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ワンピース
宣戦布告
海列車で海に出るとフランキー一家が槍を車両に引っ掛けて後ろに付いた

「・・・・さてと」
クミが立ち上がる

ゾ「!!」

ナ「・・どうしたの?」

「・・少し連絡をさせてくれるか」

ナ「・・?・・ええ」
クミは車両を移動すると誰もいない事を確認する
プルルルル・・・

「・・・」
ガチャ

ロー「・・誰だ」

「・・ローだな」

ロー「!・・クミかどうした」

「・・今俺さ、凄い事してんだ」

ロー「・・?何言ってんだ・・?」

「俺の弟の仲間が政府の役人に連れてかれてな・・・今から助けに行く」

ロー「!!?・・・」

「・・目的地はエニエスロビーだ」

ロー「・・・!・・大丈夫なのか・・!?」

「・・分からない・・だが、生きて帰って来るのは確実だ・・・」

ロー「・・・弟とは?」

「・・・新聞で顔が出るから・・・それを見てくれ」

ロー「・・ああ・・・」

「・・俺がどう書いてあっても・・・・・受け止めてくれるか?・・」

ロー「??・・・何が・・言いたいんだ?」

「・・・例え・・俺が・・・もし、怪物でも・・・・仲間と言ってくれるか?・・」

ロー「!!!!・・・・当たり前だろ・・・お前はオレの仲間だ」

「・・・フッ・・・ロー船長なら言ってくれると思ってた・・・」

ロー「変なクミだな・・・・」

「・・・・そうか・・・・じゃあな」

ロー「気をつけてけ」
ブチッ・・・
電話を切ると

「・・・・ふぅー・・・」
クミは息を吐くと服を出した
ポン!・・・
タンクトップにワンピースを着て、ブーツを履く
髪は下ろす
ガチャ・・

ルフィ達「「!!!」」

パウリー達「「「な!!」」」

ザンバイ達「「はああ!?!?」」

「!?・・」
パウリー達とザンバイ達が居たのだ。列車が線路に乗った事で速度が最大になったのだ

ナ「!!・・いいの?!」

「・・ええ・・・」

パウリー「・・!!」
パウリーはクミの姿を見て硬直する

「・・何よ」

パウリー「・・いや・・・6年前よりも綺麗になってんなって・・・」

「アホか!」

ル「あっはっはっはっは!!!」

「・・笑ってる場合じゃないでしょ!ルフィ!」
クミは覇気を込めてルフィの両頬を引っ張る

ル「イテテテテテ・・・・」

「・・当たり前でしょ・・・!!💢」

ナ「・・ゴムなのに・・・?」

パウリー「お前ら知らなかったのか?クミは覇気使いだぞ?」

ゾ「・・覇気?・・・」

「知らないの?・・・まあ、そのうち分かるわ」

ナ「・・・・;」

パウリー「クミと麦わらはどんな関係だ?」

「・・ルフィは私の義弟よ」

パウリー「はあ?!」

ル「おう」

ザンバイ「だって、全然似てない!!」

「・・義弟って言ったでしょ?」

「「「ええええ〜〜〜〜!!?!?」」」

「・・・・何か失礼ね💢」

ザンバイ「・・!!」

パウリー「・・じゃあ、お前今海軍にバレたら・・・」

「そうよ・・・また手配書が発行されるわ。まあ今回の事件が発生したらすぐに姿を悪魔に戻すわ。今回だけ、地獄の魔女に戻るわ」

ルル「・・・10億・・なんだよな・・・」

「・・そうよ・・・」

ル「クミ!俺、この間エースに会った時コレ貰ったんだ」

「・・・・」
ルフィに渡されたのはビブルカードだ

「・・それは、ビブルカードと言って持ち主の生命力と位置が分かるわ」

ル「・・そうなのかー・・・不思議紙なんだなー」

「・・絶対分かってないわね」

ナ「ルフィが理解出来るはずないわ」

「・・そうね・・・」

ル「失敬だぞ!」

「・・あら?文句でもあるの?ルフィ」

ル「・・いえ・・ありません」
クミが悪魔のような笑みでルフィを見るとルフィが謝る

ナ「!!」

チョ「ルフィが・・!」

ゾ「・・;」

「・・ふふっ・・・」

ル「お前らな!クミの恐ろしさを知らねェからそんな事いうんだ!」
ルフィがナミ達を指さす

ナ「・・だって・・知らないもの」

チョ「うん、知らねェ」

ル「・・・・むむー・・」

「ふふっ・・・大丈夫よ、エニエスロビーに着いたら暴れさせてもらうわ・・・・6年間この能力をあんまり使ってなかったら・・・疼くわ」
クミが微笑む

ナミ達「「!!!」」

パウリー「・・・クミ、おれ達に当たらねェ程度にしろよ」

「・・分かってるわよ・・・!・・・ハレンチパウリーの癖にうるさいわね」

パウリー「何〜!?」

「あら、戦るの?」

パウリー「!!・・・いや・・やらねェ」

「・・ふふっ・・」

ルル「・・?」

タイルストン「??」

ザンバイ「・・・;」

「・・!・・・何か・・来る・・?」
クミは何かを察したのか前を見る

ココロ「んががががー、目の前に大津波が来らよー」

「!!」

ル「!?」

ナ「ええーー!」
すると、ルフィがパウリー達に大波に向かってずっと攻撃しろと言う

「・・・」
クミは車両の中で座って能力で出した紅茶を飲む

「・・・・ズズ・・・・」

ナ「って!飲んでる場合かーー!」

「・・ふふっ・・・大丈夫よ、もしもの場合は私がブッ飛ばすから」

ナ「・・そうね」

「・・ふふっ・・・・それより、今何時だっけ」

ナ「・・11時ぐらいかしら」

「・・眠いわ・・・・」

ナ「・・ええ!?・・」

「・・私寝るから、着いたら言って頂戴」
クミはそう言うと隣の車両に移動してベッドを出して眠った

ナ「自由ね!!・・・・ルフィか!」
そして、大波を壊したルフィ達が帰って来た

ル「あれ?クミは何処だ?」

ナ「寝てるわ」

ル「!?」

ゾ「・・・;」

ル「・・クミはよく寝るからなー!ゾロみてェだ!あっはっはっは!」

ゾ「何だと!!」

ナ「それは当たってるわ」
そこにサンジからの電話が来る


クミは静けさを感じて起きる

「・・ん・・・」
クミはベッドから起きると隣に移動する
ガチャ・・

「着いたようね」

ナ「!」

チョ「着いたぞ」

「・・あら?ルフィは?」

ザンバイ「そうだ!あの人全然作戦分かってねェ!」

「・・ふふっ・・・先に行ったのね」

サ「クミすわ〜〜ん!!」

「!」
サンジがクルクル回ってクミに近づく

サ「やっぱり、男装よりも女性の姿をしていた方が素敵だ〜!」

「・・・;」

ゾ「アホか」

サ「んだと〜〜!!」
二人が喧嘩を始める

「・・ふふっ・・・」

ナ「きっと、ルフィの事だから暴れちゃってるわ」

「・・・じゃあ私も行かせてもらうわ」

ナ「ええ!?」

パウリー「!!」

「エニエスロビー・・・久しぶりだわ・・・・楽しみね」
クミは窓に足をかけると

「・・・ルフィを見つけたら連絡するわ」

ナ「ちょっ」

「・・・・」
タン!!・・・ヒュウウウ〜〜〜〜
クミは空を飛んで敷地に入っていく

「・・・ルフィやってくれたわね・・・・」
スタッ・・
クミは門の前に下りると歩き出す
途中ワープしながら
ヒュ!スタ・・・ヒュ!・・スタ・・・
ルフィが着く前にクミは司法の塔に辿り着く

「・・・・ふふっ・・・ルフィよりも早く来ちゃったわ」
クミは飛ぶとバルコニーに移動する
中には見覚えのある紫髪のマスクマンがいる

「・・スパンダムね・・・・・・・!!!・・アイツは・・・!!!」
クミは部屋の中にいるナマズ髭の男を見て驚く
6年前のクミのクルーにそっくりなのだ

「・・どういう・・・事・・・!?」
クミは窓越しに立っていると
中が騒がしい

「・・・・・・聞こえないわ・・・」
クミは開いている窓から一瞬で移動して中にある机の上に座る
タン・・・

「・・・・ふふっ・・・」

スパンダム「え!?」

ルッチ「!」

カク「!!」
他の人達もクミを見て驚く

ス「!!!!」

ルッチ「・・・まさかとは思っていたが・・;」

カク「・・やはり・・おぬしじゃったか」

「・・ふふっ・・・やっぱり気づいていたのね」

ス「ど、どういう事だ!」

ルッチ「・・どうやって来た?」

「・・能力よ・・・・あら?忘れたのかしら?・・・6年前の悪夢・・・もう一回ここでやってもいいのよ?」

「「「!!!!」」」

ス「・・地獄の魔女が・・・何故ここにいるんだ!」

「・・ルフィの為に動いているのよ」

ス「!?」

カク「麦わらとおぬしがどんな関係じゃ」

「そんな事どうでもいいわ・・・・それより、私が気になるのは・・・・・・・・ジャブラ・・何故あなたが此処にいるのかしら?」
クミはナマズ髭の男を見る

ジャブラ「!!・・・ぎゃははは!・・・俺は元々CP9なんだよ」

「・・!!!・・・そういう事・・・だから政府や海軍の追手が多かったワケね・・・・・・ふふっ・・・・」
クミは納得するが怒りで目は紅い

ジャブラ「!!ビクッ・・・」

ス「!!」

ルッチ「・・・・剃」
ヒュン!
ルッチが消える

「!」
クミは机から降りると蹴りでルッチの攻撃を防ぐ
ドガァ!!

「・・・」

ルッチ「・・!」

ス「うわ!」

ジャ「!!・・・お前が気づくのが遅いからああなったんだぜ?」

「!!・・・ジャブラ・・・貴方はもう許さないわ」
クミがそう言うとジャブラをカッとみる

ジャ「!!」
サッ!!
ジャブラは何かを察したのか避ける
すると
ボオオォ!!!
ソファが黒い炎で燃える

ジャ「!!」

ス「な!!」

カク「・・・!」
全員が驚く

「・・・許さないわ」

ルッチ「・・・指銃」
ドガ!
ルッチの指銃をクミは防ぐ
ドガガガガガ!!!!
ルッチとクミの戦いが始まるがルッチが少し押されているようだ

「・・・まだまだね」
ドガァ!!!

ルッチ「くっ!」
ルッチがクミの蹴りで吹っ飛ぶ
ドゴォン!!

ス「ええーーー!?・・・ルッチが・・!」

「・・・邪魔よ」
ガラガラ・・・

ルッチ「・・・っ・・」

カク「!!・・嵐脚!」
スバァン!!
カクが嵐脚をするが
ガキィン!!
クミ武装を込めた足で止める

「・・・鬱陶しいわ・・・・」
クミはジャブラを見ると歩み寄る

「・・ふふっ・・・まさか貴方が私を裏切るなんて思ってもいなかったわ・・・・やってくれたわね・・・・・・でも、あの事件は元々は私のミスよ・・・・でも、仲間を裏切る事がどれ程重罪か貴方には分かってもらう必要がある・・・・」

ジャ「!!」
ジャブラは後退りをする
他のCP9の人達はクミの気迫で動けない

「・・・・」
ヒュ!
クミは一瞬で移動するとジャブラの後ろに立つ
スタッ・・!

ジャ「!!」
ジャブラがクミに攻撃しようとしたが
ガッガ!!
クミは余裕で防ぐ

「・・・・」
ドゴォン!!!
クミはジャブラを壁に投げて壁にめり込ませる

ジャ「ぐはっ!!」

「・・・・・・」
クミはそのままジャブラの首を持って壁にめり込ませる

「・・・・ポロ・・・」
クミが涙を流す

ジャ「!!」

「・・でも・・・貴方が・・・裏切り者でも・・・・・私には殺せない・・・・・せっかく・・・クルーが一人生きていたと思っていたのに・・・・それだけでも嬉しかったのに・・・・・・・もういいわ・・・」
ぱっ・・・
クミは手を離す
ドサっ・・・

ジャ「ケホッケホ!!」

「・・・今から麦わらの一味が来るわ・・・・貴方達が勝つか彼らが勝つか・・・・見させてもらうわ・・・・・・」

ルッチ「・・剃!」
ルッチはクミに攻撃をしかけるが

「・・黒炎壁」
ゴオオオオ!!!
クミを黒い炎が守る
ガキィン!!ザザザザ・・・・・・
ルッチは跳ね返されて後ろに下がる

「・・・また、来るわ」
ヒュン!!
クミはさっき入った窓から出る

ジャ「・・・!」

カリ「・・・」

ス「・・・!?!?」

カ「・・ルッチが手も足も出なんだ・・・」

ジャ「・・・あれ程の・・・強さだったとは」

ブル「想像以上の強さだったな・・・」

ス「・・・本部に一応連絡しておくか」

クミは司法の塔の上に立つと座った

「・・・ふふっ・・・さあ、ルフィ達の実力を見せてもらおうかしら・・・」
クミは望遠鏡を出すとルフィがいると思われる砂埃の立つ所を見る
どんどん司法の塔に気配が沢山近づいてくる

「・・・・ふふっ・・・・スパンダム、絶対驚くわ・・・・ふふ・・」
クミがルフィ達を待っていると裁判所の上にルフィとブルーノが戦いを始める

「!!・・・」
ルフィから蒸気のような物が出てくるとブルーノは圧倒された

「・・・凄いわ・・!!・・・昔のルフィと比べ物にならない程よ・・・・!」
クミが感動しているとフランキーがロビンを抱えてバルコニーに吹っ飛んで来た
ドゴォン!!

「!!」
そして、ルフィがロビンの姿を見つけて飛ぼうとするが

ロビ「待って!!」
ロビンが叫ぶ

ル「!!」
ロビンがルフィに色々叫ぶ
そして、CP9の人達が出てくる
CP9とスパンダムはルフィとロビンの会話を聞いている

ジャ「なァ長官!!さっさとアレ決してくりゃあ終わる話なんじゃねェのかい!?」

長「まァ待て・・救出のために、やってきて最後に仲間に助けを断られる船長。お前こんな面白ェ光景見た事あるか!?」
そして、ルフィが叫ぶ

ル「ロビーン!!死ぬなんて・・」

長「ワハハハ!!聞けっ・・・!!この悲痛な叫び!!一体どんな顔して・・・!!」

ル「何言ってんだァ!!?お前!!」ごーーん!!
ルフィは鼻をホジりながらロビンに言う

長「ええ!!?鼻ホジっとるっ!!」ガーン!!

「!!・・・ふふふっ・・・・」

ロ「・・・!!?」
すると、ルフィの後ろからナミとチョッパーとゾロが来た
ボッカァァ・・ン!!

ル「あのなァ!!ロビン!!おれ達ここまで来ちまったから!!とにかく助けるからよ!!そんでなァ、それでも・・まだお前死にたかったら。そしたら、その時しね!!」
ルフィの後ろでナミ達が喧嘩してると
ボッコーン!!

サ「猛進!!猪鍋シュート!!ドォりゃああああ!!、ダン・・!!、間違いなく一番乗り・・!!さァロビンちゃんお待ちかね・・!!俺が助けに・・藻っ!!」ガーン!!
サンジはゾロが先に来ている事に対して驚いている
すると、空のかなたから何かが飛んできた、
ヒュルルルルルル・・・

チョ「そげキング!!」

ナ「空を飛んでる!!」

ゾ「着地大丈夫か?」

「あら・・・」
ヒュルルル・・・・・・・ドッガーン!!
そげきんぐは頭から突っ込んだ

カ「おォおォ、続々と・・」

「・・・これで、全員ね」

チョ「そげキング〜〜!!」

ル「頼むからよ!!ロビン・・!!」

ロ「!」

ル「死ぬとか何とか・・何言っても構わねェからよ!!」

ルッチ「・・・・・」

ル「そういう事はお前・・・おれ達のそばで言え!!」

サ「そうだぞ、ロビンちゃん!!」

チョ「ロビン帰ってこーい!!」

ロ「!!!?」

ル「あとはおれ達に任せろ!!」ドドォン!!
ルフィが叫ぶ

「・・ロビン・・・貴方は一人じゃないのよ・・・」

ロ「・・・・」

カリ「高潮を超えて遥々・・考えたらすごいわね」

ジャ「運は良さそうだな」

ルッチ「今度は殺しの許可がある」

カ「手加減なしだと楽じゃのう」

長「あんなに・・!!海賊が来たァ〜〜〜っ!!」
ロビンは何も答えない

フ「おい!!てめェいい加減にしろ!!(この女・・どんだけ重いもん背負ってんだよ)」

ナ「ロビン・・」

長「いいか、お前ら抹殺許可は出すがこの司法の塔で迎え討て!!そもそもあいつらがここへ来れる保証もねェんだ!!」
スパンダムがルフィたちにむかって、叫んでロビンにも、故郷の事を言って挑発した。そして、スパンダムがゴールデン電伝虫を押そうとすると

ロ「やめなさい!!!」

長「・・・んん?生意気な口を利くじゃねェかァ・・・!!」

ロ「地図からオハラが消えたって言ったわね・・!!地図の上から人間が確認できる?あなた達が世界をそんな目で見てるからあんな非道な事ができるのよ・・・!!」
ロビンが膝をついた

ロ「(バスターコールは目的さえ見失う無情な力・・!!)・・・今ここでバスターコールをかければこのエニエスロビーと一緒にあなた達も消し飛ぶわよ・・!!20年前・・私から全てを奪い、大勢の人達の人生を狂わせた・・・たった一度の攻撃がバスターコール!!その攻撃が・・・やっと出会えた仲間に向けられた、私があなた達と一緒にいたいと望めば望むほど私の運命があなた達に牙をむく!!。私には海をどこまで進んでも振りはらえない巨大な敵がいる!!私の敵は世界とその闇だから!!」

「・・・・ロビン・・・」

ロ「青キジの時も!!今回の事も!!もう二度もあなた達を巻き込んだ!!これが永遠に続けばどんなに気のいいあなた達だって・・!!いつか重荷に思う!!いつか私を裏切って捨てるに決まってる!!それが一番恐いの!!・・・だから助けに来てほしくもなかった!!いつか落とす命なら私は今ここで死にたい!!」
ロビンはルフィ達の為に死ぬ気らしい

サ「ロビンちゃん・・・」

チョ「ロビン」

ル「・・・・」

ゾ「そういう事か・・」

ナ「・・・・!!」

長「ワハハハハハ!!成程なァ・・・まさに正論だ!!そりゃそうだ!!お前をかかえて邪魔だと思わねェバカはいねーよ!!」
そして、スパンダムが司法の塔の旗を指さして、政府の恐ろしさを語るが

ナ「クミ!!」
ルフィ達がクミに気付く

「・・・あら・・・」
ヒュッ!!
クミは一瞬でルフィ達の後ろに立つ

ル「!」

サ「何処に行ったかと・・!!」

「・・ふふっ・・・私はこれぐらいの海軍にやられないわ」

ルッチ「・・・」

カク「・・クミが相手じゃとわしらが不利じゃな」

カリ「直接手を出してくる事はなさそうだけど?」

ルッチ「・・・フン・・」

ス「・・・;」

「ルフィ・・・分かったかしら?」

ル「ああ・・・ロビンの敵はよくわかった!そげキング」

そ「ん」

ル「あの旗撃ち抜け」

そ「了解!!」

長「は?」

そ「新兵器巨大パチンコ、名をカブト、その威力とくとみよ!!必殺火の鳥星!!」
ヒュルルルルルル・・ドゥン!!
そげきんぐが政府の旗を撃ち抜く

長「・・・・・・・・!!」

ロ「・・・まさか」

「・・・ふふっ・・」

長「正気か貴様らァ!!!全世界を敵に回して生きていられると思うなよォ!!!」

ル「すぅ・・・!!望むところだァーーー!!!!」
ルフィは思いっきり叫ぶ

ル「ロビン!!まだお前の口から聞いてねェ、生きたいと言えェ!!!!」ドン!!!

チョ「・・・ロビン」

サ「・・・・」

ゾ「・・・・」

ナ「ロビン!!」

ロ「(生きる・・・!?望んではいけない事だと思ってた・・・、ポロポロ・・・、誰もそれを許してくれなかった、・・・もし本当に少しだけ望みを言っていいのなら・・私は)・・・・生ぎたいっ!!!私も一緒に海へ連れてって!!」
ロビンは涙を流しながら叫ぶ

ル「・・」にっ
ガコン!!
すると、下の跳ね橋が下りはじめた

フ「うおーーん、おめェら好きだーチキショ〜〜!!」

チョ「跳ね橋が下りるぞ!!」

サ「あいつらうまくいったみてェだな」

そ「武者ぶるいが・・・」
ゴゴゴゴゴ・・

ゾ「早くおろせ」

ナ「悪そうな顔・・!!」

「ふふっ・・・」

ル「クミはどうするんだ?」

「?」

ル「・・・・」

「そうね、ルッチは貴方が倒すべきだし・・・・まあ、私は皆の実力を見させてもらうわ」

ル「・・なんだー・・・クミも戦ってくれねェのか・・?」

「私はあのバカが押してしまった時に海軍船を2、3隻沈めるわ」

ゾ「・・・;」

ル「そうか!分かった」
そして、長官が叫ぶ

長「ぎゃあああ来んなー!!」

ル「行くぞ!!!」ドン!!

チョ「ロビン!!」

ル「必ず助ける!!」
全員やる気満々だ

カリ「ウフフ・・威勢がいいわね」

ジャ「ぎゃははは政府の旗を恐れねえとは!!」

ルッチ「・・・」

カ「ムダじゃわしらに敵いやせんわい・・!!」

長「来んなー!!」
ズドォォン!!

サ「跳ね橋が止まった!!」

裁判長「スパンダム長官!!司法の塔から非難を!!」
政府の役人が跳ね橋を撃ち止めたのだ

「・・・・邪魔をしたのは・・・何処の誰かしら?」

ル「何だチキショー!!誰だァーー!!」

長「よし、よくやった!!あいつらが渡って来る前に正義の門へ・・!!来い!二コ・ロビン!!」
スパンダムはロビンを掴むと連れて行く

ロ「あう・・!」
すると、スパンダムの前にフランキーが立った

長「!!?ぬおっ!!カティ・フラム!!」
フランキーが紙の束を取り出した

長「ん?」

フク「?」

ジャ「?」

長「それは・・お前まさか・・・!!古代兵器プルトンの設計図!!?」

フ「・・・・本物だ、信じるか?」
フランキーがパラパラめくった

フ「ルッチ・・カク・・お前らわかるよな」

ルッチ「!!・・・」

カ「まさかと思うたが・・貴様、それを自分の体の中に隠し持っておったのか」

長「ほ・・本物か!?本物なのか!?そいつをよこせ!!おれの念願の設計図!!」

フ「なァスパンダ・・「早くよこせ!」トムさんやアイスバーグが命懸けで守ってきたものは、もし・・・!!古代兵器がお前みてェなバカの手に渡り、暴れだした時・・・もう一つ兵器を生み出し、その独走を阻止してくれという設計者の願いだ!!・・・!!二コ・ロビンを利用できれば確かに兵器を呼び起こせる!!危険な女だ。だがこいつにはその身を守ってくれる仲間がいる!!だからおれァ賭けをする」

長「!?」

フ「俺が今この状況で設計者の思いをくんでやれる方法があるとすりゃあ一つだ「ぐだぐだ言ってねェで早く渡せ!それはおれのもんだ!!」・・すうー」
ボォォッ!!

長「ああ!!」
フランキーが設計図を燃やした

長「うわあああ〜〜〜!!てめェ!!何をするー!!畜生てめェ殺してやる!!」

カリ「私たちの5年間の任務が・・・」

カ「・・・!!」

フ「これで兵器に抵抗する力は失くなった!!二コ・ロビンがこのままお前らの手に落ちれば絶望だ!!そして麦わら達が勝てば!!お前らに残されるもんは何一つねェって事だ!!おれはあいつらの勝利に賭けた!!」

長「フザけたマネを・・・!!てめェも今ここで死にたいようだな・・」
すると、下の方が騒がしい

「・・・・!」

ザンバイ「フランキーのアニキー!!」

一家「アニキおれ達と帰りましょう!!」

フ「て・・てめェら・・てめェらコノヤロー誰が助けに来いなんて・・・だドンダンダデヨーーーウ〈頼んだんだよー〉」

一家「ア〜〜〜二〜〜〜キ〜〜〜!!」

フ「バカヤローコノヤロー泣いてねェぞー」

ル「うるせェお前らァーーー!!」
ルフィが怒鳴る

ゾ・ナ「「いや鬼か!!」」

ル「ロビンが待ってんだ!!早く橋をかけろ!!」

ゾ「あァそうだな、さっさとしろ、てめェら!!」

ナ「そうよね!!あんたら急ぎなさいよ、吹っ飛ばすわよ!!」

サ「そんな取りとめのないナミさんも好きだー!!」

フ「麦わらァ!!子分達が世話んなった様だな・・今度は棟梁のこのフランキー様がスーパーな大戦力となってやる!!」

ル「勝手にしろォ!!おれはまだウソップの事根に持ってんだからな!!」

フ「いや・・横にいるだろ・・」

長「カティ・フラム!!てめェ・・・よくも・・おれの設計図をォ!!」
どんっ!!

フ「え」
フランキーがスパンダムに押されて落ちた

一家「アニキ!!!」

「・・ふふっ」
タン!!
クミは滝へ飛ぶと能力で飛びフランキーを掴む
ガッ!!

フラ「・・ふぅー・・・助かった・・」

「ふふっ・・・久しぶりね、フランキー」

フラ「おう!」
すると、麦わら達の電伝虫に連絡が入った。
ポッポ〜〜〜!!
汽笛の音が聞こえてルフィ達が滝に落ちた
そして、そのまま海列車が見えてくる

「ええ!?」
クミも流石に驚く
ドガァアアン!!!!!

長「き・・来やがった〜〜〜!!」
ズドォ・・・ン!!
スパンダムはロビンを引っ張るとCP9を解放した

長「おい!ルッチは俺と来い!!」
スタっ・・カツカツ
ルッチと長官は歩いていった



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あきゅろす。
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