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B-side ※流血表現有り


「…おい、本当にいねぇのか?あ゛?」


 切れ長の目を、大きく見開かせ、男は怒気を隠す事なく叫んだ。

 その手には、白いシャツのあちこちにどす黒い血をつけた中年の男の頭が握られていた。


「居ない、先程から死んだと言っている」


 中年の男は、掠れながらも凛とした声で言い切った。


「殺れ」


 その瞬間、中年の男の横で乾いた音が鳴り、自分の首がそちらへと振り向かせられる。


「あぁあ、テメェが本当の事を言わねぇから、まぁた、部下が死んじまった」


「ガッ」


 男は中年の男の頭を床へ叩きつける様に突き放した。
 中年の男はそのまま附せに倒れ、動きを止めた。


「死んだかぁ?ダアーッハッハ!!!!」


 男は中年の男を軽く見、宙へ視線を投げ、高らかに笑った。
 だが、直ぐに黙り、視線を中年の男へと戻し、手をその頭へと戻して持ち上げた。

 無言の二人の視線がぶつかる。



「んなわけねぇよなっ!!」



 それも束の間、唾と共に男の怒号が中年の男へ打ち付けられた。


 

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あきゅろす。
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