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ワンピース
クミの正体
ローは物音で起きた

ロー「・・・ん・・・」
パチッ・・・

「・・・おはよう、ロー」

ロー「・・ん・・・おはよう・・クミさ・・・」
ローはクミの姿に驚いた

ロー「うわあ!!早く着替えてくれ!」
ローは布団に潜る
クミは風呂上がりで下着姿だったのだ

「えっ・・・ふふっ・・・ローはお年頃なのかな?」

ロー「は、早く・・!」

「はいはい・・」
クミは着替え終わると

「終わったよ」

ロー「・・・・」
チラッ・・・
ローは確かめると起き上がる

「ふふっ・・・・ロー」

ロー「・・何?」

「あと3時間後に出発よ」

ロー「え!!?」
ローは慌てて自分の部屋に走ってった

「・・ふふっ・・・」
クミは部屋を出ると
カツ・・カツ・・・カツ・・

「・・ふぅ・・」
コンコンッ

「・・・コラソンいる?」
・・ガチャ・・・
コラソンが出て来た

「!!」

コラ「!!・・・」
すっ・・
『どうした』

「・・話があるの」

コラ「・・・」
コラソンはクミを中に入れた
バタン・・
そして、椅子に座る

コラ「・・・」
すっ・・
『話ってなんだ』

「返事・・・してないでしょう?」

コラ「!!!」

「・・返事をしようと思って」

コラ「!!」
コラソンがクミの前で手を振る

「?」
すっ・・・
『まだ心の準備が・・!』

「!!ぷはっ・・・あはははは!!!」

コラ「!!!」
コラソンはクミが大爆笑する事に対して驚く

「・・あはははは!!」

コラ「・・・」

「・・ふふふっ・・・・はあ・・・・コラソン、意外にかわいいじゃない?」

コラ「!!/////」

「ふふっ・・」
クミは立ち上がるとコラソンに近づく。慌てるコラソン

コラ「!?!?」
ガタッ!!・・・ズッデ――ン!!
転ぶコラソン

「・・・ふふっ」
クミは椅子をコラソンごと足で直すと

チュッ!!
クミはコラソンにキスをした

コラ「!!?」
コラソンは柔らかい感触に驚く

「・・ん・・・・」
クミは唇を離すと

「・・・/////」
顔を真っ赤にさせる

コラ「!!」

「・////・・自分でやっておいて恥ずかしい」

コラ「・・!!・・・」

「これが私の返事よ」
クミがそそくさに出て行こうとすると
ガシッ!!

「え」
ギュッ!!
コラソンがクミを抱きしめた

「・・・!!」

コラ「・・・やり逃げか?」

「・・そ・・それは・・」

コラ「・・・」
コラソンはクミにキスをすると

「・・・ん・・・・んん!?」
舌を入れた
ベチャ・・ヌチュ・・・

「ん・・んあ・・・」

コラ「・・・」
クミはコラソンの意外過ぎるテクニックに翻弄される

「・ん・・・んん・・はあ・・・・んん・・・」
コラソンは満足したのか口を離す

「・・ぷはっ・・・ハァ・・ハァ・・」

コラ「・・・クミは・・今日からオレの女な」

「!!////・・・・うん」
二人はもう一度抱きしめあうと

「・・もう・・行くね・・・また後でね?」

コラ「・・・ああ」
ガチャ・・・バタン・・
クミは出ていった

コラ「・・/////・・・・俺の片想いだと思ってた・・・!!・・・ドフィに取られねェようにしねェと・・・」
コラソンは決めた

だが、コラソンはまだ知らないのだ・・・まだライバルがいる事を・・・

クミはローの部屋に向かった
コンコン・・

「・・ロー?」
ガチャ・・

ロー「!」

「準備はできた?」

ロー「うん」

「島まではドフィとコラソンと私とピーカが付いて来るから」

ロー「・・うん」

「じゃあ、行こうか」
クミはローに付いて行く
スタスタスタ・・・

ロー「・・・・」

「・・・」
港に着くと

ドフィ「あ?・・来たか!」
ドフィがクミの前に降りてくる

「ええ」

ドフィ「・・コラソンがまだなんだが・・・」

「!?・・・言って来るね」

ドフ「・・悪ィな・・」
クミはコラソンの部屋に向かった
コンコン!!

「コラソン?もう行くよー」
・・・ガチャ・・

「!」
コラソンが出て来た

コラ「・・・・」

「遅い!みんな待ってるよ!」

コラ「・・・・」
すっ・・・
『悪い』

「ふふっ・・・早く行くよ」
ガシッ・・
クミはコラソンの腕を掴む

コラ「!!」

「・・・・」
タタッ!!
クミは全力疾走で港に向かった
早く走りすぎたせいか地面が焦げている
ジュウ〜〜〜!!

「・・ハァ・・ハァ・・着いた!」

ドフ「!!・・・早かったな」

「うん」

ドフ「・・コラソ・・・」

「?」
ドフラミンゴはコラソンを見て硬直する
クミはコラソンを見ると

コラ「〜〜〜〜!!!」
コラソンは目を回していた

「!!コラソン!?」
クミがコラソンを揺らす

「コラソン!起きて!」

ドフ「・・・全力で来たのか?」

「ええ」

ドフ「・・お前が走ると時速いくつだ?」

「100キロ」

ドフ「・・目を回すに決まってるだろ」

「・・ごめんねーー!!コラソンーー!」

ドフ「・・とにかく行くぞ」

「はーい」
クミはコラソンを背負うとドフラミンゴと共に船に乗った
スタン・・・

「・・・」

ベビー「!!」

ピーカ「・・・」

ロー「クミさん、そんな奴落としちゃえばいいよ」

「ふふっ・・・それはダメよ」
パチン・・
クミはコラソンを床に横にすると水が入ったバケツを出す

「・・・」

ドフ「!!」

「・・水かけたら起きるでしょう?」
ザバァン!!
クミはバケツの水をコラソンにかける

コラ「!!!」
ガバッ!!
コラソンは勢いよく起き上がる

「あ!起きた」

コラ「!!・・・💢」
コラソンは流石に怒ったのかクミに向かって拳を振り上げる

「!!」
サッ!!
クミが避けると
ブン!!・・・ズッデ――ン!!!
コケるコラソン

ロー「!!・・ぶふっ・・!!」

ベビー「きゃはははは!!」

「コラソンー?何がしたいのー?」
クミはコラソンの顔を覗く

ピーカ「・・これまた豪快な転びかただな・・・」

コラ「・・💢!💢!!」
コラソンはマジギレだ
コラソンは立ち上がるとローとベビー5の所に向かう

ベビー「!」

ロー「!!な、なんだよ!」
二人が構えると

コラ「・・・・」
コラソンはそのまま二人をスルーして

「・・え?」
クミの方を歩くと

「・・・い、嫌な予感」

コラ「・・ニヤッ」

「!!」
ガシッ!!
クミの腰を持つとぐいっと顎を持ち上げキスをした

「ん・・!?!」

コラ「・・・」

ロー「んな!!」
ローは驚く

ベビー「きゃっ!!」
ベビー5は顔を覆う

ピーカ「!!?」
ピーカも驚いていた

ドフ「!!」
ドフラミンゴは硬直

「・・ん・・んんー!!」
コラソンは仕返しのつもりかクミの息が続くまでキスを続けた

「・・・んんんーーー!!」
コラソンは口を離すと

「ぷはっ!!・・ハァ・・ハァ・・・/////・」
クミは息を荒くする

コラ「・・・・・♪」
コラソンは満足したらしい

「・・/////」

ベビー「・・・ど・・どういう事!?」

ピーカ「・・・頭逝ったか?」

ドフ「・・・・!・・!」
ドフラミンゴは動かない

ロー「・・お・・おい!!コラソン!!てめェ!!クミさんに何しやがる!!」
ローは動揺しながらも言う

コラ「!」

ピーカ「・・コラソン・・お前・・発情期か?」

コラ「!!!」
すっ・・・
コラソンは急いで紙に書く
『クミは、今日からオレの女になった』

「「「!!!!????」」」

「コ、コラソン!!////」

コラ「・・・・」
すっ・・
『本当の事だ』

「・・・はあ・・・・」

ロー「クミさんが・・・・コ・・コラソンの・・・・女・・・!?」

ピーカ「・・・;」

ベビー「・・・え?という事は・・・クミさんは若様の義妹って事ーー!?」

「まままって!!結婚する前提!?」

コラ「・・・・」
『違うのか?』

「ええーーー!!?」

ロー「ダメだ!」

「・・ロー?」

ロー「クミさんは俺のだ!」

「・・・!?!?」

コラ「・・・!」
すっ・・・
『お前なんかにクミは合わねェ』

ロー「!!・・うるせェ!万年発情期!!」

コラ「!!!」
『クミにべったりのガキ!!』

ロー「!!・・エロゴリラ!!」

コラ「!!」
『モフモフ帽子のクソガキ!!』

ロー「!!」
二人で謎の喧嘩を始める

「・・・・」

ベビー「・・素敵」

ピーカ「!!・・・何を言ってんだ?」

ベビー「だって、一人の女性の取り合いなんて・・・」
ベビー5は顔を赤くする

ピーカ「・・おれには只のガキの喧嘩にしか見えねェ」

「・・あら?ピーカ私もよ・・・・コラソン」

コラ「!」

「大人気ないわ」

コラ「!!ガビーン!!」
落ち込むコラソン

「・・・あ・・沈んじゃった」

ピーカ「クミそれよりドフィを現実の世界に戻してくれ」

「え?」
クミがドフラミンゴを見ると石化していた

「!!」
クミはドフラミンゴの顔を前で手を振る

「ドフィ〜〜??」

ドフ「・・・・」ポカーン

「・・ドフィーー!!?」
少し強めに言ってみる

ドフ「・・・・・」

「ド・フィ・!!!」
大きな声で言うと

ドフ「・・・はっ!!・・・オレは・・」

「あ戻って来た」

ドフ「・・クミ!・・お、おい!コラソン!お前本当か!?クミが・・お前の女って!!」

コラ「・・・・」
コラソンも石化状態

ドフ「・・・!」

「・・そうよ」

ドフ「!!」
ドフラミンゴはクミを見る

「今朝からよ」

ドフ「!!・・・気づかなかった」

「私がバレないようにしてたもの」

ドフ「・・そうか・・」

「でも、結局コラソンがバラしちゃったー」

ドフ「・・・・クミは・・俺の妹になるって事だな!」

「ええ!?何で皆結婚前提なの!?」

ドフ「し、しないのか!?」

「・・んー・・分かんない」

ドフ「!!」

「だって私達海賊でしょ?いつ死ぬか分からないからいつ結婚するなんて分からないわ」

ドフ「ああ・・・そうだな」
納得するドフラミンゴ

ピーカ「・・!!島に着くぞ」

「!!」

ロー「・・あ・・あの島に」

ベビー「・・・・ゴクン」
二人は少し緊張しているようだ

「・・ふふっ・・・初めての仕事だね、頑張って」
クミは二人の肩に手を乗せて言う

ロー・ベビー「「うん」」

ドフ「・・・・(あいつ等クミにだけ、正直なんだよな・・・)」
少し思うドフラミンゴでした

コラ「・・・はっ!!」
コラソンも我に帰る

ドフ「!」

コラ「!」
コラソンが我に返った頃にはローとベビー5は行っていた

「・・あ、起きたのね」

コラ「・・・・?」

「・・二人はもう行ったわ、あとで宝を取りに行くのよ」
クミはコラソンに言う

ドフ「あいつらも強くなったからな!」

「ふふっ・・・そうね」

コラ「・・・・」

ピーカ「あいつら電伝虫持ってったか?」

ドフ・クミ「「あ・・」」

コラ「・・・・」

ピーカ「・・・・」

「い、行きましょうか?・・」

ドフ「そ・・そうだな」
ドフラミンゴ達はそう言うと向かった

「・・・ふふっ・・楽しみね」
すると
ドガガガガ!!!
ベビー5の銃の音が聞こえる

「!?」
クミ達は少し足を速めて向かった
途中で

海賊1「船長のとこにか行かせねェぞ!!」

「・・ふふ・・」
パチン・・ポン・・
クミはデカい鎌を出すと

「・・そこを退いて頂戴」
ざっと10人ぐらい

「・・ドフィ達は下がってて」
ドフラミンゴ達が下がると
ズバズバズバズバアアン!!
クミは一瞬で全員を斬った

「・・終了」

ドフ「・・・」
ドフラミンゴ達はロー達が見えると

「!!ロー!!」
ローが今にもナイフで刺されそうだった
シュン!!
クミは一瞬で移動すると
ドガァン!!
敵を蹴り飛ばす

ロー「!!」

ベビー「!!?」

「・・・💢」
クミは半分キレていた

ロー「・・・クミさん・!?」

ベビー「・・・ぐすんっ・・・」

「・・大丈夫?二人共・・・!」
二人は頷く

「・・良かった・・・・待っててね、あのフザけた野郎を殺してくるから」
ポン・・
クミはデカい鎌を出すと男の方に歩いてった

男「!!!」

「ふふっ・・・貴方の賞金は欲しいから半殺しね」

男「!!」
男が逃げようとすると
ドガァン!!
クミは踵落としで男を倒れさせると
ドガァ!!ゴキ!!ゴキ!!
両腕をへし折った

男「ぎゃああああああ!!!!!」

「・・・・」

ロー達は・・・

ドフ「・・・まだ早かったな・・」

ベビー「うわあああん!!!若様〜〜〜!!」大泣
ベビーは泣きながらドフラミンゴの足にへばり付く

ロー「・・・・くっ・・」
ローは帽子を深く被る

コラ「・・・・」
ぼっ・・・
コラソンは煙草を吸っている
コートに火が燃え移っている
そこに
ズルズル・・・
クミは瀕死の状態の男を引きずって持ってくる
ピーカは敵の宝を持っている

「・・・!!コラソン!燃えてるー!」
ドサッ!!・・
男を落とすと
パチン!・・・ポン!!・・・ザバァン!!!
クミが水をコラソンに掛ける

コラ「・・・・」ポタポタ・・・

「・・・・」
化粧が取れかけているコラソン

「・・・・」
パン!!
クミは手を叩くと元に戻した
コラソンの化粧が元に戻る

「・・・・(私素顔のロシナンテの方が好きだなー・・・)」
クミは男を持ち直すと船に向かう

「・・コラソン、行こう?」
コラソンは立ち上がるとクミの持っていた男を持ち上げ歩き出す

「!!!・・・ふふっ・・・」
さり気なく優しいコラソン

コラ「・・・・」

「・・ふふっ・・」
船に戻ると

「ロー!べビー5!!傷を診てあげるからおいでー!」
ローとベビー5がクミに駆け寄って来た
タタッ・・

「ふふっ・・」
クミは救急箱を出す
カチャカチャ・・・・
先にベビー5を診る

「・・深い傷はないから良かったわ」

ベビー「うん!」
ベビー5を先に帰すと

「次はローだね」

ロー「・・・」
クミはローの傷を診る

「・・ふふっ・・・ローの方が傷が多いね・・・女の子を守った証拠ね」

ロー「・・・///・・・ふん!・・」
そっぽ向くロー

「・・・あら、可愛いっ」

ロー「!!////・・・うるせェよ」

「ふふっ・・・はいはい」
クミもローの治療を終わらせると
バタン!・・・ポン!
救急箱をしまう

「・・・ローも行っていいよ」
ガシッ・・・
ローはクミのスカートの裾を持つ

「!!」

ロー「・・本当は・・・」

「?」

ロー「・・怖かったんだ・・・!」

「!!」
クミはしゃがむ

ロー「・・クミさんが来てくれなかったら・・・俺死んでた」

「!!・・・大丈夫・・ローは絶対に殺させないよ・・・私の大事な人達は私が守るって決めたから」

ロー「!!」

「・・ローは私の大事な家族だから」

ロー「・・!!」

「・・ふふっ・・・今日は本当にお疲れさま」

ロー「・・・うん」

「自室で寝ておいで」

ロー「・・・うん」
ローは自室に向かった

「・・」
クミは甲板に出た
ガチャ・・・

ドフ「!」

「・・ソレ、どうするの?」

ドフ「海軍に渡そうと思ってな」

「!!!・・・襲われるじゃんか」

ドフ「・・その時は応戦すればいい」

「お金なんか渡してくれないよ」

ドフ「・・そうだな・・・」

「・・どうするつもり?」

ドフ「・・クミお前変身できんだろ」

「!!・・そうか!・・・じゃあ何に変わればいい?」

ドフ「・・誰でも良い」

「・・分かった・・・」
クミは自分にペタッと触れる
ポン!!

「どう?」

ドフ「・・・・いいんじゃないか?」
クミがなったのは見た目は強そうな男だ

「・・ふふっ・・そうでしょう?」

ドフ「・・・声も低くなるからかお前がオカマに見える」

「!!酷いなあ」
クミは元に戻る

ドフ「そういや、ローは?」

「寝てるよ、多分」

ドフ「・・そうか」

「・・ローを・・・本当に右腕にする気?」

ドフ「・・そうだ」

「・・・そう・・」

ドフ「・・どうした?」

「・・いえ?・・・ヴェルゴもいるのにいいのかなって」

ドフ「アイツならわかってくれるさ」

「・・ふふっ・・・そうね」
目の前に海軍の駐屯所が見えて来た

「!!」

ドフ「おれ達はこの辺りにいるから、空を走って来い」

「はい」
クミは変身すると男を持って走ってった
タッタッタッタ!!!!

ベビー「・・クミさんのアレいいなー!」

ピーカ「・・六式の月歩らしい」

ベビー「へェ・・・」

ドフ「あいつは脚力はファミリー随一だからな」

ピーカ「一回トレーボルがクミを怒らせて2週間安静の大傷を負ったこともあったな」

ドフ「ああ・・・あれか」

ヘビー「あれはトレーボル様がクミさんの事を弱者とか言ったから・・・・」

ピーカ「クミの第一印象は弱そうだったからな・・・・それでクミに言ったら一発KOだったな・・・・」

ドフ「アイツの強さが一発で分かった瞬間だったな・・・覇気もこもっているしな」

コラ「・・・・・」
すっ・・・
コラソンは紙を出す

『皆はクミの本当の恐ろしさを知らない』

ドフ「!?」

コラ「・・・・」
『今日もそうだがアレはまだ70%ぐらししか起こっていない』

ピーカ「どういう事だ」

コラ「・・・・」
すっ・・・
『説明するのがめんどくさい』

ピーカ「しろよ」

コラ「・・・・」
すっ・・・
『書くのが大変なんだ』

ドフ「・・他に知ってる奴はいるのか?」

コラ「・・・・」
すっ・・・
『ディアマンテが知ってる』

ドフ「!!・・・そうか」

ピーカ「・・そんなにか・・?」

ベビー「あんなに優しいクミさんが・・・?」

ドフ「・・・;」


その頃クミは・・・
スタッ・・・

「・・ふぅー・・・」
クミは駐屯所の前にいる
ブザーを押すと

海兵「誰だ!」

「あのー賞金稼ぎなんですけど、コイツを持ってきたんで・・・」

海兵「!!・・待ってろ」
すぐに海兵が来てくれた
ガチャ・・

海兵「・・入れ」
クミは男を担ぐと中に入った

海兵「賞金を持ってくるからそこで待ってろ」

「・・・」
そして、すぐにお金を持って帰って来てくれた

海兵「・・まだ生きてるのか・・?」

「ああ」
クミは男の顔を上げると

男「・・うっ・・・」

海兵「・・・」
海兵は賞金をクミに渡す

「どうもー」
クミはお金を持って出て行こうとするが

?「・・・!!クミ・・!?」

「・・!!」
クミが後ろを向くとそこに居たのは・・・

おつる「クミじゃないか!!」

「!!おつるさん!?」
クミが変身しているのに気づくおつる

海兵「「「!!!?」」」
海兵達は驚いている
クミは変身を解く

海兵「「「!!!!」」」」

「お久しぶりです!」

おつる「・・知らない間にまた綺麗になったんじゃないか?」

「そうですかね?」

おつる「アイツもしっかりやってるかい?」

「ふふっ・・・連絡が来ているんじゃないですか?」

おつる「全部センゴクの方さ」

「そうですか」

海兵「・・・・!!思い出した」

「?」
海兵の一人が言う

海兵「ほら!絶対そうだ!」

海兵2「何がだよ」

海兵「黒揚羽のクミ中将だよ!」

海兵2「!!?・・・あれは本部の噂だろ?」

海兵「いや、絶対そうだ」

海兵2「・・・うーん・・・」
海兵達はヒソヒソ話し始める

「・・・ふふっ・・」

おつる「お前が任務に行ってから本部の男達が蝶がいなくなって嘆いておったわ」

「!!・・ふふっ・・・そうですか」

おつる「目途はいつ頃つくんだい?」

「分からないです」

おつる「・・・そうかい」

「・・私・・今・・・///」

おつる「?・・まさか・・海賊に「違いますよ///」・・じゃあ」

「・・私・・彼と・・付き合ってるんです////」

おつる「!!・・ロシナンテとかい!?」

「・・はい////」

海兵「「「「ガ―――ン!!!」」」」
海兵達がガックリと肩を落とす

おつる「・・まさか・・アンタ達がくっつくとはね・・」

「ふふっ・・・・・・ロシナンテがいない世界なんて生きていけません」
クミは赤く頬を染めながら言う

おつる「・・そうかい・・・一応本部には伝えておくよ」

「・・ふふっ・・ダメですよ?本部が荒れますよ?」

おつる「それは困るね」

「では・・私はそろそろ」

おつる「・・・ドフラミンゴが近くにいるのかい?」

「・・・ええ、でも襲撃しないで欲しいです」

おつる「・・・うーん・・それは難しい要望だね」

「そんなぁ・・・襲撃されたら私も本気で軍艦沈めちゃいますよ?」

おつる「・・・しょうがないねェ・・・軍艦も費用がかかるからねェ」

「ふふっ・・・ありがとうございます」

おつる「・・今回だけだよ?」

「はい」
クミはお金を持って出ていく

「・・・ふふっ・・・」
クミは月歩で船に向かった
タッタッタッタ!!!・・・・スタッ!!

ドフ「!!」

ベビー「おかえりなさい!」

ピーカ「結構かかったな」

「うん、すごい瀕死だったからーもうすぐで金額が下がるところだった」

ドフ「帰るぞ」
船をアジトに向かわせる

「・・・ふあ〜〜・・」
クミがあくびをする

「・・私眠いから寝るね・・・着いたら呼んで」

ドフ「ああ」
クミは自室に向かったが・・・

「・・ローと寝よう」
ローの部屋へと踵を返す
ガチャ・・・

「・・ロー・・起きてるー?」

ロー「・・・すー・・すー・・」
ローは爆睡だった

「・・・ふふっ・・」
クミはローのベッドに入ると眠った

「・・・すー・・すー・・・」

3時間後・・・

ロー「・・う・・・・・ん?・・・んん!?」
ローが起きるとクミがローを抱き枕のように抱いて寝ていた

ロー「・・!?!?!?/////」

「・・ん・・・」

ロー「・・・ど、どうしてクミさんが・・・?」
コンコンッ・・・
ローの部屋に誰かが来る

ロー「!!」
ローは寝たふりをする
コンコンッ!!!

「・・ん・・・んん?」
クミは起きる扉を開けた
ガチャ・・・

「・・ふぁーい・・」

コラ「・・・・」

「・・ああ・・コラソン・・どうしたの?」

コラ「・・・」
すっ・・・
『着いたぞ』

「分かった」

コラ「・・・・」
すっ・・・
『何でローの部屋にいる?』

「だって、ローと寝たかったから」

コラ「!!」

「・・ふふっ・・・すぐ準備するってドフィに伝えておいて」
バタン・・
扉を閉める

「・・・ふあ〜・・・」
クミはローを起こす

「ロー着いたよ・・」

ロー「・・・ん・・・」
寝たふりをしていたローは起きる

「ふふっ・・」

ロー「・・!!クミさん!?」←寝たふりしていたため必死に演技をする

「そんなに驚く事?」

ロー「あ、当たり前だろ!?」

「・・そう・・」

ロー「入る時はノックしてくれよ」

「したけど寝てたじゃん?」

ロー「!!」

「ふふっ・・・先に行ってるね」

ロー「・・うん」
クミは外に出ると戻ってった

「・・・ふふっ・・・」




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