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水の姫神子
後書き ―登場人物について―

〇登場人物について


・湊道華夜

主人公(ヒロイン)。自我への自覚に乏しい面がある子です。
カイリへの感情も、『大切』『好き』としか書いていません。というか、この物語では『恋愛』という単語を本編中では使わないように気を付けました。

「私の好きなカイリ」、この言葉が彼女の告白文句と言っていいでしょう。
キスシーンがそれより前にありますが、その時はまだ自分の気持ちに気付いていません。
彼女が自覚したのは、本当に最後の方です。


・カイリ

もう一人の主人公という立ち位置。守護聖でありながら守護聖という存在に疑問を持っている、常に苦悩する人。
彼に関しては色々他の人物より悩み所が多かったです。
華夜への告白はするべきか否か、また華夜への呼称の変化タイミングなど。

前者は当初させない予定でした。『僕の知る姫様』が彼の精一杯の告白という事にしようかと思っていたのですが…。
結局、書き進めている内に『お慕いしております』が告白文句になりました。
これは後者にも関連していますね…。

後者はもっと悩みました。姫様から華夜様へ戻すタイミングは、悩みに悩み抜いた結果…あのように落ち着きました。
本当は華夜が儀式を受ける直前に話しかけてきた時から呼ばせようかとか、ラストシーン・海の中で口パクさせようかとも考えましたが…。

カイリの名前の由来は『浬(海里)』。というか初期設定での名前はこれでした。
が、人間ではない事を分かり易く表現しようと思い立った結果現在のカタカナになったのです。
由来に関しては、海上の距離を華夜とカイリの距離に見立てて名付けました。



〇湊道源

本編中では全く目立ちません(というか華夜とカイリ以外の人は目立ってませんね)。が、設定的には結構優遇?された人です。
彼に関しては前ページで語ってるのでここでは特に言う事が無いですね…(ぁ


〇湊道葉子

セリフがひとつしかない+目立たないで、短編小説における取捨選択で一番割を食ったと言っていいでしょう…。
華夜に『華』という字を使ったので、植物の字を入れようとしてこの名前に。


〇湊道蘭

華夜の事もカイリの事も好きでした(親愛的な意味で)、華夜の双子のお姉さん。
彼女は華夜よりもパワフルな方です。が、やはり出番が…。
彼女も葉子と同じく、華夜に合わせて植物の名前をつけました。



―最後に―
ここまでお付き合いして下さった方、また後書きは見ずとも本編を読んで下さった方にここで今一度お礼を述べたいと思います。

本当に、ほんとうにありがとうございました!(≧∇≦)


それではいつかまた出会える日が来ると信じて…!



2012.8.30 水風鈴



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あきゅろす。
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