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ワンピース
出逢い
クミはある酒場で働いている女で男である

店主「おい!クミー!」

「はーい!」
クミは店主に呼ばれる
タタタッ!!
クミの格好はTシャツに中にはさらしを付けて下はジーンズ、帽子を被っている。中身は女だが訳ありで男装しているのだ。歳は24歳

店主「買い出しに行ってくれ」

「はい!」
クミはお金を渡されると街に出掛けた
タッタッタッタ!!

街の人「お!クミ!買い出しか?」

「うん!」

街の人「そうか!気をつけてけよ!」

「ありがとう!」
クミは買い出しを終えて酒場に戻る

「・・あーもう日が暮れそうだ・・!」
クミは荷物を持つと歩く速度を上げた
そして、酒場に帰ると

店主「お!帰って来たか!」

「すいませんでした!遅くなっちゃって!」

店主「いいよ!それより、お客が増えたんだ手伝ってくれよ」

「はい!」
クミはウェイターをしている
店の中はガヤガヤと騒がしかった

「にぎわってますね!」

店主「おう!!繁盛だ!」

「ははっ!」
すると、お客の海賊が

海賊「おい!坊主ー!!酒だ!」

「はい!只今!」

海賊「次はこっちだ!」

「はい!」
ダダダダ!!!
クミは大忙しだ。
そんな日が過ぎて1週間後に事件は起きる
それは、店の中で起きる

海賊「ああ?てめェ!!どこに目ェつけてんだ〜!?」

他の海賊「てめェに言われたくねェんだよ!」
海賊同士の喧嘩が始まったのだ
ガッシャン!!!!
テーブルとかが壊れる

「!!お、お客さん!喧嘩をするなら外で・・」

海賊「ああ?坊主は黙ってろ!」

「!!」
クミは店主の近くに下がる

店主「あーあ・・・オレの・・・店が・・・」

「!!」

店主「・・せっかく・・・全財産かけて造ったのに・・」
店主は悲しんでいる

「!!!・・・」
そんな店主を見たクミは
カツン・・カツン・・カツン・・
二人の海賊達に近づく

海賊「ああ??さっきの」

他の海賊「どっか行ってろ・!」

「・・てめェらがどっか行ってろ!!」
ドガッドガッ!!ガッシャァアン!!!!
二人はクミの蹴りを食らい外に吹っ飛ぶ

海賊「「ううっ!!」」

「・・人の店を壊しやがって!!」
クミは殺気を只漏れにして二人の海賊に近づく

街の人「!!・・マズい・・!クミがキレてるぞ!」

街の人2「何をしたんだ!!アイツ等・・!!」

街の人3「クミが怒るなんてよっぽどの事なんだな」
そして、外に飛ばされた海賊がクミに襲い掛かる

海賊「てめェ!!」
手には銃を持っている

「・・・残念だったな」
ヒュン!!
クミは消えると海賊の後ろにいる

海賊「!!いつの間に!?」

「・・お前ら賞金首だな?」

海賊「!!!」
そう言うとクミは二人の海賊をあっという間に滅多打ちにした

「・・お前らが店に来なければこんな目に遭わなかったのになー・・・アホだな、お前ら」
クミは店に戻ってった

店主「!!怪我はねェか!?」

「怪我はしてない」

店主「そうか・・!良かった・・・!!」

「ごめんよ・・」

店主「いいよ、シャワーを浴びて来なさい」

「うん」
クミは自分の部屋に戻るとTシャツとジーンズを脱いだ。
そして、胸に巻いてあるさらしを取った・・・・そこには、綺麗なくびれと豊満な胸が現れ・・・帽子を取るとニュアンスパーマのかかった金色の髪が現れる

「・・・」
そして、風呂に入るクミ
鼻歌を歌いながらシャワーを浴びる
シャワーから出るとネグリジェを着る

「・・・今日も疲れたな・・・」
そのままベッドにダイブする

次の日の朝・・・

コンコンッ!!

店主「クミ〜朝だぞ〜!」

「・・すー・・・・んん・・・」

店主「クミー!」

「・・ああ!!は、はい!?」

店主「あははは!!起きたか?」

「はい!」
扉越しに話す

店主「着替えて降りて来い、ご飯が出来たぞ」

「はーい!」
クミは顔を洗うと急いで着替えて下の降りる
タッタッタッタ・・・

店主「お!来たか!」

「遅れてすいません!」

店主「いいんだよ、お前は女だから準備が少しかかってもおかしくない」

「ふふっ・・・ありがとうございます」

店主「さあ、座れ」

「はい」
二人で朝食を始める

店主「そういや、昨日倒した海賊を海兵が回収してってくれてな」

「ふーん・・」

店主「賞金を贈るって」

「・・へェー」

店主「あと、海軍に入隊しないかって」

「・・ブフッ!!」
クミが紅茶を吹く

店主「うわあ!!汚いぞ!」

「あ・・ごめんなさい」
口を拭くクミ

「・・海軍に?」

店主「ああ」

「イヤです」

店主「そう言うと思って断っておいた」

「ありがとうございます」

店主「お前は海軍嫌いだもんなー」

「ふふっ・・・ええ・・・自由な海賊の方が好きです」

店主「本当に変わってるもんなー!」

「ふふっ・・・」

店主「・・本当は女としていたいだろ?」

「!!」

店主「・・・お前は女だと綺麗だからな・・・それに、手配書も完全に消えてねぇしな・・・危ない・・」

「ふふっ・・・大丈夫ですよ。私結構気に入ってますし」

店主「あはははは!!それは良かった!」

「ふふふっ」
朝食を終わらせて仕事を始める

店主「・・・あああ!」

「!?」
クミは店主の叫びに驚く

店主「しまった・・」

「!!?」

店主「昨日お前に頼んだ買い出しの中に入れるの忘れてた・・」

「ああ・・買い忘れか・・・行ってきますよ!」

店主「!!・・すまんな」

「はい」
クミは急いだ
タタタタタッ!!!

「・・あそこだ!」
クミがお店に入ろうとすると
ガチャ・・
扉が開いた

「!!!と、止まらない!!」
急いで走った為ブレーキが止まらないのだ
そして、衝撃をくらうと思ったが

ボフッ!!!

「!?」
何か柔らかい物にぶつかった

「・・ぬいぐるみ!?」
クミはそのまま反動で後ろに倒れる
ドサッ!!・・・

?「ああ!!ごめん!!」
白くてデカいクマが喋ったのだ

「・・!!・・・く・・クマが・・喋った・・・!!!」

?「!!・・・スイマセン」

「なにか打たれ弱いし!!」
そこに二人つなぎを着た男が現れる

?「おい!べポ!入口で止まるな!」
べポという名前の白クマが入口で止まっているから二人は出れないらしい。

べポ「ああ・・・ごめん」
べポはその場を退く
そして出てきたのが、キャスケット帽子を被った男とPENGUINと書かれた帽子を被った男だ

「!!」

?「!・・・」

べポ「ああ・・さっきぶつかっちゃって・・・・大丈夫?」
べポはクミの手を引く

「ああ・・・ありがとう」
クミは立ち上がる

?「・・誰だ?」

?「さあ・・?」
二人がべポを見る

べポ「だから、ぶつかっちゃったんだって!」

「あのー・・・急いでるんで・・」

?「ああ・・・悪ィな」
二人が退くとクミは急いで目的の物を買って酒場に戻った

「・・・・(あの・・マークどっかで・・)」
つなぎに書かれていたマークをクミは見覚えがあった

べポ「・・・・行っちゃった」

?「・・なんか・・・」

?「・・女みたいな奴だったな」

べポ「え!?女の子じゃないの!?」

?「男だろ!」

?「女じゃねェーか?」
3人が離していると

?「おい・・お前ら何してんだ」

べポ「あ!キャプテン・・!」
そこに、長い刀を持ちパーカーを着た長身の男が現れた。帽子もかぶっている


そして、酒場戻ったクミ

「・・ハァ・・ハァ・・」

店主「!?・・おい、どうした!?」

「・・ハァ・・ハァ・・クマって・・喋ります!?」

店主「・・はァ!?」
その日の夜・・
クミは倉庫のチェックをしていた

「・・よし・・これで終わり!」
そこに

店主「おいクミ」

「?・・どうしましたー?」

店主「客が来たんだ。それも、一味総勢だ」

「????」
クミと店主はその一味達を見に行った

店主「・・・凄いだろ・・」

「・・!!!!!」
そこには昼に見た白クマやつなぎを着た男達がたくさんいた

「ひ、昼間の・・・」

店主「クミが言ってたクマってアイツか・・」

「はい・・」
二人は驚きを隠せなかった
すると

べポ「ああ!!昼間の!!」
べポがクミに気付く

「・・!!」

べポ「ここで働いていたんだね!」

「うん・・・」
すると
ギィ〜〜〜・・・・・
誰かが入って来た

べポ「あ・・キャプテンだ」

「?・・船長さん?」
クミも入口を見る
そこには

トラファルガー・ロー「・・・全員いるか?」
そこに、PENGUINと書かれた帽子の男が駆け寄り

?「はい!!全員います!」
その男は
クミをチラッと見るとそのまま仲間達の中に入ってった

「・・・・」
硬直するクミ

店主「・・あいつは・・死の外科医のトラファルガー・ローだな・・・」

「・・・・」

店主「よォーっし、頑張るぞ!」

「・・・・」
クミはその船長から目が離せなかった

店主「・・・クミ?・・・おーーい」
店主がクミの前で手を振る

「・・・はっ!!」
我に帰るクミ

店主「お?やっと帰って来たか!」

「・・ああ!すいません!」

店主「さあさあ、早く酒を運んで!」

「はい!」
クミは酒を人数分運んだ
タタタッ!!

海賊「おーい!こっちに酒!」

「はーい!」

海賊「こっちにもー!」

「はい!只今!!」
クミが忙しく動いていると

べポ「大丈夫?」
べポがクミを心配する

「・・・え?・・ああ・・大丈夫です」

べポ「・・凄いねー!女の子なのに・・!」

「!!!!」

店主「!!!!」
クミと店主の顔色が変わる

「お、女じゃないっすよ!!男ですし!」

べポ「え!?・・・」

「・・よく女みたいって言われますよ!」

べポ「・・そうかなー・・・」

「はははっ!そうですよ!」

べポ「・・うん・・・ごめんね?」

「いいですよ!」
クミはそのまま店主の方へ走ってった

店主「・・大丈夫か?・・」

「・・はい・・・」

店主「・・動物は鼻が効くのかもな・・」

「ええ・・・多分・・」

店主「まあ、注意しろ」

「はい」
クミはその後も仕事を進めた

ロー「・・・・」
ローはそんなクミの姿をジッと目で追っていた
そして、海賊達が酔い潰れて残るは船長とキャスケット帽子の人とPENGUINと書かれた帽子の男だ

「・・・・(酒強いんだ・・きっと)」
クミはいつの間にか寝てしまった店主に毛布を被せると食器を回収し始める
カチャカチャカチャ・・・・

「・・・・」
すると

ロー「・・・おい」

「・・・・」

ロー「・・おい・・!」

「・・・!!はい!何でしょう・・!?」
クミはローに走り寄る

ロー「お前・・昨日海賊を吹っ飛ばしただろ」

「!!!・・・・」

ロー「・・・やはりな・・・昨日はオレもいたんでな」

「・・何が言いたいんですか・・・」

ロー「・・・クックック・・・」

「・・!!・・バカにしてません?」

ロー「・・いいや?・・」

「・・・俺は仕事があるんで」
クミはそのままローの元を離れるが

ロー「・・お前、俺の船に乗れ」

「!!・・」
クミは後ろを振り返る

?「船長!?」

?「何を・・!!」

「・・嫌です」

ロー「!!・・・・何故だ?」

「理由なんてありませんよ。諦めてください」

ロー「諦めるわけにはいかねェな・・・」
ローが言うと

「・・・・」

ロー「・・お前・・元は海賊だろ」

「!!!・・・そんな訳ないですよ。何を言っているんですか?ごく普通の一般人です」
クミはそういうと食器を片付ける為に奥に入ってった

ロー「・・・クックック・・・」

?「船長・・!何がしたいんですか・・!?」

ロー「・・あいつは強いぞ・・・・ペンギンてめェも見ただろ」
PENGUINと書かれた帽子の男に問う

ペンギン「・・・はい・・・見ましたが・・本人に断られましたし・・・」

ロー「・・絶対に仲間にしてやるさ」

ペン「!!・・・珍しいっすね・・」

ロー「!!・・・何がだ」

ペン「船長がこれまでこだわるとは・・」

ロー「・・うるせェ・・」

ペン「・・はい」


ロー達が停泊している島は偉大なる航路の島だ



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