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ワンピース
謎の運命
なんとか海軍の軍艦から逃げたクミ達は、浮上した
ザバァ―――ン!!
ガコンッ!!タタタッ!!

べポ「ぷはァーー!!」

「暑かったーー!!」
クミとべポが走って外に出る。一気に潜った為気温が上がり、外気を吸いたかったのだ
そして、前方には

「!!!島だーーー!!着くの早えーー!!」

べポ「ホントだ!!・・・・あれ?・・予定より一週間早いなぁ・・?」

「ええ!?そうなの?・・・じゃあ、あの島は・・スルー?」

ロー「・・そうだ」

「そうか・・・・・・って、ローーー!!!?」
ザザザザーーー!!
クミはいつの間にか後ろにいたローに驚き後退りする

ロー「・・なんだ、気づかなかったのか」

「いつから!?」

ロー「お前が、島だーって叫んでいた所からだ」

「・・・マジかー」

ロー「マジだ」

「ははっ」

べポ「キャプテン・・・」

ロー「・・なんだ」

べポ「・・あの島・・何処かで見た事あるよ」

ロー「?・・何処でだ?」

べポ「んー・・どこだっけ?」

「・・・やっべー」

ロー・べポ「「?」」

「・・あの島、面白そう・・・ロー!私あの島行く!」

ロー「!!・・・ログが書き換えられたらどうする!」

「・・・・じゃあ、私だけでも行く」

ロー「!!・・そんな訳には」

「島を一周するだけだからー!」

ロー「・・チッ・・しょうがねェな」

「やったー!・・あ、私一人で行くから」

ロー「なに!?」

べポ「危ないよ!」

「大丈夫ー多分」

ロー「・・怪しい」

「よし、行くか」
クミは出る準備を始める

ロー「・・はあ・・・どうせ、言ったって行くんだろ?」

「だから、準備してるんだよー」

ロー「・・じゃあ、これが次の目的地のエターナルポースだ」
ローはクミに目的地のエターナルポースを渡す

「ありがとー・・・・ん?何で持ってんの?」

ロー「・・双子岬のジジイにもらった」

「あー・・そういう事」

ロー「一応、電伝虫も渡しておく」

「うん!」
クミは電伝虫とエターナルポースをカバンにしまう

ロー「・・島までどうやって行くつもりだ?」

「あ・・・」

べポ「小舟ならあるよ!」

「お願いします!」
べポは小舟を用意した

ロー「・・大丈夫か?」

「まー・・大丈夫でしょ」
そこに、ペンギン達も来る

ペン「!!・・クミ何処にいくんだ?」

「あの島ー」
クミが指さす

ペン「!!」

シャチ「目的地じゃなくね?」

「遊びに行くの!」

シャチ「一人でか?」

「うん」

ペン「いいんっすか!?船長!」

ロー「・・コイツは昔から自分の意見は曲げねェんだよ・・」

ペン「・・それは、苦労しましたね」

「うるさいなー!」

シャチ「気をつけてけよー」

「大丈夫!多分死なない!」

シャチ「その多分が怖ェよ!!」

ロー「・・もしもの場合は電伝虫を鳴らせ」

「うん!」

べポ「じゃあ、オレ達は先に行ってるよ」

「うん!じゃあねー!」
クミは小舟に乗ると出発した

ペン「大丈夫ですかね・・」

ロー「・・アイツは強いからな」

べポ「でも・・どっかで見たんだよなー」

シャチ「オレも・・何処かで・・・あ!何かの本で見たんだ!!」
シャチは中に入っていく

べポ「そうだ!」
ベポも追いかけていく

ペン「??」

ロー「・・・行くぞ」

ペン「・・!はい!」
ロー達は先に向かった

クミは、島に着いて川を上っていた

「おおーー!ジャングルみたい!!」
すると
ズドォ――ン!!!

「!!!!・・ななな何!?」
何かが倒れる音だ

「・・行ってみよ」
クミが船を降りると音のした方へ向かった
ガサガサ・・・
すると、白い大きな物が見えてきた

「!!!!・・・こんな所に人が住んでるの?」
クミは木から隠れて見ている
そこには、髪型が3の人とサングラスの男とレモン柄のワンピースを着た女と女の子がいた。
デカい白い物には3人が刺さっていた

「わおー・・・どういう状況だろ・・?何かの儀式?」
すると、白い物の横にいた大きな人が何か叫ぶ

「!!!・・・巨人!?初めて見た・・!!」
するとサングラスの男が鼻くそを飛ばしたらそれが爆発した

「!?・・鼻くそって・・爆発するの?・・あー悪魔の実かー」
そして、3の頭をした男が巨人の手足に大きなナイフを刺す

巨人「「ぐああーーー!!」」

「うわっ・・痛ェー・・」
すると、上でクルクル回っている白い物が加速する、するとそれに刺さっていた3人の様子がおかしくなった

「・・白くなってる・・ろう人形にする気?・・・やだなー・・昔を思い出す」
クミは珀鉛病を思い出す、そして、居ても立ってもいられず

「・・・ロー・・騒ぎを起こすけど・・ごめん!」
タタッ!!
クミは白い物に向かって走り出す

サングラス「!!!」

3の男「!!!誰だ!!」

「・・・・」
そして、白い物に近づくが

サングラス「アイツも仲間か!!・・ノーズファンシーキャノン!!」

「!!!!あ!そうだ!」
クミは緑髪の剣士の元に一瞬で行くと

「刀借りる!!」

緑「は!?」
パシッ!!
クミは刀を取るとそれを斬った
ドカァン!!

「・・ふー」
クミは3人の元に降りる

?「ゾロ!あんた知ってんの!?」

ゾロ「知らねェよ!!ビビ知ってるか?」

ビビ「いいえ!・・・でも、助けてくれたみたい」
水色の髪の女性が言う、オレンジの女性は

ナミ「・・・あんな誰!?」

「・・・いやー・・体が勝手に動いちゃったー・・彼に怒られる・・」

ナ「聞いてんの?!・・ゴホッゴホッ」
3人の体は固まっていく

「ゴホッゴホ!!・・」

ゾロ「お前何ものだ」

「海賊だよー・・・・・それより、コレ壊した方がいい?それとも、あそこにいる4人の誰かを殺せばいい?」
クミが問う

ゾロ「・・そうだなー・・・このロウを壊せるか?」

「さァ?分かんない、やってみる」
クミは、勢いをつけて走るとろうを蹴る
ドガァン!!!・・・ピキピキ
ヒビが入るだけだ

「あれー?ムリだー」

ゾロ「・・なら、両足を斬る」

「!?」

ゾロ「おっさんまだ動けるだろ?」
巨人の人に話しかける

巨人「!?」

ゾロ「おれも動ける・・一緒にこいつら潰さねェか?」

「・・・ふふっ・・そういう男嫌いじゃない」

ナ「あ・・足!?自分の足を!!?冗談やめてよ!!何言ってんのこんな時に!!」

ゾロ「こんな時だから言ってんだろ、お前らどうする?」
3人が喋っていると

「・・・私は下に降りますか」
タン!・・・スタッ・・

3「!!!」
下に居た4人がクミを見る

「・・・んー・・変な頭」

3「うるさいガネ!!」

サングラス「お前・・コイツらの仲間か?」

「いいえ?」

レモン柄「じゃあ、邪魔しないでくれる?・・Mr.5私がやるわ」

5「ああ・・・頼んだ、ミス・バレンタイン」
レモン柄の女性がクミに近づく

女の子「・・あの顔何処かで見たわ」

3「本当かガネ!?ミス・ゴールデンウィーク!」

ゴールデン「ええ・・・Mr.3」

「ははは!!そのままかよ!名前!」

バレンタイン「余所見している暇はないわよ!」
バレンタインはクミに向かって走ると空を飛ぶ

「・・能力者・・・・でも、その高さなら」
タンッ!!!
クミはジャンプするとミス・バレンタインの真横に並ぶ

バレンタイン「!!!」

「・・ごめんねー・・・」
バレンタインに触れると

「・・アブソーバー」

バレンタイン「!!・・力が・・」
ヒュ〜〜!!
バレンタインはそのまま落ちる
ドサッ!!・・

「・・・」
スタッ・・
クミも降りる

Mr.5「!!!」

「ふふっ・・・次は、誰にする?」

Mr.5「今、なにした!?」

「・・・私も能力者だしー」

ミス・ゴールデンウィーク「思い出した!」

3「それは本当ガネ!?」

ゴールデン「・・・やばい、Mr.3」

3「何がだ・・・?」

ゴールデン「・・彼女は、ハートの海賊団・・・冷酷無情の魔女 クミ・・賞金額1億「「い、一億ーー!!?」」・・船長は1億5000万」

3「!!!そ、そんな・・・大物がこんなグランドラインの入り口にいる訳ないだガネ!!」

「すげー・・上がってるー」

5「・・!!そうだ・・そういやさっき、手配書を見た・・」
Mr.5が後退りをする

「・・逃げるのかなー?」
クミは一歩ずつ近づく
すると
プルルルルル・・

「!!!!」

5「!!」

「・・あ、電話だ。ちょっと、待ってねー」
クミは森の中に入っていく

ナ「ちょちょちょっとーー!!!」

プルルルル・・ガチャ
「はーい!」

ロー「クミか」

「ロー?どしたのー?」

ロー「・・それがな、お前のいる島だが名前は、リトル・ガーデンという島でな・・・そこには巨人がいる・・・気をつけろよ」

「あ、巨人なら見たよ」

ロー「・・そうか、・・・何!?」

「しかも、目の前に・・・人がいっぱいいるよ?」

ロー「!!・・そこは、巨人が二人しか住んでいないハズだ」

「それがねー、よくわかんないけど・・ほっとけなかった」

ロー「・・・?まァ、いい」

「それだけー?」

ロー「ああ・・あと、さっき手配書が出たぞ」

「あ!それ聞いたよ!・・・ふふっ・・私、1億だって」

ロー「初めにその額はすげェぞ」

「でしょー?」

ロー「それより、そっち騒がしいな」
後ろでは、ガッシャーン!!とかドカァン!!とか聞こえる

「・・あ、静かになった・・んじゃ!切るねー」

ロー「!!!・・・ああ、待ってるからな」

「うん!」
ガチャ・・
クミは電話を切ってさっきの場所に戻る
だが、クミが電話している間にナミ達のキャプテンが助けに来てくれたらしく、クミが戻った時には終わっていた

「あら?終わってんじゃん」
クミはゾロを見つけると足元をみる

「うげっ!・・・何そのグロイ足は・・」

ゾ「あ?・・これか」

「座って」

ゾ「・・何でだ」

「いいから」
ゾロが座ってクミがゾロの足に触れると

「・・ゲリール」
シューーー・・・
ゾロの足の傷が治る

ゾ「!!」

「よし」
すると
ドスッ!!

「・・・え?」
ドサッ!!!
クミに向かって何かが吹っ飛んで来た

?「おい!お前!!」

「は?は??」

?「仲間になれ!!」

「!!!」

ナ「ちょ!ルフィ!!」
ナミがルフィを退かす

「・・・」
クミは起き上がる

ル「なあ!なあ!!」

「・・太陽みたいな笑顔・・・・」

ル「?」

「ごめんねー?私、もうハートの海賊団だから」

ル「!!ダメだ!!」

「ええ!?」

ウ「おいおいおい・・・ルフィ!!」

ル「・・?」

ウ「こんな恐ろしい女には近づいちゃいけねェ!」

ル「何でだ?・・・・」

「・・ちょっとー・・・聞き捨てならない言葉が聞こえたんだけど・・」

ウ「ゲッ!!」

「・・・アブソーバー・・」
クミが、鼻の長いウソップという男に触れると

ウ「ち、力がァ〜〜〜」
ウソップは流れるように崩れる

「ふふっ・・・・」

ル「すげェーー!!!何の能力だ!?」

「ケアケアの実・・・」

ル「すげェーー!!」

ナ「でも、何で1億の海賊がこんな所に?」

「・・この島には散歩しに来たら、ちょっとねー昔を思い出して・・・体が動いたんだよなー」

ナ「そう・・」

ゾ「それで、お前んとこの船長さんは何だって?」

「やだー、聞いてたの?」

ゾ「いや、普通気づく」

「あ、そうなの・・・・えっとね、このエターナルポースを辿って・・・・・・・・」
クミじゃエターナルポースを出すがバキバキに壊れていた

「・・・うっそーーー!!!」

ル「あ・・・オレがさっき突進した時にバキッていってた」

「は!?・・・・よし、今から君を殺すか」
クミは吸収玉を出すとルフィに向かって走り出す

ル「うわあーーー!!」

「待てーーー!!」
鬼ごっこ開始

ウ「・・・」

ナ「・・・・あ!それより、ここのログは1年だそうよ!」

ゾ「!!!・・・・マジかよ」

ナ「どうしましょう・・こんなのじゃ全ておわっちゃう」

ビビ「・・・」
そこにサンジがやってきて

サ「ぬおーー!!ナミさん、その格好刺激的だァーー!!!」

「・・・」
クミが手を払いながら戻って来た

ナ「・・・・ルフィは?」

「・・あそこ」
クミが指さすところには地面に頭がめり込んでいるルフィだ

ウ「怖え・・・」

サ「!!!!綺麗な女性だぁ〜〜〜!」
サンジはクミの元に行く

「・・・・え・?」

サ「ああ・・恋よ・・・「ねえ、クミはどうすんの?」・・ナミさん・・泣」

「どうしよっかなー・・」

ル「おれ達の船に乗れって!」

「それは無理だって!!しかも、復活早ッ!!」
クミは暫し考えると

「・・ルフィ達の向かう場所は?」

ル「・・・?」

「知らんのかい!!」

ナ「アラバスタよ」

「アラバスタ・・・んー・・・・・」
クミはまた考える

ル「・・・??」

ナ「・・どうするの?」

「じゃあ、アラバスタまで付いてってもいい?」

ル「いいぞ!!!そして、おれの船に乗れ!「嫌よ」・・・頑固な奴だな!」

「ええ!?・・・身勝手さはウチの船長にそっくり」

ナ「ふふっ・・・こんな船長を持つと大変よね」

「うんうん」

ル「お前ら失敬だぞ!!」

ナ「本当の事でしょー!?」

ビビ「ねえ!皆!!」

他の人達「「!!!」」

ビビ「・・アラバスタまでどうやって行くの?」

ナ「あ・・・」

サ「それなら、エターナルポースがあるよ」

ビビ「ええ!?本当?サンジさん!」

サ「ああ」
サンジはアラバスタ行きのエターナルポースを出した

ビビ「!!やったわ!!」
ビビはサンジに抱き付く

サ「!!」

ビビ「ありがとう!!サンジさん!!」
サンジはメロリン状態だ

「あはははー・・・じゃあ、私は先に船に行ってる」
クミは先に船に向かう

ナ「!!!・・・すぐ行くわ」

「うん」
また、森の中に入っていくと歩きながら電話をする
プルルルル・・・ガチャ

「・・誰だ」

「ロー」

ロー「クミか!?」

「うん、もう!さっき別れたばっかなのにそんな驚く事?」

ロー「いや・・・・それより、どうした?」

「あーそうそう、ローが私にくれたエターナルポース割れちゃった・・・へへっ」

ロー「!?・・・・へへっじゃねェーよ、どうすんだ?」

「そしたら、島にちょうどいた海賊さんがアラバスタまで送ってってくれるって」

ロー「アラバスタ?」

「うん」

ロー「・・ちょっと待て、今調べる」

「うん」
ローは地図でアラバスタを探すようだ
そして、船の場所に行くと

「・・あちゃちゃー・・・」

ロー「・・・・あった」

「ん?あった?」

ロー「・・アラバスタだと、少し遠いがその間のドラム王国なら迎えに行ける」

「・・ドラム王国・・・止まってくれるといいけど」

ロー「じゃあ、今からドラムに向かう」

「うん・・・あ、ちょっと待って」

ロー「どうした?」

「緊急事態発生なんだよねー・・・船がさー」

ロー「ああ・・小舟か」

「なんか・・バラバラに粉砕してんだよねー」
クミが乗って来た船はバラバラに粉砕されて、残骸だけが浮いていた

ロー「!!・・・じゃあ、そっちの海賊船に乗せてもらうって事か?」

「そゆ事になる」

ロー「!!・・・・」

「大丈夫だよー、私はローの元に絶対帰るから」

ロー「・・ふんっ・・そんな心配なんてしてねェよ」

「そうですかー・・・・ん?」
クミは森を見つめる

ロー「・・どうした?」

「・・来たから切るね・・」

ロー「ああ」

「じゃあ、ドラムで」

ロー「ああ・・気をつけろよ」

「うん」
クミは周りを見渡すと船首が羊の船を見つけると海賊旗を確認して船に乗り込む
スタッ・・

「・・へェー・・かわいい船だぁ・・」
クミは船首をなでる
すると

ル「お!!クミ!!」
ルフィが隣に降りてきた

「あ、ルフィ」

ル「お前船は?」

「・・アレ」
クミは船の残骸を指さす

ル「あー・・・」

ナ「・・・この残骸クミの船?」

「まぁ・・小舟だし?」

サ「・・・やべェ・・ごめんよ、クミちゃん」

「え?」

サ「あの船、敵の船かと思って・・・」

「・・・ふふっ・・・別にいいよ」

サ「!!・・・すまねェ・・」

「こっちに乗っていた方が安全だし」

サ「・・ありがとう」

ル「出航だーーー!!」
船は出航する

「・・・・・眠い・・ナミ」

ナ「ん?」

「ベッド借りても?」

ナ「ええ」

「・・ありがとう」
クミは、ナミのベッドを借りると寝た
その後、デカい金魚が現れて、巨人の二人の助けもあって逃げれたそうだ

「・・すー・・すー・・・・」
クミは30分ぐらい寝ると起きた

「・・・ん」
ガバッ・・・・カツ・・カツ・・カツ・・
甲板に出る

「・・ふあ〜〜〜」

ナ「あら・・起きたの・・」

「うん、ありがとう」

ナ「・・いいわよ・・」

「・・どしたの?ちょっと、顔赤いけど」

ナ「・・大丈夫よ・・・ハァ・・」
ナミがよろけると

「!!」
ガシッ・・
クミは受け止める

「ナミ!!ナミ!!!」

ビビ「!!大変!ナミさんが!」

ル「何!?」

サ「ナミさん!!」
クミは急いでナミを部屋に連れて行き、ベッドに寝かした

ナ「・・ハァ・・ハァ・・」

「・・・凄い熱だ・・これは・・ヤバいかも」

ル「なにーー!!ナミは死ぬのか!?」

サ「食事はビビちゃんとナミさんには気を使っているし・・・腐った食べ物は全部こいつらに」
サンジはウソップやルフィを指さす

「・・あははは・・・」
ぎゃーぎゃー!!
その後もうるさかったため

「・・出てって」
クミはうるさい3人組を追い出す

ビビ「・・クミさん、どうしましょう」

「・・ウチの船長に聞いてみる・・医者だから」

ビビ「!!」
プルルルル・・・ガチャ

「・・・クミか」

「・・出るの早いね」

ロー「当たり前だ」

「私が世話になってる海賊さんがさ、倒れちゃってー・・・熱が凄い高いの」

ロー「・・・喉の腫れは?」

「ない」

ロー「・・咳とかは?」

「ない」

ロー「・・・もしかしたらな・・・」

「ん?・・」

ロー「・・虫に刺されたような跡はないか?」

「・・待ってー」
クミはナミの服をめくる

「・・・あった!!お腹の所!」

ロー「・・そうか・・ソイツは、さっきの島で腹だしていなかったか?」

「・居た気がする」

ロー「・・はぁ・・・もしかしたら、ケスチアかもしれんな・・・」

「ケスチア?」

ロー「・・かなりやべェ病気だぞ」

「・・・?」
ロー「高温多湿の密林にいる有毒なダニに刺されると傷口から細菌が入り五日間身体の中に潜伏し・・苦しみ続ける、5日目は死ぬぞ」

「ええ!?」

ビビ「!!!」

「どうすれば・・」

ロー「・・今からだと、オレは間に合わねェ・・さっき言ったドラムに行け、あそこの医療文明はすげェ・・」

「・・分かった」

ロー「・・健闘を祈る」

「うん」
ガチャ・・

ビビ「・・・・」

ナ「・・ビビ、」

ビビ「?」
二人は話があるみたいでクミは外に出る事にした
ガチャ・・

ル「クミ!!ナミは!?」

「・・今すぐに、島を探さないと・・!」

サ「そんなに・・?」

「・・急がないと・・あと4日で・・ナミは死ぬ」

ル・ウ・サ「「「何いいーー!?!??」」」

ル「おい!それは本当か!?」

「うん」

ウ「・・急いで島を探すぞ!!」
全員が島探しに没頭していると
ガチャッ・・
クミ達は動きを止める

ビビ「私の国が今大変な事になってるの!!だから、一刻も早く帰らないといけないの!!」
全員の目つきが変わる
そこにナミが来て

ナ「・・当たり前じゃない・・ビビ・・」

「!!」

ビビ「だから、一刻も早くナミさんの病気を治して、そして、アラバスタへ!それが、この船の最高速度でしょ?」

「・・ふふっ・・」

ル「にっしっし!!あたりまえだ!」

ナ「・・ごめん・・ビビ」

ビビ「いいのよ」
ナミは今度こそ倒れそうになる
シュン!!
ガシ・・

「・・大丈夫?」

ナ「・・もう、無理かも」

「・・分かった」
クミはベッドに連れて行く

ル「・・・」

ビビ「・・速くて見えなかった・・」

サ「・・おれもだ」

ゾ「ぐかー・・」

ウ「お前は何で寝てんだよ!!」
ビシッ!!

ゾ「んあ?・・もう朝か?」

ウ「昼だ!!」
そして、ドラムを探す事2日・・・
外は雪でいっぱいだった

「・・・白いな・・・」

ル「よォーし!行くぞ!!ウソップ!!」

ウ「よォーし!来い!ルフィ!!」
二人は雪合戦をしている。そして、上ではゾロが見張りをしている

ゾ「おい!見えたぞ!!!」

ル「なに!?」

ウ「本当か?!」

「・・やっと着いた!」
目の前には島が見えた

ル「島だァーーー!!!」
だが、待っていたのは・・
ガチャッガチャ!!・・・
銃口だった

「・・・・ヤバい感じ・・私はナミを見てるね」

ル「ああ・・」
クミはナミを傍に向かう

「・・・ナミ、今島に着いたよ」

ナ「・・ハァ・・ハァ・・・」
ドォン!!
銃声が聞こえる

「!!!・・・・」
そして、上に行くと

ル「ナミを連れて行くぞ!」

「え?」

ウ「急げー!」
全員が降りる準備を始める

「・・・」
プルルルル・・・
クミの電話が鳴る

「!!」
ガチャ・・

「はい」

ロー「クミだな?」

「うん」

ロー「今ドラムに着いた」

「!!!・・・分かった。今向かう」
クミは電話を切る

ル「・・・行くのか?」

「・・うん、迎えが来たから」

サ「え!?もう、クミちゃんと離れちゃうの?!」

「・・そうだね・・」

ウ「・・・早かったな・・」

ル「なァ!本当にオレの仲間にならないのか?」

「・・うん、だって私はハートの海賊団だから」

ル「・・・・そうか・・分かった」

「ふふっ・・じゃあ、皆元気でね」

ル「ああ!」

ウ「また会おうぜ」

サ「うぅー・・・じゃあね」

ゾ「・・ふあ〜・・・死ぬなよ?」

ナ「・・ハァ・・クミ、次は一緒に・・ショッピングしましょ」

「うん」
クミは、ナミのオデコに触れる

「・・・ゲリール」
少しだけ、ナミの顔色がよくなった

ル「!!」

「・・私が出来るのはココまで。じゃあ、皆・・・また会おうね」

「「「じゃあな!!クミ!!」」」
クミは、ロー達が待つ船に向かう

「・・・・なんか、久しぶりに黄色い潜水鑑を見たなー」
ガコンッ!
扉が開く

「!!」
クミは甲板に飛ぶ
カツッ・・・・
そこに居たのは、ローだった

ロー「・・・」

「ロー!」
タタッ!!
クミはローに抱き付く
バフッ!!

ロー「!!・・・3日ぶりか?」

「ん・・・そんな感じ」

ロー「・・クックック・・なんだそれ」

「・・・ロー、ただいま」

ロー「おかえり」
その後、ハートの海賊団は次の島に向かった



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