小説一覧 活動写真館でイコう! 『――ああん大沢く〜ん』 『藤原部長、俺の指で感じてるんですね?』 (はぁはぁ…。まずは乳首を両方とも指で弾いて…) 隣で寝ている大神を起こさぬよう、かえではなるべく喘ぐのを堪えつつ、活動写真で大沢役の俳優が藤原部長役の女優にしている行為がどれだけ気持ちいいのか、自分の体で試している。 まずは乳首を爪と指先で弾きつつ、舌先で転がして振動させる。 「あっ…あっあっ!んっ!くふぅ〜…っんっ!」 (こ、これイイ〜!!あああ〜、もっと早くしごいて〜) 『ハァハァ…大沢くん、もっと乳首をしごきなさい』 『わかりました、部長』 「ごくっ…」 活動写真の大沢が藤原部長にやるのと同じように、かえでも自分の勃起乳首をさっきより早めにしごきだした。 つん…っ。くりくり…こしゅ…しゅこしゅこしゅこ… 「ひあああああ〜っ!!」 『うはあっ!!はああ〜ん』 かえでと活動写真の女部長の矯声が同時にシアターに響き渡った。 『部長は乳首だけでイッちゃうんですね。かわいいですよ』 「やあん恥ずかしいこと言わないでぇ…」 (あの部下、言い方が大神くんにそっくり…――んほぉ!!私たちに重ねるともっと気持ちよくなってきちゃう〜) かえでは自分の巨乳を寄せて自ら乳首を2つとも吸い、大沢が劇中でやっているように舌で転がしたり、歯の奥で甘噛みしてみる。 (いつも大神くんがおっぱいを吸ってくれるみたいに優しく…ちょっとだけ激しく…緩急をつけて…) 「んあっ…!ちゅぱっちゅ…っ。んん…っこりっ、…うふうっ!ちゅぷ…ああああ…!」 (あへぇ…アソコがシビれるう〜今、大神くんに挿れられたら絶対気持ちいいのに…っ) 大神のもっこりした股間で早く蜜の滴る肉壺を貫いてもらいたいが、大神は一向に起きる気配がない。 『ハァハァ…大沢くん挿れてぇ。もうガマンできないのぉ…』 『はは!いつもは俺のこと怒鳴ってばかりなのに、こういう時は素直ですよね?部長って。――でも、まだダメですよ…っ!!』 ぎゅいいぃ…っっ!! 『きゃはああああ〜っ』 部下にクリトリスを爪でこすられて親指で押し潰され、年上の女部長は大きく開いた脚を痙攣させて仰け反った!! (あ…あんなに強くクリトリスを…。…でも、気持ちよさそぉ) かえでは左手で乳首を弄り回しながら誰にも見られないように脚を開くと、右手で己のクリトリスを部長がされているように爪で引っかいた後、親指で強く押し潰した!! ぎゅいいぃ…っっ!! 「きゃひいいいい〜っ!!」 (ひいいいっ!!痛〜いっ!!でっ、でも!想像してたとうり気持ちいいわ〜) 『気持ちいいですか?部長』 『あああ〜ん大沢くん早く!!もう限界よぉ〜』 「あへぇ…おマンコ気持ちいいよぉ〜もっとこうすると…ほあっあっ!はーはー…」 劇中で部長がされているように、かえでも鼻水と舌を出したアへ顔でM字開脚して女穴に指を出し入れする。 ぬぷっ! 「はあう!」 ぐぷっ、ごぷっ、ぬぷぬぷぬぷぬぷ…っ 「あああ〜、まだダメェ〜ああああ〜…」 前の穴と後ろの穴。 4本でイキそうになったら2本に減らして焦らしてみる。 (あはああ〜!しゅごい〜活動写真館でオナニーするのがこんなに気持ちいいなんてぇ〜あっあっ、でも、あんまり大きな声を出したら大神くんが起きちゃう…っ。それに周りの人にも聞こえちゃうのに…Hな声が止まらないのぉ…っ) くちゅくちゅくちゅ… 「おほううっふあー…あああ!!ここすごいおっおっおっ…」 自慰に夢中になるあまり、かえでは声を抑えるのをやめてしまい、周りの客の迷惑を顧みずに腰を前に突き出して指を動かし続ける。 そのために背もたれに深く寄りかかり、座席にうもれていく。 愛液がぴちゃぴちゃと音を立てて分泌され、座席の床に水たまりができるほどだったが、本人は気付いていない。 (んう〜っ、指だけじゃ満足できないわ…。何かオナニーに使えそうなものは…) ほんやりした頭で辺りを探してみると、視界に大神が使っているアイスコーヒーのストローが入ってきた。 (ここの売店でくれるストローって太くて長いのね…ふふっ♪それに大神くんの唾液もついてるし…) ズブズブズブ…ッ!! 「んはああああ〜っ!!深く挿れすぎちゃった〜」 (大神くんの唾液が私の中に…まるで大神くんに奥まで舐められてるみたい………でも、これだけじゃやっぱり物足りないわ…) 少しイライラしてストローをアソコに出し入れしながらまた物色していると、ハンドバッグに入れていたかえでの蒸気携帯電話がバイブで着信を知らせてきた。 (きゃっ!?…やだ。電源切るの忘れてたわ。――マリアから次回公演についてのメールね。急ぎの用じゃないから返信活動写真が終わってからにしましょう…) 冷静さを取り戻して携帯の電源を切ろうとしたかえでだったが… (…でも、さっきのバイブ理想的な動きをしていたわ。――これは使えるかも…) かえではドキドキしながら自分の携帯を半分ほど女穴に沈めると、そーっと大神のポケットから携帯を取り出して、自分の携帯に宛てて電話をかけてみた。 ブブブブブ…ッ!!! 「ひぎいいいい〜っ」 股間を直撃した振動はすぐ快楽に変わり、脳天まで駆け抜けた。 かえでは空席の右隣の座席に顔をうずめて尻を高く突き上げ、バイブで振動する携帯を股間に押さえつけて快感に酔いしれている。 (あっあっ…!!クリトリスにも振動が伝わってすごぉい!腰がガクガクって止まらないわぁ〜) 大神の寝顔のすぐそばで愛液を垂れ流しているかえでのマンコとひくついているアナル。 もし大神が起きていたら間違いなくしゃぶりついてきて、肉棒を突き立ててきたことだろう。 (う…んん…っ!!もう少しでイケそうなのにぃ…!) イキたいのにイケない生殺し状態が続く…。 普段、大神のよすぎる愛撫に慣れているかえでの体は、これくらいの自慰では簡単にイケないように開発されてしまっていた。 (大神くんと付き合う前はオナニーだけで何回もイケたのに…。今、大神くんとsexできたら気持ちいいのにな…いいかげん起きてよ!大神くぅん…) 娼婦のように大神の顔の近くで尻を振り、出し入れする指のスピードを速めようとしたかえでだったが―― ――ムニュ…ッ 「え…っ!?」 うしろの席にいる男がいきなりかえでの胸を鷲掴みにして揉んできたのである! モミモミモミ…!ムチップルルン…ッ 「あああああっ!!やあっ…やめてぇ…!はあ…っ!?あっあっんっんっ…」 「お姉さん、大帝国劇場の副支配人でしょ?いつもはマジメなのにHの時はすごいんだね…」 「…っ!?」 「前からおっきいオッパイだとは思っていたけど、揉み心地も最高だよぉ〜」 (だ、誰なの?暗いせいで顔が見えないけど…。…っくぅ!気持ち悪い息遣い…) 「およ?ボクのテクニックで感じてきちゃったのかなぁ?」 「いやあ!!離して!!…っくぁ!?」 「フフお姉さんは乳首が弱いんだね?いつもそこにいるもぎりに舐めてもらっているの?」 「はぁはぁ…!あ…あなたには関係ないでしょ!?…っ!あっん…!!ああああ〜」 (大神くんほどじゃないけど、こいつもかなりテクニシャンだわ…。知らない人から揉まれてるのに感じちゃうなんて…っ) 「そんなに乳首が敏感なら…これはどう?」 と、陰湿なオタクっぽいメガネ男は唐突に持っていた洗濯ばさみで、かえでの乳首を両方挟んできた! 「ぎぃ…っ!?きゃあああああ〜っ!!」 「おほいい声で鳴くねぇ、お姉さん。ごほうびにこっちにも追加してあげるよ♪」 男は身を乗り出すと、かえでの股間にラムネの空き瓶の口を押しあて、無理やり膣道にねじ込んできた!! ズボボッ!! 「ぎゃはあっ!!あへええ〜っ!!」 「ムフフ始めは痛いだろうけど、すぐ気持ちよくなるからねぇ♪」 男は瓶を膣から抜くと、かえでのクリトリスの皮を優しく剥いて、寒そうに震えている剥き出しの赤真珠を容赦なく洗濯ばさみで挟んだ!! 「ぎゃああああああ〜っ!!」 快感が恐怖心に勝ったおぞましさにかえでは泣き叫び、尿道から黄金水を噴き出した!! 「あはははっ!出た出た〜♪」 「いやああああ〜っ!!」 「もったいない、もったいない」 男が笑いながら洗濯ばさみを爪で弾くたび、かえでの尿の勢いは強まって、空き瓶に小水が貯まっていく。 「ゴクッゴクッ…。お姉さんのおしっこおいしいなぁ〜」 (ウソ…?私のおしっこ、らっぱ飲みされちゃってる…) 「ボクの隣においでよ。デート中に寝ちゃう彼氏なんて放ってさ…♪」 男はそう言うと、今度はかえでの手首を掴んで、下半身に手を伸ばしてきた。 「イ…イヤ!やめてぇ〜っ!!」 (このままじゃ犯されちゃう…!!――助けて!大神くん…っ!!) その時、キスをしようと近づけてきた男の顔を大神が鷲掴みにして、かえでへの接近を阻止した! 「もう十分楽しんだだろ?」 「大神くん…!」 「ぬぐぐ…っ!!もぎりめ、邪魔するなー!!いてて…っ」 「かえでさんは俺のモノでしかイケない体なんだ。男として自信を失いたくなかったら、すぐに俺たちの前から消えることだな」 「ふふっ、大神くんたら」 「フ…フーンだ!リア充どもは爆ぜちまえーっ!!」 男が捨てゼリフを吐いて出ていったのを見届けて、かえでは胸を撫で下ろすと、お礼に大神にキスをした。 「ありがとう、大神くん。カッコよかったわよ…」 「ここはやっぱり治安が悪いですね…。俺たちも出ましょうか?」 「ちょっと待って!もう少しで上映が終わるから…」 『――大沢く〜ん』 『藤原部長〜』 「活動写真の方もクライマックスみたいですね。――俺たちもどうですか?1人では満足にイケてなかったみたいですけど」 「まぁ!寝たふりして見てたのね!?」 「ははは、途中で目が覚めたんですよ。でも、かえでさんオナニーに夢中だったみたいだから邪魔しちゃ悪いかなと思って」 「んもう…。さっきは本当に恐かったんだから…」 「すみません。でも、レイプされるかえでさんも魅力的でしたよ。お詫びにココをおもいっきりかき混ぜてやりますから…」 「ふふっ!やっぱり私、大神くんのじゃなきゃダメみたい」 「…さっきはやめろって怒ってたくせに」 「あううん!!だ、だって人がいっぱいいるのに…あん!女の私からそんなはしたないこと…っ!んああ〜!!言えるわけないでしょ!?ああん!イク〜ッ」 ぷしゃああああ…っ!! 「…俺の指だとこんなに早くイケるんですね」 「んもぉ…。焦らしてないで早く挿れなさい!」 「了解!藤原部長みたいに気持ちよくしてやりますからね…っ!!」 ズヌゥ…! 「くうぅ…!!」 ――ズリュッ!!ズボボボボッ!! 「ふああ!?はああああああああ〜んっ!!大神くぅ〜んっっ」 活動写真の藤原部長と同じ体位で大神に貫かれ、同じ速さで腰を動かし、同じタイミングで喘ぐかえで。 座っている大神と対面する形で上に乗り、キスで舌をからませ、かえではよだれをたらした蕩け顔で白目を剥きながら腰を激しく上下にピストンする。 (はぁはぁ…大神くんのおちんちんって媚薬みたい奥に入ってくればくるほど病みつきになっちゃう…) 「かえでさん」 『藤原部長』 「『お待ちかねの俺の子種、受け取ってくださいね…っ!!』」 ドピュルルル…ッ!! 「いやああああ〜っ大神く〜ん」 『大沢く〜ん』 「『妊娠しちゃうう〜っ』」 「――以上をもちまして上演を終了いたします」 アナウンスの後に照明が明るくなると、大神とかえでは我に返った。 冷房がきいてるのにヤりまくったせいで2人とも汗だくだ。 「これからどうします?入れ替えないみたいですよ?ここの活動写真館」 「ふふっ!なら、デートは延長ね今度は最初から最後まで突き続けなさい!大神くん」 「はい!かえでさん」 その後、結局大神とかえでが帰ってきたのはレイトショーが終わった翌朝だったという…。 [*前へ] |