海の青と月の気持ち 
〜 QUEEN
海の泣いた日
身体が千切れてしまいそうな
ダレ....
誰の、ため？
あんなに泣いてるのは、誰？
こっちの海はもう悲しみがいっぱいで、何がなんだかわからない
アタシもずっと涙が止まらない
そして、再び押し寄せる大きな悲しみ
心の芯を打ち砕かれたような
支えを失い、崩れてしまいそう
アタシの心に空いた大きな穴は
たくさんの悲しみですぐにいっぱいになって
気付く事ができなかった
悲しくて、苦しくて、海の子が泣いてる
想いを溶かしきれずに海が泣いてる
ごめんね
もう少しで、行くから
おしまいに、するから
溢れた悲しみがアタシの中へ
そこに重なる狂気
怖くて、気持ち....悪くて
心に....刺さった....
氷の....刃が....弾けて........
業火となって....身を....焦がす....ような
....早く、行かなきゃ
無くなってしまいそうな意識の中
もう止めてと叫ぶ誰かの声がしたような
大きな何かにぶつかって、意識を取り戻した
狂気は去り、静かな悲しみだけが残っている
少しずれていた進路を戻して、もう見えている島へと急いだ
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