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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜白銀の翼〜
第三話


所変わってアースラ。六課崩壊に伴って急きょ廃止予定だったアースラを隊舎の代わりとして使用することになった機動六課メンバー。現在、会議室にいるメンバー達はどれを見ても痛々しく包帯などが巻かれている。

そんな中はやては三大提督の一人であるミゼット提督と会話をしていたのだが・・・

晃翔「邪魔するぞ〜」

ガチャンという音と共に会議室の中に入ってくる晃翔に一同目を見張る。

はやて「こ、晃翔君・・・ここで何しとるんや!!入院して絶対安静言うたやろ!!なんでここにおるんや!!もしかして・・・黙って病室を出てきたとか・・・」

晃翔「安心しろ、それはないから」

はやて「でも・・・」

晃翔「ほらこれ」

そう言って医者から貰った痛み止めの注射の入ったかばんを見せる。

はやて「それは・・・?」

晃翔「痛み止めだ」

はやて「痛み止め!?まさか晃翔君・・・それを打って戦おうって言うんじゃ・・・」

晃翔「察しがいいな〜その通りだよ」

はやて「晃翔君・・・それだけは許せんよ・・・大体安静にしとかなあかん言われとるんやで!?何考えとるんや先生も・・・晃翔君も!!」

だんだんと言葉に力がこもっていくはやて。晃翔はそんなはやてを見つめると口を開く。

晃翔「頼む・・・俺も前線に出してくれ・・・こんなところで・・・寝てるわけにはいかねえんだよ!!それに・・・俺・・・ここで行かないと、きっと後悔する!!だから・・・」

はやて「晃翔君・・・」

黙ってはやてを見つめる晃翔。するとはやては「はぁ」とため息をつき

はやて「無理や思ったら・・・すぐに前線から離脱してや?」

晃翔「ああ!!わかってる」

フェイト「それじゃあメンバーの編成のやり直しだね」

はやて「まったく・・・晃翔君の我儘にも困ったもんや・・・」

そう言いながら自分の席に座るはやて。晃翔が席に着いたことを確認するとフェイトが口を開く。

フェイト「ゆりかごには、本局の艦隊が向かってる。地上の戦闘機人やガジェットにも各部隊が協力して対応にあたることになる」

なのは「だけど、高レベルのAMFに対抗できる魔導師はそんなに多くない・・・私たちは3つのグループに分かれてそれぞれ各部署に協力することになる」

はやて「みんな心してかかってや?」

全員「「はいっ!!」」

はやて「そんならいったん解散や」

はやてがそう言うと会議は終了となりメンバーはそれぞれ会議室を後にした。




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あきゅろす。
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