[携帯モード] [URL送信]

ワンピース
仲間に・・・なった・・・?

「・・・う・・・」

男「起きたか・・」

「!!!・・あなた達は・・!!」

男「・・おれ達は海賊さ・・お嬢ちゃん」

「・・!」

男「お嬢ちゃん麦わらの一味の船から降りてきたよな?」

「・・・!!」

男「そこの船に乗っているロロノア・ゾロって知ってるか?」

「・・・はい・・」

男「俺はその男に因縁があってな・・・・お嬢ちゃんには人質になってもらう」

「!!!」



その頃ゾロはというと・・・

ゾ「・・今・・・」
ゾロはクミが知らない奴と路地裏に入るのを見かける
一応追いかけるがそこには誰もいなかった

ゾ「・・・・?」
ゾロは路地裏に入ると

ゾ「・・・!!」
クミの持っていた制服を見つけた

ゾ「・・・何処・・・行った・・・!?」
ゾロは袋を握り締めると走り出し、船に一旦戻った

ゾ「おーーい!!!」

ウ「何だー?・・・・ぬお!!!ゾ、ゾロが船に戻って来た!!」

ル「何ーーー!?」
二人が船から顔を覗く

ゾ「大変だ!!」
ゾロが甲板に降りる

ウ「どうしたんだ?」

ゾ「・・・路地裏に・・・クミの袋が落ちてた!!」

ウ「!!」

ル「クミを探したのか!?」

ゾ「いなかった!」

ル「・・・」

ウ「・・まさか、おれ達の船から降りたのを誰かに見られたとかか・・・?」

ル「・・探すぞ!」
すると

ナ「ルフィーーーー!!!」
ナミが走って来た

ル「ナミ!?」

サ「ああ?!・・・」
サンジはルフィ達を見て驚く

ナ「・・おかしいわね・・・」
二人も甲板に降りると

ゾ「・・・?」

ナ「さっき街で海軍が海賊を捕まえたって言ってたから・・・・てっきりルフィ達かと・・・」

ル「・・・それより、クミの袋が落ちてたらしいんだ!!」

ナ「ええ!?」

サ「急いで探そう!!」

ル「よおーし!」

ナ「ルフィは待ったー!!」

ル「何でだ!」

ナ「あんたは街に出ちゃダメって言ってるでしょ!!」

ル「クミを探すんだ!」

ウ「・・仕方ねェよ、ナミ・・・」

ナ「・・・・分かったわ・・・」

ル「よし!」
ルフィとサンジとゾロが走ってった
ナミとウソップは船に残る事にした


その頃のクミは・・・・・

駐屯所に居た・・・

「・・・」

海兵「大丈夫だったかい?」

「・・・はい・・・」
クミはさっきの海賊達が海軍に捕まり、駐屯所で保護されていた

海兵「君、家は?」

「・・私は・・・・旅の・・・者です・・・」

海兵「それにしては・・・・荷物が少ないようだが」

「・・この街で調達してたんです」

海兵「そうだったのか・・・・・」

「・・・はい」

海兵「ここに居れば安全だ」

「・・・」



ダダダダダダッ!!!

ゾ「ハァ・・・ハァ・・・」

ル「クミ−−!!何処だーー!!」

サ「・・ハァ・・・ハァ・・・いねェ・・!」
全力で探すルフィ
ゾロが酒場に入って話を聞くと

マスター「!・・あの女の子なら男に付いて行ったよ・・・!」

ゾ「・・・誰にだ?」

マスター「・・・海賊さ・・・・ここの前の道をまっすぐ行った所にある岬に船がある」

ゾ「・・・」
ゾロは外に出るとルフィ達にそう告げて急いで岬に向かった
船の所に行くとそこには・・・・

サ「!!待て!お前ら!」

ル「!!」

ゾ「・・・海兵・・!?」

サ「・・きっと海軍が捕まえたという海賊はあいつ等だ」

ル「じゃ!クミは・・・!」

ゾ「・・・海軍の駐屯所だな・・・・」

サ「おれ達と知り合いとなれば、タダじゃ済まない・・!!」

ル「・・・」

ゾ「おい、ルフィ・・・」

ル「あ?」

ル「クミを海軍の駐屯所から連れ出すなら、アイツは・・・・」

ル「クミは俺達の仲間にする!!」

ゾ「!!」

サ「・・・そうだな、それしか方法はなさそうだ」

ゾ「・・・」

ル「・・行くぞ!」
3人は駐屯所に向けて進撃を始めた


そして、クミは・・・・

「・・・」
クミは客室に居た・・・・

数分後だった、もの凄い音が聞こえたのは・・・

ドゴォオオオオン!!!!

「!!!!」

海兵「何だ!!?」
海兵さん達が銃を構えて走っていく

海兵「君はここにいるんだ!!」

「・・っはい・・」
クミは部屋でジッとしている事にした
部屋の外では銃声や叫び声などのすごい音が聞こえてくる

「・・・恐い・・!」
クミはソファのクッションを頭に乗せて入口を背にしてソファの後ろに隠れる

数分後だった

「・・・恐くない・・恐くない・・・」

バァン!!!

扉が勢いよく開いた

「!!!」
クミは縮こまる

カツン・・カツン・・・

足音は近くなる

「・・・・ドクン・・ドクン・・ドクン・・」
すると

バサッ!!

「あ!」
クッションが取られた

ゾロ「・・ここに居たのか・・・!探したぞ」

「・・・!!・・ゾロ・・!」
入って来てクミの頭の上のクッションを取ったのはゾロだった

ゾ「・・怪我はねェか?」

「・・う、うん・・・」

ゾ「・・行くぞ」

「!!」
ゾロがクミの腕を引っ張る

「・・・待って・・!」

ゾ「!」

「・・行くったって・・何処に・・?」

ゾ「・・船」

「・・私は貴方達の仲間じゃないし、私・・・弱いし・・・足手まといになるだけ・・だよ・・・?」

ゾ「・・そん時は・・・俺が守ってやる」

「!!!!」

ゾ「・・だから、来い」

「・・・・」

ゾ「大丈夫だ。誰もお前を足手まといとは思わない」

「・・・そんな事ない・・」

ゾ「ほら行くぞ!」
ヒョイ!
ゾロはクミを肩に担ぐとそのまま走りだした

「ええ!!?」
タタタタタッ!!!

ゾ「・・飛ぶぞ」

「え!?」
ガッシャーン!!!
ゾロは窓から飛ぶ

「・・きゃああーーーー!!!」
スタン!!・・・
ゾロが地面に着地をすると丁度そこにルフィとサンジもやってきた

ル「おおーーーい!!!」

サ「ああああ!!!おい!マリモ!!誰の許可を得てクミちゃんを担いでるんだ!!!」

ゾ「・・・チッ・・・」

ル「クミだーーー!!」

「・・あははは・・・」

サ「急げ!!追手が来る!!」
3人は船に向かって全力疾走で走る

ダダダダダ!!!!

無事に船に着くと
ドサッ・・・

「痛っ!」
降ろされたというよりも捨てられた・・・・

サ「おい!もっと大事に扱え!」

ゾ「・・うるせェ・・・」

「・・大丈夫・・・」
クミがゆっくりと立ち上がる

ナ「怪我はない?」

「・・・うん、ありがとう」

ル「クミーーー」
ドン!

「きゃ!」
ルフィがクミに突っ込んでくる

「「「!!!」」」

ル「お前は今日からおれ達の仲間だ!!」

「え・・・」

ゾ「・・言ったろ」

「・・・うん!!」

ル「にっしっしっし!」

サ「てめェはさっさと降りろ!!」
ドガァ!!

ル「ぶへェ!!」
ルフィが飛んでいく

「あ・・・」

サ「・・大丈夫かい」

「・・うん」
サンジが手を差し出しその手に自分の手を重ねる
サンジはクミを起こす

ナ「さあ!この島をさっさと出るわよー!」

「「「おう!!!」」」

ル「出航だーー!!」
船を出航させた・・・・次の島の名は、ローグタウンだ



[*前へ][次へ#]

4/5ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!