魔法少女リリカルなのはStrikerS〜白銀の翼〜 第十二話 晃翔「うぉぉぉっ!!」 ありったけの力を込めて双剣を振り回す晃翔。双剣の先がロストロギアに触れた瞬間、壁の両側から黒いガジェットのような物体がぞろぞろと出てくる。 晃翔「ちっ!!ンな時にぞろぞろと・・・レイ!!行けるか!?」 レイ「うん!!ドラグーンセットアップ!!」 ドラグーン『OK!SET UP!!』 首に下げられた待機状態のネックレスからデバイス状態のガントレットへと変わる。それと同時にレイの体をバリアジャケットが包む。 晃翔「行くぞ!!」 レイ「うん!!」 二人が辺りのガーディアンをすべて破壊すると今度はロストロギアの破壊に取り掛かろうとすると、そこにクロノからの通信が入る。 クロノ『二人とも!!残り時間が5分を切ったぞ!!今なら間に合う!!すぐに戻れ!!』 レイ「了解しました!ほら晃翔、もう戻らないと!」 晃翔「五分もありゃ大丈夫だ・・・破壊する!!」 晃翔はデバイスを双剣から大剣に変える。 クロノ「何言ってるんだ早く・・・』 プツッ 晃翔はクロノからの通信を一方的に切る。 レイ「晃翔・・・」 晃翔「戻るなら・・・一人で戻れ・・・俺は残る」 レイ「でも・・・」 晃翔「行くぞ!!!」 レイ「こ、晃翔!!」 ラウ『ロードカートリッジ』 四発の弾丸が地面に転がる。 晃翔「一撃で決めてやる・・・」 大剣を振り上げる ラウ『フリージング!!』 晃翔「ストライク!!」 圧縮された斬撃がロストロギアに向かって放出される。しかしその攻撃はシールドによっていとも簡単に防がれてしまう しかし、それに構わず晃翔は大剣から鎌に変えて再びカードリッジをロードする。 晃翔「アブソリュート・・・」 足もとに大きな魔方陣が展開する 晃翔「ゼロォォォォォォォ!!」 放出された魔力はシールドをものともせず貫通しロストロギアを破壊する。 すると同時に大きな爆発が起こり二人はそれに巻き込まれてしまい、晃翔はその中で意識を手放した・・・ . [*前へ][次へ#] [戻る] |