ひっきりなしに漏れた声は、長机に転がされる前に、ハンカチを口に詰められ、ふさがれた。
床に、片足だけ落ちた状態で、俺は必死に机にしがみついている。
俯せの体はぶるぶると面白いくらい揺れている。
爪先立ちした右足がつりそうだ。
「3本目」
嬉しそうな声がふってくる。
気持ち悪かった。
痛かった。
筈なのに、机に自分自身のをこすりつけながら、尻を振っている。
「ふ、亮太は、変態だ。トイレで自慰はするし、お尻は気持ち良いし。ね、亮太。頷いてご覧。」
コクコク、
わけもわからず頷くと、頭上で笑い声があがる。
「4本入ったよ。まだちょっと苦しいかもだけど、切れはしないよ」
指が抜かれ、脱力仕切った俺は、カチャカチャ、ジー、と下ろされるチャックの音を聞き逃した。
「そのまま、力、抜いてな」
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