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大変な学園に入学しまして

「と、言うわけで」

うん、どういうこと?

「あんなに行きたくなさそうだったのに」

「うん、行きたくないけどーそう言ったらゆーに殴られそうだし」

んー確かに怒るなぁ、チャンスを逃がすなって

「そうだな」

「納得しないでよ」

「それで、俺ここ行けばいいんだな?」

「うん・・・ゆーは寂しくない?」

寂しいって、

「まぁ少しは思うけど、それより俺は兄貴の夢を応援したい」

「ゆー」

ギュゥ

今回は抱きしめ返した

「だから、俺のことはいいから頑張ってこいよ」

「ぅん」

「どっちが兄貴かわかんねぇじゃん」

そう言って、優は笑った

「ゆーが中学卒業したら、俺行くから」

「うん」

「それまでは今まで通りに」

「うん」

「ゆー、大好き」

「うん、俺も」

ギュゥゥウ

急に腕が強くなった

「ちょ、兄貴苦しい」

「だって、いつもはウザがるのに」

まぁ、毎日言われたらそりゃウザイだろ

「もー、いいだろ」

「大好き」

「はいはい、もうわかったから」

「ゆー、腹減った」

このタイミングで言うか

「あーわかったから、離せ」

「ん」

こうして、その日は

夕飯を作り

兄貴と食べて、「一緒に寝よ」と言ってきた

兄貴を殴り、追い出し

俺は就寝した。


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あきゅろす。
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