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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜白銀の翼〜
第五話

―医務室

晃翔「・・・」

シャマル「はい、これでお終い♪」

額に最後の絆創膏を貼り頭をペンペンと叩くシャマル

晃翔「ありがとよシャマル」

シャマル「それにしても晃翔君」

晃翔「ん?」

シャマル「はやてちゃんから来たわよ、ライガ君のこと・・・」

そう言うと晃翔の表情が一瞬にして真面目なものになる

シャマル「あ、ごめんなさい・・・私ったら・・・」

晃翔「いや、気にすんな・・・」

ニッコリと笑って落ち込むシャマルの髪を撫でる

シャマル「あ///」

晃翔「ライガなら俺が探し出して必ず連れて帰るからさ・・・お前らはんなこと気にしなくていいよ」

シャマル「は、はい///」

晃翔「さてと、じゃあ俺は残ってるデスクワークでも片付けますかね」

椅子から立ち上ると晃翔はそのまま医務室を後にした







―オフィス

晃翔「ふぅ・・・これでひと段落ついたな」

操作していたパネルから手を離しふぅとため息をつく晃翔

晃翔「ん?」

するとそこにすっとコーヒーの入ったカップが差し出される

晃翔「ティアナ?」

ティアナ「お疲れ様です晃翔さん」

晃翔「おう、サンキュ」

カップを受け取りコーヒーを一口すする晃翔

ティアナ「それにしても・・・大丈夫ですかその傷?」

顔に大量に貼ってある絆創膏を見て苦笑しながら聞くティアナ

晃翔「まぁ一応な、昔からこういうの結構あったし」

ティアナ「昔からですか?」

晃翔「中学の時なんかはしょっちゅうだったな・・・」

ティアナ「よく体持ちましたね・・・」

晃翔「ああ、俺がちょっと他の女子と話していると横からドーンってな・・・ホントに大変だったよ」

ティアナ(それだけされていてなのはさん達の気持に気づかない晃翔さんて結構鈍感?)

晃翔「さらになぜか今回はスバルまで参加してたし・・・はぁ・・・これからの生活が憂鬱だよ俺は」

晃翔のため息にティアナはただただ苦笑しているしかなかった





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