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ワンピース
出発
ここの町の名前はフレバンス・・・

ここの町は政府に焼き払われた・・町

ここの町に住んでいた人達は皆・・珀鉛病にかかっていた

今日も私は幼馴染の所に向かう
タッタッタッ!!

「ハァ・・ハァ・・・着いた」
柵を通りすぎると中に入る、そして、いつもと同じ階段を上り・・
コンコン!

?「・・クミか?」

「うん!、遊びに来たよ!」

?「・・・待ってろよ」
そして、扉が開く

?「今日も来たのか」

「うん!」

?「今日は何して遊ぼうか・・・」

「ラミちゃんも一緒に遊ぼうよ!」

ラミ「やったー!」
そこに、ラミと彼の両親が来た

父「クミちゃん今日も来てくれたのか」

「うん!」

母「ふふ・・何時もありがとうね」

「いいえ!」

そして、惨劇が始まる。戦争がはじまり・・フレバンスは・・・人間の手によって滅んだ・・・・珀鉛病を患っていたクミ達。家族もいないクミは、国から逃げた

「・・ハァ・・ラミちゃんも・皆も逃げたかな・・」
クミはとある町に来た
そして、通りすがりの人が

男「!!こいつ・・珀鉛病だァーー!!」

「!!・・」
そこにいた人達はいなくなり、そのかわり海軍が来る

「!!・・・逃げないと」
クミは森に逃げた。
タッタッタッタ!!・・・

「・・ハァ・・ハァ・・・」
そして、木の陰に隠れる。そして、視線の先には変な形のした実があった

「何だろう・・」
それを手に取る

海兵「ここらへんに逃げたぞ!!探せ!!」

「!!・・・バクッ」
その実を食べた

「うえっ!・・・不味い・・」
クミは食べかけを捨てるとまた走り出す。そして、川の水を飲むとある事に気づく

「・・・!!・・珀鉛病が・・・」
クミの白くなった皮膚がきれいな元の色に戻っていた

「・・・どういう事・・?・・」
クミは、水を飲み終えるとさっきとは違う町に向かった
そこで、優しいお爺さんとお婆さんに拾われた

爺「おやおや・・・こんな小さな子が・・」

婆「爺さんや・・孫として育てませんか?」

爺「それはいいのう・・・」

「・・・私を・・貰ってくれるの?」

爺「わしらも・・遂この間孫を失ってな・・息子も一緒に死んでしまって・・・」

「・・そうなんだ・・」

婆「・・名前はあるかい?」

「うん!クミ!」

爺「そうかい・・・じゃあ、帰るかね」

「ふふっ・・」
そして、16年が経ち・・
クミを大事に育ててくれたお婆さんとお爺さんは亡くなり、クミは一人で買い物に来ていた

「おばさーん!」

おば「おや?クミちゃん!」

「ふふっ・・」

おば「今日は何を買いに来たんだい?」

「あのね!私、旅に出ようと思って!」

おば「!!・・これまた、すごい目標だね」

「うん!!・・・私が小さい時に別れた幼馴染に会いに行くの!!」

おば「そうかい・・じゃあ、好きなだけ持ってっていいよ」

「え?」

おば「クミちゃんにはいつも来てもらってるからね・・」

「ありがとう!」
クミは必要な物だけ貰うと

「じゃあ、おばさんじゃあねー!」

おば「ああ・・」
クミは家に帰ると

「・・・・ロー・・あれから14年が経ったね・・・・・ローはいつも運が良かったから・・生きてるよね・・・・」
クミがいきなりそんな事を言い出したのには理由があった
それは、数日前・・
クミは隣町に来て、ウィンドウショッピングを楽しんでいた

「おー!この服かわいい!」
そして、通りすがりの人の話を聞いた

男「・・覚えてるか?14年前のフレバンス・・」

男「ああ・・」

男「・・あれから、14年が経つが・・聞いた話だと・・2人子供が見つかってないらしい」

男「!!・・本当か?」

男「ああ・・・だが、もう海軍も政府も諦めてるって話だぜ?・・それに、子供の一人は親が医者らしい・・・」

男「マジかよ・・」
そして、2人が歩いていくと

「・・・フレバンス・・ん?・・親が医者!?・・まさか・・ロー?・・・・・」

〜回想終了〜

「・・・親が医者ってローぐらいだよ・・多分」
クミは出発の準備を整えると

「・・・行きますか」
荷物を持つと港に向かい船に乗る

「・・・行ってきます」
カツ・・カツ・・
クミが呟く

船は出発し、島に着いたのはその2日後だ




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