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ワンピース
イライラとワクワク
シッケアール王国跡地に戻ったクミ達・・・

「・・・・」

ミホ「・・・」

「・・・(ヤバい・・・ミホーク怒ってる気が・・・する)」
ミホークはクミが青キジに襲われた事を引きずっているのかイライラしているようだ

ミホ「・・・・帰ったら、風呂に入れ」

「・・うん」

ミホ「あと」

「・・あと?」

ミホ「・・夕飯は・・・肉が良い」

「!!!・・・あはははは!!分かった」

ミホ「・・何ゆえ笑う?」

「・・いや・・ミホークが・・あはははは!!・・・子供みたいで・・!!」
クミはお腹を抱えて笑う

ミホ「・・💢・・・さっさと来い」
ミホークはそう言うと歩き出す

「!!・・待ってー」

ミホ「・・フン!・・・」
ミホークは拗ねた

「・・・(仕方ないなー、ミホークのお肉は大きいのにしてあげるか・・・・!)」
クミはミホークの横に並んで歩くとミホークをあやす

クミは風呂に入り終わると外に出てく
タッタッタッタ!!
クミは空を走ると

「・・居た!!」
見つけたのは海王類だ

「・・・瞬殺だね」
クミが刀を抜いて一振りすると
ズバァン!!!・・・ザッバァ―ン!!!
海王類の首がスパンと切れて落ちる

「・・るんるん〜る〜ん」
クミはズバズバと海王類を解体すると欲しい所だけ持って城に戻る
そして、海王類の肉で夕飯を作ってミホークの特等席のテーブルに並べる

ミホ「・・・!!」
そこにやって来たミホークが異様な肉のデカさに眉をピクリと動かす

「ほら!デッカいお肉でしょ!?さっき獲って来た」

ミホ「・・・さっき走ってったのはそれでか」

「そうそう!ほらほら!座って」
クミはミホークを座らせると食べるように促す

「美味しい?」

ミホ「・・うむ・・・美味だ」

「!!獲って来たかいがあったー」
クミはそう言うとミホークの横に座って食べ始める

「うん!美味しい!」

ミホ「・・もぐもぐ・・・」
黙々と食べるミホーク、それ程美味いらしい

数日後・・
ミホ「・・・クミ」

「・・何ー?」

ミホ「買い出しに出かけるぞ」

「はーい」
ミホークがクミの部屋まで来て言う
クミは着替えて刀を袋に入れるとミホークの待っている船に向かった

船に乗ると出航した

「久しぶりだあー」

ミホ「だろうな、ほとんど俺が買って来ていたからな」

「うんうん、ミホーク私置いてっちゃうんだもん」

ミホ「・・お前の為だ」

「えェー、私束縛嫌い!」

ミホ「・・束縛はしておらん」

「・・そっか!」

ミホ「あぁ・・」
そして、空を見上げると

「んーー?」
ニュース・クーだ

「あ!!新聞くださーい!!」
クミが言うとニュース・クーがクミに新聞を持ってきてくれた。クミがお金を払うと飛んでった

ミホ「・・見せろ」

「どーぞ」
クミは新聞をミホークに渡す
ミホークが新聞を読むと眉がピクッと動く

「どうしたの?」

ミホ「・・・」
ミホークは新聞を持ったまま考え事をする

ミホ「・・近いうちに海軍と白ひげ海賊団との戦争が起こるかもな」

「えェえ!?」

ミホ「・・・推測だがな」

「・・・ミホークは参加するの?」

ミホ「あぁ・・・・強制召集だな」

「・・・っ・・」
クミは俯く

ミホ「・・・仕方なかろう・・」

「・・・」

ミホ「・・クミは俺が負けるとでも?」

「!!そんな訳ないじゃんか!!わ、私はミホークが心配で!!」

ミホ「!!」

「・・・あ!」
クミが前を見ると島が見えた

ミホ「・・」

「あそこの島で買い出しするでしょ?」

ミホ「・・ああ」

「私ねーあそこで欲しい物があるんだー」

ミホ「・・・?」

「ふふっ」
首を傾げるミホークと楽しそうに笑うクミ

島に着くと船を縛り付けているミホークにクミが急かす

ミホ「・・・待て」
船を縛り終えると

ミホ「いいぞ」

「早く行こうー!」
クミはミホークを引っ張る

ミホ「・・はあ・・・」
二人で街を回る
その日の夕方だった

「んー?・・・あ!まただ!」

ミホ「?」
海軍本部からのコウモリだ

「・・おおーまた召集だって」

ミホ「・・・何だと・・・」

「・・頑張れミホーク!」

ミホ「・・はあ・・・」

「そうだ!ミホーク行ってきてもいいよ?私この島の隣の島に興味があるんだ」

ミホ「・・・?」

「だから、ミホークは会議が終わったら迎えに来てよ」

ミホ「・・・;」

「大丈夫だよー、私はミホークの弟子でー・・・か・・・・///・・彼女だから」

ミホ「!!・・クックック・・・俺は行く気ないぞ?」

「ええ!!・・めんどくさいからってー!ダメだよー!!」

ミホ「!!」

「七武海の自覚を持ってよー!」

ミホ「・・・;・・分かった・・」

「お!(今日はミホークが折れた)」

ミホ「・・気をつけろよ」

「うん」

ミホ「・・金だ」
ジャラッ・・・
ミホークはクミにお金を渡す

「!」

ミホーク「・・好きなだけ使え」

「・・おおお・・・流石は七武海・・・お金持ちで」

ミホーク「要らんのか」

「いるいる!!」

ミホ「・・フッ・・・」

「・・ふふっ・・・」

ミホ「・・クミが言うなら仕方あるまい・・・じゃあな、行って来る」

「いってらっしゃい」
ミホークは船に乗ると本部に向かった

「・・・意外にあっさりしてた・・・」
クミは呟くと駅に向かった・・・そこには、クミが新聞で見た海列車が見えた

「・・楽しみだ!・・・ウォーターセブン!!」



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あきゅろす。
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