分を戒めた。

「・・・お前よ、さっきからなんなんだよ。オレの事じっと見つめちゃってー」

ソファーの上のミスタが、ふいにフーゴに声をかけた。
その瞬間、フーゴの心臓はばくんと大きく脈を打ち、全身の血の流れを早めた。

「別に・・・っ 見てません。」
フーゴはふいっと、ミスタから顔を反らした。
顔には表れないものの、フーゴの心は今まで感じたことのないような緊張状態に陥っていた。

「仕事、もう終わってんのかよ・・・ 早」
ミスタはいつのまにかフーゴの真横に立ち、テーブルの上に広げられた書類をしげしげと見下ろしていた。
一方フーゴは、吐きそうなくらいにまで激しく脈打つ鼓動をどうすることもできず、じっと黙り込んでいた。

「・・・どうしたんだよ オマエ」
「別に・・・なんでもありません!さっさと所定位置に戻ってください。」
「・・・ああそう・・・」

ミスタは頭をぼりぼり掻きながら、またソファーへと戻った。

「・・・随分と潔く、大人しくなるんですね。」
フーゴははっと我に返った。まさか自分の口からこんな言葉が出るなんて。

「なに、お前 さみしがってんの?」
にやにやと笑いながら言うミスタ。
「そんなんじゃ、ありませんッ!!」
大声を上げるも、フーゴの顔は真っ赤に染め上がっている。
こんなあからさまな姿、どんな馬鹿が見てもすぐにその意味を理解できるだろう。

フーゴはざかざかっとテーブル上の書類をかき集めると、勢いよく椅子から立ち上がり、その場を離れようとした。
その瞬間、フーゴは後ろからぐっと下腹部を抱き寄せられ、自分の肩にミスタの顎が置かれた。

「すっげェ 心臓バクバクしてっけど なんで?」
ミスタは意地悪な笑みを浮かべながら、フーゴに問い掛けた。

「・・・察してください。」





____

ン?
ミスフー?
ミス←フー?

ひいい文章が支離滅裂してますね・・・!
そして誰得だよって感じですねごめんなさい!
もはや俺得でもないよ!
ミスフーおいしいです!はっはっ!






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