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ワンピース
3年後ー
クミはいつの間にか泣き疲れて眠る。ミホークはクミを横抱きにすると歩き出す
サラサラ・・・・

クロコ「ったく、俺はてめェらのハッピーエンドを見送れってのか・・・?」

ミホーク「似合うぞ」

クロコ「何だと・・!!」

ミホーク「お主のお陰でクミが心を開いてくれそうだ。」

クロコ「貴様の為にやったんじゃねェよ!!ソイツの為だ!」
クロコダイルはクミを指さす

ミホーク「・・・じゃあな」
ミホークはクロコダイルにそう言うと宿に向かった

クロコ「・・はあ・・・」




クミは窮屈感で目が覚める

「・・・んん・・・」
クミが目を開けるとそこには

ミホーク「・・・すー・・すー・・」
ミホークのドアップだった

「!!?!?!?!?///////」
クミがミホークから離れようとするがもの凄い力で腰をガードされている為・・・・・逃げられない

「・・・(マズいマズいマズい・・・・!!これ、目覚めたらアカンやつ!!)」
クミはどうにか逃げる術を考えた
すると

ミホーク「・・・・パチリ」
ミホーク開眼

「・あ・・・///////」

ミホーク「起きたか」

「起きたかじゃねェーー!!さっさと離せーーー!!」
ドガァ!!!

ミホーク「うっ!!!」
クミは初めてミホークに渾身の一撃を放った
腰のガードが緩むとクミはミホークから離れるが

ガシ!

「え・・・」
ボフ!!
またベッドにリバースした

ミホーク「・・・やってくれたな・・・」

「・・・え・・・え!?」
ミホークは鼻血を出しながら言う

「!!!」

ミホーク「おれが一緒に寝てやったのにその態度はなんだ」

「いや、頼んでないんで」

ミホーク「ここまで運んでやったのは誰だと思っている」

「・・・紛れもなくミホークさんでございます」

ミホーク「なら、黙って抱き枕にされてろ」
ミホークはそのままクミを抱きしめる

「いやいやいやいや・・・・・ソレとコレは別でしょうがー!!」
クミはミホークを必死に離そうとするが女のクミが男のミホークに勝てる筈もない

ミホーク「・・諦めろ」

「諦めませんよー!!ぐぐぐぐっ・・・!!」
クミは力を込めてミホークの胸を押す

「・・・っ・・(こんなにセクハラだったなんて!!)」

ミホーク「・・・・」
ミホークはクミが引き剥がそうとするのを無視してそのまま眠りに入ろうとする

「・・・起きてください・・・・じゃないと・・」
クミが言うとミホークが片目を開ける

ミホーク「・・じゃないと・・?」

「・・今日の夕飯に・・・・「入れるな・・・!!アレは人間が食べる物ではない」・・・じゃあ、離してください」

ミホーク「・・むむっ・・・・・仕方あるまい」
ミホークは渋々クミを解放する

「・・!!」
クミはやっと解放される

ミホーク「・・・・」

「ですが、いい歳した大人が・・・ピーマン嫌いって・・・・」

ミホーク「!!・・・その単語を聞いただけで吐き気がする」

「・・世界一の剣豪が言う言葉ですか・・・」

ミホーク「・・・クミは虫が嫌いであろう」

「・・それ、関係ないですよね」

ミホーク「あれ程乱れたクミは初めて見た・・・・」

「・・・ふん!///・・・」
クミはそっぽを向くとシャワー室に向かう

「私はシャワーを浴びてきます!」
ガチャ!バタン!!

ミホーク「・・・・」
ミホークはその後ろ姿を見送ると着替え始める


ザァアアア・・・・・

「・・・久しぶりだったな・・・・何年ぶりだろ・・・・あんな風に会話するの・・・」
クミはシャワーを浴び終わると着替えてミホークの元に向かう

「・・あれ・・・もう出ます?」

ミホーク「ああ」
クミが急いで髪を乾かしている間にミホークは朝食を取りに行った

ミホーク「・・食うがよい」

「・・ありがとうございます」
クミはミホークからパンをもらう
食べ終わると二人で港に向かった

ミホーク「・・・・戻るぞ」

「はい」

船上にて・・

ミホーク「・・・クミ」

「・・・はい」

ミホーク「・・・敬語はやめぬか?」

「!!!」

ミホーク「・・・嫌か?」

「・・・い、いえ・・・・別に・・」

ミホーク「なら、今から敬語は禁止だ」

「え!?・・・」

ミホーク「分かったな・・?」

「・・は・・う、うん」

ミホーク「・・うむ・・・」

「・・・ミホークさん」

ミホーク「何だ」

「・・私に・・剣を教えて欲しい」

ミホーク「!!!・・・」

「・・・・お願い・・私・・貴方の荷物になりたくない」

ミホーク「・・そんな事思っていないぞ」

「・・私は思ってるの」

ミホーク「・・・・分かった・・・戻ったら基本から教えてやる」

「・・!!ありがとう!!」二コッ!!
クミが笑顔になる

ミホーク「!!!」
ミホークは驚く

「・・どうかした?」

ミホ「・・いや・・何でもない」

「・・変なミホークさん」

ミホ「・・・・」

シッケアール王国跡地に戻った二人

ミホ「・・行くぞ」

「うん」
クミはミホークから離れないように歩く
城に戻るとすぐに修行に入る


ミホークの修行を受けること3年・・・

ミホーク「・・・ほォ・・」

「・・どうしたのー?」

ミホーク「・・見てみろ」
クミはミホークから新聞をもらう

「・・・!・・七武海加入を蹴る!?・・凄いね!このエースっていう人」

ミホーク「・・・そうだな」

「あ!そうだ!」

ミホーク「・・何だ」

「私さ!修行を受けて3年でしょう?」

ミホーク「ああ」

「そろそろ覇気の特訓もしたいなー」

ミホーク「!!」

「・・ダメー?ミホークさん」

ミホーク「・・・;・・・・・刀を買ってからだ」

「!!!・・ありがとうーー!」
ガバ!!
クミはミホークに抱き付く

ミホーク「な!!」
ミホークは定位置のソファに座っていた為、クミの胸が当たる

ミホーク「・・は・・・離れろ・・・」

「・・!・・」
クミはミホークから離れる

「いつ買いに行くの!?」

ミホーク「・・・気が向いt「今がいい!」・・・はぁ・・・分かった・・」

「準備してくる!」

ミホーク「・・あぁ・・・・(3年前はあんなに明るくなかったクミが・・・あれ程になるとはな・・・・・だが、3年ずっとここに居たからな・・・・・他人にはどういう反応をするかだな・・)」
クミは3年間クライガナ島から出ていないのだ
そして、小舟に乗って出かける

「・・久しぶりの船だー」

ミホーク「・・刀は俺が決める・・・それで良いな?」

「うん」

ミホーク「・・・とりあえず、この刀だけでも持っておけ」

「・・うん」
クミはミホークに刀を渡される。それを腰に付ける
そして、島に上陸する

ミホーク「・・行くぞ」

「うん!」
クミはノリノリでミホークの後ろを付いて行く

ミホーク「・・・(・・アレで27の女か・・・・中身は変わらんな・・・)」
ミホークはクミを横目に歩く

そして、鍛冶屋に着く

ミホーク「・・・」

鍛「はい!いらっしゃい!!・・・・お!久しぶりだな!鷹の目さんよ」

ミホーク「・・うむ・・・今日はコイツの刀を買いに来た」
ミホークはクミを前に出す

鍛「珍しいねェーアンタが女を連れてくるなんてな」

ミホーク「・・・」

鍛「はいはい・・・それで?どれにするんだい?」

ミホーク「・・・アレだ」
ミホークはある刀を指さす

鍛「!・・・あれにするのか?」

ミホーク「ああ」
鍛冶屋のオジサンは刀を持ってくる

「・・・?」

鍛「花桜だ」

ミホーク「お前に似合ってるぞ」

「・・!!」
クミが刀を受け取る。
刃の色は綺麗な淡い紅色だ。

「・・綺麗・・・」

ミホーク「いくらだ」

鍛「金はいらねェよ!いつもアンタには世話になってるしな!!」

ミホーク「・・そうか」
用事を済ました二人は鍛冶屋を出る

ミホーク「・・・」

「・・・・」
クライガナ島に戻ると城に戻ったが

「・・あれ!?」

ミホーク「・・どうした」

「・・・私の部屋の窓に干してあった私の下着がないのー!」

ミホーク「!!!!」

「・・・・・探してくるー」

ミホーク「おい!」
クミは刀を片手に城から降りた
スタン!!・・・
タッタッタッタ!!

「私の下着どこーー?」
クミが森に入ること2時間・・・

「・・ハァ・・ハァ・・・ない・・・じゃんか」
走り続けて疲れたクミ

ザクッザク・・・

「?」
クミは後ろに何かいたような気がした

「・・気のせいかな・・・・・・ん!?」
ガキィン!!!!
クミは急いで刀を抜いて攻撃を防ぐ

「・・・・ヒヒ!!」

ヒューマンドリル「・・ウホッウホ!」

「・・ヤダ・・・貴方・・それ」
クミの視線の先にはパンツがあった

「・・・////・・・何で被ってんのよ!!」
ブルン!!
クミは蹴りをかますが避けられる
ヒューマンドリルの頭にはクミのパンツがあった
他にもブラジャーをつけてる奴もいる

「・・・最悪ーーー!!!!!もうそれ着れないじゃない!!!」
ガキィン!!
ヒヒが攻撃してくる

「・・・💢」
ガキィン!!ガガガガガガガ!!!キィン!!
クミはヒヒ達の攻撃を全て防ぐ

「もーー!!!!💢💢」
クミは怒りが頂点に達する
すると
ブゥン・・・!!
手が黒くなった

「!!!・・・・コレって・・覇気!?・・きゃー!嬉しい!!武装色だよね!?・・・じゃ、じゃあ!次は見聞色って事だー!」
クミが一人ではしゃいでいるところを唖然として見ているヒヒ達

カツン・・カツン・・カツン・・・

「・・!」
クミは足音に気付く
向こうからはミホークが歩いて来る
ヒヒ達は怯えるようにして逃げる

「・・・!?」

ミホーク「・・・なんだ今の変態集団は」

「!!・・///・・・ヒヒ達が私の下着を着ていたのー!!////・・・・もう・・死にそう」

ミホーク「・・・;・・買いに行けばよかろう」

「・・・むむむー・・・・」

ミホーク「・・帰ってきたら覇気の特訓もしてやる」

「・・!・・分かった!」
クミとミホークは翌日下着を買いに行き、その後覇気の修行をしたとさ



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