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ワンピース
クミの過去
その頃、ディアマンテの所にピーカ達が向かう

ディ「はあ!?クミのマジギレした所を説明してほしいだと!?」

ピーカ「・・そうだ」

ディア「・・いいが、コラソンは?」

ベビー「書くのがめんどくさいんだって」

ディア「おいおい・・」

バッファ「おれも気になるだすやん!」

トレ「べへへへへへ・・・オレも一応聞いておこう」

ドフ「・・・・」

ジョーラ「あんな優しいクミがマジギレするなんて考えられないザマス」

ラオ「そうだぞ」

グラ「・・・」

マッハ「・・・だイーン!」

セニョール「・・・」

ディア「・・・ある任務の事だ・・・・」

時は遡り・・・
クミがファミリーに入って2、3か月頃の事だった
ディアマンテとクミとコラソンはジャングルを歩いていた

「・・・」
ザッザッザッザ・・・・

ディア「クミもファミリーに入って2、3か月だな」

「ふふっ・・・そうね」

コラ「・・・・」

ディア「お前男とか居ねェのか?」

「!!!////・・・い、いないよ?」

ディア「!?・・・意外だな・・いそうなんだが」

「ふふっ・・・居たとしてドフィが黙っていないわ」

ディア「わはははは!!そうだな!」

「・・・?」
クミは周りを見渡す

ディア「どうした?」

「・・いいえ?・・・気のせいかな」
クミは気配を感じた

ディア「近くに敵がいるのかもしれねェ・・・気をつけろよ・・・コラソン、クミ」

「・ええ」

・・・・

「・・・?」

ディア「・・ああ?」
ディアマンテとクミが後ろを見るとコラソンがいなかった

「!!!!コ、コラソンがいない!?」

ディア「おいおい!・・ここは敵の本拠地だぞ!?」

「・・!!!」
ドン!!
クミはディアマンテを押す

ディア「!!おぃ「し――!!」・・・・」
クミはディアマンテの口を抑える
ガサガサガサ!!!・・・
近くに何かがいるようだ
クミとディアマンテが物陰から覗くと

コラ「―――!!―――!!!」
コラソンが敵に捕まっていた

((((何捕まってんだーーーーー!!!!))))

敵「コイツはあいつらの仲間だろ?」

敵2「らしいな・・・連れてくか?」

敵「ああ」
敵達はコラソンを連れてった

「!!」

ディア「コラソンが捕まった事をドフィが知ったらおれ達殺されるぞ?」

「・・・ふふっ・・・敵を倒せばいいのよ」

ディア「!?・・・目的は宝だろ?」

「・・・私達のファミリーに手を出した事を後悔させてやるのよ」
クミはニヤリと笑うとデカい鎌を取り出す

ディア「!!・・そうだな」
二人は敵船に向かった
敵船の前に立つと

「・・・どうやって乗り込む?」

ディア「二手に行くか・・・オレが敵を外におびき出す・・そしたらクミはコラソンを助けに行け」

「はーい」
クミが月歩で上に上がるとディアマンテが敵船に乗り込み敵を外におびき出す
わーーー!!わーーーー!!

「・・ふふっ・・・そろそろね」
スタッ・・・
クミは甲板に降りると中に入ってった

「・・コラソーン・・何処ーー?」
クミは大きな扉を見つける
ガチャ・・

敵の船長「!!!」
そこには敵の船長と海楼石の錠を付けられてボロボロになっているコラソンだった

「!!!」

船長「お、お前は・・!!」

「・・コ、コラソン!!」
クミがコラソンに走り寄るとコラソンはまだ生きていた

「・・良かった・・」
クミは立ち上がると

「・・・てめェ・・・おれ達の仲間に手ェ出すとは・・・いい度胸してんなぁ?」
カツ・・カツ・・カツ・・
クミは船長に歩み寄る

船長「!・・ま、待て!」

「・・・地獄を味あわせてやる・・・!!」
シュン!!・・・ドゴォン!!!
クミが消えると船長が吹っ飛んで壁を突き破り陸に落ちる

コラ「・・・!!」

「・・・」
クミは無言で近づき
ドガッ!!バキ!!!
船長の両足と両腕を粉々に踏み潰した

船長「ぐああああああ!!!!!」

「・・・」
ギラッ・・
今度は鎌を上に上げると
ズバァ!!ズバァ!!ズバァン!!
船長の両腕と両足を切り落とした

船長「!!!!アアアアアア!!!!!」
船長は泣き叫ぶしかない

「・・・まだまだよ・・・私の怒りは」
次はお腹を強く踏む
ドスッ!!
グッと力を込める

船長「ぐあああ!」

「・・・・よくも・・コラソンを・・!!」
クミの目は悪魔の目になっていた
金色の輪がギラッと光る

船長「た・・助けて・・くれ・・!!」

「・・・結局貴方は処刑すべき人間だもの・・・・助かる道はない!」
クミはもっと力を込める

船長「ぐはァア!!」
内臓が圧迫されて口から血を吐く

「・・・・ニヤリ」
クミは次に鎌をまた持ち上げると
グサッ!!!
鎌を急所を外して胸に刺す

船長「アアアアア!!!!」

「・・まだ叫ぶ力が?・・・そう」
クミは止めを刺すために頭に足を乗せる

船長「ヒィイ!!!・・・ま・・・待って!」

「・・・」
バキバキ・・・
頭蓋骨にヒビが入りビキビキと音をたてる

船長「・・・!!・・か・・っ・・・!!」
そして・・・

グシャッ!!!
船長の頭が潰れ、説明のしようがなかった
クミは鎌を抜くとしまい、そこに立ちすくんでいた
周りには血が飛び散っている

「・・・」
タッタッタッタ!!
そこにディアマンテが来る

ディア「クミ!!・・何!?・・・こ・・これは・・」
ディアマンテは状況が飲めない

「・・・」
クミは顔だけをディアマンテに向ける
目は金輪のままだ

ディア「!!!・・・」
言葉を失くすディアマンテ

コラ「・・・!」
コラソンが目を覚ます

ディア「コラソン!・・・大丈夫か?」

コラ「・・・」
コラソンは頷くとクミに近づく
スタ・・スタ・・スタ・・・

「・・・」
クミはコラソンの顔を見ているだけで、我を忘れているようだ

コラ「・・・」
コラソンはクミの肩に手を置くと
すっ・・・

『ありがとう』

と書いた紙を見せる

「!!!・・・」
すーっと目が元の黒い目に戻る

「・・・どういたしまして!」ニッコリ

コラ「・・・・」
コラソンも笑顔になる

ディア「・・・??」

回想は終わり・・

ディア「・・・クミを怒らせるとこうなる」

ピーカ「・・・」

ベビー「・・・」
全員言葉を失くす

ディア「大丈夫だ、クミが怒る事はそうない・・・・自分の仲間を傷つける事はタブーだな」

ジョーラ「・・クミが・・・」

ラオ「クミはクミじゃ」

ベビー「そうよ!・・クミさんは家族思いの人よ!!」

ドフ「・・・」

グラ「若?」

ドフ「・・クミは・・そんなに残酷な女じゃなかった・・」

「「「!!!!???」」」

トレ「ドフィ〜どういう事だー?」

ドフ「・・クミは・・・・コラソンが拾って来た子供だ」

「「「「!!!!!」」」」

ドフ「拾って来た時は驚いたさ・・・・クミはコラソンと一緒に消えたがな・・・コラソンが帰って来たあとに戻って来たんだ。昔はもっと心の綺麗な女だった・・血を嫌う女だった・・・・だから帰って来た時はファミリーにいれようか迷った・・・だが、戦いぶりを見たとき驚いた・・・あんなに血を嫌っていた女が血を好いているんだぞ?・・だからファミリーの特別幹部にしたのさ」

ベビー「・・・クミさんの・・・過去・・」

「・・ドフィ・・!!」

ドフ「!!クミ・・!!?」

「・・・私の・・過去を・・!!」

ドフ「!!」
クミの目には涙が溜まっている

「・・・黙ってていて欲しかったのに・・・!!」

ドフ「・・すまねェ」

「・・・それに・・私は血が嫌いだったんじゃない・・・恐かったのよ・・・自分の中の悪魔が」

ドフ「・・ど・・どういう事だ・・」

「・・・私はコラソンに拾われた時には能力者だったわ」

ドフ「!?」

「・・・わたしの悪魔の実は血を見ると興奮して我を忘れるのよ・・・だから、血を避けていたのよ・・・でも最近はコントロールでき始めていたから良かったのよ・・・・でもコラソンがボロボロになった所を見て・・・我を忘れたわ・・・もう我を忘れる事はそうないと思うけど・・・」
クミはそういうと顔をあげる

「それに!今は大切な家族がいるから!守るものが出来て私楽しいわ!だから・・もう何も恐れないわ」
クミは今までした事のない笑顔で言う

ドフ「!!!・・・そうか」

ベビー「私もクミさんの事大好きー!!」
ボフッ!!
ベビー5はクミに抱き付く

「ふふっ・・」

バッファ「だすやん!!」
皆も笑う

ドフ「クミはおれの実の妹なもんだ」

「!!・・・ありがとう」

ドフ「コラソンと結婚したら本当の義妹になるな」

「!!////」

ジョーラ「本当ザマス!」

ディア「名前はドンキホーテ・クミかァ?」

「!!!!//////」
クミは真っ赤になる

ジョーラ「真っ赤ザマス!」

ベビー「可愛い!!」

「・・っもう・・!////」
クミは真っ赤な顔を隠すが耳まで赤い為隠しきれない

ドフ「クミいいか?」

「?」

ドフ「コラソンはああ見えて・・・どスケベだから気をつけろよ」

「!!・・・うん」

トレ「べへへへへへ!コラソンが襲って来たらオレの所に来いよ〜」

「嫌よ」きっぱり

トレ「ガーン!!」
クミは即答で言うとそっぽをむく

「ドフィの所に行くわ」
すると
バァン!!
扉が勢いよく開き
ダダッ!!
コラソンがクミに突進すると思いっきり首を横に振る
ブン!ブン!!ブン!!

「!!・・・ドフィは恐いって事?」

コラ「・・・!コクンコクン!!」

ドフ「コラソン・・・それはどういう意味だ?」
ドフィの顔に影がかかる

「・・ふふっ・・ドフィが最適ね、ドフィよろしく」

ドフ「ああ」
ドフラミンゴは頷く

コラ「――――――!!!」泣
コラソンは凄い嫌そうだ

「ダメよ、コラソンセクハラだもの」

コラ「!!ガーーン!!」

そして
時は流れて・・・2年後・・

「・・?・・・??」
クミはコラソンを探していた

ドフ「クミどうした」

「あ!ドフィ!コラソン知らない?」

ドフ「・・ああ・・・あいつなら街に出たぞ」

「分かった」
クミ達は拠点をリバースマウンテンに向かって移動していた
クミは船を降りると街に向かった
カツ・・カツ・・カツ・・・

「コラソンー何処ー?」
クミが歩いていると

ベビー「クミさんだ!」

「!!」
ベビー5とバッファローがクミに駆け寄って来た

「・・二人共!」

ベビー「街には行かないって言ってたのにー来たの?」

「ええ・・コラソンに話があって・・・」

バッファ「コラさんなら恐い顔をしてローを連れて行っただすやん!!」

「!!!・・・何処に行ったか分かる?」

バッファ「あそこの角を曲がってったのは見ただすやん」

「・・分かったわ、ありがとう」
クミは覇気を使いながら探した
プルルルル・・・
電話をかける
ガチャ・・

コラ「・・俺だ」

「!!・・・コラソン今何処?・・コラソンが喋っているって事はローはいないんだね?」

コラ「・・いや・」

「は!!?・・・・・あ・・居た」
クミは月歩で上がるとコラソンを見つけて向かう
タンッタンッタンッタン!!!!・・・スタッ!!
コラソンとローの間に降りた

ロー「!!」

コラ「!!」

「・・・コラソン・・何やってるの・・?」

コラ「クミ・・!!こ・・これには訳が・・!」

「・・・ふーん・・どういう言い訳?」

コラ「・・・そ・・それは」

ロー「・・・クミさん・・・」

「!!・・ロー・・」

ロー「・・コラソンが喋れるって・・知ってたのか?」

「・・・ええ」

ロー「!!!!」

コラ「・・・」

「コラソン言い訳していいわよ」
クミは少し怒っているようだ

コラ「・・・ローの・・本名を聞いたんだ」

「・・・・」

コラ「・・名前は・・トラファルガー・D・ワーテル・ロー・・・だったんだ」

「!!!!!・・・D・・!!?」
クミは驚く

ロー「!?」

「・・それは・・本当?・・ロー」

ロー「・・ああ・・」

コラ「・・だから、ドフィから離れるように言っているんだが・・・聞かないんだ」

「!!・・・・そう・・」

ロー「・・?????」

コラ「・・だから」
コラソンはクミの耳元に口を近づけると

コソコソコソ・・・・・

「・・!!!・・本気・・!?」

コラ「・・ああ」

「・・危ないわよ」

コラ「・・大丈夫だ!」

「・・・・・分かったわ」

ロー「???」

コラ「じゃあ・・最後に・・」
コラソンはクミの腰に腕を回す

「・・・!!」

ロー「ああ!!」
ローはコラソンの腕を引きはがそうとする

ロー「この・・!!放せ!!」

コラ「!!💢・・・」

「!!!・・・」
がっ!!
クミはコラソンの足を踏む

コラ「痛ってーー!!」
コラソンは足を抱えるとそのまま転ぶ
ズッテ―――ン!!!

「・・・ふふっ・・・さあ帰ろ?ロー」

ロー「ああ」
ローはクミの横を歩く

「・・ふふっ・・」
クミはローと手を繋ぎ帰る

コラ「・・・・💢💢!!」
コラソンは拗ねまくっている

「・・・ふふっ・・」
それが楽しいクミ

「・・しょうがないわね・・・・ロー」

ロー「?」

「10秒目を瞑って頂戴」

ロー「・・分かった」
ローが目を瞑ると
シュン!!
クミはコラソンの前に移動して
顔を近づけキスをした

コラ「!!!」
クミが顔を離すと

「・・・気をつけてね」
クミはそういうとローの隣に移動する
スタ・・・

ロー「・・」
ローは目を開ける

「・・ふふっ・・帰ろう」
クミはローの手を取ると歩き出す

ロー「・・???」

「・・・・」
ローの顔からクミの顔は見えないがクミの目には涙が溜まっていた

ロー「・・あ!」
ローは後ろを振り返ると

ロー「コラソン!!今からドフラミンゴにチクってやる!!」

コラ「!?」

「!!」

ロー「クミさんの事は言わねェがコラソンの事は言ってやる!」
ローは走り出す
タタッ!!

「ロー!」
クミは手を伸ばす

コラ「!!」
コラソンはローを追いかけるが
ガッシャ――ン!!
コラソンは勢いよくコケる

「・・・はあ・・・」
クミはコラソンに走り寄る

コラ「・・くそっ!・・・やべェ!」

「・・ふふっ・・・大丈夫よ」

コラ「!」

「彼には言えない理由があるわ」

コラ「・・どういう・・」

「早く戻らないと」
クミはコラソンの手を引くと歩き出した



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