僕は、迂闊だったんだ。
チロちゃんを信用するなんて!
なんて!
なんて!
迂闊な事を!
兎に角、僕らは我慢した。
いや、僕は我慢した。
念願のチロちゃんを手に入れて、いちゃいちゃしたくてたまらないのを、
僕は、我慢した。
なんでって?
だって、受験だったから。
僕はどううううしても、チロちゃんと同じ大学にいきたかったから。
僕だって頭は悪くない。
悪くないけど、少し不安だったんだ。
だから、我慢して、勉強した。
チロちゃんはちょっと不満そうだったけど…
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