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イチゴキャンディー :ジョルフー
「フーゴ?」

ジョルノはブチャラティからの連絡を伝えようと、フーゴを探していた。
十五時。
ついでにフーゴとお茶でもしようかと、ジョルノは目論んでいた。

「(いつもならこの時間帯、リビングのテーブルで内職じみた仕事に黙々と取り組んでいるはずだが・・・)」
リビングにフーゴの姿は見えなかった。

「・・・ああ」

ジョルノがふと目線の位置を落とすと、小さな寝息をたてたフーゴがソファーの上で横たわっていた。
よほど疲れていたのだろう。
ジョルノは横たわるフーゴの隣に座った。
「フーゴ? 風邪ひきますよ」
そう言いながら乱れたフーゴの髪を耳にかけてやると、う、う・・・ん と小さく声を漏らした。
その姿があまりにも官能的過ぎてジョルノは思わずぞくぞくっと身震いした。
しかしいくら耳元で囁いても、息を吹きかけてみても、う・・・と小さく声を出すだけで、フーゴは一向に起きない。
起きないことには何も面白くない。
ジョルノはフーゴの耳に、れろっと舌を這わせた。
「ひっ・・・あ!」
一瞬小さく喘いだかと思うと物凄い勢いで飛び起き、ジョルノの頬に拳を入れた。
「な、なっ何するんだッ!」
「なかなか起きなかったので、つい・・・」
ジョルノは殴られた頬を痛そうにさすりながらも、笑って言った。

*

「フーゴ、僕が悪かったです。ゆるしてください。」

フーゴは未だにむくれていた。

「あ・・・そうだ、フーゴ。イチゴキャンディーあるんですけど、食べます?」
「・・・いりませんよっ」
フーゴは拒否反応を示しながらも、明らかにイチゴという単語には反応を示していた。
ジョルノはフーゴのそんな子供っぽい一面を愛らしく思った。

「まあ、そう言わずに。」
「・・・もってて困ると言うんなら食べてやらないこともありませんが」
「ふふ」

ジョルノは小さく笑い、キャンディの包みをはがしてフーゴへと差し出した。
しかしフーゴがそれを受け取ろうとした瞬間、ぱくっと自分の口に入れてしまった。

「・・・・・・・」
「あ、そんなにキャンディー食べたかったんですか?」

フーゴはまたむくれ始め、ジョルノはその表情を楽しそうに見つめていた。

「そんなに食べたかったんなら」
ジョルノはふいにフーゴにキスをして、舌を深く入り込ませてきた。
フーゴは小さく呻き、抵抗した。次の瞬間、口の中に何か固形の物体が入った感覚がした。
自分の舌でその物体に触れると、それがイチゴキャンディーであることがわかった。

「こんな渡し方ってありますか」
フーゴは顔を真っ赤にさせて言った。
「よろこんでいただけました?」
ジョルノは満足げな笑みを浮かべて、言った。





____

ふぁああ〜
はずかふぃ^////^
ジョルフーおいしいです






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