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ワンピース
真実
翌日・・

「・・・すー・・すー・・」
クミは甲板のべポの隣で寝ていたが誰かが毛布をかけてくれたらしく、風邪は引かずにすんだ

「・・・ふあ〜〜・・・もう朝か・・・昨日ははしゃいだなー・・・それより・・頭痛いな・・・シャチめー・・まだ17歳に酒なんかガバガバ飲ませやがって・・・・これが二日酔いってやつかー・・・」
クミはシャワーを浴びに自室に向かい、すぐのシャワーを浴び終わると着替えて海岸をあるく事にした

「・・あー・・やっぱ痛いなー・・シャチには大波の刑だなっ!」
すると朝日が見える

「お!綺麗だなあ・・・朝日!」
クミが朝日に見入っていると
ガッチャン!!

「え?」
フラッ・・
力が抜けて倒れかけると
ドスッ!!
誰かに殴られた

「うっ!!・・・・」
バタッ・・
そこにいたのは大量の・・・・海兵だった

海兵「死へと誘う魔女クミを捕獲しました!」

本部「すぐに本部に連行しろ!」

海兵「はっ!!」

「・・・か・・いへい・・・・・・・・ロー・・」
そこで気を失った

その30分後・・・
ガコンッ・・
ハートの海賊団の船では

べポ「ふあ〜〜!!・・・え?クミなら隣に・・・あれ?いない」

ロー「あ?・・・じゃあ、何処だ」

ペン「船長ー!船内にもいません!!」

ロー「他に見た奴はいないのか!」

シャチ「全員寝てて見てないみたいで」

ロー「・・嫌な予感がする・・・全員クミを探し出せ!!」

「「はいっ!!」」
全員でクミの捜索を始めた
そして、ある情報が入った

ペン「せ、船長おおおーーーー!!!」
凄い形相でペンギンが走って来た

ロー「!!見つかったか?」

ペン「ゼェ・・ゼェ・・いいえ・・ゼェ・・町の人に聞いたら・・ゼェ・・さっき、海兵が大量に町の裏側に向かったと・・ゼェ・・言っていました!!」
ダダダダッ!!
そこにシャチとべポも走って来た

シャチ「船長ーーー!!やばいっす!!」

べポ「絶対クミだよ!!」

ロー「!?」

シャチ「さっき海兵が一人の女性を担いで町の裏側に行ったって!!」

ロー「!!・・ペンギンと一緒じゃねェか!・・急ぐぞ!!」
ロー達は急いで町の裏側に向かった


町の裏側・・・
そこには海軍の軍艦がある、もうすぐに出航する

「・・・・う・・・」
クミは目を覚ました

准将「・・起きたか」

「・・!!・・誰!?」

准将「お前は今から本部に連行させていただく」

「・・・本部!?・・・・此処は!?」

准将「今は軍艦の中だ・・じきに出航する・・お前の船長も間に合わないようだ」

「!!・・・」
タタタッ!!

海兵「准将殿!!」

准将「どうした」

海兵「死の外科医とその仲間達がすぐ傍まで来ています!!」

准将「何?!・・・すぐにでも船を出せ!」

海兵「はっ!!」
海兵は去ってった

「・・・ロー・・」


そして、ロー達は
ズバァン!!!
海兵達の応戦をしていた

ロー「くそっ・・」
ドガッ!!

シャチ「これじゃあ、クミに辿りつけねェ!」
ドン!ドン!

ペン「早くしないと出航しちまう!」

ロー「・・・クミ・・・!」
すると
軍艦が動き始めた

ロー「!!」

シャチ「マズイ!!」

ペン「急げー!」

ベポ「アイヤ――!」
ドガァ!!
海兵を何とか片付けると急いで軍艦を追いかけた
ダダダッ!!!

ロー「・・・・ハァ・・ハァ・・・」

ペン「・・・間に合わなかった・・」

シャチ「・・どうしましょう!船長」

ロー「・・今すぐこっちに船を回せ・・」
潜水艇を急いで町の裏側に呼び寄せて、軍艦を海中から追った
そして、浮上すると

ロー「・・・ビンゴ」
軍艦の真横に船を着けると全員で乗り込んだ
わ――わ――!!!

准将「!?・・・」
ガチャッ!!

海兵「准将殿!!大変です!!ハートの海賊団が攻めてきました!!」

准将「何だと?!・・・オレも行く!」
上では凄い音が鳴っている

「・・・ロー・・」
一人残されたクミは甲板の様子を見に歩いた
カツ・・カツ・・・

「・・・!!」
甲板には海兵がハートの海賊団に押されていた
ローは准将と戦っていた、准将はペラペラの実の紙人間でローも苦戦を強いられていた

「・・ロー!・・」

ロー「クミ!!」
ローは余所見をすると
ズバァッ!!
ローが斬られた

ロー「ぐああっ!」

「!!ロォオーー!!」
タタッ!!
クミはローに向かって走り出す
ローは左肩を抑えている

「・・・許さない・・」
タンッ!!
クミは飛ぶと准将に飛び蹴りをおみまいした

准将「ぐああー!」
吹っ飛ぶ准将

ロー「・・クミ」

「・・大丈夫!?・・・」

ロー「・・それ・・海楼石の錠か・・」

「うん」

ロー「・・ROOM」
ローは能力でクミの鎖を取った

「!・・・」
クミは手をグーパーグーパーする

海兵「マズイ!!魔女が解放されたぞ!!」

ペン「クミ!」

シャチ「・・良かった・・」

べポ「キャプテン!」

「!」
ローが准将に斬られそうになると

「・・突風!!」
ビュオオオオーーー!!
もの凄い風が准将を襲う

「・・・斬!」
ズバズバズバ!!!
准将が風に切られた

准将「ぐああああ!!!」
バタリ・・
准将は倒れる

「・・・」

海兵「准将殿ー!!」

「・・・この軍艦ごと沈めてやる」
クミが言った途端に空が暗くなった

ロー「・・・・;」

ペン「・・おいおい・・おれ達も逃げないとまき沿いを食らうぞ!!」

シャチ「べポ!船長を!」

べポ「アイアイ!!」
べポはローに手助けをして船に移動させる

ロー「クミ!」

「!!」

ロー「戻って来いよ!」

「うん」
クルーが全員船に乗ると

「・・海軍・・私の力を思い知れ」
ゴゴゴゴゴ・・・
空に雷がゴロゴロと鳴る

「・・・燃やしてやる・・・落雷」
バリバリッ・・・ズッドオオ―ーン!!!

「「「うわあああー!!」」」
ボオオオオーーー!!
軍艦が燃えて火柱が立つ
海兵達は海に身を投げ出す

「・・・ふふふっ・・・私も戻らないと」
カツ・・カツ・・
クミはローの潜水艇がある所に向かった
すると・・
ギギギギ・・・・

「?」
クミが上を向くとマストが折れてクミの方に倒れてきた

「!!!ヤバいっ!!」
タタッ!!・・ズザザザァーー!!
走って避けたが、何かに足を引っ掛けて転ぶ

「イタタタ・・・・・・」
カツッカツ
立ち上がると
ズキッ!!

「痛ッ!!・・・」
足に木の破片が刺さっていた

「・・・とにかく、今は急げ」
右足を引きずりながらもローの船に急いだ


そして、船に戻ったロー達

ロー「・・・・」

べポ「ヤバいよヤバいよ!!」

ペン「あのままだと、もうすぐにでも軍艦は沈むぞ!!」

シャチ「クミ−!!」
すると軍艦のマストが折れて軍艦も原型を留めなくなってきた

ロー「・・・・・・お前ら此処で待ってろ」

ペン「え!?」

ロー「・・行って来る」
ローは刀を持つと手摺に足をかけて火で原型を留めなくなった軍艦に入ってった

べポ「キャ、キャプテンー!!」

軍艦の中に入ってったローはクミを探した
タッタッタッ・・・

ロー「クミ!!何処だ!!」
ローが走り回っていると目の前から足を引きずりながらこっちに歩いて来るクミを見つけた

「!!」

ロー「クミ!!」
ローがクミに走り寄る

「ロー!」
するとクミの上にもう一本のマストが倒れて来た

ロー「危ねェ!!ROOM!!」
ローは能力を発動すると刀を抜いてマストを斬った
ズバズバズバ!!!

「!!・・ありがとう」

ロー「たくっ・・・加減をしろ」

「・・ごめん」

ロー「早く帰るぞ」

「うん」
ローはクミの手助けをしながら船に向かうが間に合わない

ロー「・・・チッ・・」
ガバッ!
ローはクミを横抱きにする

「きゃっ!!」

ロー「刀持ってろ」
カチャ・・
ローに刀を渡された

「・・うん//」

ロー「急ぐぞ」

「うん///」
ローはクミを抱えて軍艦の後ろまで来ると
タンッ!!
船に飛んだ

「「「船長ーー!!クミ−−−!!」」」
スタッ・・

ロー「・・ふぅ・・」
ガラガラガラ!!!
軍艦が崩れて沈んだ

べポ「二人共けがは!?」

ロー「クミが足にケガをした、急いで治療室へ運べ」

べポ「アイアイ!」
べポはクミを抱き上げると治療室に走った

「べポ・・ありがとう」

べポ「いいよ!無事でよかった!」
全員が船内に入ると船は潜水して、島に戻った


4時間後・・・

「・・すー・・すー・・・・・ん・・んんー」
クミは起きると横を見た
そこには、椅子に座って何かを考えているローがいた

ロー「・・起きたか」

「うん」

ロー「ログが案外早く溜まったから次の島に向かうぞ」

「うん」
ガタン・・・
ローは立ち上がるとクルーに指示を出しに行った
バタン・・・

「・・皆に迷惑かけちゃった・・・ん?」
クミは服が変わっていることに気付いた

「きゃあー!!////・・・・ふ、服が変わってるぅー!?・・・・・見られた・・かも・・」
クミは頭を抱える
バタバタッ!!
何かがクミの部屋の方に走って来た
ガチャッ!!

「「「クミ−−−!!」」」
クルー達だった

「え!?」

べポ「クミ−−!」
べポがクミに抱き付く

「うわっ!!ど、どうしたの皆」

シャチ「お前が怪我をして・・・」

ペン「心配で・・来たんだよ!」

「・・ははっ・・・皆ごめんね・・迷惑かけて」

べポ「そんな事全然思ってないよー!それより、クミが無事でよかったー!」

「??・・・足怪我しただけだよ?」

「「「は?・・・」」」

「え?・・皆なんだと思ったの?」

ペン「・・お前が船に戻って来た時真っ黒だったから全身火傷かと・・・」

シャチ「お、おれも・・」

べポ「・・・皆誤解してるよ?」

「「「何ィー?!」」」

ペン「べポ!だってお前クミは重症だって!」

べポ「そんな事言ってないよ!?ただ!足に木の破片が入っちゃって大変だって言ったんだよ!」

「「「・・あー・・・そういう事か」」」

「ふふっ・・・」

べポ「もうー!」

「ふふふ・・・・あはははは!!」
クミはべポ以外の人達が勘違いしすぎてウケた

クルー達「・・・・・」

べポ「・・クミが・・・」

ペン「・・大声で・・」

シャチ「・・笑ってる・・・」

クルー1「初めてみた!!」

「「「可愛いーー!!」」」

「!?・・・・////・・」

ペン「船長いいなー!」

シャチ「だな!」

「・・ふふっ・・・そういう事を言うのは自由だけど・・・ほら」
クミが入口を指さす
そこには

ロー「・・ほう・・そんなに羨ましいか?」

「「「せ、船長ーーー!!」」」

ロー「・・てめェら、全員表に出ろ」
ローが甲板を指さす

「あははは」
全員渋々甲板に出て、すぐにクルー達の悲鳴が聞こえた

べポ「・・おれは行かなくて良かったの?」

「だって、べポはバラバラになっちゃ嫌ー」
べポはクミの権限により守られた
クミはベッドから出る

べポ「!!もういいの?」

「うん!もうほら!」
ピョンピョン跳ねるクミ

べポ「じゃあ、甲板に行こ!キャプテンが待ってるよ」

「うん」
二人が甲板に向かうと

「・・・・」

べポ「・・・・」

ロー「来たか」
ローは皆の頭を取って紐に吊るしていた

ペン「船長ー」

シャチ「許してくださいー」

クルー「船長ーー!」

ロー「・・ダメだ」

ベポ「これが・・さらし首だよ」

「・・へェー・・楽しそう」

「「「楽しくねェよ!!」」」

「えー」

ロー「クックック・・・」
ボトッ・・
すると新聞が降って来た

「!・・新聞だー」
それを、ローが拾い広げる

「・・・あ・・」

ロー「・・早いなやっぱり、海軍は」
そこには今朝の事が書かれていた

「ヒッドーい!何コレ!」

べポ「・・死へと誘う魔女・・・またもや軍艦を沈める・・・ホントだ」

「そりゃあ、私が沈めたけどー!本部に連行されて嬉しい海賊がいるかって言いたい!!」

ロー「・・まあ・・おれ達の事も一応書かれてるな・・・・」
ローが指さすところには、ローがクミを助ける写真が書かれていた

「きゃ!・・恥ずかしい////」

ロー「・・フッ・・まあこれも事実だからな・・お前はおれの仲間だ」

「うん」
バサッ・・・
手配書が二枚落ちた

べポ「あ」

ロー「・・フッ・・」

そこには
ハート海賊団船長
死の外科医 トラファルガー・ロー
1億7000万

ハートの海賊団船員
死へと誘う魔女 クミ
1億9800万

と書かれていた

「うわ・・・また、上がった」

ロー「・・・フッ・・」

べポ「海軍って・・どうしてこんなにクミの賞金を上げるんだろ」

ロー「能力が目当てだろ」

べポ「・・・?」

ロー「クミの食った悪魔の実は元々世界政府が欲しがっていた能力だからな・・・・それにそろそろ感づいてきたかもしれねェ・・」

「??・・・!!・・」

べポ「・・?何が?」

ロー「・・クミ・・お前・・隠している事があるだろ・・」

「・・・な、何も・・ないよ」

ロー「・・・・隠し事はよくねェ・・」

「・・また、迷惑かけちゃうよ?」

ロー「迷惑じゃねェよ・・・言っただろ?守るって」

「・・!!///・・・そうだよね」

べポ「クミ?」

「じ、実は・・私は・・この世界の人間じゃなくて・・他の世界から来た・・異世界人なんだ」

「「「「・・・え・・・ええェエーーー!!?」」」」
皆は驚愕し過ぎて顎が外れそうだ

ロー「前に話しただろ?・・ある無人島には100年に1度、異世界人がやってくるって」

ペン「じゃ、じゃあ!その・・100年に1度っていうのが・・・クミって事!?」

「うん」

シャチ「・・で、でも!あそこは無人島だろ!?どうやって・・・」

「・・丁度そこに・・ある海賊団が島にいたの・・・本当に異世界人が来るのか確かめに来たみたいで、私はその海賊の人達に近くの島でおろしてもらったの・・私には恩人だったよ」

クルー「い、いつ!能力者に!?」

「その無人島に落ちたら・・変な形の実が落ちててそれを・・眺めてたら・・後ろから話しかけられて、驚いたら、食べちゃった」

べポ「ええー!?・・・・・ん?でも・・軍艦乗っ取り事件は・・」

「その海賊の人達がおろしてくれた島が、その軍艦を乗っ取った島だよ」

ロー「・・その軍艦で・・情報を集めたという事か?」

「そうー」

ロー「・・・そうか」

「黙っててごめんなさい」

ロー「・・・はあ・・・」

べポ「別に謝る事じゃないよ」

「え」

ペン「この世界には家族も知り合いもいないのに・・頑張ったな」

「!!」

シャチ「これからもよろしくな!!」

「!!・・・・ありがとう・・」

べポ「ん?・・所で、その海賊っていうのは・・誰?」

「ん?ああ・・・その海賊団は・・「プルルルルル・・」・・ん?」
クミに電話が入った

ロー「!」

「・・・誰だろ」
プルル・・ガチャ
「もしもし」

ル「クミかー!!」

「!!」

ペン「男ー!?」

ル「クミー?」

「ふふっ・・・名乗ったらどう?・・変わらないね」

ル「しっしっし!!これが、オレの電話だ!」

ウ「どんな電話だよ!!」

「ウソップもいるの?」

ウ「よっ!!久しぶりだな!」

ナ「私もいるわよー!」

サ「クミちゅわ――ん!!」

「・・ははっ・・・あれ?何で私の電話を?」

ロビ「掛けてきたでしょ?」

「あ!そうだった!でも・・あの時・・」

ゾ「ちょっとトラブルがあってな・・・・」

「・・ふーん・・」

ナ「それより、新聞見たわよ!!」

「あ!」

ナ「あんた!軍艦沈めすぎよ!!」

「え・・」

ウ「しかも・・賞金・・1億9800万って・・・・」

「ふふっ・・・私も今見たんだ!」

サ「おれはクミちゃんが心配で「うるせェ・・グルグル眉毛」・・んだとォ!?このクソマリモ!!」
ゾロとサンジの喧嘩が始まる

「・・ふふ・・・サンジとゾロも相変わらずだね」

クルー達「「「ゾロォー!?・・ま、まさか・・」」」

ロー「・・・;」

ル「おい!クミ!!この新聞に載っている奴がお前の探してった奴か!?」

「!!・・そうだよ」

ル「会えてよかったな!」

「うん」

ロビ「それにしても・・熱々ね」

「!!!////・・・」

チョ「体調の調子は大丈夫か!」

「うん、私の船長は優秀の医者だから、大丈夫」

チョ「そうなのかー!」

ウ「・・でも・・死の・・外科医・・」

チョ「怖いのかー!?」

「ふふ・・・そんな事ないよ」

ナ「クミ!!たまにはコッチに来なさいよ!」

「!!・・うん」

「「「待ってるぞー!!」」」

ル「しっしっし!!」
すると、今まで口を閉ざしていたローが

ロー「・・おい・・麦わら屋」

ル「!!・・誰だ」

ナミ達「「死の外科医だーー!!」」
電話の向こうは大騒ぎだ

ゾ「うるせェー!」

「・・ふふ・・」

ロー「・・トラファルガー・ロー・・だ」

ル「おれは、モンキー・D・ルフィだ!」

クルー達「「「麦わらのルフィだーー!!」」」

ロー「・・うるせェ・・お前ら」

クルー達「「は、はい!」」

ロー「・・クミが世話になったな・・・」

ル「クミがお前が良いって言ったから諦めたけど!!クミを絶対に仲間にしてやるぞ!」

ウ「何言ってんだ、てめェは!!」

ロー「!!・・・・クミはやらねェよ」

ル「いや、もらう!」

ロー「やらねェ・・」

ル「もらう!」

ロー「やらねェ」

ル「もら「ハイハイストォ―ップ!!」・・」

「いつまで、言い争ってんの?!」

ロー「・・麦わら屋が言うからだ」

ル「クミをくれねェからだ」

ナ「何クミの取り合いしてんのよー!!」

「ルフィ?私はハートの海賊団のクルーだから・・ルフィの仲間にはなれないよ」

ル「・・うっ・・・」

ナ「ほら・・諦めなさい」

ル「・・・」

「・・じゃあ、また遊びに行くね」

ル「ああ!」

麦わらの一味「「「待ってるぞーー!!」」」
ガチャ・・ツーツー・・

「ふふ・・・本当に面白い人達」

ロー「・・・まさか麦わら屋一味だったとはな」

「良い人達よ?」

ロー「・・そうだな・・」

べポ「クミモテモテだね!」

「!!・・そうだね」

ロー「・・それは・・困る」

「ふふっ・・」

ペン「そういや、麦わら達はクミの正体を知ってんのか?」

「うん、知ってるよ・・・(ルフィ達は・・次はエニエスロビーか・・)」

「・・ロー次の島の名前は?」

ロー「あ?・・確認してねェ」

「そう・・・・・じゃあ、いつ着くの?」

ロー「・・・2、3日後だと思うが」

べポ「そうだよ!」

「分かった」
クミは部屋に戻った

ロー「・・・どうしたんだ?」

べポ「・・・分かんない」

部屋に戻ったクミ・・

「・・はあ・・・ルフィ達に遊びに来いって言われたけど・・・どっかで同じ島に着かないかな・・」クミは海図を眺めていた

「・・今は確かこの島だから・・・・・どっちだろう・・」
クミが悩んでいるのは・・

「・・ウォータ―セブンか・・ブッチ・・・両方海列車が有名だなー・・・・ん?・・海列車??・・・ていう事は、もしルフィ達がウォータ―セブンに来ていたら・・・会えるじゃん!!・・・よし・・行って会ってこよう!・・・あー!でも!!CP9がいるじゃんかあああ!!絶対狙われるじゃんかーー!!」
一人叫ぶクミ・・・それを聞く男達

ロー「・・アイツ・・何叫んでんだ」

シャチ「さあ・・・わかんないっす」

ペン「・・それより、いつまでこの状態ですか」

ロー「あ?・・・チッ・・・・べポ・・直しとけ」

べポ「アイアイ!」
べポが全員の体を直す

シャチ「ふうー・・・サンキュー」

ペン「ありがとうな、べポ」

べポ「いいよ!」
その頃クミ・・・

「・・・すー・・すー・・」
ベッドで寝ていた
コンコンッ・・・

「・・スー・・スー・・・・」
寝ているクミには聞こえない

ゴンゴンゴン!!!

「・・すー・・すー・・」
すると
ブウ―ーン・・
薄い膜のような物が部屋を覆った
ぱっ・・
中にローが入って来た

ロー「・・ったく・・・何で寝てんだよ」
カツカツ・・・
ローはクミに近づく

「・・すー・・すー・・」
クミの寝顔をガン見するロー

ロー「・・・/////・・・ダメだっ!・・天使過ぎる・・・」
ローは顔を片手で覆う

「・・すー・・すー・・」

ロー「・・・せっかく次の島を教えてやろうと思ったんだが・・」

「・・・・え!?」
ガバッ!!ゴン!

ロー「!?」
クミが勢いよく起き上がったのでローのオデコと直撃
ローも痛みでうずくまる

「痛−−!!」

ロー「・・てめェ・・いきなり起き上がるなよ・・」
ローはズキズキするオデコを押えながらクミに言う

「・・イタタタ・・・それより、次の島が分かったって!?」

ロー「・・ああ」
ローはオデコを摩りながら答える

「何処!?」

ロー「・・ブッチだ」

「ブッチ・・・」

ロー「どうした?」

「あのさ!ルフィ達の次着く島が・・・此処だと思うんだ」
クミが指さしたのはウォータ―セブンだ

ロー「・・そうか・・・・・ん?・・何でわかるんだ?」

「え!?・・・あ・・・」

ロー「・・・まだ・・隠し事か?」

「・・こ、この事は・・クルーの皆には内緒ね?」

ロー「・・・・ああ」

「私のいた世界には、ある人気の漫画があってその漫画は、ある少年の物語で・・・それで・・・私・・未来は分かるの」

ロー「・・まさか・・その主人公ってのが・・麦わら屋か?」

「うん・・・そう・・あとその仲間達・・」

ロー「これで、お前が何故オレを知っていたか分かった・・・それで、悪魔の実を見たときも食べるのを迷ったのか」

「うん・・・」

ロー「・・そうか・・・・・いいぞ」

「え・・」

ロー「麦わら屋一味に会って来い」

「いいの!?」

ロー「・・ああ・・・行き方は分かるんだろ?」

「うん」

ロー「・・ログが溜まるまでに帰ってこればいい」

「・・ありがとうー!」
ガバッ!!
クミがローに抱き付く

ロー「!!///・・・あ、ああ」



そして、2日後・・・

べポ「島だーー!!」

「着いた・・」
港に船を着けると

ロー「いいか?・・ログが溜まるのは4日らしい・・・それまでに帰って来い」

「うん」

ロー「じゃあ、行って来い」

「じゃあ、行ってきまーす!!」

クルー達「「「気をつけてけよーー!!」」」
クミは海列車の駅に行くと列車に乗ってウォータ―セブンに向かった




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