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プロローグ

「雪那」

彼が私を呼ぶ。

「新しい学校、早く慣れるといいな」
「うん」
「友達、作れよ」
「うん」
「やりたいこと、全部やれよ」
「うん」

しばらく沈黙が続いた。

「じゃあ、行くか。」

沈黙を破ったのは、彼。
甘い、甘いとろけるようなキスをして、手をつないで門をくぐる。
幸せになるために――――。


TO BE CONTIUED




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あきゅろす。
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