今日もチロちゃんは恋をする。
考える人
痛い。
と思った。
ごめんなさい。
と呟いた彼奴に。
背中を向けた彼奴が、教室を出る寸前、呟いたごめんなさい。に、胸が潰れてしまうような気がした。
話さなくなると、全身アンテナみたいに、彼奴を探した。
ちゃんと俺の後ろに座ってるかな、
俺を見てるかな、
気になって、
気になって、
これって、一体なんだろう。
考えて、考えて、
出た答えに、
まっさかー!
て、
また、
考えて、考えて、
考えて、考えて、
まだ、考えてる。
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