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ワンピース
会議part2!
あれから数日が経ち

「んーー?」
ミホークとクミがグランドラインを航海していると

ミホ「何だ・・・」

「何か飛んでくるー」

ミホ「?」
バサバサッ!!
コウモリがクミの頭に乗る

「んんーー!!可愛い!」

ミホ「・・本部からだな」

「・・ええ!?」
ミホークはコウモリから手紙を受け取る
取った途端にコウモリが飛んでく

「ああ・・・・」

ミホ「・・・・ほう・・・」

「なんて書いてあったのー?」

ミホ「・・会議だ」

「召集?」

ミホ「ああ」

「・・・行くの?」

ミホ「・・今回はあの麦わらのルフィとその海賊団が関わっているからな」

「おおお!この間クロコダイルを落としたっていう?」

ミホ「そうだ」

「・・私も行くー」

ミホ「・・・;」

「ダメなのー?」

ミホ「・・なら変装をしろ」

「・・・へ、変装?・・」

ミホ「あぁ」
そして、途中の島で仮面を買った

「・・???」

ミホ「あとこれを着ろ」
バサ!

「・・!」
渡されたのはローブだった

ミホ「これもだ」
ポン!・・・
頭にはトンガリ帽子が乗せられる

「・・おおおー可愛い!」

ミホ「・・・」
クミが着替えたのを確認すると

ミホ「・・いいか?何を言われようと何も喋るな」

「ええ・・?」

ミホ「5年前、クミは他の七武海に会っている・・・・」

「厳重にって事ね!」

ミホ「・・まあ・・そんな所だ」
海軍本部に着くと
クミは刀を腰に差すと仮面を被り帽子を被ってミホークの後ろを付いていく

カツン・・カツン・・カツン・・カツン・・

「・・・」
クミ達が進む先の部屋から会話が聞こえる

「・・・・」

?「ホトケの名が泣くぜ?センゴク元帥」

「・・・!!」

ミホ「つまらぬ言い合いが聞こえるな、おれは来る場所を間違えたかな・・「鷹の目!!」海軍本部に七武海、対峙する勢力同士ではその円卓も意味をなさんようだな」
ミホークとクミは会議室に入る

?「これはこれは、最も意外な男が来なさった・・・・・んん?」
ピンク色のモフモフコートを着た男が言う

センゴク「まさかお前が・・」

ミホーク「ふん・・・なに俺はただの傍観希望者だ・・今回の議題に関わる海賊団に少々興味あってな・・・それだけだ」

「・・・」

センゴク「そいつは誰だ」

ミホ「俺の連れだ」

?「フッフッフッフ!!!鷹の目が連れだと?」

セン「・・・」
センゴクはクミを凝視する

「・・・;;」

セン「・・連れは他の部屋に居てもらわなければ困る」

ミホ「・・」

?「いいじゃねェか!!鷹の目が連れてるなんて、珍しいんだ」

セン「・・黙ってろ、ドフラミンゴ」

ドフ「フッフッフ」

「・・・」

セン「・・何も喋らないが?・・」

ミホ「・・こいつが邪魔なら出す」

セン「・・・そとに海兵がいるはずだ」

ミホ「ああ・・・・・おい」

「・・・」
クミは顔だけをミホークに向ける

ミホ「・・行け」

「・・・」コクン・・
クミは頷くと外に出た
カツカツカツ・・・

ドフ「フッフッフッフッフ・・・・!!」

ミホ「・・・」

バタン・・
クミが部屋を出ると海兵が立っていた
見た目は・・・ヤクザだ

「・・・(恐!!)」

?「お前が鷹の目の連れだな」

「・・・・」コクン

?「・・そうか、こっちだ」
ヘビースモーカーなのか、ずっと煙草をすっている男に付いて行くと部屋に案内される

?「・・・じゃあな」

「・・・」
クミは片腕を上げると扉を閉めた

「・・・ふぅーー・・・・危なかった・・・・」
クミは仮面を取ると帽子も取った
そのまま、シャワーを浴びに行った
ザアアア・・・・・
クミはシャワーを浴び終わると着替える
そして、そのままベッドにダイブした
仮面は一応付けておく

「・・・・すー・・・すー・・・」
30分ぐらい経ってから
コンコン!


「・・・すー・・すー・・」

ゴンゴンゴン!!!・・・・

「・・すー・・すー・・」
ガチャン!!・・・ガッシャン・・
扉が壊れる

?「・・・寝てやがる・・・」
さっきの海兵だ。海兵はクミに近づくと仮面に手をかけようとしたが
シュン!!
クミは海兵の後ろに移動する

「・・・」

?「・・!!(は、速い・・)」

「・・・・」

?「・・悪ィな・・・返事がなかったもんで」

「・・・」
クミは扉をチラ見する

?「・・お前・・名前なんて言うんだ?・・」

「・・・」
クミは海兵を指差す

?「・俺か・・?」
クミは頷く

スモーカー「俺は、スモーカーだ」

「・・・・・・クミ」
クミは小さな声で答える

スモ「!!・・・そうか」

「・・・」

スモ「その刀はお前のか?」

「・・・」
クミは頷く

スモ「・・・お前、鷹の目の連れには見えねェな」

「!!」

スモ「そこら辺の海賊とは違うようだ」

「・・・!!」

スモ「・・お、俺は何を言ってんだ・・!?」

「・・・クスクス・・」

スモ「!!」
クミが仮面越しで笑っているのが分かる
その後、スモーカーが去ってくとすぐに他の海兵が扉を直しに来た
扉が直ると
コンコン

「・・・(ミホークかな・)」
ガチャ・・
クミが扉を開けると
ノッポのオジサンが立っていた

?「君?鷹の目の連れって」

「・・・」
クミが頷く

?「そっかー・・・君女?」

「・・!・・」
それは答えないクミ

?「・・あー・・・じゃあ、中に入っても?」
クミは中に招きいれる
するとヒヤリと部屋が寒くなった気がした

「・・・?」
クミは紅茶を淹れると渡した

?「ん、ありがとう」

「・・・」
クミはその人が座っているソファの反対側に座る

?「ねえ、ちょっとこっちに来て」

「?」
クミが男に近づくと一瞬で帽子と仮面が取られてソファに押し倒される
ボフ!!

「!!しまった!」

?「・・あらら・・・やっぱり、5年前の君だったか」

「・・」

?「いやぁー綺麗になったねー」

「・・・」

?「このまま襲ってもいい?」

「・・ダメです」

?「あ、そこは答えるんだ」

「・・はい」

?「さっきスモーカーに会ったけど、君海賊には見えないって本当だったんだね」

「・・そうですかー」

?「・・やっぱり襲っても良い?」

「ミホーク呼びますよ?」

?「え・・・・いやいや、来ないでしょう。センゴクさんいるし」

「・・どうでしょうね?・・・」

?「・・まさか・・・」

「そのまさかです」
クミは勢いよく空気を吸い込むと

「ミ――ホ――――ク――――!!!!!助―――け―――てーーー!!!!」
バカデカい声で叫ぶ
その声は会議室にも届いた

ミホ「!!!クミ・・・!!」
ミホークから殺気がドワッと出る
ガタ!!タタタタッ!!
ミホークは刀を持つと急いでクミの声がした方に走る

セン「おい!!」

ドフ「フッフッフッフ・・・凄い形相だったなぁ?鷹の目の野郎」


タタタタッ!!

ミホ「・・・・!!」

その頃、クミのいる部屋・・・

「・・・ニヤリ」

?「あ・・・ヤバい・・恐ろしい殺気を感じる。逃げないと」

「・・いいえ?・・あなたには罰を受けてもらいます」
ガシ!
クミは覇気を込めて男の腕を掴む

?「!!・・・覇気か」

「・・そうです」

?「でもさー、マジで離してくれないと・・・」

「あ」
クミはそう言うと寝ながら仮面を付けて帽子を被った

?「え」

ゴゴゴゴゴ・・・・・
入口には殺気が万々出して立っているミホークがいた。
もう刀を抜いている

ミホ「・・・青キジ・・貴様・・!!」

「・・(青キジって言うんだー)」

青「・・あー・・・・」
青キジはクミの上に馬乗りになっている為弁解の余地がない

「ミホーク・・・助けて」

青「え?え?え!?」

ミホ「クミそこで待っていろ、すぐに助けてやる」
ミホークは刀を構えると青キジに向かって走りだす
ダダ!

青「えええーーー!!」

セン「やめんかーー!」
センゴク登場

「・・!」

ミホ「邪魔をするな、センゴク」

セン「はぁ・・・・」

青「センゴクさん俺の助けに・・「青キジ!!貴様、鷹の目の連れに手を出すとはどういう神経してるんだ!!5年前もやっただろ!!」・・・え・・・」

「・・・」
クミは覇気を込めると
パァン!!!!
平手打ちを食らわせる

青「ぐふっ!!」
ドゴォン!!
壁にめり込む青キジ

「・・・」
クミは起き上がるとミホークに駆け寄る

ミホ「怪我は?」
クミは横に頭を振る

セン「・・悪ィな・・・鷹の目」

ミホ「・・・その変態をどうにかしておいてくれ」

セン「ああ・・・分かった」

青「なんか、ソレ俺の扱い悪くね」

セン「・・お前はコッチに来い!!」
センゴクは青キジを連行する

「・・クスクス・・」

ミホ「・・お前遊んだか?」

「・・・バレた?」

ミホ「・・はあ・・・・」

「ふふっ・・・・でも、ミホークが助けに来てくれたのは嬉しかった」

ミホ「あんな大声で呼ばれて何事かと思った」

「・・・!」
クミはミホークの後ろにサッと隠れる

ドフ「フッフッフッフ・・・・鷹の目、どうだ?連れは」

ミホ「・・貴様は何しに来た」

ドフ「いやァ?5年前に会った嬢ちゃんを思い出してなァ」

「・・・ビク!」

ミホ「・・・」

ドフ「あの嬢ちゃんは何処に行ったんだろうなァ?」

ミホ「・・・貴様に答える必要などない」

ドフ「フッフッフ!!」

ミホ「・・帰るぞ」
ミホークに付いてくクミ

ミホ「・・・」

「・・!」
ピタ!
クミがまた止まる

ドフ「フッフッフ」

ミホ「・・・」
ミホークは考え事をしているのか気づかない

「・・(おいおいおいおい・・・)」

ドフ「フッフッフッフ・・」
ドフラミンゴはクミに近づく

「・・・(仕方ない・・)」
クミは仕込みナイフで手首を回すと
ズバァン!
手首が自由になる

ドフ「何?!」

「・・・」
シャキン!
クミは刀を抜くと
ズバズバズバズバ!!!
自分の周りを斬った
すると、体が自由になる

ドフ「・・どういう事だ・・」

「・・・・さよなら」
ヒュ!!
クミは刀をしまうと同時にミホークの方に移動する

ドフ「!!・・・フッフッフッフ!!!あの声は・・・・・変わらねェな!!・・・クミ」
ドフラミンゴの高笑いが響く


カツカツカツ・・・・

「・・・」

ミホ「・・・一旦戻るぞ」

「はーい」
クミ達が船に乗って本部からある程度離れるとクミは帽子と仮面を取って、ローブを脱いだ

「・・・どんな事を話したの?」

ミホ「・・・そうだな・・」
ミホークに会議の事について聞いたがクミには理解不能だった
ある程度分かったつもりだ・・・・・多分・・



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