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ワンピース
一生付いて行きます
次の日の朝・・・

「・・・んん・・・」
クミが目を開けるとお決まりの態勢だった

ミホーク「・・すー・・・すー・・・」

「・・・はあ・・・・爆睡かよ・・」
当の本人は爆睡だ

「・・・イジメちゃおうっ・・」
クミはミホークの鼻をつまむ

ミホーク「・・・う・・・」
ミホークは息苦しさから目を開ける

「あ」

ミホーク「・・・💢」

「お、おはよう・・・ミホーク・・」

ミホーク「・・💢・・変わった起こし方だな・・?」

「こ、これが私の家のお、起こし方だったの!」動揺

ミホーク「・・ほう・・・?・・・」
ミホークがニヤリと笑い、顔には陰が・・・

「・・!!!・・・」
どんどん青ざめていくクミ
急いでミホークから離れようとするがガッチリと掴まれていて逃げられない

「・・・;」

ミホーク「何ゆえに逃げるのだ?」

「しゃ、シャワーを浴びないと!」

ミホーク「・・・分かった」
ミホークはクミを解放する

「!!」
クミは逃げるようにしてシャワー室に逃げ込む

「・・ゼェ・・ゼェ・・・・(すぐに解放してくれたけど・・・・嫌な予感がする・・・)」
クミはシャワーを浴びて部屋に戻ると

ミホーク「・・・出るぞ」

「・・もう?」

ミホーク「ああ」

「・・んー・・・分かった」
クミは片づけをして身支度を整えるとミホークと宿を出た
そして、棺桶の船に乗って航海する

すぐだった・・・

「・・・!!!ミミミミミホー――クーー!!」

ミホーク「・・俺はそんなミミミミミホークではない」

「そんな事言ってないで!見て!」
クミが新聞をミホークに見せる

ミホーク「・・ほう・・・この間の麦わらの小僧か」

「・・そうそう!・・・いきなり3000万って凄いね!」

ミホーク「・・そうだな・・・魚人を倒すとはな・・・」

「・・面白−い」

ミホーク「・・・ククク・・・アイツに知らせに行ってやるか」

「・・アイツ?」

ミホーク「ああ」
ミホークはある場所に船を進める

「何処に行くのー?」

ミホ「行ってみれば分かる」

「・・むむむ・・・」
クミはしらばっくれるシャンクスにイライラする

ミホ「・・・;・・1日待て」

「・・・分かったー」棒読み

ミホ「心がこもっておらんぞ」

「・・・ふーんだ」
クミはそっぽを向く

ミホ「・・・はぁ〜・・・」

「何その溜め息!」

ミホ「・・見た目は大人になったのに中身はやはり変わらんな」

「・・どうせ私はガキですよーだ!」

ミホ「・・そうとは言っておらんだろう」

「・・・・」プイ!
クミはミホークと目を合わせようとしない

ミホ「・・・」
ミホークは定位置の椅子から立つとクミに近づく

ミホ「・・・クミ」

「・・ふん!」

ミホ「クミ」

「・・・!・・・ふ、ふん!」

ミホ「クミクミクミクミ「ああああァアーー!!何!!」・・ニヤッ・・」

「あ」
クミがミホークを見るとミホークはクミにキスをする

「ん・・・・・」

ミホーク「・・・これで機嫌が直ったか?」

「な!!・・・私はそんな女じゃなーーい!」

ミホ「・・クククク・・・」

「笑い事じゃないよー!」

ミホ「クミが可愛くてな」

「!!!/////・・・・もうっ・・・・・私の負けじゃんか!」

ミホ「?」

「!!!・・・(何だそのキョトンとした顔は!!ミホークの方が可愛いじゃないかぁ!!)」
クミは一人で葛藤する

ミホ「・・どうした」

「別に何でもない」

ミホ「・・そうか」

「うん」

次の日・・・

「・・あの島ー?」

ミホ「あぁ・・あそこにアイツがいる」

「・・アイツー?」

ミホ「クミも会った事があるぞ」

「ええ!?・・・うーん・・・・」
クミが考え込んでいる間に島に到着して

ミホ「俺が先に行く」

「はーい」

ミホ「連絡したら来い」

「はーい」
ミホークはクミの反応に溜息を着くと歩いてった

「・・何よー・・・」
クミが船を縛り付け終わると
プルルルル!!

「お」
ガチャ

ミホ「俺だ・・・来い」

「はーい」
ブチ・・・ツーツー・・・

「・・ん?・・・どうやって行けば?・・・あーミホークめー・・・私が見聞色が苦手だと知って来いってか!・・・・上等だコラァ!!」
クミは女じゃない言葉を叫んでミホークの気配を探して歩きだす
ザクッザクッザク・・・・

「・・・こっちだー」
クミはスキップしてミホークの元に向かう
そして、すぐにたくさんの気配の所に着く

「お、出た」
森から出ると

「あ!!」

シャンクス「・・!!」
目の前には数年ぶりのシャンクスだった

ミホ「迷わず、来れたな」

「虫さえ出なければ、行けるわ」

ミホ「・・・」

シャン「・・・クミか・・!?」

「はい」

シャン「おお!!すっかり数年前とは違って明るくなったなァ!!」

「ミホークが私を救い出してくれたんです!」

シャン「・・そうか!」

「はい」

ミホ「クミ、コイツらは今二日酔いで・・「お前ら!!宴だーー!!」・・・おい」

「・・え・・・」

シャン「ルフィの祝いと鷹の目とクミの訪問に!!」

「・・ルフィ・・?」

シャン「ああ!・・ルフィは俺の友達だ」

「・・・へェー・・・」

ミホ「クミもこっちに来い」

「うん!」
クミはミホークの横に座る

シャン「見違える程綺麗になったなァ!」

「・・///・・」

ミホ「・・おい、赤髪」

シャン「なんだ」

ミホ「クミは俺のだ」

「!!!////・・・ミホーク・・!」

シャン「おォおォ・・・・」

ミホ「クミに手を出したらお前でもただではおかんぞ」
ミホークが刀に手をかける

シャン「!!」

「はは・・・・大丈夫だよ、ミホーク」

ミホ「何ゆえそのような事が言える?」

「・・だって・・・手出されたら・・・その手を切り落とせばいいでしょう?」
クミはペロリと舌舐めずりをして刀に手をかける

ミホ「!」

シャン「!!クミ恐いな・・!」

「・・私に触れていいのは私が認めた人だけですから」

ミホ「・・だそうだ、赤髪」
ミホークがドヤ顔でシャンクスを見る

シャン「くっそーー!」

「・・・あはは・・・あ、でも・・・シャンクスさんはギリギリおーけーかも・・・」

シャン「本当か!!?」

ミホ「・・ダメだ!・・コイツは!」

「・・・ミホーク嫉妬?・・」

ミホ「う!・・・違う・・」
ミホークの瞳が揺れる

「・・・・嬉しい!」
クミはミホークに抱き付く
ガバ!!

シャン「!」

ミホ「・・!!!」

「・・・ふふ・・」

ベン「・・頭諦めろ」

シャン「だがよー」

ミホ「・・ふん・・・見苦しいぞ赤髪」

シャン「!!!てめェ!!・・・今すぐに決闘だ!!」
シャンクスが刀に手をかけると

ミホ「ふん!・・・いいだろう」
ミホークも刀に手をかける

「・・・・・ミホーク動かないで」

ミホ「・・ビク!・・・」
ミホークは停止する
クミはミホークに抱き付いている為動かれるのが嫌なのだ

「・・じっとしててよ・・・」
クミはミホークに抱き付いて香りを嗅ぐ

ミホ「・・・はあ・・・」

シャン「ぬぬぬ・・・」

「・・・・ん〜・・・」
ミホークはクミの足元を見る

ミホ「・・クミ、コレを飲んだのか?」

「・・ん〜・・・・落ちてたから飲んだぁ〜」
クミの顔は紅潮している

ミホ「・・はあ・・・コイツらの飲む酒は度が高い・・」

シャン「クミは酔ってんのかー?」

ミホ「・・通りでいつもより素直な訳だ・・・」

シャン「・・・こりゃあ、滅多に見られねェって事か!」
シャンクスが叫ぶ

ミホ「!」
ミホークはシャンクスにクミを見られないように後ろを向く

シャン「んな!!」

ミホ「・・・貴様は見る必要はなどない」

シャン「・・んだとォー!」
シャンクスがミホークに近づこうとすると
シャキン!・・・

シャン「!!・・・;」
シャンクスの顔の前にクミの刀が向けられる

「・・・ん〜・・・ミホークしゃん・・に・・・・・手を出しゅ・・あつは・・・・あらしが〜・・・殺すぅ〜〜・・・ヒック・・・」
クミは酔い過ぎて呂律が回らない

シャン「見た目は可愛いのに恐ろしい」

ミホ「・・ふん・・・」
ミホークは満足そうに笑う

シャン「・・・・お、俺は・・・敵なのかぁ・・・」
シャンクスは分かりやすく落ち込む

ベン「・・はあ・・・・」

「・・うふふふー・・・・」

ミホーク「・・・おい、赤髪」

シャン「何だー・・・」ドヨーン・・・

ミホーク「今日は泊まらせてもらう」

シャン「はあ!!?」

ベン「・・;」

ミホーク「クミが船旅で疲れている」

「・・そんなことらいよ〜」

ミホ「はあ・・・」

シャン「仕方ねェなー・・・クミの為だからな!」

ミホ「・・・ああ」

ベン「こっちだ・・・」
ベックマンはクックックと笑いながら案内する

「・・・まら〜飲める〜〜ぅ〜」

ミホ「・・・」
ミホークはクミを横抱きにしてクミが何を言おうと無視して部屋に連れてく

「聞いてらい〜〜!!」

ミホ「もっと飲みたいなら呂律が回らなければダメだ」

「・・むむむ〜〜・・・」
ミホークはクミをベッドに横にする

「・・・まら・・・昼間じゃんか・・・・・」

ミホ「・・寝てろ」
ミホークはクミに布団をかける

「・・んん・・・おやすみ・・」
クミは布団に入って眠気が来たのか眠る
ミホークはクミの頭を撫でると部屋を出た

シャン「こりゃあ、ご執着で」

ミホ「!・・・貴様」
ミホークはシャンクスを睨む

シャン「まあまあ・・・落ち着け」

ミホ「・・・」

シャン「クミを大事にすることは大事だが、クミが海軍にバレたらどうする気だ」

ミホ「・・ふん・・・俺は離す気はない」

シャン「お前ならそう言うと思ったさ!」

ミホ「・・・」

シャン「もしもの場合は手ェ貸してやるよ」

ミホ「貴様の助けなどいらん、それに・・七武海が海賊に助けを請うとはおかしかろう」

シャン「わっはっはっは!!ご最もだ!」


その日の夜

「・・・んん・・・・」
クミが目を覚ます
ムクリ・・・
クミがは起き上がるがミホークの姿が見つからない

「・・どこだろ・・・」
クミはシャワーを浴びるとミホーク探しに出掛けた
カツ・・カツ・・カツ・・
ミホークは砂浜に居た

「・・・居た・・・またお酒飲んでる・・・;」
ミホークは月を見ながら酒を飲んでいた
ザッザッザ・・・

「ミホーク」

ミホ「・・クミ・・起きたのか」

「うん、」

ミホ「そうか」
グビッと飲むミホーク

「・・・」
クミはミホークの横に座る

ミホ「!・・・クミは・・・」

「・・?」

ミホ「・・元の世界に帰りたいと思うか・・?」

「・・!!!」

ミホ「・・時々思うのだ・・・」

「・・・・私は・・ここに居たい・・・」
クミはミホークにもたれる

ミホ「・・・なら・・良かった」

「・・ふふっ・・・私がもし元の世界に帰る時が来たらミホークを連れてっちゃおうかなぁ・・・」

ミホ「クックック・・・それは面白そうだ」

「・・あははっ!」

ミホ「クミ、お前の正体は赤髪と俺以外知らない」

「・・うん」

ミホ「もし、海軍や政府にバレたら・・・「バレても私はミホークから離れないよ?・・・」!!」

「ミホークはいつからそんなに気が弱くなったのかなー?」

ミホ「!!」

「ははっ」
クミは立ち上がると片腕を上げて

「わたくしクミは!!ジュラキュール・ミホークから一生離れない事を誓います!!!」

ミホ「!!!」

「・・////・・・ふふっ・・」

ミホ「・・・」
ミホークは嬉しそうに笑う

「・・だからミホークも私を手離さないでね」

ミホ「当たり前だ。お前程のイイ女はいない」

「ふふっ・・・」
クミはミホークの横に座る

ミホ「・・・ククク・・・」

「・・?」





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