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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜白銀の翼〜
第七話
―資料室

晃翔「おお、結構な量あるな〜」

フェイト「でしょ♪」

晃翔「ところで・・・いつまで腕を組んでればいいんだ?」

フェイト「ずっと♪」

晃翔「それじゃ探せないから・・・」

フェイト「ちぇ・・・」

そう言ってしぶしぶ腕を離すフェイト

晃翔「え〜と・・・レリックに関する資料っと・・・」

フェイトから解放された晃翔は本棚から資料を探し始める

フェイト(はっ・・・よく考えたら・・・人気のないところで二人っきり・・・これはチャンス!!)

フェイト「あの、晃翔・・・」

意を決し声をかけるフェイト・・・しかし

晃翔「お、あった!!」

フェイト「へ?」

晃翔「いや〜助かった〜マジでありがとうなフェイト!!そんじゃ俺仕事戻るから」

そう言って資料室を後にする晃翔。そして残されたフェイトは

フェイト「晃翔のバカァァァァァァァァ!!」

誰もいない資料室で叫んでいた





―翌日 部隊長室

晃翔「どうしたんだはやて?こんな朝早くから」

時刻は7時すぎ、朝起きると同時にはやてから通信で部隊長室に来るようにと言われ急いでやってきた晃翔。すこし寝癖が立っているのはご愛嬌だ

はやて「うん、晃翔君の所属する分隊についてなんやけど」

晃翔「分隊?ああ、あのスターズとかライトニングとかいうあれか?」

はやて「うん、それでな、晃翔君には一応スターズに所属してもらおうかなって思うとるんやけど・・・どうやろ?」

不安そうに聞いてくるはやてに晃翔はにっこりと笑顔で

晃翔「俺は別に構わないぞ?部隊長の言うお前の命令なら・・・黙って従うよ」

はやて「ありがとうな、晃翔君♪」

晃翔「おいおい、礼なんて水くせえぞ?何年来の付き合いだと思ってるんだ?」

はやて「うん・・・そうやね♪それじゃあよろしくたのむで?鳳仙晃翔一等空尉」

晃翔「おう!任せとけ!!」

はやて「それじゃあこれで話はお終いや、はよ行かんと朝の訓練遅れるで?」

晃翔「おお、そうだった!じゃあなはやて!また後で!」

そう言うと晃翔は部隊長室を出て行く

はやて「はぁ・・・」

そんな晃翔の背中を見送ってはやては溜息を洩らす

はやて「何年来の付き合いだよ・・・か・・・なあ晃翔君・・・晃翔君は・・・私の気持ち・・・わかってくれてるのかな?」

誰もいない部隊長室に、はやてのつぶやきがさびしく響き渡った







―つづく

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あきゅろす。
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