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ワンピース
ただいま!とおかえり!!
島に上陸すると

ドフ「悪ィな・・クミ」

「うん!いいよ!!大事な用事があるんだもんね!」
ドフラミンゴは用事があるらしく途中で別れた

ドフ「・・じゃあ、子電伝虫を渡しておく」

「うん」
クミはドフラミンゴから電伝虫を受け取った

ドフ「・・気をつけろよ」

「うん!ドフィ!」
ドフラミンゴが歩いていくとクミは街を歩いた

「・・でもさー・・こんな大金いらないんだけど」
ドフラミンゴが島に上陸するときにクミに渡したのだ

「・・逆に・・重い・・」
クミは可愛い店を見つけると中に入ってった
カランカラン!!

「うわ!!可愛い!!」
クミが見つけたのは黄色とオレンジのフリルのミニスカートだ

「あーでも!こっちのショートパンツもいい!」
クミが悩んでいると

店員「ご試着しますか?」

「!!はい!」
クミは両方を着てみたがミニスカートにした

「これください!」

店員「3500ベリーになります!」

「はーい」
クミはお金を払うと店を出た

店員「ありがとうございましたー!!」

「・・あー・・重い」
クミは近くで売っていたアイスを買うと食べた

「おいしー」
そして、ベンチに座る

「・・それにしても・・ドフィ遅いなー・・まあ、電話くれるって言ってたし」
クミがアイスを食べていると

「・・・?何だ?・・デカい白クマがいる・・すげェ・・・かわい・・い・・」
クミは頭を抱える

「うぅ・・・痛・・」
そして、頭をあげると白くまは居なかった

「・・ハァ・・ハァ・・・」
そして、アイスを食べ終わると、また歩き出す

「・・今何時だろ・・・」
時計を見ると午後4時ごろだった
カツ・・カツ・・

「・・ふあ〜〜・・」
クミが欠伸をすると
ドン!!

「うっ!!」
ドテッ!!
クミは尻餅をつく

シャチ「あ、悪ィ・・大丈夫か?」

ペン「ちゃんと前向いて歩けよ・・シャチ」

「・・・シャ・・チ・・・」

ペン「・・あ・・お前まさか・・」

「・・何か?」
クミが顔を上げると

べポ「クミ!!」

シャチ「お前・・」

ペン「生きてたのか!!」

「???・・」

ロー「・・ペンギン退け・・」
ローが前に出る

ロー「・・クミ・・お前一体何処にいた?」

「・・貴方達は・・誰ですか・・?」

ロー「は・・?」

シャチ「クミ何言ってんだ?」

「・・貴方達が何を言っているんですか?」

ペン「・・クミ冗談は止せよ!」

「冗談・・?」

ロー「・・お前・・まさか、」

べポ「・・キャプテン?・・」

ロー「・・記憶喪失か・・?」

「!!!・・・どうして分かったんですか!?凄いですね・・」

ロー「・・くっ・・・」
ローは握り拳をギリギリ締め付ける
プルルルル・・・
クミの電伝虫が鳴る

「・あ・・・出ないと」
ガチャ・・

「もしもしー」

ドフ「クミか・・話が済んだから港へ来い」

「はーい」
ガチャ・・

ロー「・・今の声は・・」

「?」

ロー「・・今、誰の船に乗ってる?」

「・ドフィの船」

ロー「!!!!!・・・今すぐ降りろ!!あいつの所はいけねえ!!」

「え?え?・・何を・・」

ペン「・・船長・・一旦船に戻りましょう」

ロー「・・断る」

「・・あのー帰らせてくれないなら・・私も取るべき行動をとりますが・・」
クミは右手を赤くすると

「・・アブソーバー」
ローに当てようとしたがローはサッと避ける

「!!」

ペン「クミ!やめろ!!」

「・・・」
クミはローに攻撃をしていくが
ガシッガシ!!

「!!」
ローがクミの両腕を掴む

ロー「・・オレが・・本当に・・分からないのか?・・」

「・・・」
コクン・・
縦に頷くクミ

ロー「・・そうか・・・分かった」
ローは手を離すと歩いて行った

ペン「!!」

シャチ「船長!!」

べポ「・・クミ・・バイバイ」
4人は去っていく

「・・・・?」
クミは船に向かった

「・・・!!」
クミは自分の頬が濡れている事に気付く

「・・私・・何で泣いてるの・・・?彼は誰?」
船に着くと

「・・ドフィーただいま」

ドフ「よく帰って来たなクミ」

「さっき変な男の人にあった」

ドフ「?」

「モフモフの帽子に酷い隈、黄色いパーカーに、同じツナギを来た人達を一緒にいた」

ドフ「・・・そうか・・・お前は寝てろ」

「うん」

ドフ「さっきの部屋の位置は分かるな?」

「うん」
クミが部屋に戻るとシャワーを浴びて寝た

次の日の朝・・
コンコンッ・・

「・・すー・・すー・・」
コンコンッ!!

「・・・うう・・・ふあ〜〜・・誰だ?」
クミは扉を開けた

ドフ「起きたか・・」

「ん・・ドフィおはよう」

ドフ「ああ・・・メシは食ったか?」

「ううん、まだ」

ドフ「よし、じゃあ・・今からメシを持ってきてやるよ」

「!!!・・・ありがとう」

ドフ「フッフッフ・・」
ドフラミンゴはご飯を取りにいった

「・・ドフィって過保護?」
すぐにドフラミンゴは帰って来た

「!!・・・めっちゃおいしそうー!!」

ドフ「だろ?オレの船のコックは最上級だからな」
クミは朝食を食べた

「・・美味しい・・」

ドフ「フッフッフ・・そりゃあ良かったな!」

「・・でも・・何かが違う」

ドフ「・・?」

「それより、次の島ってもう着いたの?」

ドフ「ああ・・着いたぞ」

「早いね」

ドフ「オレの船は速いんだ」

「ふふっ・・・」

ドフ「クミ・・」

「ん?」

ドフ「・・記憶を思い出したら言えよ」

「うん!」

ドフ「良い子だ・・」
ドフラミンゴがクミの頭をポンッとする

ドフ「なあ・・クミ・・」

「んー?」

ドフ「・・お前の故郷は何処だ?」

「!!!!!・・私の・・故・・郷・・・は・・ハァ・・ハァ・・・ハァハァハァ・・」
クミは自分の過去の事を思い出し始める
どんどん過呼吸になっていく

ドフ「!・・待ってろ!」
ドフラミンゴは船医を呼びに行った

「・・ハァハァハァ・」
クミは蹲り胸を押さえている
フラッシュバックで出てきたのは、フレバンスでの出来事、その後のクミの人生、ハートのクルーとの楽しい日々・・・この前の無人島で自分が海に落ちた事・・・・・そして、ペンダントで自分の隣にいるのは・・・ローという事も・・

「ハァハァハァ・・・・お・・思い・・出した・・・ハァ・・ハァ・・」
そこに、船医とドフラミンゴがやって来る
船医がクミに触れようとすると

「・・・大丈夫・・」

船医「!!」

「・・ドフィ・・たった数日だったけど・・・」

ドフ「・・思い出したか・・・」

「うん・・・ありがとう」

ドフ「・・フッフッフ・・・そうか・・船なら貸してやる」

「!!!・・ありがとう!!」
クミはドフラミンゴに抱き付く

ドフ「!!!・・・ああ・・・」

「・・」

ドフ「あと、一つ言っておくが・・・ローはオレの・・・元部下だ」

「・・そうかー・・ローはドフィの・・・ん?・・元・・部下?」

ドフ「ああ・・」

「・・じゃ、じゃあ!!黒いモフモフのマントに濃い化粧にサングラスの長身の人は・・!?」

ドフ「!!!・・・何故ソイツを・・」

「誰!?」

ドフ「・・オレの・・・弟コラソンだ」

「・・コラソン・・・そっか!ローの恩人はコラソンっていう人なんだね!!」

ドフ「・・!?」

「じゃあ、私はローの所に帰る!!バイバイ!ドフィ!!」

ドフ「・・ああ・・」
クミはドフラミンゴからもらった小舟に乗ると出発した

ドフ「・・・フッフッフッフ!!!本当に面白い娘だったぜ・・・ローお前の幼馴染はすげェな」

そして、さっき来た航路を引き返すクミ、頑張って黄色い潜水艦を探した

「・・ない・・何処だろ・・」
船を出して5時間・・近くで見かけた島に上陸したクミ

「・・宿屋でいっか」
クミは宿屋に行くと部屋を取りシャワーを浴びた
すると、隣の部屋から声がする

「・・・なんだろ・・」
聞いてみると何か会議中のようだ

?「・・・い・・した」

?「んな訳・・だろ」

?「ほ・・・って!!」
部屋はクミに戻り

「・・・分かんないや!」
クミは寝る事にした
次の日・・・

「すー・・すー・・・う・・ん・・」
ムクッ・・
クミは起き上がると顔を洗って着替えた

「・・・お腹空いたなー・・・ご飯食べて来よ」
クミは荷物をまとめると朝食を取る為、店を探した

「・・・あそこでいいや」
適当に朝食を済ませるとローの情報を探した
すると、この島にいる可能性があるという情報が手に入った

「・・・この島にいるのかー!・・・」
クミは荷物を持って外に出ると歩きだす
カツカツカツ・・・

「・・あーあ・・・昨日あんな辛い事言っちゃったし・・・・どうしようー!!!」

男「よう・・嬢ちゃんおれと遊ばね?」

「とにかく、探そう」
クミが歩き出そうとすると
ガシッ!!

男「聞いてんのか?」

「ああ?」

男「無視してんじゃねェよ!」

「・・うるせェ・・雑魚だな」
クミはジャンプすると踵落としを食らわせた
ドゴォン!!

「・・・さてと、行きますか」

男「・・・」チーン
カツカツカツ・・・
そして、ある程度街を歩き終わる

「・・ゼェ・・ゼェ・・・いないじゃんか・・・喉乾いたなー・・あそこの酒場で飲み物を貰おう」
ギィーーー
クミが酒場に入るとカウンターにすぐに行き

「アップルティー・・ください」

マスター「あいよ」
そして、クミは無数の視線を感じ、ゾッとしていた

「・・・・・(後ろを見てはいけない・・きっと、怪物がいるんだ・・・)」

マスター「ほら、アップルティーだよ」
マスターがアップルティーを持ってきた

「・・あのー、後ろに誰かいません?」

マスター「ああ・・・・ハートの海賊団だよ」

「・・・は!?今・・何と?」

マスター「・だから、ハートの海賊団だって!!」

「・・・でもさー・・クンクン・・・香水の匂いがするんだけど」

マスター「ああ・・・さっき彼らが入って来た時に、船長さんに女性がくっ付いてい「・・・ガタン!!」・・え?」

「・・・・」
クミはアップルティーを持つと後ろに向かった
カツカツカツ・・・
後ろには確かにハートの海賊団と化粧の濃い女がローにくっ付いていた
べポとシャチとペンギンとクルー達は硬直していた

ロー「・・・・」チラッ
ローは目の前に立つクミをチラ見するとすぐに視線を逸らした

「・・・カチーン!!(そう・・ロー・・私を試してんのね?・・・・いいわよ)」
すると

女「ちょっとーアンタ誰よ!!」

「・・・あーあ、手が滑ったァー」棒読み
クミが女にアップルティーをぶっ掛ける
バシャン!!

女「!!!何すんのよ!!」

「・・はあ?オ・バ・サ・ン!こそ何人の男取ってんだよ!!オバサンはオバサンらしくオジサンとでもヤってろ!!」
クミは女を蹴る
ドガッ!!

女「きゃっ!!」
女は顔からコケた、顔の化粧がぐちゃぐちゃだ

「汚ェ顔・・・・失せろ」
クミは冷たい瞳で女を見下ろす

女「ひィーー!!」
女は走って逃げてった

「・・・・(あああ!!勢い余って恐ろしい事しちゃったよー!!)」
ローはというと・・帽子の陰で顔が見えない。だが、肩は揺れている

ロー「・・・クックックックック・・・」

「!!」

シャチ「ぶはァ!!あの女の顔見たか!?あーっはっはっはっは!!」

ペン「ブサイクすぎてヤバかったな!!あっはっは!!」
クルー達とローは大爆笑

「・?・・??」

ロー「・・クックック・・・・それで?何しに来た?」

「記憶が戻ったから、また仲間に入れて欲しいなーって」

ロー「そうか・・・どうしようか・・」
ローはニヤニヤ顔をしている

「・・・!!!・・・本当に最悪な性格!・・でも」
クミはローに近づくと肩に腕を回してキスをした

クルー達「「「ええええーーーー!!!!???」」」

ロー「!!・・・」
ローも驚いているようだ

「・・・」
チュッ・・

「・・これで、私がローとどれ程居たいか分かった?」

ロー「///・・・フッ・・やっぱり、手放したくねェ・・」
ローはクミを引っ張ると抱きしめた

「!!」

ロー「・・・好きだぜ?クミ」

「!!・・・私も・・ロー」
二人が甘いムードを醸し出している所に

ペン「・・・おれ達どうすんすか?」

ロー「あ?・・・」

シャチ「また、忘れられてるし・・」

ロー「何か言ったか?」

シャチ「いいえ!!何も言っていません!」

ロー「そうか、ならいい」

「・・・ロー」

ロー「何だ」

「・・臭い」

ロー「!!ガーン!!」
ローはさっきまで香水臭い女にベッタリくっ付かれていた為香水臭いのだ
クミはローから離れると

「・・・その匂いが取れたら近づいていいけど・・・今の匂いでコッチに来たら・・・吹っ飛ばすよ?」

ロー「!!・・・分かった」

シャチ「・・・(さりげなくクミが押してる!!)」

ペン「・・・(また、この会話が聞けて良かった)」

べポ「・・・(クミ元気で良かった・・)」

ロー「・・船に戻るぞ!!」

「「「アイアイ!!キャプテン!!!」」」

「ふふっ・・・」
全員で船に戻った
そして、甲板に降りると

クルー「船長、あの「後にしろ」・・は?」
ローはクルーの横を通り過ぎると自室に入り、シャワーを浴びる

甲板では・・

クルー「おい・・船長どうしたんだ?」

ペン「それなんだけどよ!!聞いてくれ!クミが帰って来たんだよ!!」

クルー「!?」

「・・やっほー・・・皆元気だった?」

クルー達「「クミ−−!!!!」」
全員がクミに纏わり着く

「うぎゃーー」

クルー「お前無事だったのか!!」

クルー2「連絡ぐらいよこせよな!!」
わーわー!!

ペン「おいおい!!お前ら・・」

シャチ「・・・はあ・・・」

べポ「・・もう!!」
べポはクミをヒョイっと持ち上げると上に持ち上げた

クルー「!!」

べポ「そんなに皆で囲んだらクミが可哀想じゃないかー!」

「・・はははは・・・」

クルー「悪い・・」

「いいよー」

クルー2「お前、何処でどうしてたんだ?」

「あーそれなんだけど・・・あの無人島に到着した当日・・断崖絶壁から海に落ちて、ドフィに助けてもらって・・でも、私は記憶喪失で・・ほとんどの事を忘れてたんだけどー・・・その後、ローに会って・・・それと故郷の事を聞かれて思い出したんだー」

クルー3「・・ドフィって誰だ?」

「ん?ドンキホーテ・ドフラミンゴ」

クルー達「「「何ィーーー!!???」」」

「え?何?」

ペン「・・はあ・・やっぱり知らなかったか・・その、お前が言うドンキホーテ・ドフラミンゴってのは、七武海だ」

「そうかー、七武海かー・・・・って・・えええーー!!?し、七武海ィィイイイイーー!!?」

シャチ「お前・・知らなかったのか・・」

「うん・・・だって、知ってんのは・・・「知ってるのは?」・・やっぱ、やめた!」

クルー「教えろよー」

「えー内緒ー!」
クルー達がブーブー言っていると
ガコン!!

ロー「・・入って来たぞ」
風呂に入ってホカホカのローだ

「!!」
スタッ
クミは降りると走った

ロー「!!」

「・・・」
バフッ!!
そして、抱き付く

ロー「・・・」

「ただいま!!」

ロー「・・おかえり」

「んー・・ローの匂い・・・スースー・・」
クミはローに体を委ねて眠った

そして、クミが起きたのは次の日の昼だった

「・・すー・・すー・・・・う・・ん・・んん・・」
パチッ!!
クミは起きた
ガバッ・・
そして、隣を見るがローはいない

「・・今・・何時だろ」
時計を見ると昼の12時だ

「・・昼か・・・!!昼!?」
クミは急いで起き上がると着替え、甲板に向かった
ガコンッ!!

シャチ「お、クミおはよう」

「おはよう!!」

ロー「起きたか・・」
ローはべポにもたれて読書をしていた
べポは爆睡中だ

「うん」
クミはローの横に座る

ロー「もうすぐで島に着く、そこで船を修復する」

「え?!この船壊れてんの!?」

ペン「ああ・・・舵の調子が悪いし、甲板の板もギシギシ言うからな・・」

「ふーん・・・島はあとどれぐらいで着くの?」

ロー「4時間ぐらいか・・」

「もう夕方じゃんかー」

ロー「そうだな」

「そうだな、じゃないしー!!」

ロー「何だよ・・」

「何でもないもん!」
クミは顔を逸らす

ロー「・・クックック・・・可愛いな」

「!!!/////・・・・そんなお世辞いらん!」

ロー「本当だぜ?」

「嘘つけーー!!」

ロー「クックック・・・あーあ、記憶喪失になって敬語のクミも良かったなーー・・・」チラッ・・
ローはクミを横目で見る

「!!・・・じゃあ、今すぐ記憶喪失になってやる!」

ロー「は?・・・」
クミは立ち上がると手摺に足をかけた

ロー「ちょ・・ま、待て!」
ローはクミを抑える

「離してよー!敬語の私の方がいいんでしょー!」

ロー「今の方がいい!!」

「!!・・・本当?」
ピタッ・・・
動きが止まる

ロー「ああ・・・」

「そっかー!なら、いいや」
クミはべポにもたれる

ロー「・・はあ・・(コイツこんなに・・嫉妬深かったのか・・・)」
ローもクミの隣に座る
時間はあっという間に過ぎ・・

「ん?・・島だ!!ロー!!島だよ!!」

ロー「ああ」

「綺麗!」

ペン「すげェな・・」

シャチ「あれが、水の都ウォータ―セブンかー!!」

ロー「船を裏の岬に泊めるぞ」

「「はい!!」」
船を岬に着ける
時間は午後3時、意外と早く着いた

「・・ロー!行こう!!」
クミは目をキラキラさせてローを引っ張る

ロー「!!・・ま、待て」
ローは顔だけ船に向けると

ロー「ペンギンはついて来い!!あとは船番だけ残して自由だ」

クルー達「「やったー!!」」

シャチ「・・おれ・・船番だ」

べポ「俺残るよ?」

シャチ「そうか」

そして、ローチームはヤガラブルに乗って一番ドッグとやらに向かっていた

「それにしても・・此処って水上都市かな」

ロー「・・さァな・・・それより、クミ」

「何?」

ロー「・・何で、クミとおれじゃないんだ?」

「いいじゃん」

ペン「船長さりげなく酷い事いいますね」

ロー「オレはクミと乗りたかったと言っただけだ」

ペン「じゃあ、乗ればよかったじゃないですか」

ロー「アイツが腕を振り回してくるんだよ・・!しかも、能力付きだ」

ペン「あー・・それは、無理っすね」

ロー「・・仕方ねェ・・クミ、電伝虫を・・・」
ローがクミに子電伝虫を渡そうとしたがクミは居なかった

ロー「!!・・・プルプル・・・クミ−−−−−−!!!!」怒

ペン「・・あちゃー・・」
怒りで爆発したロー。少しだけキャラ崩壊

その頃、クミは

「うひょーーー!!!」
ビュ――ン!!!
凄い速度で一番ドッグに向かっていた

「ヤガラちゃん!速いねェー!!」

ヤガラ「二ーニー!!」

「そういえば、・・・・ローがいない!!ヤガラちゃんストーップ!!」
ヤガラが急停止すると
ヒョイッ!!

「え?・・・」
クミの体は前に吹っ飛んだ

「うわああー!」
だが、ヤガラが急いでクミの下に移動したので助かった

「・・ゼェ・・ゼェ・・・助かった・・死ぬかと思った・・ありがとう、ヤガラちゃん」

ヤガラ「二ー!ニー!!」

「・・それで・・ローは・・何処へ?」
クミが困り果てていると

ヤガラ「ニー!ニーニー!!」

「へ?・・・あっそうか!目指すのは一番ドッグだもんね!」
ヤガラは一番ドッグに向かった
そして、到着

「・・・ヤガラちゃん・・」

ヤガラ「二?」

「見て・・あそこに・・悪魔王がいるよ・・鬼だよ・・ほら・・周りがメラメラ燃えて、ペンギンが震えてるよ・・・あ・・こっち来た」
後ろのオーラがゴゴゴゴ・・・といっているローがクミに近づく

ロー「・・クミ・・・」ゴゴゴゴゴ・・・・

「はぃ・・・」
クミがヤガラから降りると

ロー「てめェは・・勝手に動くなと言ってるだろ!!何度言わせたら分かるんだ!!」

〜ローのお説教中〜
「・・・はい・・・はい・・・はい・・・」

ロー「・・・はあ・・・とにかく中に入るぞ」
ローとクミはペンギンの元に向かう

ペン「・・・」

「・・・それにしても、扉は超デカいのに・・柵は超小さいね」

ロー「・・・そうだな」

「・・誰か呼んでみるかな」
クミは柵から中を覗くと

「すみませーん!!」
中が騒がしい為クミの声が聞こえない

「・・ムカッ!!・・・・すぅーーー・・すーみーまーせーんーーーーー!!!!!」
ローとペンギンは耳を抑えている
すると、船大工がこっちに来た

「・・ゼェ・・ゼェ・・」

?「すまんのう・・」

「・・・ゼェ・・ゼェ・・爺さん?」

?「失礼じゃなー・・わしは23じゃ」

「じゃって言った」

?「こういう喋り方なんじゃ!」

「そうなん「退けクミ」・・は?」
ローはクミを後ろにやると長鼻の爺さん喋りの人に話しかける

ロー「船を修復してほしくてな・・」

?「そういう事じゃったか!わしの名前はカクじゃ、ここの船大工の職長をしておる」

ロー「・・船はいつ直る?」

カ「まあ、わしが今から船の様子を見て来てやるわい」

ロー「・・・ああ」

「・・・え?どうやって?」

カ「まあ、まっておれ」
カクは鋸を下に置くと岬の方に向かって走った
ダダダダッ!!!!ビュ――ン!!

「・・うわーお・・・って・・あそこ絶壁だよ!?」
カクはそのまま落下し家の屋根と屋根を飛び超えて岬の方へ向かった

「・・すごーい・・」

ロー「・・俺らはどうすんだ」

「・・・あ、それ私も思った」
そこに

アイスバーグ「お前らの話は聞かせてもらった・・・カリファ」

カリ「はい、死の外科医、トラファルガー・ロー1億5000万、冷酷無情の魔女、クミ1億です」

「すごいバレてるー・・」

アイ「これまた大物が来たもんだ」

「オッサン誰よ?」

ロー「・・さあな?」

ペン「秘書さん超美人」

カリ「!!無礼者!!」
カリファがロー達に向かって蹴りを入れようとすると
シュン!!

カリ「!」
ドガガガ!!
クミが全て蹴りを防いだ

「・・・危ないじゃんかー」

カリ「・・ふん!」

アイ「カリファの蹴りを防ぐとはすごいな」

カリ「この方はこの島の市長でありこのガレーラカンパニーの社長ですよ!!」

「へー!すごいね!オッサン!!」
ドガッ!!
カリファの蹴りが入りクミは防ぐ

カリ「・・オッサンではありません!アイスバーグさんです」

アイ「よっ!それで、お前らの要求は船の修復だってな、まあ詳しい事はカクが査定に行ってる事だし、書類を書いてもらうから中に入れ」

「・・・ロー」

ロー「何だ」

「私さ、この島を探検したい」

ロー「・・・はあ・・・しょうがねェな、」
ローは子電伝虫を渡した

「ありがとう」

ペン「水に落ちるなよ?」

「お、落ちないよ」
二人が中に入るのを確認してクミが踵を返すと
ドン!!

「あう!!」

?「・・くるっぽー」

「・・あ、・・」
目の前にはタンクトップのシルクハットに肩にハトを乗せた男だ
しばしば、見つめ合っていると

?「お前海賊だなっぽー」

「・・ぽー?・・顔によらず・・ぽー?」

?「これは、腹話術だっぽー」

「ええ!?じゃあ、凄いじゃん!お兄さん」

?「オレはハトのハットリ、コイツがロブ・ルッチだっぽー」

「へェー・・」
クミがルッチの周りをウロウロ回ると

「・・・やだなー・・さっきのカクといい、ルッチといい、カリファといい・・血の匂いがする」

ルッチ「!!・・・」
ルッチは眉毛をピクッと動かす

「船大工って戦うの?」

ルッチ「・・そうだっぽー」

「ふーん・・・」
クミはヤガラに向かって歩き出すと
ガシッ・・

ルッチ「オレが今から案内してやるっぽー」

「え?仕事じゃないの?」
そこに、

?「おい!!ルッチー!!てめェ!!何ナンパしてんだよ!!」
そこに形相が恐ろしい葉巻を咥えた男が走って来る

ルッチ「お前と一緒にするな、パウリー」

パ「な!オレはナンパなんかしてねェよ!!」

「・・・」
パウリーがクミを見ると

パ「な!!!お前スカート短すぎだ!!足を隠せ足を!!」

「は?・・・」

ルッチ「気にするなっぽー、コイツは破廉恥は奴なんだっぽー」

「へー、ハレンチパウリーなんだ」

パ「違ェよ!!それより、ルッチ仕事に行くぞ!・・・まさか、仕事をサボろうって訳じゃねェだろうな」

ルッチ「・・・・」

パ「マジかよ!!・・・珍しいじゃねェか・・・そんなにコイツに興味があるのか?」

「私、恋人いるし」

パ「だとよ!諦めろ!!」

ルッチ「奪うっぽー」

「・・・・ポカーン」

パ「・・・・・・な、何言ってんだ!?お前どっかで頭打ったんじゃねェか!?」

ルッチ「お前みたいにぶつけたりはしないっぽー」

パ「バカにされてる気がするんだが」

ルッチ「気のせいだっぽー」

「・・・じゃあ、私は行きますんで」

ルッチ「・・・」
ルッチもさり気なく付いて行こうとするが
ドガァッ!!!
クミの回し蹴りが飛んで来た、それをルッチが防ぐ

ルッチ「・・・」

「・・ふーん・・・私の蹴りを止めたのは凄いけど、貴方と居たら身が持たない気がするから・・・」
クミは能力でルッチの腕の力を吸いとった
ダラ―ン・・・

ルッチ「!!」
ルッチの両腕がダランと下がる

パ「!!・・・両腕ダルンダルンだな」
パウリーがルッチの両腕をブラブラする

ルッチ「・・・両腕に力が入らんっぽー」

「・・あと3時間はそのままだからー・・あ、でも・・仕事で支障が出ると行けないから・・・はい、コレ」
クミは瓶に治癒水を入れ、パウリーに渡した

パ「・・何でおれ?」

「・・だって、本人に渡したら使って私の事を追いかけて来そうだもん」

パ「・・そういう事か・・」

「んじゃ、2人ともバイバイ」
クミはヤガラに乗ると町に出掛けた

ルッチ「・・・・」

パ「!!・・ルッチ・・お前・・怖え・・」
パウリーがルッチを見たら、ルッチは笑っていたそうだ



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