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今日もチロちゃんは恋をする。
抱き締める、抱き締められる






















「俺、お前が好きなのかな……」



「チロちゃん」



「なんでよりによってお前なんだよ?俺嫌われたら、どうすんだよ、お前しか本音言えねーのに、友達いねーのに、たった数ヶ月話さねーだけで、こんな苦しいのに」



「チロちゃん、」



「僕だって一緒だよ?大丈夫だよ。チロちゃんを嫌いになるなんて、有り得ないから」











伸びた手が腰に回って、
体が密着して、


気が付くと、少しだけ低いとこにある肩に、顔埋めて、きつく抱き締めながら、声を殺して泣いてた。

嬉しいのか苦しいのかつらいのかほっとしたのか怖いのか、

とにかく、俺は泣いた。
多分、彼奴も。


























これにて、ハッピーエンド?





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あきゅろす。
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