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ワンピース
世界の滅びの力
シャボンディ諸島に着いたハートの海賊団

「・・おおー!」
スタッ・・
クミは陸に降りる
地面からはシャボン玉が発生している

「・・す、すごい・・!」

シャチ「へェ・・・」
クミは地面を触ってみる
ベタァ・・・

「うげェ・・」
ベチョッ!
近くにいたシャチの服に付ける

シャチ「おぉい!!付けんな!!」

ロー「・・ここの島はマングローブで出来ているらしい」

ペン「・・じゃあ、ログがないって事っすね」

ロー「そうだ」

「ふふっ・・・面白い!!」

ロー「クミ何処にも行くなよ」

「・・んー・・無理」

ロー「は?・・・」
ビューン!!
クミはあっという間に何処かに行ってしまった

ペン「・・やっぱり、速ェ・・」

シャチ「見えなかった・・」

ロー「・・ったく!!」

べポ「クミって場所知ってるのかなー」

ロー「・・・あ」

ペン・シャチ「「ああーー」」



その頃、全力疾走しているクミはというと
ダダダダダッ!!!!

「・・ロー・・怒ってるかなー?・・ま、いっか!・・・・」
そして、商店街に出た

「わああ!凄い」
クミは服屋に入る

「・・可愛いー!・・・」
今まで見た事のない服が沢山売っていた
そして、服を選ぶこと5時間・・・

「・・あーよく買った!」
カツン・・カツン・・
クミが大量の荷物を持って歩いていると

ナ「・・クミ?」

「?」キョロキョロ

ロビ「こっちよ」
ナミとロビンがボンチャリに乗っていた

「!!二人共!」

ナ「こんなに早く会えるなんて!」

ロビ「運命かしら?」

「二人は?」

ナ「ショッピング中〜!」

ロビ「ふふ・・・ナイトはどうしたの?」

「・・置いてきた」

ナ「!!・・」

ロビ「ふふ・・」
すると

トビウオ「ナミさーーん!!ロビンさーーーん!!」
トビウオライダーズが二人を呼ぶ

ナ「え!?」

ロビ「何かあったのかしら」

トビウオ「乗ってくださいー!!」
トビウオライダーズがナミとロビンを連れて行く

「・・・・え・・・・えェ!?」
クミはしばし考えると思い出した

「・・そうだ!1番グローブか!」
クミは荷物をどうにかしようと思い店員さんに聞いたらシャボンに入れてくれた

「軽い!!いいね!コレ!」
クミは1番グローブに向かった

「ルンルン♪ルルルルーン♪」
鼻歌を歌いながら1番グローブに向かうクミ
すると人攫い組がやって来た

「!!・・・誰ですかー」

人攫い「お前・・死へと誘う魔女だな?」

「うん、そうだよー」
すると人攫いの奴らがクミを襲う

「・・・ニヤ」
クミは荷物を岩に縛りつけると刀を抜いた
ズバズバズバ!!!
あっという間に人攫い達をやっつけた

「・・・弱っ!!」
クミは荷物を持つと人攫いの人達に聞いた

「あのー1番グローブって何処ー?」

人攫い「・・・」

「ちょっとー・・起きてる?」

人攫い「・・・・」

「ああー!もう!!」
クミはまた歩きだす
カツ・・カツ・・

「・・2番グローブ・・あと少し」
クミが1番グローブに着いたのは、ナミ達が去ってから2時間だった

「・・ゼェ・・ゼェ・・・ったく!遠いんだよ!」
クミはオークション会場の周りにいる海兵達に近づくと

「あーすいませんねー、ここ通るんで」

海兵「あ・・すまん」
海兵の人達が退いた

「ありがとねー」
クミは笑顔で返すと中に走ってった

海兵「・・・あ!!あいつは!!」

海兵「しまった!」
海兵達がクミだと気づく頃にはクミは中に入ってしまっていた

カツ・・カツ・・カツ・・・
中は凄い散らかっていて、沈黙状態だった
そして、クミが中に入ると

「・・・うわー汚い」

キッド「!!」

キラー「・・アイツは・・」

ル「あ!」

ロー「クミ!・・・」

「あ!いたいた!」
タン!タン!タン!
クミは階段を降りてローの傍に行った

「ロー!行く場所ぐらい言ってよー!」

ロー「お前が勝手に行ったんだろ」

「・・あ・・そっか」

ロー「・・はあ・・・」

ル「クミ久しぶりだなー!!」

「あははー!!そうだねー!!4日ぶりだけどー!!」

ル「あっはっはっは!そうだな!!」

ゾ「・・何だ・・アイツらのハイテンション」

サ「クミちゅわ〜〜ん!!!」
サンジがクミに近づく

「あれ?・・・」
クミは見てしまった・・・
目を擦るクミ

「・・ねェ・・ロー」

ロー「・・何だ」

「・・私・・ガイコツが見える」

ロー「・・ああ・・俺にも見えるから安心しろ」

「・・・・う、うん・・・」

ル「ブルックだ!」

ブル「ヨホホホ!!」

「ぎゃああ!!恐い!!」
クミはべポの後ろに隠れる

べポ「・・クミ・・」

ブル「・・ヨホ・・ヨホホホ・・」泣

サ「・・まあ、普通はそうなるな」

キッド「麦わらのルフィ・・噂通りのイカレ具合を見れたんだ・・文句はねェが・・大将と今ぶつかるのはゴメンだ」
キッドはそういうと歩き出す

キッド「長引くだけ兵が増える、先に行かせてもらうぞ・・もののついでだお前ら助けてやるよ!」

ル「カチーン!」

ロー「カチーン!」

「ふふっ・・・」
ルフィとローも外に出る、3船長で言い合いをしながら
ボフッ・・
クミはソファに座る

「ああー・・歩くの疲れた」

シャチ「おいおい・・・」

「あ・・シャチ居たの」

シャチ「酷ッ!!」

ペン「・・・・;お前何処行ってたんだ」

「ショッピングー」

ペン「・・ずっとか?」

「5時間ぐらい」

ペン「・・そうか」
すると、

ブルック「・・・あのー」

「・・!!」
ブルックがクミに話しかける

ブルック「・・パンツ見せてもらってもよろしいですか?」

「・・・・!!!突風」
ビュオオオ!!!
ブルックが飛んでった
ドガァン!!

「・・・・見せる訳ないでしょ!!」
ガタガタ・・・
クミの刀が揺れる

「・・・!?」
すると、刀やら銃やら色んな金属物が外へ飛んでいく
ビュンビュン!!!

「・・・・外に行ってみよっか・・」
クミ達も外に向かった
わーわー!
外では海兵がたくさん倒れていて、ルフィが小さくなっていた

シャチ「あーあ・・・船長暴れちゃってー」

「ふふっ・・」
海兵の援軍が到着する

キッド「もう向こうは作戦なんかねェ・・・後は大乱闘だ・・・それじゃあな、麦わら・・・お前に一目会えてよかった・・次に出食わした時は容赦しねェ・・」

ル「・・ふーん、でもワンピースはオレが見つけるぞ!!」

キッド・ロー「「!!」」

キッド「・・・・」
ガキィン!!
キッドに向かって来た海兵をキラーが止める
そして、腕に付いている武器で倒す

キラー「キッド!!何を突っ立っている!!」

キッド「なァキラー、おれ達の通って来た航路じゃあ・・・そんな事口にすると大口開けて笑われたモンだ、その旅におれは・・笑った奴らを皆殺しにして来たがな・・・・だが、この先は・・それを口にする度胸のねェ奴が死ぬ海だ・・!新世界で会おうぜ・・・・行くぞ、お前らァ!!」

キッド海賊団「「「おう!!」」」
キッド海賊団が進撃を始める

「・・・・」

海兵「トラファルガー・ロー!!さっきはよくも同胞を!!」
海兵がローに向かって走り出すがローは歩き出す

ロー「べポ!」

べポ「アイアイキャプテン!!」
ドカン!!
べポが海兵を蹴り飛ばす

ロー「クミ、行くぞ」

「はーい」
クミはローに付いて行く

べポ「アイアイアイアイ〜〜〜!!」
ドガガガガ!!!
べポが一気に海兵を蹴り飛ばす

海兵「ぐわあ〜〜っ!」

海兵「ぐほ・・!何だあのクマ!」

クマ「アイ〜〜!・・・アレ?キャプテン戻るの?」

「どこ行くのー??」
ローはオークション会場の前にいる大男に話しかける、おそらく天竜人の奴隷だ
そして、ローは能力を発動して大男の錠を外した
ガッシャン・・・

「・・・ふふっ・・新メンバーだ」

海兵「・・どうやって錠を外した!?」

海兵「・・アイツ!ロズワード聖の奴隷を!」

「・・・・ビクッ・・」
クミが「奴隷」という言葉に反応する

ロー「・・・クミ・・どうした」

「・・・・・奴隷・・?今・・アイツら・・奴隷つった?」

ロー「・・・ああ」

「・・ロー・・先に行ってて・・コイツらに・・奴隷の辛さを分からせてやるんだから」

ロー「・・クミ・・!?」
クミはローに荷物を渡すと刀を抜いた
シャキィ・・ン・・
クミの顔は悪魔そのものだった

ロー「・・・全員、船に急げ!」

ペン「急げーー!!」

シャチ「クミが暴れるぞ!!」

べポ「アイヤ〜〜〜!アイアイ!」
べポは海兵をまだ蹴って倒している

海兵「何て機敏なクマだ!手に負えねェッ!」

べポ「アイアイ〜〜〜ィ!」

海兵「しかし何で熊が言葉を喋るんだよ!!」

べポ「すいません・・」

海兵「なんか打たれ弱い!!」

ロー「べポ!!急げ!!」
クミは皆が逃げた事を確認する

「・・痛みを思い知らせてやるよ!!・・震度9!!」
グラグラグラグラ!!!!
クミは地面を踏みつけると地震が発生した

海兵「うわあああ!!」
ドサッドサッドサッ!!
海兵達は転ぶ

「・・・さっさとくたばれ!!」
クミは刀を海兵に向けると
ゴロゴロゴロ・・・バリバリ・・・ズドォ―――ン!!!

海兵達「「ぎゃあああああ!!!」」

「・・ふん!・・・」
シャキン・・
クミは刀をしまうと走り出す
タタタタッ!!!

「橋・・まだあるかな・・!」
クミはロー達の方へ行こうとしたが橋が壊されている

「・・クソッ!!・・ん?」
クミは一か八かに出た

「・・・よし」
バサッ!!
クミは落ちている布を拾うと四方を持って走った

タタタッ・・・タン!!

「・・突風!!」
ビュオオオ!!
風を起こしてロー達の方に飛んだはいいが止まれない

「・・きゃあああーー!」

ロー「!!」

べポ「クミが飛んでくる!!」

ジャン「おれに任せろ」
ジャンバールはクミをキャッチする

「・・ふぅーー・・ありがとう!ジャンバール!」

ジャン「大したことじゃない」

「ふふっ・・」
ジャンバールがクミを下に降ろすと

ロー「クミ・・・!」

「ん?・・・うわ!!パシフィスタじゃん!」
目の前にはパシフィスタとキッド達がいた

「・・へェ・・・」

ロー「・・おい・・」

「ん?」
ローはクミに荷物を渡した

「・あ!・・守っててくれたんだ!ありがとう!」

ロー「ああ」
すると
ピカッ!!・・・

「!!」

ロー「!!」
パシフィスタが撃ってきた
ズドォ――ン!!!

「うわああ!!」
クミはジャンプして避けるが

「・・・ん?」
クミの買った服の入ったシャボンがなくなっていた。ただ紐を持っているだけだった

「・・・・嘘・・」
ブチッ!!
クミの中で何かが切れた

ロー「・・・!!・・やっべ」

ペン「・・おいおい・・」

シャチ「・・クミが・・」

「「「キレたぞおおお!!!」」」

キッド「!?」

ロー「おい!ユースタス屋!!」

キッド「ああ?」

ロー「クミから離れろ!!死ぬぞ!!」

キッド「はあ?・・何言ってやがる」
キッドは俯くクミを見る
シュン!!
クミが消えた

キッド「何!?」
ズバァアン!!
クミがパシフィスタの右腕を切り落とす

キラ―「!!」

キッド「・・・何なんだ・・アイツは・・」

「・・・・」
スタッ・・
クミは地面に降りる

「・・・ねェ・・パシフィスタさん?・・隕石って食らったことある?・・」

ロー「・・クミ・・まさか・・」

ペン「・・ここだと・・撒き沿い食らいますよ!?」

シャチ「一旦退こう!!」
ロー達は退いた

キッド「・・・;」

キラー「キッド・・!おれ達も危ねェぞ!!」

キッド「・・ああ」
キッド達も逃げた

「・・・・隕石・・激突」
すると
ゴオオオオーーー!!!!
空から隕石が降って来た

「・・消えてなくなれ」
ゴゴゴゴ・・・ドガァアアンーーー!!!!!
隕石がパシフィスタの上に直撃
周りは火の海だ

「・・・ふふふっ・・・私を怒らせると・・こうなるのよ!!・・・・はっ!!」
クミは我に帰る

「・・・うわあ・・・すごーい・・火の海だー・・」
そこに
タッタッタ・・・・

ロー「クミ!!」

「ロー!」

ロー「・・怪我は?」

「ないよー」

ロー「急いで船に戻って潜水するぞ!!大将に見つかるのはごめんだ!」

「うん!」
クミ達は船に戻って潜水した

「・・・ルフィ達・・逃げれたかな・・・」

ロー「・・さァな・・」

ペン「船長!!見てください!!」
ペンギンが号外を持ってきた

「?」

ロー「・・・!!!・・おいおい・・白ひげが動くぞ・・戦争だ」

「・・!!!エ、エース!!?・・公開処刑・・・!!?」

ロー「・・・どっちが勝っても・・時代が変わる・・!」

「・・ルフィは・・知ってるのかなー」

ロー「・・何故麦わら屋が出てくる・・?」

「・・だって・・エースとルフィは・・・・・兄弟だもん」

ロー「・・は?・・」

ペン「・・・はあ!?」

シャチ「な・・・」

「「「何ィ〜〜〜!!!?」」」

「!!・・・え?え??・・」

ロー「それは・・本当か?」

「うん・・・」

ペン「・・麦わら・・恐ろしい奴だ」

「そうだよねー・・・ルフィのおじいちゃんは、ガープでお父さんが・・ドラゴンだしねー」

クルー達「「・・・い・・今何と・・?」」

「・・あ・・」

ロー「・・ドラゴン・・?革命家の?・・」

「あ!!・・・・・そ、そうだよ」

ロー「!!!な!・・」

クルー達「「どうなってんだーーー!!」」

「・・ふふっ・・・」

ロー「じゃあ・・ドラゴンが動くじゃねェのか?・・」

「!!・・・ち、違うよ!?ルフィとエースは血の繋がってない兄弟だよ!!・・・だって、エースのお父さんは、ゴール・D・ロジャーだから!・・・・あっ」

クルー達「「・・・・・」」
沈黙・・・・

ペン「・・・海賊王・・!?」

シャチ「あの海賊王か!!」

ロー「・・マジかよ・・・」

「・・あははは・・・・」

ロー「・・とにかく浮上するぞ」
船を浮上させてクミは辺りを見渡す

「・・・あー・・」

海兵「・・・あ!」
船を浮上した港には軍艦が一隻あった

「・・しまったー・・」

海兵「ハートの海賊団だ!!!」
わーーー!!
たくさん海兵が出て来た

「あちゃーー・・・まあいいや」
クミはローに連絡を入れた

「ロー」

ロー「・・どうした」

「海兵がいっぱい」

ロー「何!?」

「・・とりあえず、船も一緒に消すから衝撃に備えて」

ロー「!!」

クミは甲板から海兵達の数を数える

「ざっと・・1000人ぐらい?・・」
半分は軍艦の上にいる

「・・先に軍艦消すか」
クミは軍艦に体を向けるが陸に居る海兵達が攻撃してきた
どん!!どん!!!

「・・邪魔だな・・」
クミは陸にいる海兵達に強めの風を送った
そして、沖の方に手をかざす

「・・島に影響が出なければいいから・・・・竜巻」
ゴゴゴゴ・・・・ゴオオオオ!!!
竜巻が発生した

海兵「竜巻!?・・」

「・・そのまま突っ込め―!」
竜巻は軍艦を襲う、クミは潜水艇を大きな風の壁で守る
ゴゴゴゴ・・・!!ドゴォオオン!!!!
軍艦に直撃!!あっという間に沈んだ

「・・あとは・・」
クミは陸に居る海兵に雷を落として、終わらせた
ズドォ――ン!!!・・バリバリ・・・

「終了!!」
すると、中からロー達が出てくる

ロー「クミ!」

「ロー!」

ペン「うわ!!・・・」

シャチ「軍艦の・・残骸」

べポ「・・・・」

「ふふっ・・・」

ロー「加減しろよ」

「・・無理ー」

ロー「はあ・・・」

「・・・ねェ・・・ロー」

ロー「・・あ?」

「行っちゃ・・ダメ?」

ロー「!!!!・・」

「・・マリンフォード」

ロー「・・ダメだ!!」

「・・・」

ロー「・・・海軍の全戦力が集まるんだぞ!?・・お前また捕まる気か!!」

「・・・でも」

ロー「ダメなもんはダメだ」

「・・・・ローのケチーー!!」

ロー「ケチで結構」

「💢・・・」

ロー「・・七武海、海軍三大将、中将・・・お前に倒せるのか・・?」

「・・無理だけど・・・」

ロー「・・なら、諦めろ」

「ヤダ!」

ロー「な!!・・・・ダメだ!」

「ヤダぁ!!」

ロー「ダメだ」

「イーヤーダー!!!!」

ロー「あーうるせェ」
ローは耳を塞ぐ

「💢・・・もう、知らない!!」
クミはズカズカと歩いて島に入っていく

ロー「!!・・おい!」

「・・💢・・」プンプン!

べポ「キャプテン!」

ロー「何だ」

べポ「軍艦が!!」

ロー「何!?」
沖には海軍が・・

ロー「・・チッ!・・・クミが島に入っちまった!!」

べポ「えェ!?」

ロー「・・海軍にバレてはない筈だ・・先に軍艦を潰す」

べポ「アイアイ!」
ロー達は潜水すると軍艦に攻撃し、海軍と応戦する


その頃クミ・・
ズカズカズカ・・!!

「ったく!!もう!!」
ドスン!!・・・
クミの目の前に何かが落ちて来た

「何!?」
サッ!!
後ろに避ける
そこに居たのはパシフィスタだった

パシ「・ピピ・・・死へと誘う魔女・・2億5000万・・・」
ピカッ!!

「!?」
クミはパシフィスタの攻撃を避ける
ズドォ―――ン!!!

「パシフィスタが・・・まだ・・居たの!?」
クミは戦闘態勢に入ると

「・・・鎌風竜巻」
ヒュルルル・・・・・ゴオオオオ!!!
竜巻がパシフィスタを巻き込むと
ズバズバズバ!!!!
パシフィスタの破片がどんどん取れて、飛んでくる

「・・まあ・・ほっとけばいいか」
クミは刀を持ち、歩き出した

「・・イラつくなーー!!」
クミのイライラ度がMAXに近づこうとした時だった
ドスゥ・・ン・・・
沖の方で凄い音が聞こえた

「・・!?・・・まさか・・・・・ロー!!」
クミはパシフィスタが諸島に居るという事は、黄猿が・・ロー達を襲っていると思い港に走った
タタタタッ!!!!

「・・・見えた!!」
沖では黄色い潜水艇と軍艦が交戦していた

「・・・!!」
クミはローに電話を掛ける
プルルルル・・・・

「・・出て・・!お願い!!・・」
プルルルル・・・ガチャッ!

ロー「クミか!!」

「ロー!!」

ロー「早くそこから逃げろ!!」

「何で・・「おォおォ・・」・・え?・・」
クミが後ろを向くと

「・・!!き・・黄猿・・!!」

黄猿「まさか・・こんな罠に掛かるとはねェ〜」

ロー「・・黄猿だと・・!?クミ!!逃げろ!!」
ローが電伝虫越しに叫ぶ

「・・・え・・・」
クミは戦意喪失に陥っていた

黄猿「今、戦闘丸君に死の外科医の船を襲ってもらっていてねェ〜・・・・お前が船に乗っていなくて幸いだったよォ〜・・」

「・・・」
クミは動けない

ロー「クミ!!!」

「・・・はっ!!・・」
我に帰るクミは沖を見る

黄猿「・・?」

「・・・」
電伝虫を持つと

「・・ロー・・」

ロー「早く逃げろ!!」

「・・ありがとう・・」

ロー「は?・・おい!「ブチッ!!」」
ツーツー・・・

「・・黄猿さん?」

黄猿「おォ〜?」

「・・一戦交えようか?・・」
クミは地面を思いっきり踏みつける
グラグラグラグラッ!!!!

黄猿「!?」


沖では・・

ロー「・・クミ!!」

戦闘丸「おいを無視するんじゃねェ!!」

ロー「!!」
ガキィン!!

べポ「キャプテン!!」

ペン「クミは!!」

ロー「・・・逃げるぞ!!」
ローがそう言った時だった、諸島から噴煙ともの凄い音が聞こえたのは

ロー達「「「!!!!!」」」

戦闘丸「・・おいおい・・オジキ・・やりすぎだろ・・」

ロー「クミ・・!!」
ロー達はなんとか戦闘丸から逃げきる


そして、クミは・・

「・・くっ・・・」

黄猿「おォ〜〜・・本当に恐ろしい能力だねェ〜」
ドガアン!!
黄猿はクミを蹴飛ばす

「ううっ!!」
木に打ち付けられるクミ

黄猿「お前は、異世界人という情報も入っているんだよォ〜〜・・本部に連行だァ〜」
黄猿はクミを掴むと戦闘丸の乗っている軍艦に乗った

戦闘丸「オジキ!!死にかけてんじゃねェか!!」

黄猿「おォ〜?大丈夫だよォ〜」

戦闘丸「はあ!?」

黄猿「ナチュナチュの実の能力者は、自然回復が速いからねェ〜」

「・・!!・・・」
タタッ!
海兵が黄猿に近づく

海兵「大将殿!!お疲れさまでした!!」

黄猿「さっさと海楼石の錠をはめておくんだよォ〜」

海兵「はっ!!」
海兵はクミに手錠をはめると部屋に入れた

「・・・ハァ・・・ハァ・・・・・くっ・・・ロー・・」
クミはそのまま眠る
クミが起きたのは1日経った後だった

「・・・うっ・・・」
ゆっくりと目を開ける・・

海兵「!!」

「・・・!!」
クミはベッドに寝かされていた、罪人にそこまでするのか?・・
怪しんでいるクミの元に・・

ガープ「わっはっはっは!!」

「!!」

海兵「が、ガープ中将!!」

ガープ「席をはずせ」

海兵「はっ!!」
部屋にはクミとガープだけだ

「・・・」

ガープ「ウォータ―セブンで会ったな」

「ルフィのおじいさん・・・ルフィにそっくり」

ガープ「そうか!わっはっはっは!!」

「で?・・話があって来たんでしょう?」

ガープ「敵の本拠地なのに平然といられるとはのう・・・・流石はルフィの気に入っている奴なだけあるわい」

「!?」

ガープ「わしがウォータ-セブンでルフィに会った時、ルフィは咄嗟にお前は本部にいるのかと聞いてきたわい!!わっはっはっは!!」

「!!・・・」

ガープ「公開処刑の事はしっておるじゃろう・・」

「・・・エース・・ルフィのお兄さん」

ガープ「!!!・・・エースもルフィも兄弟で・・わしの孫のようなもんじゃ」

「・・・」

ガープ「・・・お前に話す気はなかったんじゃがな・・」

「・・・」

ガープ「・・お前が・・アイツにそっくりでな」

「アイツ・・?」

ガープ「・・・13年前にいきなり現れたたんじゃが・・現れてすぐ・・・ずっと泣いておったわい・・・」

「・・・?」

ガープ「・・自分は大変な事をしてしまったと・・ずっと泣いておった・・その後アイツは優秀な海兵になった・・・だがある事件をきっかけに姿を消した」

「・・その人は何処に?・・」

ガープ「・・どこじゃったかな・・・情報だと新世界で店を開いておるらしいぞ」

「・・・・・ふーん・・・」
クミはその人の事がとても気になった
コンコンッ!!

「!?」

ガープ「・・マズいのう・・」
ガチャッ・・!

セン「入るぞ・・・・・!!・・ガープ!!」

「!!・・・」

ガープ「センゴク!」

セン「なんでお前がここに居るんだ!!ここは立入禁止だ!!」

「・・そうだったの!?」

ガープ「わっはっはっはっは!!わしの自由じゃ!」

セン「フザけるな!」

ガープ「まあ、そうカッカするな!煎餅あるぞ」

セン「いらん!さっさと出てけ!」

ガープ「なんじゃー・・つまらんのうー・・・じゃあな、クミ」

「・・・う、うん」
ガープが出ていくとセンゴクはため息を吐きながらクミのベッドの隣の椅子に座る

「・・・?」

セン「私は海軍本部元帥センゴクだ」

「・・・」

セン「・・ナチュナチュの実の能力者でいいんだな・・?」

「うん」

セン「・・・はあ・・・そうか・・・こんな若いのに・・・」

「・・?・・」

セン「ナチュナチュの実は世界政府が探し求めていたものでな・・・・だが、その実にはある特徴があってな・・・」

「特徴・・?」

セン「ああ・・・異世界人の前にしか姿を見せないんだ」

「!!?!?」

セン「・・・」

「・・で、でも!食べた時・・他の人には見えたよ?」

セン「・・そうだ・・食べた後は形が残る・・」

「・・しかも!形を知ってたんだよ!?」

セン「昔・・異世界人がいたんだ・・・海軍にな」

「さっき・・ガープ中将が言ってた・・?」

セン「話したのか・・アイツ」

「・・それで?」

セン「・・ああ・・その異世界人がある日ある無人島で見つけたんだ・・・ナチュナチュの実を・・」

「!?」

セン「おれ達はそれをよこせと言った・・・だが、アイツは・・渡さなかった・・・島に隠したと・・」

「!!・・・」

セン「おれ達はその後必死にその実を探した・・・だが・・見つからなかった・・やはり、あいつにしか見えないんだと・・」

「・・・」

セン「おれ達は捜索を諦めてソイツを捕まえ、インペルダウンに投獄した」

「!!」

セン「だが・・どうやったのかは知らんが、あいつはインペルダウンを脱獄したんだ・・・おれ達はただ知らなかったんだ・・」

「何が・・?」

セン「ソイツは・・能力者だったんだ・・だから、アイツは手錠も足枷も壊して・・・能力と六式で脱獄し・・軍艦を奪って新世界に入った・・・その後はしらない」

「・・」

セン「そして、時は過ぎ・・ナチュナチュの実はお前が食った・・世界政府はお前を捕まえる為に軍艦を送ったが・・・全て沈められた」

「・・・;」

セン「賞金を懸けたが、捕まる傾向がまるでない・・・しかも、ハートの海賊団に入団したと聞いた時は驚いた・・・」

「・・・」

セン「・・・お前には、選択肢を渡そう」

「?」

セン「お前を処刑するハズだったが・・処刑したら次その悪魔の実がどこに現れるか分からない・・」

「・・・!」

セン「だから・・・海軍に入隊するか、マリージョアで暮らすかの二択だ・・・」

「!!!!・・そ・・そんな・・・」

セン「話は以上だ」
センゴクは出てった

「・・・二つとも・・イヤだし・・」
クミはうずくまる

「・・ロー・・助けて・・・」
ガチャ・・
誰かが入って来た

「!!?」

その頃、ローは・・

ロー「・・・」
ローはクミの部屋にこもっていた
コンコン!!

ペン「船長!!」

シャチ「出て来てください!!」

クルー「船長ー!!!」

ロー「・・・うるせェ・・」

べポ「・・キャプテン・・」
すると、
プルルルル・・・・

ペンギン達「!!!」

ペン「・・誰だ・・?」
ガチャ・・
ペンギンが恐る恐る出る

ペン「・・・誰だ・・?」

「・・ペンギン・・!?」

ペン「この声は・・クミ!!」

「「何!?」」

シャチ「クミ!」

べポ「キャプテン!!クミから電話!!」
バタン!!

ロー「何だと!!」
ローが部屋から出てくる
ペンギンと代わる

ロー「クミ!!今何処だ!」

「ロー・・!・・今、海軍本部に居るの・・」

ロー「・!?・・よく電話を掛けれたな・・」

「うん・・親切な人がいて」

ロー「・・そうか・・・」

「・・話があるの」

ロー「・・なんだ」

「・・私・・海兵になるかマリージョアで監視かって選択強いられた」

ロー「!!?・・・・何だそれ」

「どうしよう・・」

ロー「・・・海兵になれ・・」

「!?」

ペン「船長・・何を・・!?」

ロー「・・・・本部で待ってろ・・俺が迎えに行ってやる」

「!!!」

シャチ「・・どういう事っすか・・?」

ロー「・・そのうち分かる」

「・・分かった・・」

ロー「・・待ってろ・・時間は少しかかるかもしれねェが・・」

「うん」

ロー「・・じゃあな・・」

「うん」
ガチャ・・ツーツー・・・

くま「・・いいのか?・・」

「うん・・ありがとう、バーソロミュー・くまさん」

くま「・・気まぐれだ」

「ふふっ・・・」

くま「じゃあな」

「はい」
くまは去ってった

「・・ここで、海兵として頑張れば・・ローが迎えに来てくれる・・・」
クミは海兵になると決めた
そして、次の日・・・

セン「・・返事を聞こうか・・」

「・・海兵に入隊します」

セン「!!・・・そうか・・」

「・・ただし」

セン「?」

「・・ガープ中将がいいです」

セン「!!・・・分かった」

「・・・」

セン「・・もうすぐで、白ひげが来る・・戦争には・・?」

「・・気が向いたら・・参加します」

セン「・・分かった、」
センゴクは歩いてった

「・・・」
クミがベッドで座っていると
コンコンッ・・

「・・?」
ガチャ・・

青キジ「よォ・・」

「うげっ!!」
クミの体から拒否反応が出る

青「そんな嫌がらなくても・・」

「・・海軍大将達は嫌い」

青「ガビーン!!・・・・」

「・・・」

青「はっきり言わなくても・・・」

「で?何しに来たの?」

青「凄い美人って聞いたから見に来た」

「もうすぐで白ひげが来るってのに・・余裕ですね」

青「・・そうでもないさ」

「・・ふーん・・・」

青「戦争に参加するの・・・?」

「さあ?・・・気分で変わる」

青「・・これまた、自由な子だ」

「そろそろ召集の時間でしょう?・・部下達が探しているんじゃなくて?」

青「!!!・・・そうだな」
青キジは頭をポリポリ掻くと立ち上がる出てった

「・・・」
クミはもう一度布団に潜ると眠った
クミが起きたのは戦争の終盤の方だった

「・・うう・・・」
ガタガタッ!!・・・
クミはもの凄い揺れで起きる

「!?」
ガバッ!・・カチャッ・・
刀を持ち外を見る

「!!・・・これは・・一体・・」
マリンフォードは、半壊して・・エースも救出されたらしく・・ルフィと一緒に走っていた

「・・あれが・・エース・・」
クミは3階の高さから降りると布団のシーツの四方を持って、突風で飛んだ
ビュオオ〜〜〜!

セン「!!クミ!!」

「・・・無視・・するか・・・」
クミは聞いてなかった事にした
ヒュルルルル〜〜・・・・スタ・・

海兵「!!」

海賊「!!?」

「・・・居た!」
クミはエースとルフィに走る
エースと赤犬が対立していた

「・・・まさか・・!!・・急げ!」
クミは急いだ・・・だが

「!!・・・間に合わなかった・・!」
エースはルフィを庇い胸を貫かれた

ル「・・え・・え・・す・・・?」

エ「・・がはァ!!・・」

「・・・ッ・・」
クミは刀を落とし、座り込む

「・・・・ルフィの・・お兄さんを・・守れなかった・・・恩人の・・大切な人を・・・守れなかった・・・・・」
クミは頭を抑える


そして、頭の中に流れてくる・・過去の記憶

『お前は・・親に捨てられたんだよ!!』

『クソ!・・あの上司・・なめやがって!!・・・んあ?てめェ・・何見てんだ!!』
ドガッ!!
殴られる

『さっさと酒買って来いよ!!このノロマめ!!』
ドガッドガッドガッ!!
何度も蹴られ、殴られる・・



「・・ハァ・・ハァ・・・」
クミはエースの方を見た

エース「・・・愛してくれて・・・ありがとう・・!!」
ドサッ・・
エースは・・死んだ

ル「・・うあああああああ!!!!」
ルフィは精神が壊れ気絶する

「・・・・う・・」
クミは立ち上がる

「・・ル・・フィ・・・守れない・・・・」
ジンベエがルフィを連れて行き、マルコとビスタが赤犬を食い止める

ドフ「フッフッフ・・・・!!」

「!!!」
クミは後ろにドフラミンゴが居る事に気付く

ドフ「フッフッフ・・・お前か?ローの女ってのは・・」

「!!」

ドフ「おれァ・・ドンキホーテ・ドフラミンゴだ・・!」

「・・・」ギロリ

ドフ「そう睨むなよ」

「当たり前でしょう・・?」

ドフ「ローは・・オレの元部下だ」

「!?・・は?・・何を・・あなたはグランドラインの海賊なんじゃ・・・・ローは北の海出身だし・・」

ドフ「おれらは・・北の海に居たのさ」

「!!・・・貴方の口からローの過去を知りたくない」

ドフ「!!」

「じゃあね」

ドフ「フッフッフ!!」
ドフラミンゴが指を曲げると

「・・!!」
クミの体が動かなくなった

ドフ「フッフッフ・・・」

「・・鎌鼬」
ズバズバッ!!
クミは解放される

ドフ「・・何・・!?」

「・・ふふっ・・・」
クミは、ルフィを追いかける
タッタッタッタ・・・

ドフ「・・フッフッフッフッフ・・・面しれェ!!」

「・・ハァ・・・ハァ・・・」
クミが追いかけると

青「あらら〜・・・クミ・・どこに行く?」

「!!!」
クミは足を止める

「・・・」

青「まさか、麦わらのルフィを援護しようってわけじゃねェだろうな〜」

「!!」

青「もし、助けたらお前はマリージョア行きだぞ?」

「・・・それは・・」

青「・・嫌ならおとなしく戻れ」

「・・・」
クミが歩き出すと青キジは移動を始める

「・・・・(どうしよっかなー・・・遠くから援護は出来るよね・・・?)」
クミは渋々移動すると
ザバァア―ーン!!

「!!」
クルッ!!
クミは振り向く
そこには、黄色い潜水艇がいた

海兵「トラファルガー・ローです!!救援にきた模様です!!」

「・・ロー!!・・」
ローはジンベエとルフィを持ったバギーと話しているようだ

「・・・でも・・今は・・」
クミは前を見ると処刑台の方に向かった

「・・・居た・・!!」
そこには、黒ひげティーチが白ひげを襲っていた

「・・!!」

黒「ゼハハハハ!!!親父!!エースは死んだな!!」

白「・・!!ティ―チ・・!!お前だけは、息子とは呼べねェな!!」
白ひげは黒ひげを攻撃するが、黒ひげの仲間達が白ひげを一斉攻撃をした

「!!!・・・仲間・・・家族同然・・・だったのに・・・・?何故・・そんな事が出来るの・・?」
その後、白ひげは

白「ワンピースは存在する!!!」
偉大な男白ひげの生涯は幕を閉じた・・・

「!!!!・・・息子・・に・・殺された・・・」
その後、黒ひげは白ひげに黒い布を被せ中に入って出てくると白ひげのグラグラの能力を見せつけた
クミが茫然として立っていると

黒「ゼハハハハ!!!・・・・ん〜?お前は・・」
黒ひげがクミを見る

「・・・家族・・・」

黒「・・本部に連行されたとは聞いていたが・・あんなに無防備になるとなァ〜〜」

セン「・・!!・・クミは何をつっている!!」

黒「自然現象を操る女かァ〜!!コイツは良い!!おい!!」

「・・・・!!」
クミは黒ひげに呼ばれ、顔を上げる

黒「俺と来いよ!!ゼハハハハ!!」

「・・・嫌よ」

黒「何ィ!?・・・」

「誰が!!アンタなんかに付いて行くものですか!!まだ、マリージョアに居た方がマシよ!!」
クミが叫ぶと

黒「この女・・・!!」
黒ひげはクミに近づくとクミを持ち上げる

「・・・」

黒「俺が直々に誘ってんのに断ろうってのかァ〜!?」

「汚い顔を近づけないで」

黒「!!!」

シリュウ「フラれてんじゃねェか」

黒「・・じゃあ、お前の能力を貰ってやるよ!!」
黒ひげが能力を出してクミを引きずり込もうとすると

「・・・」
ギロッ!!

黒「!!」
ズバァン!!
クミは刀で黒ひげの腕を斬る

黒「ぐああああ!!!」
スタッ・・
クミは降りる

「・・大丈夫・・・半分斬れただけだから・・・・ふっふっふ・・・・」
クミは刀を片手に笑う、まるで悪魔だ・・

セン「・・・!!」

ガープ「・・まさか・・!」

「・・ふふふふっ・・・・あははははは!!・・」ギロッ!!
クミは黒ひげを睨みつけると

「・・家族を殺したあなたには・・・天罰が下る・・」
ゴゴゴゴゴ・・・・
空が暗くなる

黒「!!・・」

「・・・ふふふふ・・・」

黒「おい!お前ら!!助けろ!!」
黒ひげの仲間達がクミに襲い掛かろうとしたが
クミが刀を横に斬るように振ると
ブオオオオ!!!
風が吹き仲間達は吹っ飛び、海軍本部が真っ二つに切れる
スバァアアン!!!!ドゴォ・・・ン!!!

「・・来ないで」

シリュウ「・・おいおい・・・近寄れねェじゃねェか」

「・・ふふふふ・・・」

黒「!!」
黒ひげは怖気ついている

セン「ガープ!!」

ガープ「ああ」
二人がクミに近づく

「・・・竜巻」
ビュオオオオ!!
竜巻が発生して海兵達を巻き込んでいく

セン「くっ!!・・・」

ガープ「早く止めんと・・世界が滅ぶぞ!!」

セン「・・ああ!・・」

海兵「何が・・どうなってんだ!?」

海賊「・・おれ達は急いで逃げるぞ!!親父の最後の船長命令だ!!」
海賊達は急いで逃げはじめる

「・・・黒ひげ・・マーシャル・D・ティーチ・・・あなたは・・仲間殺しという・・重い罪を犯しました・・・」
クミが喋る度に雷が落ちる
ズドォ――ン!!バリバリ!!
海では渦潮が発生してロー達は必死に手摺に捕まる

ロー「・・クミ・・か!・・」

ペン「うわぁ!」

べポ「クミが・・怒ってるんだ・・!」

シャチ「・・ん?・・うわあ!!」
シャチが驚いて皆が見ると

ジャン「・・!!・・四皇・・赤髪のシャンクスの船だ・・!!」
そして、バギーは観念したのかロー達に渡す

バギー「持ってけ!!馬の骨共!!」

べポ「受け取れ!ジャンバール!!」
ボフッ・・!

べポ「よし!それでいいんだ!」
ジャンバールがジンベエとルフィを抱えて中にはいり、他の人達も中に入る

べポ「キャプテン!!」

ロー「・・・クミ・・」

べポ「キャプテン!!クミなら大丈夫だよ!!」

ロー「・・・ああ・・・」
すると、バギーが麦わら帽子を持って飛んできて、投げた

ロー「!!」
バシッ!!
そして、ローとべポも中に入ると潜水した
そして、青キジと黄猿が攻撃を仕掛けようとした

「!!!・・・攻撃は許さない・・!!」
バリバリ・・!ズドォ―――ン!!

青「・・あらら〜・・」
青キジはバラバラになる

「・・・黄猿も・・だ」
ビュオオオオ!!ズバズバズバ!!!
クミの起こした切れる風で黄猿はバラバラになる

黄猿「おォ〜〜・・」

「・・・さて・・黒ひげ・・お前の刑は何が良い?・・」
クミが刀を上にあげると天に穴が開く

「・・・」

セン「・・あれは・・・!!」

ガープ「ここだとわしらも撒き沿いを食らうぞ!!」

「・・天地崩壊・・」
ゴゴゴゴゴ・・・・!!
グラグラグラ・・・・!!
ズドォ――ン!!バリバリ!!
ビュオオオオ!!!
ゴオオオオ!!!
自然災害がいっぺんに起きる

セン「・・!!!」
全員姿勢を保つのが精一杯だ

「・・さっさと・・・死ね」
クミが刀を降ろそうとした時だ
ガバッ・・・!!!

「!!」

赤髪のシャンクス「・・もういい・・・お前はよくやった・・!!・・だから・・世界を壊さないでくれ」

「!!!・・・赤・・髪の・・・シャン・・クス・・・」

シャン「・・・」
カランカランッ・・!!
クミは刀を落とす
それと同時に自然災害も止まり、空も晴天に戻った

「・・・・」ガクッ・・・
クミは意識を飛ばした

シャン「おっと・・・!」

海兵「赤髪のシャンクスだ!!・・・何故四皇がここに!?」

シャン「戦争を・・終わらせに来た!!・・・・マルコ」

マルコ「!!」

シャン「手を退け・・」

マルコ「・・・」

シャン「白ひげとエースの弔いはおれ達に任せてもらう!!」

中将「なにを・・!!そいつらの首をさらして海軍は・・「お前なら良い!」・・元帥殿・・!」

セン「お前なら良い・・!赤髪」

シャン「・・すまんな・・・この場ではオレの顔を立てて貰おう!!」

セン「戦争は終わりだあああああ!!!」

ガープ「手当を急げ!!」
戦争は終わり負傷者を運んだりと凄い事になっていた

セン「・・・」

シャン「・・センゴク・・」

セン「・・」

シャン「・・クミだが」
シャンクスは横抱きにしているクミを見る

セン「・・・!」

シャン「また暴走しては、困るだろう」

セン「・・・まさか・・」

シャン「・・俺に預けてみるのはどうだ」

セン「!!・・上が黙っていないだろう」

シャン「・・能力のコントロールを鍛えさせるだけだ」

セン「・・だが・・・」

シャン「政府が恐れているのは、能力の悪用や暴走・・・だろ・・?」

セン「・・そうだ・・」

シャン「この子もまだ若い・・海兵になるのも海賊になるのもおれ達が決める事じゃないだろう?」

セン「・・だが・・」

シャン「大丈夫だ・・・この子は・・多分アイツの・・娘だ」

セン「・・・恐らくな・・」

シャン「・・世界が滅ぶような事はしないだろう」

セン「・・・」

シャン「・・・さっき暴走した時見ただろう・・?この子は自分の・・海賊団を逃がし、黒ひげティ―チの仲間殺しに対して・・怒っていた・・」

セン「・・・」

シャン「・・コントロールできるようになれば・・・・本人の判断次第で世界が滅ぶか決まる・・・だが、コントロールできないまま此処に置くわけにもいかない・・・・どうだ、センゴク」

セン「・・・分かった・・・だが、もしクミが世界を滅ぼすような事をしたら・・・」

シャン「わっはっはっはっは!!俺が止めてやるよ!!」

セン「・・仕方のない男だ」

シャン「すまんな、センゴク」

セン「さっさと・・行け」

シャン「ああ・・・」
シャンクスはクミと愁殺を持つと船に向かった

ルー「おい!お頭ァ!・・本当に連れてくのか?」

シャン「ああ」

ベックマン「ったく・・・」

シャン「わっはっはっは!!」

「・・・・・」




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あきゅろす。
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