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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜白銀の翼〜
第八話

―翌日 訓練場

なのは「じゃあ朝の訓練はこれでお終い。みんなは今日の午後はお休みだからね」

晃翔「風呂入って飯食うなり遊ぶなりなんやらして体を休めて明日に備えろよ?」

FW陣「「はい!!」」

なのは「じゃあ解散!!」

そのままFW陣が解散したのを見て晃翔達も訓練場を後にする




―オフィス

晃翔「ふわぁ・・・やっと終わった・・・」

大きく伸びをして机に突っ伏す晃翔、午後からは溜まっていた書類の整理をしていたため外はすでに真っ暗だ

晃翔「あぁ・・・少し外を散歩してくるか・・・」

そのまま立ち上がり上着を羽織り外へと向かって行った



晃翔「お、今日は星が綺麗だな〜」

満天の星空を見上げ感嘆の声げるとふらふらと歩き出す。

晃翔「森か・・・ちょいと探検していくか・・・」

ラウ『迷うなよ?』

晃翔「迷わねーよ」

そんなことを言いながら進んでいく晃翔、しばらく歩くと少し開けた場所に出る。よく見ると二人の人物が見受けられる。木の寄り掛かって立っているヴァイスとクロスミラージュを構えて宙に浮いている魔力球に照準を合わせているティアナだ。不思議に思った晃翔はとりあえずヴァイスに近づくと向こうも晃翔に気がついたのか手をひらひらと振っている

晃翔「あいつ・・・こんな時間までなにやってんだ?」

ヴァイス「練習でしょ?結構前からやってるみたいっすけど・・・」

晃翔「そっか・・・まったく、あんな戦闘があったばっかりだったのに・・・御苦労なこった」

そのティアナの汗の量が長時間の練習を物語っている。晃翔はしばらくティアナを見ていたがそのままヴァイスに背を向けて歩き出す

ヴァイス「どこ行くんすか?」

晃翔「いや、眠いから部屋に戻る。ティアナにも遅くならないうちに戻るよう言っといてくれ。」

そのまま晃翔はその場を後にした


ヴァイス「ふぅ・・・」

ヴァイスは軽く溜め息を吐くと練習しているティアナの方へ視線をを向けた




晃翔「明日の朝飯何にしようかな?」

一方、呑気なことを言いながら寮へと戻っていく晃翔・・・後に起こることなんてもちろん知るはずもなく・・・



―続く

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あきゅろす。
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