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ワンピース
会議

「・・・・んん・・・」
クミが目を覚ましたのは6時ごろだった

「・・・そっか・・・・私・・・」
クミがふとベッドの横を見ると

「!!」
昨日クミが買った服が置いてあった

「・・・ミホーク・・さんが・・?」
クミは服を着替えるとキッチンがある所に向かった
あるだけの食料で料理を作る

「・・・我ながらに美味くできたハズ・・!!」
クミはミホークがよく座っている椅子の前のテーブルに料理を並べる
だが、ミホークが起きてこない

「・・・起きてこないじゃないか・・」
クミはミホークの部屋に向かった
コンコン!

「ミホークさーん」

・・・・・

「・・起きてくださいー!」
クミが扉を開けると

ミホーク「・・・・すー・・・すー・・・」
ミホークは爆睡してた

「・・・」
クミはミホークの近くに歩み寄る。壁にはミホークの愛刀の黒刀がかけてある
クミはミホークの顔を見る

「・・・・(漫画よりも・・・綺麗かも・・・・!!・・・はっ!!私は何を・・!!)」
すると

ミホーク「・・・盗み見とは悪趣味だな?」

「・・ビク!!」
ミホークは片目を開けてクミを見ている

「・・い、いつから・・・?」

ミホーク「・・お主が入って来た時からだ」

「・・・・ご飯できましたよ」

ミホーク「・・・分かった」
ミホークが起き上がると

「・・・は!?////」
ミホークは半裸で寝ていたのだ

ミホーク「・・・何だ」

「・・何でもないです・・!!早く来てくださいね」
クミはそのまま出て行く

ミホーク「・・クックック・・・初めて見たな・・あんな慌てたクミ」
ミホークは服を着ると降りた

料理を見たミホークは

ミホーク「・・・全部お前が作ったのか?」

「・・はい」

ミホーク「・・そうか・・・」
ミホークが座るとクミも座る

パクッ・・・
ミホークは一口食べると硬直する

「・・どうですか・・?」

ミホーク「・・美味だ」

「!!!」

ミホーク「・・ヒヒに作らせるよりもうまい」

「・・・・//・・・ありがとうございます」

ミホーク「・・・うむ・・」
ミホークはどんどん食べて行く

「・・・・(36だよね・・・確か・・・・あんなに食べるのか・・・!?)」
クミは食べ終わるとミホークの食器も片付ける

ミホーク「うむ・・・クミは俺の料理人に確定だな・・」

「・・・そうですか・・・」

ミホーク「そうだ・・・・クミ」

「はい?」

ミホーク「1週間後に七武海の召集がある」

「・・・・行くのですか?」

ミホーク「ああ・・・・ついでに寄りたい所もある」

「・・・いってらっ「クミも行くんだぞ?」・・・・は?・・・」

ミホーク「お前は俺の料理人なんだ。お前がいなくなったら俺は飢え死にするだろ」

「・・・いや・・・普通はしませんよ。外食でいいじゃないですか」

ミホーク「嫌だ。俺はクミの飯が良い」

「・・・(子供か!!)・・・わかりました」

ミホーク「もう出ないとマズいぞ」

「・・え・・・・」

ミホーク「急げ」

「・・あ、はい」
クミは準備があるため急いで部屋に戻る


ミホークは屋敷の入り口でクミを待つ
タッタッタ・・・・

「すいません・・!!」

ミホーク「気にするな」

「・・・はい」
クミはミホークの後ろを歩く

ミホーク「俺から離れるなよ・・・・」

「え?」

ミホーク「・・死ぬぞ」

「!!!・・・は、離れません・・!!」
クミはミホークから離れないように歩く
そして、ミホークの船・・・棺桶のような小舟に乗ると出発した

ミホーク「・・・途中で宿に泊まる」

「・・・はい」
クミは返事をする

「・・・・(私って必要ないよね・・・・)」

ミホーク「・・・」
ミホークはクミが自分に気を許していない事に気付いている

「・・・(・・・どうせ、また裏切られるんだから・・・・必要なんてないか)」
クミは海を見つめる
その横顔を見るミホーク


そして、途中で何度か島に寄ったりして本部に着く

ミホーク「・・いいか?お前が異世界人とバレないように気をつけろ」

「・・はい」

ミホーク「・・今日は、あんまり来ない筈だ・・・・来るか?」

「・・!!・・」

ミホーク「・・来るがよい」

「・・・・はい」
クミはミホークに付いてく
カツ・・カツ・・カツ・・
ガチャ・・・
ミホークが会議室の扉を開けると

センゴク「・・・鷹の目・・!!・・」

暴君くま「・・・」

クロコダイル「クハハハハ・・・・」

ドフラミンゴ「あァ?・・・珍しいじゃねェか、鷹の目が来るなんざ」

ミホーク「・・・貴様等に言われたくないな」
ミホークは歩き出す
クミは見た事のある顔ぶれで驚く。美優が七武海で一番ヤバいのがドフラミンゴと言っていたのだ。どういうヤバいのかは知らないが、ヤバいらしい

「・・・・;」
クロコダイルは、クミの記憶だとビビの国を壊した奴とか美優が嘆いたのを覚えている

ドフ「・・!!・・・何だァ?」

クロコ「鷹の目が女を連れてるのか?」

センゴク「・・・・・!」

「・・・!!」
クミはセンゴクを見て硬直する

「・・・・(具○堅さんに・・・似てる・・!?)」

ドフ「・・フッフッフ」
ドフラミンゴがいつの間にかクミと距離を縮めていた

「・・・!!」
クミが下がると

ドフ「フッフッフ!」
ドフラミンゴが指を曲げると

「・・・・・体が・・・動かない・・!!」
クミは体が金縛りにあったように動かない

ドフ「フッフッフ・・・」
すると
ズバァ!!!

ドフ「!!」

「!!」
クミとドフラミンゴの間に切れ目が入りクミも解放される

ドフ「・・・危ねェじゃねェーか、鷹の目」

ミホーク「・・・クミ、来い」

「・・・はい」
タッタッタッタ!
クミは駆け足でミホークの隣に立つ

ミホーク「座ってろ」
ミホークは隣に座らせる

「・・・」
クミは椅子に座る

ドフ「フッフッフ・・・・」

クロコ「・・・」

センゴク「・・・・さっさと、会議を始めるぞ」
会議が始まり、終わると
ガタ・・

ミホーク「行くぞ・・」

「・・はい」
クミは先に歩き出すミホークの後ろを歩く

ドフ「・・フッフッフ・・!!」
クミは笑うドフラミンゴを横目に会議室を出て行った

カツン・・カツン・・カツン・・・

「・・・」

ミホーク「・・・」
本部を出ると小舟に乗った

「・・・今から何処に?」

ミホーク「・・・知り合いの所だ」

「・・・・そうですか・・」
海軍本部を出て何処かの入り口を出ると
ゴオオオオ・・・・!!!
目の前は最悪の天候だ

「・・・此処は・・!?」

ミホーク「新世界だ」

「・・新・・世界・・」

ミホーク「落ちるなよ」

「・・はい・!」
クミは必死に小舟にしがみ付く
悪天候を抜けると綺麗な晴天になる

「・・・何だったんだろ・・・・今の悪天候」

ミホーク「・・・ここはグランドラインの後半の海だ・・・元々常識外れなグランドラインの事象もさらに増す・・・世界で最も航海が困難な海と言われている。・・海流・気候に加え、前半の海で唯一信頼できた磁気までもが変動する島もあり、航海中完全に磁気を失う島さえある・・・」

「・・・ミホークさんの知り合いはこんな凄い海にいるんですか・・・?」

ミホーク「・・・そうだ」

「・・・」
クミはそのまま海を見つめる

ミホーク「・・・(まだか・・・)」



1、2日経ってから・・・

ミホーク「・・あの島にいる筈だ」

「・・・!」
目の前には無人島のような島が見えた
島に船を着けるとミホークが先に行った
ザッザッザ・・・

ミホーク「クミは此処で待っていろ、アイツが居た連絡する」

「・・・はい」
クミは返事をすると小舟を見張りながらも砂浜で遊びだす

「・・・砂遊びか・・・久しぶりだ・・・」
数分経って
プルルルル!!

「!!」
ミホークが置いていった電伝虫が鳴る
ザッザッザ!・・ガチャ

「・・はい」

ミホーク「・・クミ来い」

「・・え?・・・私・・道分からないですよ・・・」

ミホーク「・・そこから煙が見える筈だ」

「・・えーと・・・あ!・・ありました」

ミホーク「そこに向かって歩け」

「はい」
ガチャ・・ツーツー・・
クミは電伝虫を持つと煙を頼りに歩き出す
ガサ・・ガサ・・ガサ・・・



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あきゅろす。
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