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ワンピース
シャンクスとの出会い
クミが起きたのは、3日後だった

「・・・うっ・・」
パチリ・・・
知らない天井だった

「・・此処は・・何処・・?・・」
雰囲気も海軍とは違うようだ
ムクリッ・・
起き上がる

「・・・何処・・?」
クミは自分の服が変わっている事に気付く

「・・ん・・・?・・・・・きゃああああああ!!!」
バタバタバタ!!!!バタン!!

シャン「どうした!?」

「ぎゃーー!!誰ーー!?」
クミはシャンクスに向けて突風を起こす
ビュオオオオ・・!!!

シャン「ぬあ!!・・・ぐうう・・・!!」
耐えるシャンクス

シャン「お・・おれは・・・シャン・・クスだ・・!」

「!!・・」
ピタッ・・
風を止める

シャン「・・・ホッ・・」

「・・今・・シャンクスって・・」

シャン「ああ!よろしくな!」

「・・・ルフィは!?ローは!?」
クミはシャンクスに問う

シャン「・・二人共無事だ・・」

「・・良かった・・!」

シャン「・・大事か・・・?」

「うん!・・ルフィは恩人だし!ローは私の船長なの!!二人共大事!!」

シャン「・・だがな・・クミ」

「?」
シャンクスはクミの隣に座る

シャン「・・・お前は記憶にないと思うが・・お前は黒ひげにキレて・・暴走したんだ」

「!?」

シャン「・・・もうすぐで、世界が滅び・・お前の大事な人達まで・・死ぬところだった」

「・・えっ・・」

シャン「お前がここに居る理由はただ一つだ・・」

「・・・?」

シャン「その能力をコントロールする事だ」

「!!」

シャン「・・・次、その能力が暴走したら俺が・・お前を殺さなければならない・・・それだけは避けたい・・・・だから、今日からその能力の修行をしてもらう、一緒に覇気の練習もだ」

「・・・!?・・・・私・・・ローと約束したの!!」

シャン「!!」

「・・本部で待ってれば・・・ローが迎えに来てくれるって!!・・だからっ・・」

シャン「・・・・」

「・・修行って・・どれぐらい・・!?」

シャン「・・・コントロールが出来るようになったらだ・・」

「・・・・・」

シャン「・・・・」
シャンクスは電伝虫を持ってくると

シャン「・・番号を教えろ」

「・・うん」
クミはローの番号を教えた
プルルルル・・・

シャン「・・クミは、静かにしてろよ・・?」

「うん」
プルルルル・・・ガチャ

ペン「はい!ハートの海賊団っす!!」

シャン「・・船長を出せ」

ペン「!!・・・誰だ」

シャン「・・シャンクスだ」

ペン「・・えええええーーー!!?・・・ぎゃあああ!!・・せせせ船長おおお!!」
ダダダダッ!!
ペンギンは走ってローを呼びに行く
わーーわーー!!
電話越しに騒いでいるのが分かる

「・・クスクス・・」

シャン「・・・」チラッ・・
シャンクスはクミをチラ見する
ガチャ・・

ロー「・・俺が・・船長のトラファルガー・ローだ」

シャン「・・ほう・・お前が?・・」

ロー「・・四皇が直々に電話とはな・・・何故番号を知っている・・?」

シャン「・・死へと誘う魔女は・・俺が預かっている」

ロー「!!・・クミを・・だと・・?アイツは今・「俺が連れ去った」・・!!何だと・・!?」

シャン「今、目の前にいる・・」

ロー「!!・・クミ!!・・そこにいるのか!!」

「・・うん・・」

ロー「何もされてねェか!!・・何でそこにいるんだ!!!」

「・・・」

シャン「あんまり質問攻めするんじゃねェよ・・・今起きたばかりだ・・」

ロー「今・・起きた・・?」

シャン「お前らが戦争に来て逃げる時に追撃されなかった理由や空が暗かった理由、自然災害がいっきに起きた理由・・・・知っているか?・・」

ロー「・・大体予想はしていた・・・・」

シャン「・・全てクミがやった事だ・・・・海軍は隠蔽するようだがな・・・・それで、本題に入る」

ロー「・・・!」

シャン「・・クミが言うには本部にお前が迎えに行くという話になっているらしいな・・・?」

ロー「・・ああ」

シャン「だが、現実はそう甘くない・・・・クミは色んな奴に狙われるだろう・・・お前に守れるのか・・?」

ロー「!!!・・・」

シャン「・・名をあげたルーキーには無理だな・・」

ロー「・・・」
ローはシャボンディでの出来事を思い出す

シャン「・・身に覚えがあるはずだ・・・・・お前にクミは守れねェ・・!」

ロー「!!!・・・」

シャン「クミは俺のところで、能力のコントロールの修行をさせる・・・異見はねェな・・?」

ロー「・・・・」

「・・ロー・・」

ロー「・・ねェ・・・だが!」

シャン「!!」

ロー「修業が終わったら・・絶対に取り返しに行く!!今よりも・・強くなって・・!・・・奪い返して見せる・・!!」

「・・!!・・・うっ・・グスッ・・」
クミは嬉しさでいっぱいだった

シャン「!!・・・奪い返すだと・・?」

ロー「そうだ!」

シャン「このオレからか・・!!」

ロー「そうだ!!」

シャン「・・・・」
シャンクスは黙り込む

「・・?」

ロー「・・?」

シャン「・・・クックック・・わははははははははは!!!!」
シャンクス大爆笑

「!?」

ロー「!?」

シャン「あっはっはっはっは!!!こりゃあ傑作だ!!!」

「・・・!?」

ロー「・・・💢」

シャン「あっはっは!!・・・ならばオレからクミを奪い返すなら・・・そうだな・・・1年半年後だ!!・・俺と・・男の決闘だ!!・・」

ロー「!!・・」

「・・!!・・(四皇に・・ローが・・勝てるわけない!!)」

シャン「・・どうだ?・・やめるか?」

ロー「・・いや・・・その決闘受けて立つ!!・・」

シャン「・・!!・・待ってるぜ?」

ロー「・・ああ!・・クミ!」

「!!」

ロー「待ってろよ!!」

「・・うん!!」

シャン「じゃあな、1年半後にまた連絡する」

ロー「・・・ああ」
ガチャ・・ツーツー・・

「・・それを言うために・?」

シャン「ああ・・・・・」

「・・・」

シャン「いい船長を持ったな・・!」

「・・!!・・うん」

シャン「・・さァーて・・今日はクミの歓迎会だ!!」

「・・・・ねェ・・」

シャン「・・んあ?」

「・・・見た・・?私の・・その・・」

シャン「・・・・体の傷か・・・・背中は見た」

「・・・!!・・・軽・・蔑・・・したよね・・?・・」

シャン「!!・・何言ってんだ・・!・・軽蔑なんかしねェよ・・!」

「・・本当・・?」

シャン「ああ」

「・・ふふっ・・・嬉しい」

シャン「!!・・・笑ったな」

「え」

シャン「やっと笑ったな!!起きてから笑顔見てねェからな」

「!!」

シャン「笑った方が可愛いぜ?」

「!!////・・・・」

シャン「あっはっはっは!!」
シャンクスは出ていく

「・・・・・ふふっ・・・ローの為に・・頑張ろ!」
クミはベッドから降りるとシャンクスを追った
ガチャァ!!

「・・・・シャンクスさん!」

シャン「?」

「お願いします!!」

シャン「!・・・ああ!」

「ふふっ・・」

シャン「あと、呼び捨てでいいぞ」

「!!・・はい!」

シャン「あと、タメ口な」

「うん!」

ベックマン「・・・おい・・」

ルー「お頭ァ!クミの事気に入ったのかァ〜!?」

シャン「な!!///」

クルー「はっはっは!!赤くしちゃってー!」

クルー2「よっ!!!37歳!!」

「・・!?」

シャン「うるせェーー!!///黙ってろ!!」

ベックマン「・・はぁ・・・こんな奴だがよろしくな」

「・・・うん・・」

ルー「お頭ァ!引かれてんぞ!」

シャン「!!・・お前らのせいだ!」

クルー達「「ブーブー!!」」

シャン「うるせェ!・・それより、クミの歓迎会だ!!」

「「「おおーー!!!」」」

「・・ふふっ」二コッ!

「「「可愛い〜〜〜!!」」」

「!!///・・・」

クミは赤髪海賊団に歓迎され、幹部達に稽古をつけてもらい・・能力はシャンクスが修行をしてくれた
そして・・・あっという間に、1年が経つ・・・

「シャ――ン――ク―――ス――――!!!!」
新聞を持ったクミがシャンクスに突進する

シャン「!!!」
ドン!!
シャンクスはクミの衝撃を受け止める

「見て!!コレ!!」
バサッ!!
クミはシャンクスの顔面に新聞を擦り付ける

シャン「・・分かったから・・この・・新聞を・・退かせ」

「うん」
バサッ・・
クミは新聞をシャンクスに改めて見せる

「見て!!ローだよ!!」

シャン「・・・!!・・ほう・・心臓を100個で七武海入り・・・やるじゃねェか」

「でしょーー!?・・ふふっ」
クミは新聞を見て喜んでいる

シャン「・・・・」
そんなクミを見ているシャンクスにシャンクスを見ているクルー達

クルー「・・お頭の・・恋は・・実らねェな」

クルー2「・・可哀想に・・」
クルー達が言っていると

シャン「・・聞こえてんぞ」
シャンクスが睨む

クルー「!!!」

クルー2「き、気のせいっすよー!!」

「・・?」

シャン「・・・はあ・・・・」

「・・どうしたの?ため息なんて吐いて」

シャン「いや・・・何でもねェよ」

「んー?変なシャンクス」
クミが甲板に出ると

「・・・ああ!!島だ!!」

ルー「・・?クミ行きてェのか?」

「うん!・・欲しい物があるんだ!」

ルー「そうか!」

「シャンクスに言ってくるねー!」

ルー「ああ」
タタタッ!!
クミはシャンクスの所に向かった

ルー「・・・確かあの島は・・・・」

ベックマン「・・クミには言わない方がいいだろう」

ルー「・・そうだな」

ヤソップ「お頭も付いて行くぜ?多分」

ベックマン「・・そうだな」





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あきゅろす。
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