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大変な学園に入学しまして
よん
昼休み

「優、行こ」

「だから、お前はいいって」

本当に一緒に行くつもりなのか?

「もーゴチャゴチャ言ってないで、さっさと行きなさいよ!」

はぁ、これはもう諦めるしかないらしい

「じゃ、行ってくる」

トコトコ

「翔、お前本当にいいのか?」

「優ー今日1日そればっか」

「だってなぁ!」

トントン

ガラ

「失礼します」

「ちょ、かけっ、失礼します」

アイツ、無視して入りやがった

「佐藤先生いますか?」

佐藤先生は俺たちの担任だ

「おぉ、立花と白咲どうした?」

「俺たち、進路変更しようと思いまして」

ザワ

「どこに!?」

なんで、そんなにキラキラしてんだ?

「風宮です」

・・・・・。

「「「よっしゃー!!」」」

「「「キャー!!!」」」

は?

「白咲!お前、本当だな!!」

「は、はい」

なんで、騒ぐんだ?

「優頭いいのに元に希望した所、レベル低いから」

まぁレベルが低いのは認める

「立花も風宮受けるのか?」

「はい」

「うーん」

「どうしたんですか?」

「立花の成績だとな、」

あー、翔の成績じゃ難しいか?

「ん?でもあそこって、入試でいい点とればいいんじゃないすか?」

「いい点っつても、毎年外部生は500人以上受けるのに、実際採用されるのは
最高で50人、最低で10人...いや5人しかいないんだ」

最高で50人か・・・

「つまり、マジで頭いいやつしか無理なのか」

「あ!」

「先生?」

「立花!たしか、スポーツ推薦があったはずだ!」

「おぉ!翔、スポーツなら楽勝だろ」

翔は運動神経がすこぶるいいからな

「うん、スポーツ推薦受けたいです」

「じゃあ、後で風宮に連絡するよ」

「あ、先生それ俺聞きますよ」

「え?」

「そこの理事長、俺の叔父なんです」

「「「「「えぇぇぇぇ!!!???」」」」

うるせぇ

「ちょっと、それ本当!?」

「あーはい」

「すごいな」

「まぁ、そういうことで」

そんなにすごいのか?

「あ、電話したら先生に連絡入れますから」

「わかった」

ん?先生のアドレス?え、普通知ってるんじゃないのか?←

「優戻ろ」

「ああ、失礼しました」

「失礼しました」

ガラ

「佐藤先生、白咲君すごいですね」

「ああ、ただでさえ学年トップですごいのに」

「あの子なら風宮入れますね、きっと」

「私の誇りですよ、彼は」

「佐藤さんは白咲君の成績じゃなくて、人柄に惚れたんでしょ?」

「はは、そうだな」

「いいっすよねー白咲君」

「将来が楽しみ」

なぁーんて、会話されていたとは

俺は知らない

俺は職員室を出た後、チャイムが鳴り

午後の授業を受け

翔たちと家へ帰った

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