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ワンピース
海賊業もう一度
店に戻ったクミ達・・・

店主「・・クミ・・お前正体がバレたら・・」

「大丈夫っすよ!能力見せてないんで!」

店主「・・・そうだな・・」
そこにローがやってきた

「・・ロー・・さん」

ロー「・・まだ、酒を飲み切ってないんでな」

「・・・どうぞ」
クミはローに酒を渡す

店主「クミお前はもう寝ろ」

「・・・はい」
クミは部屋に戻った

店主「・・・なあ、船長さんよ」

ロー「・・・!・・何だ」

店主「・・・クミの奴を連れてってくれないか?」

ロー「・・!!・・・俺は無理矢理は歓迎しないんでね」

店主「・・・アイツは元は海賊なんだよ」

ロー「・・だろうな・・・・一般人があんな戦闘はしねェ」

店主「だから、頼むよ・・・・アイツはオレを心配して絶対ここから動かねェ」

ロー「・・・・」
ローは顔を顰めると

ロー「・・・考えておく」

店主「・・ありがとう」
ローはお金を置いていくと出てった


次の日・・・
ガチャ!

「おはようございます!」

店主「ああ、おはよう」

「今日も忙しくなりそうですね!」

店主「そうだな・・・」
様子がおかしい店主

「・・どうしたんですか?・・どこか痛いとか?」

店主「大丈夫だ」

「・・じゃあ、どうしたんで?」

店主「・・・クミ・・・見ろ」
店主はクミに手紙を渡す
それは海軍からの手紙だった

「!!」

店主「・・・元帥直々から海軍に入隊しろとの命令だそうだ」

「!!・・・だって、そんな権限は・・・」

店主「昨日の事だろう・・「!!」・・・だから!クミ!!」
店主はガッとクミの肩を掴む

「!!・・・」

店主「あの船長と一緒に海へ出るんだ!」

「!!!・・・・嫌ですよ」

店主「じゃあ、このまま海軍中将が来るまで此処にいるつもりか!?バレるぞ!?」

「!!・・・それは・」

店主「これはお前の為だ!・・・行くんだ!彼と」
店主が指さす所にはローが立っていた

ロー「・・・」

「!!!」

店主「・・・クミ・・お前はまだ若い・・人生をもう一度やり直せ・・・!!もう仲間を失う事はない!あれはお前のせいじゃないんだ!希望を持て!」

「・・・!!」

店主「・・・大丈夫だ・・・」
店主はクミをしっかりと抱きしめる

「・・・・!!・・・分かりました・・・行きます・・・準備をしてきます」
クミは部屋に戻ると身支度をすると港に向かった
スタスタスタ・・・・
港に行くと

街の人「クミが来たぞ!!」

「・・・!!・・皆・・・どうした!?」

街の人2「一緒に6年間同じ村で暮らした仲だろー??別れも言わずに行くのか!?」

「!!」

街の人3「頑張れよー!!」

「・・・っ・・・」
クミは下唇を噛んで帽子を深く被り俯くと一瞬で船に移動した
ヒュッ!!!

「「「「「!!!!!」」」」」

ロー「・・・いいのか?」

「・・出してくれ」

ロー「出航だ!」
潜水艇が動き始める

「・・・っ・・・」

街の人「「「!!!!」」」

店主「クミ−−!!!」

「!!・・・店主!」

店主「お前がやりたいように生きろー!!!おれ達はいつでも帰りを待ってるぞーーー!!!!」

「・・・!!・・グスッ・・」
クミは鼻を啜ると

「・・・皆も色々ありがとうーーー!!!!近いうちに名をあげてやるから待ってろよーーー!!!」

街の人達「「「!!・・・ガンバレよー!!!!」」」
クミは島が見えなくなるまで手を振り続けた

「・・・・ありがとう・・・」
クミが一人呟く
すると

べポ「クミ−−−!!!」

「!!」
ガバッ!!
べポがクミに抱き付く

べポ「きっと仲間に入ると思っていたよ!!」

「・・!?」

ロー「・・・フッ・・」

べポ「じゃあ、まずは自己紹介ね!」

ペンギン「俺はペンギンだ!」
PENGUINと書かれた帽子の男だ

シャチ「おれはシャチだ!」
キャスケット帽子の男だ
次々とあいさつされる

コックのキャスケット

狙撃手のクジラとイルカ

船大工のアシカとアザラシ

考古学者のオットセイ

戦闘員はペンギンとシャチとペリカンとトドとクラゲだ

「・・あれ?・・・航海士は?」

ロー「・・べポだ」

「は?・・」

べポ「アイアイ!」

「・・世界は広い・・・な・・・」

べポ「それどういう意味!?」

「べポは白クマなのに凄いなーって事だ」

べポ「へへへっ・・・」
べポは照れる

「・・はははっ・・・・ああ!俺の自己紹介してないな!」
クミは自己紹介を始める

「名前はクミだ!元は海賊で船長だ!出身は東の海だ。歳は24歳で・・・・あと何だ?」

ペン「好きな物は?」

「・・チョレートだ」

「「女子か!!」」

「男だ!」

シャチ「嫌いな物は?」

「・・虫と気持ち悪い物」

「「女子かよ!!!」」

「と」

べポ「と?」

「海軍だ」

べポ「どれぐらい?」

「・・・言葉にできないぐらい」

ロー「・・・もういいか?」
ローがクルー達とクミの間に入る

「!!!・・・・あぁ」

ロー「・・付いて来い、部屋を教える」

「・・・」
クミは荷物を持つとローに付いて行く

ロー「・・・・・」
カツカツカツ・・・・

「・・・・」
クミは潜水艇の中を興味津々に見渡しながら歩く
周りをキョロキョロしているせいで前が見えていないクミはローが止まった事に気付かない
スタスタ・・・ゴン!!

「痛!!・・・・・あ、ごめん」

ロー「余所見してるからだ・・・・・この部屋だ」
ガチャ・・
扉を開けるとトイレにシャワー、ベッド、クローゼット、ソファなどの一式がそろった部屋だった

「・・・!!良いのか?・・使って」

ロー「・・ああ、野郎共の部屋はいっぱいだからな」

「・・・そうか・・・」
クミは中に入っていくと荷物を置いた

ロー「隣は倉庫と俺の部屋だ」

「・・・分かった」
バタン・・
ローは出てった

「・・・ふぅーー・・・・危なかった・・・もし、彼らと同じ部屋にされたらどうしようかと思ったわ・・・」
クミはシャワーに入る準備をした
シャワーを浴び終えて着替えると
コンコン・・・・

「誰だ?」

ペン「お!あと数時間で次の島に着くぞ」

「分かった!意外と早いな」

ペン「ああ、隣の島だからな」

「・・そうか」
ペンギンの気配が消える

「・・・次の島は確か・・・ウォーターセブンかブッチかセント・ポプラかしら・・・・・6年ぶりに島を出たからか地図がうろ覚えだわ・・・・・」
クミは部屋を出ると隣のローの部屋に向かった
コンコンッ・・・

「・・ロー船長ーいるかー?」
ガチャ・・

ロー「・・何だ・・」

「次の島の名前って何処だ?」

ロー「・・・ブッチだ」

「・・美食の町だったっけ・・・?」

ロー「・・知るか」

「知らないのか・・・」

ロー「・・・」
バタン・・
ローは扉を閉める

「!!・・・」
クミはそのまま甲板に出た
ガコンッ・・・

べポ「あ!クミ!」

「!」

アザラシ「見ろよ!ほら!」

「!!」
目の前には島が見える

アシカ「あそこは美食の街だからなー!」

「楽しみだ」
そして、島の港に船を着けるとクミ達は上陸した
クミは一人で行動をする

「・・・ほう・・・」
クミが通るたびに振り返る女性達

女「・・あのー」

「?・・どうした?」

女「一人なら私と食事でも・・・」

「・・ごめんな・・俺行きたい所があるから」

女「・・!・・そうでしたか・・すいません」

「謝るなよっ!女は笑顔が一番だろ?」二コッ

女「!!!////」

「じゃあな」
クミは女の横を通り過ぎると酒場に入って行った
カウンターに座ると

「・・なあ、麦わらのルフィって知ってるか?」

マスター「!!・・・ああ、あのクロコダイルを倒したっていう・・・」

「ああ、そうだ。・・・どこにいるか知らないか?」

マスター「・・さあ・・・分からねェな・・・海兵なら知ってるんじゃないか?」

「・・そうか・・・すまねェ」
クミは店を出ると

「・・・使いたくねェが・・・」
プルルルルル・・・・・
何処かに電話を掛ける
ガチャ・・・

海兵「海軍本部です!」

「あのー、聞きたい事があって」

海兵「?」

「・・麦わらのルフィって何処にいるか知ってます?」

海兵「・・麦わらのルフィ・・・!?」

「知らないならいいですけど」

海兵「・・そういう情報は伝えられない事になってるんだ」

「・・・じゃあ、ガープさんに繋いでください。クミって言ったらわかります」

海兵「・・待ってろ」
そして、数分待つと
ガチャ・・

ガープ「はいはい、こちらガープじゃ」

「・・・久しぶり・・・おじいさん」

ガープ「!!!クミか!!今何処に!!」

「それは、聞かないで欲しい・・・・それより、ルフィは今何処にいる?」

ガープ「・・・ルフィ・・・アイツならきっとウォーターセブンじゃ」

「・・・そうか・・・分かった。じゃあね」

ガープ「待てェい!!」

「!!・・・何?」

ガープ「お前、今の今まで何処で・・・!」

「貴方が知る事じゃない・・・・」

ガープ「じゃが!わしは・・「じゃあね」」
ブツッ・・・
クミは電伝虫を切るとそのままローを探す

「・・・・居た」
ローの姿を見つけると

「・・ロー船長!」

ロー「!!・・・どうした」

「ここって何日ぐらいでログが溜まるんだ?」

ロー「・・・4日ぐらいだろ」

「・・・今から俺ァ4日空けるんで」

ロー「・・!!どういう事だ・・!」

「・・・・・急用が出来た」

ロー「・・・!?!?」

「・・絶対に戻って来るから待っててくれ」

ロー「てめェの心配なんざするか」

「ははっ・・・それでこそ俺の船長だ」
クミは海列車の駅に向かって歩き出すと

ロー「おい」

「!!」
パシッ・・・

ロー「番号だ」

「・・ああ」
クミに向かってローの番号が書かれた紙が渡される

カツカツカツ・・・・
クミは駅に行くと列車に乗り、ウォーターセブンに向かった

「・・・ふふっ・・・久しぶりね・・・ルフィ・・!!」




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