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ワンピース
おかえり
クミがシャンクスに島の上陸を聞くと一発OKだった

「・・やったー!!島だ!」
クミが上陸の準備をしていると

シャン「クミ」

「?何ー?」

シャン「・・街には行っていいが・・森には入るなよ?」

「!?・・どうして?」

シャン「・・ここの島の森に入ると・・・虫がウジャウジャいるんだぜ?・・」

「!!ゾクッ!!・・・ヤダ」

シャン「なら、入るな・・・オレは用事がある」

「・・分かった」
クミは準備し終わると甲板に出た

シャン「!・・準備できたか」

「うん!」

ベックマン「まあ、他の奴らが島に上陸するらしいから・・・何かあったらソイツらに先に言えよ」

「うん!」

シャン「じゃあ、行って来い」

「行ってきまーす!」
クミは島に降りると走ってった

シャン「・・・」

ベックマン「・・・まあ、大丈夫だろ・・・」

ルー「だがよー・・ミユキが街に出てたら・・・ヤバくないか・?」

「「「あ!・・」」」

シャン「・・やべェな・・!」

ベックマン「・・・;」

ヤソップ「大丈夫かよ!」

シャン「・・・」

その頃クミは・・
カツカツカツ・・・

「ふふっ!・・・可愛い服がいっぱい!!」
クミがキョロキョロして歩いていると
ドン!!

「あ!すいません!」

?「いえ・・!大丈夫です」
女人が顔を伏せたまま荷物を拾う

「いえ!拾いますよ!」
クミも荷物を拾いそれを渡す

「どうぞ!」

?「・・ありがとうございます・・」

「いえいえ」
女の人が歩いていく
そして、ふわりと香る・・・・どこか懐かしい香り

「!!!・・・(何だろ・・・懐かしい)・・」
クミはとにかく歩き出すがさっきの女の人が気になり集中できない

「・・・・あああ!!やっぱり気になる!!」
ダダッ!!
クミはさっきの女の人を探しに行った

「・・何処・・!?・・」
街中を走り回り、街の人に聞いた

「あの!こんな感じの髪の毛にこんな荷物を持った人を見かけませんでした?!」

街の人「・・ああ・・ミユキさんか」

「・・ミユキ・・・」

街の人「彼女なら・・森の奥に住んでるよ」

「!!・・ありがとうございます!」
クミは森の入り口まで行くと

「・・あ!・・そうだ・・シャンクスに・・ダメって言われた・・!!・・・でもー気になるし」
クミは迷ったが気になったものはしょうがないため森の中に入ってった
スタ・・スタ・・スタ・・

「・・・うわ・・・森は苦手だー・・」
クミが歩いていると

「・・・ん?・・クンクン!・・・良い匂い!」
クミは言い匂いがしてその匂いを辿って行くと

「・・・家だ!!・・もしかしたら、住んでるかも!」
クミはその家の玄関の扉を叩く
コンコン!!
・・・

「?」
クミはもう一度その家を見渡す

「・・・・いないのかなー」
クミがキョロキョロしていると

?「・・どなたですかー?」
ガチャ・・
扉が開く

「開いた!・・・」
そして、中から女の人が出てきた
さっきはフードを被っていて顔がよく見えなかったが今回はよく見えた
だが、よく見えた事により・・・

「・・・!!!・・あ・・・あ・・」

?「!!・・・・クミ・・」
女の人はクミの名を呼び、泣き始める

「・・・な・・・お・・お母さん・・・・です・・か?」

?「・・・!!!・・・ごめんなさい・・人違い・・・です」
クミにそう言うと女の人は扉を閉めようとしたが
ドサッ!!

「!!」
女の人は倒れてしまった
クミは急いで揺らすが起きない
家の中に入れると看病をした

?「・・・うゥ・・・ごめんね?・・・ごめんなさい・・・・」
うなされているのかずっと謝っている

「・・・・」
クミは女の人の部屋を回ると見つける

「・・・・!!」
そのには、写真立てがあり・・写真が半分破られて入ってた・・

「!!!・・・」
クミは手帳を出すと写真を出した

「・・同じ・・」
写真立てに入っている写真の片割れだった
写真は丁度斜めに切れてクミが持っていたのは自分とお母さんの首からしたの写真だった

「・・・うっ・・・お母さん・・・・どうして・・・」
クミは写真を片手に泣く

母「・・・クミ・・・ご・・めんね・・・」

「!!・・」
クミはお母さんの傍に寄る

母「・・ごめんね?・・・」

「・・どうして・!どうして・・私を・・売ったの・・!!」

母「!!・・・」
母はゆっくりと目を開ける

「・・・」ポロポロ
大泣きのクミ

母「・・・!!ポロポロ・・クミ・・・・」

「・・どうして・・!私を・・捨てたの!?」

母「!!・・・ごめんなさい・・・!」

「謝るんじゃなくて・・・教えてよ・・」

母「・・・本当は・・あなたも連れて・・この世界に来るつもりだったの・・・・!・・でも・・できなかった・・!・・私は・・あの人を愛してたから・・!この世界に来る人数は二人って決まっていて・・・・」

「!!」

母「・・私は・・何て事を・・・とても・・後悔したわ・・・貴方よりもあの人を選んだ事を・・!」

「・・・」

母「・・この世界に来て・・私は・・あの人に裏切られたわ・・・その後、海軍に入り・「そこから後は・・知ってる・・」・・!!・・そう・・・・でも・・私が海軍を抜けた理由は・・・・・ゲホッゲホッ!!」
母は血を吐く

「!!・・」

母「・・もう・・私の命は・・短いわ・・」

「いつから・・・!?」

母「・・事件からよ・・・不治の病・・余命は10年と言われたわ・・・・でも・・・貴方に一目会いたくて・・・」

「!!」

母「・・・大きくなったね・・・クミ」

「・・お母さん!!・・・死なないで・・!」

母「・・・ごめんなさい・・・・・ダメよ・・あと・・数分の命よ・・・」

「・・あったばかりなのに・・!!やっと・・会えたのに!!・・・こんな事って・・」

母「・・・・クミ」

「!!」

母「・・自分の人生をしっかり生きて!!」

「!!・・・」

母「・・自分の命は大事にするのよ・・・!貴方一人の命じゃないわ・・・もう貴方は一人じゃないわ・・・」

「・・・」

母「何もできないお母さんで・・・ごめんね?・・・クミ・・・好きよ・・・・」
ガクン・・・

「!!・・お母さあああああん!!!!」

母「・・・・」
クミの母、ミユキは息をクミの目の前で引き取った・・・

「うわあああああ!!!!」
ゴゴゴゴゴ・・・・
ザアアアア・・・!!!
クミの涙と共に大雨が降る

「うぅ・・・グスン!!・・・お母さん・・せっかく・・会えたのに・・!!・・・・どうして・・!!・・・」
クミは2日間ずっと泣き続けた
クミが帰ってこない事を気にしたシャンクスがクミを探しに森に入った

シャン「・・クミーー何処だーーー」
雨はずっと降り続いている

シャン「・・クソ・・・・・何処だ・・・・まさかっ・・・・」
シャンクスはミユキの家に駆ける
タタタタ・・・バァン!!!

シャン「クミ!!いるか!!」

「・・・ぐすっ・・・」
クミは母の亡骸の横で座って泣いていた

シャン「・・・クミ・・」
シャンクスはクミに近づく

「・・知ってたの・・・シャンクス・・・」

シャン「・・・・」

「・・・森に入るなって・・・こういう事・・?」

シャン「・・・ああ」

「お母さんは・・死んだ・・・・・」

シャン「・・・ミユキは・・ずっとクミの事を思っていた・・」

「・・・」

シャン「不治の病が・・・酷くなったのは・・・クミが賞金首として名を挙げた時だ・・・その頃にはもう・・・・体は不自由で食べ物も食べるのが酷いくらいだった・・・・俺は毎日通った・・・少しでも和らぐように、船医も連れて・・・」

「・・また・・一人・・」

シャン「?」

「・・また一人と・・大事な人が・・・消えていく・・・・」

シャン「!!・・クミ、お前は一人じゃない」

「・・・」

シャン「気をしっかり持て!・・・お前の命はお前だけのものじゃない・・・!」

「!!!・・・お母さんも言ってた・・」

シャン「自分の為に生きろ・・!・・クミは優し過ぎる・・自分の命をやり投げ過ぎるんだ」

「・・・」

シャン「大事な人を傷つけられる事は辛い・・・だが!お前が死んだり傷ついたりしたら・・・誰が悲しむ・・?」

「・・・・!!」
クミは顔を上げる

シャン「・・ローやルフィ達・・仲間達なんじゃないのか・・?」

「!!!・・・」

シャン「・・前を向け」

「・・・」

シャン「失ったものばかりを・・・数えるな・・・!」

「・・・!!・・・」

シャン「・・いつまでも下を見ているな!足元を見るな!!・・・過去ばかりに囚われすぎている!!」

「・・・・ごめん・・・シャンクス・・」
スッ・・
クミは立ち上がると涙を拭う

「・・もう泣かない・・!・・過去にもとらわれない!!」

シャン「・・・・ああ」
シャンクスはホッとしたように笑顔になる

「・・・ふふっ・・」

シャン「・・・よし、ミユキの弔いをしよう」

「うん」
シャンクスは木の棺桶を持ってくるとクミの母を寝かした

「・・お母さん・・私、お母さんに言われたように生きる!!・・・だから、心配しないで!」
クミは写真を握り締める

シャン「・・・いいか」

「うん」
棺桶に火をつけると海に流した

シャン「・・ミユキは海が好きだったからな」

「・・・うん・・」

シャン「・・・ミユキ・・元気でな」

「・・じゃあね・・お母さん」

シャン「・・・・」

「・・・グスッ・・」
そして、見届けると

シャン「・・帰るか!」

「うん!」
クミ達はミユキの家の片づけをし、船に戻った
クミの手には写真と・・・母のネックレスが握られていた


そして、半年が経ち・・

「・・・すー・・・すー・・」
クミは爆睡していた
コンコン!!

「・・・・すー・・」
ゴンゴンゴン!!!

シャン「クミ!!おい!!」

「・・・すー・・んあ?・・・ああ・」
クミはよだれを拭うとドアを開けた
ガチャ・・

シャン「クミ!・・起き・・・・すげェ・・寝癖だな!」

「は!!・・」
クミは急いで髪を直す

シャン「はっはっは!!」

「で、どうしたの?」

シャン「忘れたか!今日はあの日から1年半だ!」

「!!!・・・そうだ!!」

シャン「決闘するのは・・・そうだな・・・」
シャンクスは悩む

シャン「・・そうだな・・・・・無人島にすっか!」

「!!・・うん」
シャンクスのナワバリの無人島で決闘になった
シャンクスはいつの間にかローには連絡したらしく後は行くだけだそうだ

「・・・それで?・・」

シャン「それを着ろ!」

「・・・・」
シャンクスに渡されたのは・・赤いドレスだった

「・・・・・舞踏会か!」
クミはシャンクスに投げつける

シャン「!!・・何だよー・・・男の戦いだぞー?」

「知るか!!服は普段でいいでしょうが!!」

シャン「・・ええーー・・・見たかったのに・・」

「シャンクスの好みに合わせないでよ!!」

シャン「わっはっはっはっは!!」

「笑い事じゃないし」

シャン「とにかく!着ろ!」

「・・・分かったよ!!着ればいいんでしょう!!?」
クミはドレスを持って部屋に入り着替える
ドレスを着て、母の形見のネックレスを付けて赤のハイヒールを穿き、薄く化粧をして髪の毛も巻いて

「・・・これで、どうだ!!・・フン!・・・文句は言わせない!!」
クミはドアノブに手をかけ出ようとしたが
ガチャッドン!!
カギを閉められた

「!!?・・おーい!!シャンクスー!!鍵を開けてーー!!」

シャン「ん?ダメだ」

「!?何でよ!!」

シャン「アイツが来てからのお楽しみだ」

「んな!!・・・・」
クミはベッドに座る

「・・もう!」

シャン「わっはっはっは!!そう怒るな」

「島にはもう着いた?」

シャン「もうとっくに着いている、あとはお前のナイトだけだ」

「・・!!////・・・ナイト・・私のナイトっ・・」
ザバァァ――ン!!

シャン「お?噂をすれば・・!」

「覇王色を使わないでよ!?・・・」

シャン「威嚇程度に使うだけさ」

「使うなーー!」

シャン「じゃあ、行って来る!・・・ベックマンが迎えに来るからー」

「!!・・分かった!」
クミは覇気で無人島に誰が上がったのかを確認する

「・・・んー?・・あれ・?全員かよ・・!!」
全員無人島に行っていてクミだけが船に残される

その頃シャンクス達・・・・

シャン「・・よォ・・」

ロー「・・・」

シャチ「・・やべェ・・・」

ペン「・・四皇だ・・・本物だ・・」

べポ「・・おれ・・倒れそうだよ・・」

クルー「・・・」
ハートの海賊団は赤髪海賊団を見るだけでゾッとしていた

ベックマン「・・・」

ルー「・・あれが、死の外科医かー」

ヤソップ「・・ほう・・」

クルー「お頭の覇気に倒れねェなんてな!」

クルー2「違ェよ・・!・・そんな事したら、お頭クミに半殺しだぜ?・・」
赤髪海賊団はロー達を見ていた

シャン「・・・」

ロー「クミは何処だ・・!」

シャン「今、連れてくるさ」
シャンクスがベックマンに合図をするとベックマンは船内に入ってった

クミはというと

「・・う〜ん・・・聞こえない・・」
扉に耳を当てていた
すると
カチャカチャ・・・

「ん?」
ガチャッ!!・・・ゴン!!

「うう!!」

ベックマン「!!・・・すまん、大丈夫か?」

「うん・・大丈夫・・」

ベックマン「・・似合うな」

「!!本当!?」

ベックマン「ああ・・・二人共惚れ直すぞ?・・」

「ふふっ・・・楽しみ!」

ベックマン・・ほら」
ベックマンの手を取りクミは甲板へと歩き出す
カツ・・カツ・・カツ・・・
ガチャッ・・・!!・・・
扉を開ける

ロー「・・・!!」

シャン「!!・・ほう・・」

赤髪・ハートのクルー「「「「うおおおおお!!!」」」」

「・・・///・・・」
カツ・・カツ・・カツ・・

ベックマン「連れてきたぞ・・!」

シャン「わっはっはっは!!やっぱり似合うな!!」

「////・・・恥ずい・・・」
クミは顔を真っ赤にして顔を隠す

ロー「・・・クミ・・・!!」

「・・!!・・・・ロー!!」
カツカツカツッ!!
クミは手摺に捕まる

ロー「・・・・待ってろ」

「・・うん」

シャン「・・・おいおい・・これじゃあ、まるで・・・俺が悪者扱いじゃねェか・・」

ルー「似合うぜ?お頭!」

赤クルー「「あっはっはっは!!!」」

シャン「・・うるせェ!!・・・おい!アレ持って来い!!」

クルー「アイサー!!」
クルーの一人が何かを取りに行った

ロー「・・・(・・何を持ってくるんだ?・・・剣術なら・・!!)」

「・・・・」
そして、持ってきたのは
ドンッ!!!

クルー「ほらよ!」

シャン「よし!」

ロー「・・・・は・・?」
そこに置いたのは

「・・樽ーー!?」

シャン「男の勝負だ!!」
シャンクスは樽の上に片腕を置いて構える

「・・・え・・」

ルー「腕相撲だ!!」

ロー「・・は?・・」

ハートクルー「「・・・えェエ〜〜〜!!??」」

シャン「どうした?・・・男の決闘にはこれが良い!」

ロー「・・・;」

「・・・・」
ローはべポに刀を預けると袖を捲り構える

シャン「・・よし・・・クミ!!」

「!!・・何?」

シャン「合図しろ」

「・・あぁー・・・分かった!」
タン!!・・・スタッ・・
クミはシャンクスとローの樽の間に立つ

ロー「!!」

シャン「・・見惚れてる場合じゃないぜ?」

ロー「!!・・・💢」

「・・ふふっ・・・・・じゃあ・・いくよー」
クミは二人の手を押さえると

「・・・3・・2・・1・・GO!!」
パッと手を離す

シャンクスvsロー

との腕相撲が始まる

シャン「・・クックック・・」

ロー「・・ぐっ・・・!」
二人は押し合いをやっている

「・・・;・・」

シャチ「船長ーー!!ガンバレーー!!」

ペン「行けーーー!!」

べポ「キャプテーン!!ファイトーー!!」

ロー「・・!・・・ぬぅ!・・」

ルー「お頭ー負けんじゃねェぞーー」

赤クルー「お頭ーー!」

ベックマン「・・・フッ・・そういう事か・・」

「・・・・」
クミは二人の試合を見ている

「・・・(どうしよう!・・どっちを応援しよう!!?・・・シャンクス!?ロー!?・・どっち!?・・・・いいえ・・・自分の意見に従えばいいんだ・・・・・私が応援したいのは・・・)」

ベックマン「・・・!決まったな・・」

ルー「・・ししし・・だな」

「・・ローーー!!!ガンバレーーー!!!!」

シャン「!!」

ロー「・・!!!」

「ロ―――!!!いっけえーーー!!!」
クミはローを応援する

シャン「おいおい・・いいのか?・・クミが応援してるのに・・・こんなもんか?・・」
シャンクスはローに追い打ちをかける

「きゃあああ!!!ローが押されるーーー!!シャンクスやられろーーー!!」

シャン「酷くね・・?」

ベックマン「・・・クックック・・・」

ルー「酷い言われ様だな・・!お頭」

ロー「・・・!!」
ローは最後の力を振り絞り・・・
コン・・!・・ボカァン!!!
樽が壊れる

「!!!」

ベックマン「・・・クックック・・」

シャチ「・・・どっちが勝ったんだ」

「・・・・うわああん!!!」

「「「「!!!????」」」」

「ローが勝った・・・・!!」

シャン「・・・だそうだ」

ロー「・・!?」
ガバッ!!

「ロ――――!!!」
クミはローに抱き付く

ロー「うわ!!・・・/////・・・・離れろ」

「イヤだー!!ローーーーォ!!」
クミはローに抱き付いたまま離れない

ロー「・・////・・」
ローは帽子を深く被る

「ふふっ・・!!」

シャン「あーあ・・・取られちまった・・」

ベックマン「・・ったく・・あんたは・・」

シャン「!・・・あっはっはっは!!」
シャンクスが笑い出す

ロー「!!」

「?」

シャン「あっはっはっはっはっは!!!オレの負けだ!!クミを持ってけ!」

ロー「!!・・・」

ルー「ほらよ」
ルーはクミに荷物を渡す

「!!」

ロー「・・!!・・まさか・・(元からクミを返す気だったって事か・・!)」

「ルー!ありがとう!」

ルー「元気にやれよー」

「うん!」

ベックマン「・・・じゃあな」

「じゃあね!」

シャン「・・クミ−−・・俺は・・悲しいぞーー!!」

赤クルー「「「悲しいぞーー!!」」」
赤髪のクルー達が泣きだす

「!!・・・」

シャン「くそっ・・泣く気じゃなかったのに・・!!」

「・・・ふふっ・・」

ロー「・・・」

「1年半・・・ありがとうございました!!」
クミはペコリと頭を下げる

シャン「・・・ぐすっ・・・おい!トラファルガー!」

ロー「・・!」

シャン「クミを頼んだぜ?」

ロー「・・ふん!・・当たり前だ」

シャン「・・じゃあな!クミ!」

「うん!!バイバーイ!!」
クミはロー達に付いて行って潜水艇の甲板に乗る
そして、船は出航し・・・シャンクス達はずっと見えなくなるまで、見送ってくれた

「・・・あーあ・・見えなくなっちゃった」

ロー「・・・」

「・・・・」

ロー「・・・」
ローはクミに近づくと抱き付く

「!!」

ロー「・・会いたかった・・・!!」

「・・・私も・・会いたかった・・」

ロー「・・もう・・離さねェ」

「私も・・離れないよ」

ロー「・・・・」
クミとローが抱き合っていると・・・

ペン「・・・」

シャチ「・・・おれ達も・・居るんすけど」

「!!///・・・」
ベリッ!!
クミはローを引きはがす

ロー「!!!・・・💢」

「・・・ただいま!!」

クルー達「「おかえりー!!クミ!!」」

「ふふっ・・!」

ロー「・・・・フッ・・」

べポ「クミ−−−!!」
ボフッ!!!
べポはクミを抱き上げる

「うわ!!」

べポ「クミが帰って来たーー!!」

シャチ・ペン「「イエーーイ!!!」」
皆クミが帰って来て凄い喜ぶ

「・・ふふっ・・」
べポはクミを降ろす
クミは荷物を持つと中に入る

「荷物おいて来るね」

ロー「ああ」
中に入る
カツカツカツ・・・

「・・変わらないね・・船内も」
そして、自室の前に立ち入る
ガチャ・・・

「・・・久しぶりね・・」
中に入り荷物を整理していると
ゴトッ・・

「?」
ベッドに置いてあった箱が落ちた

「・・何だ?これ」
箱を開けると中に入っていたのは

「!!!・・コート・・だ」
それを広げる

「・・・!!凄い・・」

ロー「・・俺からだ」

「!!・・・ありがとう!・・いいね!これ!」

ロー「俺のと色違いだ」

「ふふっ・・・着るのが楽しみ!」

ロー「・・そうだな」

「・・ロー!」

ロー「・・?」

「・・・七武海に入ったってのは・・本当なんだよね?」

ロー「ああ」

「!!・・・会議とか・・あるの?」

ロー「!!・・・あるが・・・何故だ?」

「・・・いや・・」

ロー「・・?」

「それより!私がる、留守の間・・・その・・///・・」

ロー「・・どうした」

「・・・う・・浮気してないよね!!?////」

ロー「!!!・・・してねェよ」

「・・本当!?・・・ほら・・可愛い子とかに振り向くとか・・・」

ロー「オレはペンギンかシャチか?・・」

「!!!」

ロー「・・・」
ローはクミに歩み寄り顎を掴むと

ロー「俺の女はクミ一人だろ・・?」

「!!!・・・////・・ふふっ・・うん」

ロー「・・・フッ・・」
ローは身を少し屈めクミにキスをした
・・チュッ・・・

「!!////・・」

ロー「久しぶりだからな」

「・・もうっ・・」

ロー「クックック・・」
ローは笑いながら歩いてった

「・・・ふふっ・・・」



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あきゅろす。
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