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魔法少女リリカルなのはCROSS〜願いの宝玉と聖霊の姫君〜
第二話

晃翔が禀を待つこと約30分。ようやく禀が帰って来た。

楓「禀君おかえりなさいって・・・っ!?」

晃翔「ん?どうしたんだ楓?って・・・・」

??「・・・・・」

禀「あははは・・・」

禀が幼女を連れて・・・









晃翔「そうか・・・ネリネの知り合いだったのか」

ネリネ「はい、この娘はプリムラちゃんといいまして、魔界での私のお友達の一人です」

現在神王と魔王。そしてシアとネリネを含めた7人で話をしている。どうやらプリムラは魔界から禀を訪ねて人間界に来たらしい。ちなみに彼女は魔界と神界が合同で作り上げた人工生命体らしく、その小さな体に莫大な量の魔力を秘めているらしい。まぁ、そんな娘がどうして禀を訪ねてこっちに来たのかは定かではないが・・・

魔王「気をつけておくれよ、研究の甲斐あって、間違いなく最強の魔力はもっているんだけどね、困ったことにその制御が全くできない」

しかも、制御が全くできないと来た。晃翔はぎょっとした表情でプリムラを見る。

魔王「爆発したら、この街どころか都道府県の一つくらい消滅するよ。とにかく無制限で強化したからね」

禀「歩く核兵器ですか・・・」

晃翔「うちのなのはと同レベル・・・いやそれ以上か・・・」

魔王「放射能を撒き散らさない分、地球にやさしいクリーンな兵器だね」

笑顔でさらっとそんなことを言う魔王。というより問題はそこではない。

魔王「おっと、禀ちゃんに晃ちゃん。紅茶のお代わりはいるかい?」

禀「あ、じゃあお願いします」

晃翔「俺も」

魔王は満足げに微笑むと、ティーポットから二人のカップへと紅茶を注ぐ。

晃翔「って、なんであんたが給仕をやってんだよ!?」

あまりにも自然にやっていたから反応が遅れたのか若干ツッコミのタイミングがずれてしまっている。

楓「ごめんなさい。私がやるべきなんですけど・・・魔王様がどうしてもって・・・」

魔王「ふ、安心したまえ二人とも。こう見えても私の趣味は家事でね、こういった作業は得意なのだよ・・・いや、それどころか・・・」

魔王はどこからだしたのか一瞬でエプロンを着ると両手を広げて満面の笑みで

魔王「大好きなのだよ!!」

そう言い放った。










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あきゅろす。
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