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ワンピース
好き
また2年が経ち・・・

「・・・暇ーーー!!!」

ミホーク「・・耳元で騒ぐでない」

「じゃあ、ミホークさんは暇じゃないのー!?」

ミホーク「・・・・」

「やっぱりそうじゃんか!・・・そうだ!私グランドラインの色んな島行きたいー」

ミホーク「・・・はぁ・・・・」

「んな!!・・・溜め息って・・・私・・・泣くよ・・?」

ミホーク「!!・・・な、泣くな・・!・・分かった・・・・」

「・・ニヤリ・・・うん!」
クミは身支度をしに行った

ミホーク「・・・ハメられたな・・・・」
クミは白いフリルのワンピースを着てやってきた
完全に観光目的だ

ミホーク「・・はあ」

「溜息吐くと幸せが逃げるんだよー?」

ミホーク「・・・(お主のせいだ)」

「・・ふふっ・・・楽しみだー」

ミホーク「・・・」
船に乗り込むと出航した

「・・るんるんるーん」
グランドラインの双子岬の入り口付近で航海しているときだった

「・・・何で私が船番なの?」
ミホークは昼寝をすると言ってクミに船番を任せたのだ
すると、目の前から巨大ガレオン船達が見える

「おおー?あのマーク・・・誰だっけ?」
ヒューン!!

「!?・・ヤダ・・」
タン!!・・・・ズバァ!!
海賊船から大砲の弾が飛んで来たためクミが斬る
スタ!・・・

ミホーク「・・・誰だ」

「・・海賊船が撃って来たー、多分賞金首ー」

ミホーク「・・俺の昼寝の邪魔をしよって」

「・・・あらら・・」
シャキン・・・・・ズバァン!!!ズバァン!!!
ミホークが50隻程あるガレオン船を次々と斬っていく

「「「わあああああ!!!!」」」

「・・・あれー?ミホーク怒ってるのかな?」
ゴゴゴゴゴ!!!!

「!!」
嵐が発生してミホークは仕方なく刀をしまう

ミホーク「・・嵐を抜けるぞ」

「うん」
クミ達は嵐を抜ける

ミホーク「・・・うむ・・」

「・・どうしたの?」

ミホーク「・・・暇つぶしに行くか」

「!!・・・いいねェ〜・・・そういえば、手配書を見つけたよー・・・・賞金首、首領クリーク・・・・1700万べりー」

ミホーク「・・ほう・・・」

「・・私、東の海ならバラティエ行きたいー」

ミホーク「・・海上レストランか」

「・・うんうん!」

ミホーク「・・行ってみるか」

「やったー!」
二人は東の海に向かった

「・・・うわーお・・・・グランドラインとは違って穏やかだー」

ミホーク「そうだな・・・」

「・・バラティエはどこかなー?」

オオオオ・・・・・

「・・・ん?・・雄叫びが聞こえる」

ミホーク「・・・チラ」
ミホークが前を見る

「あ!さっきのボロボロの船と・・・あれは・・・バラティエだー!」
クミが立ち上がる

ミホーク「・・行く気か」

「うん!」

ミホーク「・・はあ・・・」

「・・行って来るー!」
タン!!・・・タンッタンッタン!!
クミは空を蹴る
スタ!!!

「着いたー」
クミはそのまま中に入ってく

「「「来た・・・!?」」」

「あれ・・・・ここ・・レストランだよね?」

パティ「おいおい・・・・この嬢ちゃん誰だ?」

「・・・?」

サ「お〜〜!麗しきお嬢さん!」
金髪のグルグル眉毛の男の人がくるくると回りながら来た

「・・!」

サ「あ〜なんと美しい!!」

「・・・・(サンジ!?)・・・ふーん・・・」
クミが周りを見渡すと
麦わら帽子と赤いベストの男と緑髪の3本刀を持った男と長鼻の男を見つける

「・・・」

ゾロ「・・・てめェ・・剣士か」

「そうよ、あなたは海賊狩りさんね」

ゾロ「・・そうだ」

「で?あなたは・・・・確か・・・」
クミが赤いベストの男をジッと見る

ルフィ「・・何だよ」

「・・その帽子・・・シャンクスさんが言ってた男の子って君?」

「「「!!!!」」」

ルフィ「シャンクスを知ってんのか!!」

「・・!・・・う、うん・・」

ル「シャンクスは今元k「ズババァン!!!」何だ!!」

「・・!!・・・ミホークさんったら・・早いよ」

ゼフ「!!!」
クミは電伝虫を取り出すとミホークに掛ける

プルルルル・・・

ミホーク「・・何だ」

「私まだここの料理食べてないのにー!何でガレオン船斬っちゃうのよー」

ミホーク「・・・仕方あるまい」

「・・むむむーー!!」

ミホーク「早く戻って来い」

「・・えー・・・・」
外は騒がしい
全員外に出ていた

「「船が斬られましたーー!!」」

「・・・私泣きそう・・」

ミホーク「・・切るぞ」
ブチ・・ツー・・ツー・・
すると船が揺れる
ガタッ!!!!

「うわあ!」
クミはテーブルに座ると腕を組む

「・・うーん・・・・」
すると、ミホークの陰が見えてくる

ゼフ「あ・・・あの男は・・!!」

「お」
クミも外に出る

海賊「首領クリーク!!あの男です!!我々の艦隊を潰した男!!」

海賊2「ここまで追って来やがったんだ!!おれ達を殺しにきやがった!!」

クリーク「・・あの野郎」

ゾロ「まさか・・あれが・・鷹の目の男・・?!」

パティ「あいつが一人で50隻の船を沈めたってのか・・!?」

「二人だよ」

「「「!!!」」」

ゼフ「鷹の目の男とは大剣豪の名、奴は世界中の剣士の頂点に立つ男だ」

海賊「ん?・・そういや・・!!うわああ!!!」
海賊達がクミを見て驚く

海賊「お前は!!アイツと一緒に居た奴!!」

「お!覚えてくれてたの?嬉しいねェ〜」

ゾロ「何!?」

ゼフ「・・・!!」

「本当はここの料理を食べに来たんだけどね」

海賊「・・・終わりだ」

海賊2「畜生ォてめェ!!何の恨みがあっておれ達を狙うんだ!!」

ミホーク「ヒマつぶし」

海賊2「フザけんなァーーー!!!!」
ドドン!!!
海賊が銃でミホークを撃つがミホークは刀の先で弾道をかえた

「・・ふふっ・・」

海賊「え・・・・は・・ハズれたぞ!!!!」

ゾロ「外したのさ、何発撃ち込んでも同じだ・・・切っ先でそっと弾道をかえたんだ・・」

海賊「・・・!?てめェは誰だ!」

ゾロ「あんな優しい剣は見た事ねェ」

ミホーク「柔なき剣に強さなどない」
ミホークが刀をしまいながら言う

ゾロ「その剣でこの船も割ったのかい」

ミホ「いかにも」

ゾ「なるほど・・・最強だ・・・!!おれはお前に会うために海へ出た!!」

ミホーク「・・・何を目指す」

ゾ「最強!!・・・ヒマなんだろ?勝負しようぜ」

海賊「こいつ・・ゾロだ!!三刀流のロロノア・ゾロだ!!」

「「何ィーーー!!!」」

クリーク「海賊狩りか」

ミホーク「哀れなり・・弱き者よ」

「やるのかなー?」

ミホーク「いっぱしの剣士であれば剣を交えるまでもなく、おれとぬしの力の差を見抜けよう・・・このおれに刃をつき立てる勇気はおのれの心力か・・・・・はたまた無知なるゆえか」

ゾロ「おれの野望ゆえ、そして親友との約束の為だ」
二人は壊れた船の残骸の上で向かい合って立つ

ゾ「こんなに早く会えるとは正直考えてなかったぜ・・」

ミホーク「無益」

コック「世界最強の剣士と・・海賊狩りのゾロ・・!!」

「・・・はあ・・・決着はすぐに着くね」

ル「・・!・・それはどういう意味だ」

「・・さあ?・・」

ル「・・・・」
ルフィはゾロの方を見る

ゾ「オイ・・何のつもりだそりゃあ」
ミホークは胸にぶら下げている小さい携帯用の刀を出す

「・・・・」

ミホーク「おれはうさぎを狩るのに全力を出すバカなケモノとは違う、多少名を上げた剣士がいたところでここはレッドラインとグランドラインにより、四つに区分される海の中でも最弱の海、イースト・ブルー、あいにくこれ以下の刃物は持ち合わせていないのだ」

ゾ「人を馬鹿にすんのも大概にしろ・・!!死んで後悔すんじゃねェぞ!!」
ゾロがミホークに走っていく

ミホーク「井の中の蛙よ、世の広さを知るがいい」

ゾ「鬼!!・・斬り!!!」
ガキィン!!!

ゾ「う・・・」
ミホークはゾロの三本の刀を止める

「・・・はあ・・・だから、すぐに決着着くって言ったのに・・」
その後、ミホークとゾロがやり合うが、ゾロの攻撃は全て防がれる
ガキィン!!ガギギギギン!!!

ゾロ「・・おれは・・勝つために・・!!この男に勝つためだけに!!」

ミホーク「何を背負う、強さの果てに何を望む・・弱き者よ・・・」

「・・・言い過ぎよ・・・」
ガキィン!!

ゾ「ぐは!!」
ゾロが倒れる
ザザァ!!

ゾロ「虎・・・狩り!!!!」
ズバン!!!
ゾロの胸にミホークの刀が刺さる

ゾ「・・・・」
ゾロの口から血が流れる

ミホーク「?・・・・このまま心臓を貫かれたいか、何故退かん」

ゾロ「さァね・・・わからねェ・・・ここを一歩でも退いちまったら、何か大事な今までの誓いとかいろんなモンがヘシ折れてもう二度とこの場所へ帰って来れねェ気がする」

ミホーク「そう、それが敗北だ」

ゾロ「へへっ・・・じゃ、なおさら退けねぇな」

ミホーク「死んでもか・・」

ゾロ「死んだ方がマシだ」

ミホーク「・・・(何という強き心力・・・・!!敗北より死をとるか」
ズボッ・・・

ゾ「!」

ミホーク「小僧・・名乗ってみよ」

「・・!!」

ゾロ「ロロノア・ゾロ」
ゾロが構える

ミホーク「憶えておく、久しく見ぬ強き者よ。そして剣士たる礼儀をもって世界最強のこの黒刀で沈めてやる」

「・・ミホークさんが・・抜いた・・・!?」

ミホーク「・・散れ!!!」
ミホークが走り出す

ゾロ「三刀流奥義!!!」
ゾロが刀を回す
グオオオ・・・

ミホーク「!」

ゾロ「三・千・世・界!!!」
ズバァン!!!!
ミホークがゾロを斬ろうとするとゾロは刀をしまいミホークの方に向く

ミホーク「!・・何を」

ゾロ「背中の傷は剣士の恥だ」ニッ・・

ミホーク「見事」
ズバン!!!

ル「ゾロォーーーっ!!!」

「・・あんな楽しそうなミホークさん・・・・珍しい」

ミホーク「・・・(生き急ぐな・・・!若き力よ・・!!)」
ザバン!!・・・
ゾロが海に落ちて、ルフィはミホークの方に飛んでった
ガシ!!・・・

ル「うおおおあああーーー!!」

クリーク「あの小僧・・!悪魔の実の能力者だったのか・・!!」

ミホーク「若き剣士の仲間か・・貴様もまたよくぞ見届けた・・・!!」
すかっ・・・ドゴォン!!!
ルフィはミホークの避けられて突っ込む
ドサッ・・・

ミホーク「安心しろ「!」あの男はまだ生かしてある」
ヨサクとジョニーがゾロを助ける

ル「ゾロ!!」
小舟にゾロが引き上げられる

ミホーク「我が名、ジュラキュール・ミホーク!!貴様が死ぬにはまだ早い・・・己を知り世界を知り!!強くなれロロノア!!!おれは先幾年月でもこの最強の座にて貴様を待つ!!猛ける己が心力挿してこの剣を越えてみよ!!このおれを越えてみよロロノア!!!」

「・・・・面白い・・」

ゼフ「・・・鷹の目のミホークにここまで言わせるとは・・」

ミホーク「小僧、貴様は何を目指す」
ミホークがルフィに問う

ル「海賊王!」

ミホーク「ただならぬ険しき道ぞ、このおれを越えることよりもな」

ル「知らねェよ!!これからなるんだから!!」
ルフィがあっかんベーをする

ル「ウソップ!!ゾロは無事か!!?」

「・・・」ニヤッ・・
クミはミホークとルフィの方に飛ぶ
スタン・・・

ミホーク「・・・」

「・・結構楽しんでたね・・・ミホークさん」

ル「ゾロ?」
小舟の方を見るとゾロが刀を上に上げている

ゾ「・・ル・・ルフィ・・・?・・聞・・コえ・・るか?」

ル「ああ!!」

ゾ「不安にさせたかよ・・・おれが・・世界一の剣豪にぐらいならねェと・・お前が困るんだよな・・・!!ガフッ!!・・・おれはもう!!二度と敗けねェから!!!あいつに勝って大剣豪になる日まで絶対にもうおれは敗けねェ!!!!文句あるか海賊王!!!」

ル「しししし!!ない!!」

ミホーク「いいチームだ、また会いたいものだ・・お前達とは・・」

ル「!」

クリーク「オウ・・鷹の目よ・・おめェはおれの首を取りに来たんじゃねェのか・・この東の海の覇者首領・クリークの首をよ!!」

ミホーク「そのつもりだったがな、もう充分に楽しんだ・・・・帰るとする」

クリーク「まァそうカテェこと言うな、てめェが充分でもおれはやられっぱなしなんだ」

「・・・そう?・・なら私が相手してあげましょうか?」

クリーク「はあ?!」

「あなたは私で充分過ぎる」

クリーク「何だと・・!!」

ミホーク「・・・」

「・・・ねェーミホークさんいいでしょー?」

ミホーク「・・・好きにしろ」

「やった!」

クリーク「バカにしやがって・・!!死ねェ!!」
ドガガガガ!!!

「・・・」
ヒュン!!・・・ドガ!!
ドスン・・
クミはクリークの後ろに回って倒すと上に乗って首の横に刀を刺す
グサ・・・

クリーク「!!」

「・・・」

ミホーク「・・・帰るぞ」

「えー私もっと観光したい〜」

ミホーク「・・・グランドラインですればよかろう」

「・・うん!」
クミは刀をしまって船に乗る

クリーク「・・・帰る前に死んでけ!!」

「!」

ミホーク「懲りぬ男よ・・・・さらば」

「じゃあね」
ドウン!!!
途端に煙に包まれてクミとミホークはその場を離れた



そのままグランドラインに戻ったクミ達・・・

「・・あーあ・・・バラティエの料理〜〜〜」大泣き

ミホーク「・・おれはクミのメシの方が好きだ」

「そんな事言われてもーー」

ミホーク「・・・」

「・・それより、あのゾロっていう人かっこよかったなー」

ミホーク「何・・!?・・・・・クミのタイプはああいう奴なのか!?」必死

「・・・ブフッ・・・あははははは!!!」

ミホーク「!!」

「あっはっはっは!!ミホークさん必死過ぎて・・・あははは!!」

ミホーク「・・・////・・」
ミホークは深く帽子を被る

「・・あはははは!!!・・・」

ミホーク「・・・笑うな」

「・・ごめんごめん・・・・!!」

ミホーク「・・ならば、クミのタイプは何だ」

「私のタイプ?・・・・ん〜〜・・・その人そのものだよ」

ミホーク「・・・どういう意味だ・・・訳が分からぬ」

「えー・・・詳しく言うとご本人になっちゃうじゃん(ミホークさんなんて・・言えない・・!)」

ミホーク「・・うむ・・好いておる奴がいるんだな?(クミは誰が好きなんだ?・・・・赤髪か・・?)」

「そうだよ」

ミホーク「・・・そうか・・・」

「うん」
その日は近くの島で泊まる事になった

宿にて・・・

ミホーク「ここには温泉があるらしいぞ」

「え!!?温泉!!?」
ミホークが呟いた

ミホーク「ああ」

「・・・よし!行こう!今すぐ行こう!」

ミホーク「・・ダメだ」

「ええ・・・・」

ミホーク「先に行くところがある」

「・・・・?」
連れてこられたのは・・・

「・・ここ・・酒場ですよね」

ミホーク「ああ、そうだ」
ミホークはさっさと中に入ってカウンター席に座る

「・・・待ってよー・・」
クミもミホークの横に座る

ミホーク「・・・飲むなら飲め」

「・・うん」
クミはお酒を頼むと飲む
クミが落ちたのはすぐだった

「・・むにゃ〜・・・・わらしあ〜・・・酔っれないろ〜〜」
完全に酔ったクミ

ミホーク「・・・これほど弱いとはな」

「・・そんなことないお〜〜」

ミホーク「帰るぞ」

「・・・ふぁ〜い」
ミホークはクミを横抱きにして宿に戻る

帰り道・・

「・・・ふにゅ・・・」

ミホーク「・・・(もしかしたらな・・)・・おい・・クミ」

「・・・ふぁい・・?」

ミホーク「・・お前好きな奴がいると言ってたが?」

「・・あ〜・・・いるお〜!・・・あのね〜・・・今・・・・えのまえに〜〜いるお〜〜」

ミホーク「??」
ミホークが辺りを見渡すがいるのはミホークとクミだけだ

「みふぉーふしゃん・・・だお〜」

ミホーク「!!!!・・・・そうか・・」

「うん〜〜そうらよ〜」
クミは言ってしまった・・・・・
ミホークはこれを狙っていたのだ

ミホーク「・・・・フッ・・・」



次の日の朝・・・

「・・・ん・・・・え」
クミはまたミホークに腰をホールドされていた

「・・・今度こそ・・・ヤバい」

ミホーク「・・何がヤバいんだ?」

「うげっ!!」

ミホーク「・・もっと、女らしい声は出ぬのか」

「・・・ふん!・・これが私ですー」

ミホーク「そうか」

「私昨日温泉に入り損ねたので入らせてよ」

ミホーク「・・・」

「無言はダメだよー・・・離してちょうだい」

ミホーク「・・・仕方あるまい」

「・・・!!」
クミはミホークに解放された事に驚くがそのまま着替えを持って温泉に行った

「・・るんるんる〜〜〜ん!!」
朝は入る人がいないのか誰もいない

「一人でこんな広い温泉に入れるなんて嬉しい〜!」
クミは体と頭を洗うと温泉に浸かる

「・・・・///・・・昨日の夜・・・全然覚えてない・・」
ブクブクブク・・・・
クミは風呂に口を沈める
ガラガラガラ!
誰かが入って来た

「・・・(誰だろ・・・・・あれ?・・ミホーク?・・・そんな訳ないか・・・・気のせいだよね・・・・)・・あー良かったー(昨日、バレなくて)」

ミホーク「何がいいのだ?」

「・・・ん?私の好きな人ー・・・・はああああ!!!????」
ザバババババァァ・・・・・!!!!
クミは端っこまで下がる。後ろには壁がありヒンヤリとする

「ななななんで此処に!?・・ここ女湯!!」

ミホーク「貸し切って来た」

「そういう問題じゃない!!!」

ミホーク「・・・別に減るモンじゃないであろう」

「いやいやいや・・・・」
ミホークは腰にタオル一枚だ
クミもタオル一枚巻いている状態だ

「・・だから、さっきすぐに離したのか!!ちくしょう!」

ミホーク「・・・」
ザブ・・ザバザバザバ・・・・
ミホークは風呂に入ってクミに近づく

「ちょちょちょちょちょ!!!・・・何でコッチに来るの!?(私の処女もここまでか!!)」
クミは後ろに下がれない

ドン!

「!!」
クミの頭の横に手を置くミホーク

ミホーク「・・・・」
鋭く金色の目に見つめられるクミ

「・・・・///・・(ドクン!・・ドクン!・・・ドクン!!)」
心臓バクバクのクミ

ミホーク「・・・さァ・・・クミ・・・」

「・・・な・・・何・・?////」

ミホーク「自分に問うてみよ」

「・・・・・////」
ミホークはクミの耳元に口を寄せると囁く

ミホーク「・・己が俺を好いていることを・・・」

「・・!!!/////ボン!!」
クミは顔が真っ赤になる

ミホーク「・・・どうだ?」

「・・・////・・・・」
クミは頭から蒸気が出る程赤くなる。そして、俯く

「・・ズルい・・!///」

ミホーク「!?」

「・・・ミホークさん・・・ズルい!・・・壁ドンなんかしちゃって・・・!!私をどれだけ好きにさせれば気が済むの!?」
クミがミホークの顔を見るとミホークは今ままでにないくらい驚いていた

「・・・ミホークさん」

ミホーク「!」

「・・好き・・・表現しきれないぐらい好き!」
ガバァッ・・!!
クミはミホークに抱き付く

ミホーク「!!////」
ミホークは片腕でクミを抱きしめるともう片方の腕で自分の顔を覆って赤くなった顔を隠す

「・・・///」

ミホーク「・・・///・・・こんな筈では・・・なかった・・・」
クミはミホークの生身の体に直接触れられて嬉しすぎて死にそうだ

「・・・ミホークさんも・・言って・・」

ミホーク「!!・・・」

「・・私だけって・・・理不尽・・だから・・」
クミはミホークも胸に顔をくっ付ける

ミホーク「・・・うむ・・・クミ」

「・・・」
クミが顔を上げる

「!!!」
ミホークがクミにキスをする
口を離すと

ミホーク「・・好きだ・・クミ」

「!!!!//////」
ミホークに見つめられてクミは本当に幸せだった

ミホーク「どうだ?・・・・これで良いか?」

「・・うん・・・」
クミは頷く

ミホーク「・・・」

「・・・!」
クミはミホークの背中に回った手が下に移動する事にびっくりする

「・・何を・・」

ミホーク「・今から・・ここで・・d「言わせないよ」・・・むむ・・・」

「私には心の準備が・・・・」

ミホーク「俺は出来ている」

「私は出来てないの!!」

ミホーク「・・・なら・・・これから俺の事をさんづけではなく、呼び捨てだ」

「・・・!!・・・わ・・・分かった」

ミホーク「・・早速・・聞きたいんだが・・?」

「・・!!///・・・・ミ・・ミホーク」

ミホーク「・・クミ」

「・・もう・・これで良い?・・・さあ、部屋に戻ろう」

ミホーク「・・・俺はまだ入る事にする」

「ええ!?・・ここ女湯って事を忘れたら困るんだけど」

ミホーク「忘れてはいない」

「なら、宿の部屋の風呂でいいじゃない」

ミホーク「せっかくの温泉なんだぞ?」

「じゃあ、男湯に行って」

ミホーク「・・・仕方ないな」
ミホークは渋々隣の男湯に入り、クミは部屋に戻る



「・・・ミホーク・・・か・・・//////・・・帰って来た途端に襲われそう・・・!!もう寝よ!」
クミは布団に潜りこむとそのまま眠る




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