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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜白銀の翼〜
第二話

晃葵「よお、遅かったな」

なのは「え!?」

フェイト「嘘・・・」

なのは達が中に入るとそこには彼女らには予想外の人物が立っていた。

晃葵「何だ?そんな面白い顔して?」

なのは達の様子を見て小首をかしげる晃葵

少し間をおいてシグナムが口を開く

シグナム「主はやて、これはいったい?」

ヴィータ「そうだ、なんでこいつがここにいるんだよ?」

晃葵「今日から六課に出向になったんだけど・・・はやてから聞いてなかったのか?」

晃葵がそう言うとなのは達は一斉にはやてへと視線を移す

はやて「いや・・・まぁあれや、びっくりさせようか思ってな?」

たはは〜と笑いながら頬をかくはやて

晃葵「なんだ?言ってなかったのかよ?」

呆れたように笑う晃葵

ティアナ「・・・あの・・・」

すっかり蚊帳の外だったFW陣達がおずおずと会話に入ってくる

はやて「あぁそうやったな、晃葵君自己紹介や」

晃葵「そうだったな」

晃葵はFW陣の方に向き直るとニッコリと笑顔で

晃葵「本日付で六課に出向となった、綾瀬晃葵だ。よろしく頼む」

晃翔が挨拶するとFW陣達のそれぞれ自己紹介を始める


自己紹介が一通り終わると一同の視線は晃葵からその隣に立っていたタマモへと移る。

なのは「ところで晃葵君・・・そちらの狐耳の人は・・・」

晃葵「あぁ、お前らは初めて会うんだったな。こいつはタマモ俺の――」

タマモ「はじめてお目にかかります、ご主人様の嫁で、タマモと申しますよろしくお願いします♪」

なのは「嫁・・・?」

フェイト「嫁??」

はやて「嫁やて・・・?」

嫁という単語を聞き表情が変わる三人。構わずタマモはどんどんと喋っていく。

タマモ「私とご主人様の馴れ初めですか?そうですね〜どこから話しましょうか。初めて会ったのは地球ででしたね、タマモの一目惚れでした♪困ってるタマモを見て優しい笑顔で声をかけてきてくれたんです♪え?どんな状況だったかって?それは話すと長くなるから今回は割愛させてもらいますけど――」

晃葵「いつまで喋ってんだお前は、後こいつは嫁じゃねえ」



晃葵説明中――


フェイト「なんだ晃葵の使い魔だったんだね」

晃葵「まぁ、そんなとこだ」

一通り説明しフェイト達も納得した様子で晃葵も胸をなでおろす。

晃葵「とりあえず腹減った、話の続きは飯食いながらにしようぜ」

はやて「せやな、ほな皆食堂へ移動や」









―食堂


スバル「へぇ〜じゃあ晃翔さんとなのはさんは小さい頃から一緒だったんですね〜」

晃翔「そうだな・・・俺となのはが出会ってからもう十年近くになるなるからな」

なのは「そうだね〜」

晃翔「それにフェイトやはやてとも結構付き合いは長いんだぜ?」

スバル「幼馴染ってやつですね♪」

晃翔「まぁ、その中でもこいつとが一番付き合いが長いな」

となのはの頭をクシャクシャに撫でる晃翔

なのは「こ、晃翔君///」

撫でられて顔を赤くするなのは、それを見てどす黒いオーラを出すフェイトとはやて、それを感じ取ったスバルが話を他の方向に変えるべく口を開く

スバル「晃翔さんて教導官なんですよね?」

晃翔「ああ、一応な」

スバル「接近戦と遠距離戦、どちらが得意ですか?」

晃翔「ん?俺は両方いけるけど・・・どっちかと言うと接近戦かな」

スバル「へぇ〜」

感心したようにうなずくスバル

晃翔「なんだ?興味あるのか?」

スバル「はい!」

晃翔はう〜んと考えるとぱっと顔を上げ

晃翔「じゃあ午後からの訓練は俺との模擬戦にするか?」

スバル「本当ですか!?」

晃翔の言葉に目を輝かせながら迫るスバル

晃翔「ああ、構わないよな?なのは?」

なのは「うん♪」

晃翔「お前らもそれでいいか?」

他のFW陣を見渡しながら言う晃翔

ティアナ「私は構いません」

キャロ「私も」

エリオ「僕も、晃翔さんがいいのであれば」

晃翔「じゃあ決定だな」

なのは「じゃあ午後の訓練は晃翔君とFW陣の模擬戦にするから、ちゃんと準備しておいてね」

「「はい!!」」

ということで晃翔はFW陣達と模擬戦をやることになった



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あきゅろす。
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