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ワンピース
任務失敗!
クミがメリー号を見つけると

「あ!いた!」
クミの声が聞こえたのかルフィが甲板に現れる

「ふふっ・・・・・・でも・・こんな楽しいのももうすぐで・・・終わるのか・・・」
そして、メリー号にストライカーを着けると
スタン・・

「ふー」

ル・チョ「クミーー!」
ダダダッ!!
二人がクミに突進する

「!!?」
ドッテーン!!
3人が一緒に倒れる

チョ「怪我はないか!!」

「ははっ!大丈夫だよ」

ル「それより、ボンちゃんは?」

「・・・ヒナは強いからねー・・・監獄行きかも」

ル「!!!」

「・・それより、・・・重い」

ル「あ・・悪い」
ルフィとチョッパーが退く

「・・・よいしょっと・・」
クミは立ち上がると正面を見た

「ん?」

ル「新しい仲間だ!」

ロビン「フフ・・よろしくね、クミ」

「よろしく!ロビン!」
クミは周りを見渡すと・・

「あー・・」
ナミはロビンから宝石を貰い目がベリーになって、いつの間にかルフィとチョッパーとウソップはロビンの生やした手で遊んでいて、サンジはクルクル回ってロビンにケーキを持ってくる

サ「さあ、どうぞ・・コーヒーです。ん?」
サンジとクミは目が合う

サ「ああ!クミちゃん!!」

「ははー」

サ「何か飲む!?」
クミの事を忘れていたのが悪いと思っているのか必死に聞いてくる

「・・じゃ、じゃあ・・アップルティー」

サ「今、作って来る!!」
ダダッ!!
サンジは台所に突っ込む

ロビ「この船は個性豊かね」

「でしょ?それが、良いんだ」

ロビ「でも・・」
ロビンはゾロを見る、ゾロはロビンを凝視している

「あー・・そういう事」

ロビ「どうしましょう・・」

「大丈夫だよ、もしもの場合は私が何とかするから!」

ロビ「フフ・・頼もしいわ」

「はははっ」
ガチャ!!
台所の扉が開く

「ん?」
スタン・・・
クミの近くにサンジが降りる

サ「アップルティーお待たせしました」

「そんなに急がなくても・・・」

サ「いや、レディーを待たせるわけには・・」

「そう、ありがとう」
クミはアップルティーを受け取る

「・・・美味しいよ」

サ「クミちゃんに言われるなんてー!俺は幸せだー!」
サンジはメロリン状態でクルクル回る

ゾ「・・この、エロコックが・・」

サ「ああ?」
二人が喧嘩を始める

「仲良しだ」

ロビ「そうね」

ナ「クミ!!」

「あ、ナミ」

ナ「アンタいつ帰って来たのよ!」

「ええー!?」

ウ「どんだけ宝石に夢中だよ!!」

ナ「もうすぐで島に着く筈なんだけど、思った以上に地図から逸れたみたいなの」

「ありゃりゃー」

ナ「それで、見張り台で見ててくれない?」

「いいよー」
クミが見張り台に行こうとすると

チョ「なあなあ」

「ん?」

チョ「クミが乗っている乗り物って、なんだ?」

「あれー?エースの乗っているやつと似たようなモデルだよ」

ウ「どんなモデルだよ!」

チョ「大丈夫か?あのままだと、波に攫われないか?」

「あー・・そうだね」
カツカツカツ・・・
クミはストライカーを能力を使い水の玉に入れると・・・

「・・あんまり、好きじゃないけど」
手に吸い込んだ

「・・お、重い・・」
体の中にしまった

ル「おおー!」

チョ「すげーー!!」

ウ「体に入ったぞー!!?」
3人がキラキラした目でクミを見ている

「・・・・あー・・」

ル「もう一回やってくれよ!」
ボカッ!!

ナ「アンタ何言ってんの!」

「・・そうだよー、あんまりアレやりたくないんだよー・・・・かなり体力を消耗するから」

ル「そうか・・・すまねェ」

「ははっ・・分かってくれればいいよ」
タン!
クミは見張り台に飛んだ
スタッ・・・

「・・・よし、ここでいっか」
座り込む
そして、子電伝虫を取り出すと
プルルルル・・・・ガチャ
本部「はい、こちら海軍本部」

「あー・・こちら、クミでーす」

本部「!!!」

「センゴクさん呼んでくれるー?」

本部「た、只今!」
ダダダダ!!

「ははは・・・そっか・・任務の事は情報部と上の人達ぐらいしか知らないかなー」
ガチャ・・

セン「今、変わった」

「・・久しぶりーセンゴクさん」

セン「どうだ?」

「さあー?よく分かんない人達だし・・」

セン「そうか・・・気をつけろよ」

「ははっ・・・」

セン「それより、お前がこの任務から帰ってきたら・・・・大将に任命する」

「!?・・・な、・・・信じられない」

セン「・・大将、水兎だ」

「・・・あっそう・・・・あとさ」

セン「なんだ」

「・・・あと、2、3日したら・・・本部に一回帰るから」

セン「!?・・急すぎだろ」

「甘ーいお菓子をよろしくね」

セン「・・・・分かった」

「んじゃあねー」
ガチャ・・・ツーツー

「・・はあーー・・・」

ル「でっけーため息だな」

「・・な!!??」
クミのもたれている側の壁の上にルフィが座っている

ル「よっと・・」
ルフィは、クミの横に座る

「・・・いつから?」

ル「クミが、ため息をついた頃からだ」

「・・ほっ・・・」

ル「?」

「・・それより・・・」

ル「なんだ?」

「・・・・何でもない」
パラパラ・・・
上から何かが降って来た

「な、なに!?」

ル「!!」

ナ「何か降って来るー!!」

ウ・チョ「「ぎゃーーー!!」」

ゾ「!!」

サ「・・何だ!」

「・・あれは・・」
ボロボロになった巨大なガレオン船が降って来たのだ

「・・マズイ!このままだと・・当たっちゃう!・・」
クミは甲板に降りると手すりに立った

「・・・水竜巻!!」
すると、海に渦潮が発生してそのまま、竜巻をなる
ゴゴゴゴゴ!!!

「・・・・」
それをいくつも作ってガレオン船を丸ごと受け止める

「・・・くっ・・・」
そして、海に落とした
ザバアアァン!!!
落ちた衝撃で船が揺れる

「・・・おお・・・」
そして、船の残骸を見る

ロビ「・・かなり古い船ね・・・」

ナ「・・何で空から・・」

「・・ねえ、ナミ」
クミは、ナミのログポースを指さす

ナ「!!!・・ログポースが・・上を向いてる」

ロビ「・・近くに磁気の強い島があって、それで指針が変わってしまったのね・・」

「・・じゃあ」
スタン・・・

ル「・・空島って事か!!!」

ウ「そんな、空に島があるのか!!」

ナ「・・昔の船って事は・・お宝があるって事?!」
目がベリーになるナミ

「・・おおーー!!」

ナ「・・でも、何で空から船が・・」

「でも、空から降って来たという事は空島があるって事だと思うよ」
その後、棺桶のような物を拾うと中の骸骨をロビンが組み立て始めた

「・・パズルみたい!」
皆が見守っていると骸骨が完成した

「・・穴?」
穴が二つほど開いていて、それは昔の医療技術で開けられた穴だそうだ。

「・・ふーん・・・あれ?ルフィは?」

ナ「あれ?・・・ああ!!」
ルフィは降って来た船の探索をしていたが船が沈んだため溺れていた

「・・ふふっ・・」
クミは海水のロープを作るとルフィを引っ張り上げた
ドサッ!!

ル「おい!すげェもんを見つけたんだ!!」
ルフィは地図を取り出す

「・・スカイピア?」

ナ「!!」
ナミが地図を見ると

ナ「・・本当に空島が・・存在するのね」

ル「よっしゃー!!空島!空島!!」
ルフィとウソップが肩を組んで喜んでいると

ナ「・・?古い船って事は・・財宝の山があるの!?」

ロビ「・・それは分からないわ」

ナ「・・・船をもう少し探ってみましょう」
ウソップが樽の潜水服らしき物を作った
潜水するのはサンジとゾロとルフィだ

ナ「よし!行ってきなさい!」

「・・・ふふっ・・」
3人は潜る、ロープの長さはチョッパーが調整する
すると・・何かが聞こえる

「・・・ん?・・何だろう」
クミが見るとウソップがゴーグルで見た

ウ「・・何か来るぞ!!」

「あれは・・・・うげっ!・・」

ナ「え?知ってるの?クミ」

「う、うん・・・アイツらはヤバいよ?・・」
クミは帽子を持ってくると深く被った

ナ「?」

ウ「おいおい・・クミが言うほどなのか?」

「・・もしもの時は・・出るから安心して」
クミは、下がるとロビンの横に並んだ

「・・・(マシラじゃんか!・・何でこんなとこで鉢合わせしないと行けないの!?・・・・あれ程ウゼェ奴はいないからなー・・)」

その後、マシラ達と話してルフィが異様に友達になったが、その後マシラ達が襲って来たのでルフィがブッ飛ばした


ナ「行きましょう!」

「「「おおおーー!!!」」」
そして、
船を進める事2時間・・

ル「島が見えたぞー!!」

「・・あれが、ジャヤ・・・」
そして、ジャヤに船を着けると

ナ「いーい?絶対に喧嘩はしないでよ!!」
ナミがルフィとゾロに言う

ル「・・・」

ナ「分かった?」

ル「・・分かった」

ナ「あんたも!!」

ゾ「へいへい」
ナミとゾロとルフィは情報集めに向かった
ウソップとチョッパーはヒナにやられた船の修復
サンジは台所にいて、ロビンは何処かに行った

「・・さて、私は何処に行こっかな」

ウ「お?クミ何処か行くのか?」

「うん」

ウ「じゃあさ、木材を貰ってきてくれないか」

「いいよー・・・木なら・・何でもいいんでしょ?」

ウ「あ、ああ・・・・(嫌な予感)」
クミは港に降りると町に向かった
カツカツカツ・・・・

「・・さて、・・」
歩いていると

?「よう・・水の堕天使、クミ」

「あ?」
クミが後ろを見ると

「・・なにか?」

?「いや?・・ただ、聞いた情報でな・・麦わらの一味で・・・スパイをやっているって聞いてな」

「・・・アンタ・・死ぬか?」

?「そんな事言わずに俺と仲良くしようぜ」

「私はあんたみたいな・・ブ・サ・イ・ク・と仲よくする気はない」

?「!!・・この野郎」

「・・・私とやると・・マジで死ぬよ?何の実の能力者か知らないけど」

?「!!・・・ゼハハハハ!!」

「・・キモイ・・失せて」
カツカツカツ・・・
クミは歩き出す

「・・あ、名前だけ聞いておいてあげる」

?「!!・・マーシャル・D・ティ―チだ」

「・・そう、・・じゃあね。ティーチさん」
カツカツカツ・・・
クミは森に向かった

黒「ゼハハハハ!!!面白ェ女だ!」

「・・さて」
森に着いたクミ

「・・嵐脚」
ズバァン!!
木を一本切り落とすと担いだ

「よいしょっと・・・・歩くと時間かかるな・・・月歩!!」
バフッバフッバフ!!
船に帰る

「・・・・」
スタン・・・・ドスン!!
木を下ろす

ウ「ぬお!?」

チョ「うわ!」

「ただいまー・・って・・どうしたの?!」
クミは傷だらけのルフィとゾロに駆け寄る

ル「・・何でもねェよ」

ナ「もう!!・・一体何のよ!!何で、反撃しないのよ!!」
ナミは一人怒っている、チョッパーはナミが恐くて変形すると海に落ちた
ザバ―ン!!

ゾ「!!!」
ゾロが急いで助けに行く

「・・・あー・・そういう事・・」

ナ「クミ!アンタが空島があるって言うから!!」

「私のせい!?」
そこにロビンが帰って来た

ロビ「どうしたの?」

ナ「ロビーン!!!貴方が言うから!」

ロビ「ふふ・・・はい、どうぞ・・」
ロビンはナミに地図を渡す

ナ「・・これは?」

ロビ「この島の地図よ・・・バツの印の所にロマンに生きる男がいるわ・・・名前はモンブラン・クリケット」

ナ「・・行くわよ!」
船をその印の所に向かって動かした

「・・・」

ロビ「どうしたの?・・浮かない顔して」

「・・・・その」

ル「クミ−−!!」
ルフィがクミに抱き付く
ガバッ!!

「!!!//・・・どうしたの?」

ル「お前も行くだろ!!」

「え?・・・」

ル「空島行くだろ!!??」

「・・・いや、行けない」

「「「「「!!!!????」」」」」

ル「何でだ!」

「・・やる事があるから」

ル「!!!・・帰って来てからでいいだろ」

「・・・それは、ダメ」

ゾ「・・・お前何か隠してないか?」

「!!!そ、そんな事は・・」
クミは汗だくだ

ル「そうなのか?」
ルフィが顔を近づける

「うぅ・・・」

ロビ「話して頂戴」

「・・・・」
クミが顔を俯かしていると
ガシッ・・・ぐい!!
ルフィがクミの顔を持って持ち上げる

「!!!」

ル「仲間に隠し事はオレが許さねェ!!!」

「!!!!!・・・・」

ナ「何を・・隠しているの?」

「・・・・実は・・・」

一味「実は?」
皆がリピートした

「・・・・私・・・・会いたい人がい、いるの!」
適当に理由をつけよう

ウ「それが、空島に行かない理由なのか?」

「・・・・う、うん」

ゾ「嘘だな」

「!!!!」

ナ「ゾロ!何言って・・・」

ゾ「・・・・お前は恐れてる・・・・俺達が自分の懐の深くに入ってくるのを」

「何言ってんの・・・私には・・・・何も必要ない」

ナ「だってあの時!仲間に家族にって・・・「状況が変わった」・・・!!」

ル「・・・・・・」

「・・・・それに、仲間はやっぱり家族じゃない」

ゾ「仲間も・・・家族だろ」

「!!!!!仲間は家族じゃない」

ル「・・家族と同じだ!」

ナ「ルフィ・・」
今まで口を閉ざしていたルフィが喋る

「!!!」

ル「家族を知らないお前に・・家族がわかるのか?」

「!!!!」

ナ「ルフィ!」

「・・・そうだよ?分からないから・・・知りたくないから・・・家族を知りたくないから・・・「おれ達が家族だろ!!仲間だろ!!・・・家族が欲しいから、家族を知りたいから・・・おれ達の所に来たんじゃないのか!!!あの時のお前の涙は本物だった!!」!!!・・・」

ナ「クミ・・・」

「・・・知りた・・か・・った?・・(そんなハズはない!!私はただ、任務だから・・この一味に乗り込んでいるだけ!!)・・・んなわけないじゃん」

ル「じゃあ、その涙はなんだ!」

「!!!」
クミは自分の頬を触ると濡れていた
涙だった

「・・・・」

ル「誰がなんと言おうとお前はオレの仲間だ!」

「!!!・・・・・ありえないから」

ル「!!?」

「・・・・もう・・旅は続けられないね」
クルリ・・
クミは踵を返すとストライカーを出した

ル「おい!」

「・・・少しだけだったけど・・貴方達と旅ができてとても・・楽しかった、ありがとう・・・・さよなら」
カツ・・カツ・・・

ル「クミ!何処に行くんだ!」
タタッ!!
ルフィがクミを掴もうとするが
バシャッ!!
水になって砕けるだけだった

「・・・帰るの・・・本部に」

「「「!!!!!」」」

ナ「・・どういう事?・・」

「・・そのままの意味」

ウ「・・じゃ、じゃあっ!」

サ「・・・海兵だったのか?・・」

「・・・そうだよ?私は海軍本部中将」

ゾ「・・ダマしてたのか」

「・・違うよ?・・貴方達が騙されているのが・・悪い」

ゾ「!!」

チョ「・・クミお前・・敵なのか?」

「・・・本当はウォータ―セブンという所で任務だったけど・・・・・もう一つ極秘任務があったの・・・」

ロビ「・・それが・・」

「ははっ・・・・麦わらの一味へのスパイ」

一同「「!!!」」

「・・でも、分かった事を言うつもりはない」

ゾ「・・どういうことだ」

「・・これからの事も考えてだよ・・」

ゾ「・・これからの事・・?」

ロビ「・・未来・・という事ね」

「・・・そう、未来が変わるのは避けたいから・・ただ・・私の気に入っている人が・・ピンチの時は助ける」

ナ「・・・」

ウ「・・どういう事だ?」

「・・そのうち分かるよ」
クミは歩き出す

ル「待て!」

「!・・・まだ何か?」
クミは足を止めると振り返る。その顔はまるで別人だった

ル「・・下船は許さねェ!!」

「・・私は元々海兵、貴方達海賊と仲よくする・・必要はない」

ル「お前はおれの仲間と言ったハズだ!」

「・・海軍と海賊敵同士に変わりない、だから・・仲間ではない」

ル「・・・くっ・・」
ルフィは唇を噛み締める

ナ「・・ルフィ」

「・・・・じゃあね・・ルフィ」
タン・・・・スタッ・・
クミはストライカーに乗る

「・・グスッ・・・これが私の運命・・」
ゴオオオーー!!
クミは本部に向けて走り出す

一同「「クミ!!」」
ダダッ!!
全員がクミの方を向く

ナ「・・・・まさか・・スパイだっただなんて」

ウ「・・おれ達の情報を言うつもりはないと言ってたな」

サ「・・どういうことだ?」

ル「・・・」

ゾ「・・アイツは元々敵だったって事だろ?」

ウ「・・そういえば、クロコダイルとも仲が良かったな!」

ル「・・・俺は、クミが帰って来ると信じる」

「「!!」」

ロビ「ふふっ・・・私も信じるわ」

「「!!」」

ロビ「・・クミはストライカーに乗る時、泣いてたわ・・・・本当のスパイなら泣くかしら?」

ナ「!!・・・」

サ「・・・・・」

チョ「・・おれもクミを信じるゾ」

ナ「・・そうね、その時はその時よ!クミを信じましょう!」

サ「ロビンちゃんとナミさんが言うならー!!クミちゃ〜ん!帰っておいで〜〜!」

ウ「お前は・・何なんだ」

チョ「ウソップはどうするんだ?」

ウ「!!・・俺は・・オレも信じる!!」

ゾ「・・・はぁ・・仕方ねェな」

ル「よし!!じゃあ、モンブラン・クリマンに会いに行くぞ!!」

ウ「クリケットだよ!!何だよ!クリマンて!!」


その頃・・クミは
ゴオオオォーーーー!!!

「・・・海賊生活楽しかったなー!!今度、会ったら・・また、仲間って言ってくれるかなー・・・嬉しかった・・・ルフィ・・皆ぁ・・」
クミは本部にとにかく進んだ
そして、2日後・・

「・・・見えた!・・マリンフォード!!」
クミが湾内に入って陸に上がると

海兵「!!!貴様!誰だ!!」

「・・・はぁ・・・中将の顔をこんな短時間で忘れるとは・・・海軍も鈍ったね」

海兵「??」
そこに
タタッ!!

大佐「おい!お前!その方は、クミ中将だぞ!!」

海兵「ええ?!」

「・・はははっー・・部屋にセンゴクさんいる?」

大佐「は、はい!!」
すると、近くの海兵達が敬礼をする

「!!・・敬礼しなくていいから・・仕事に戻って?」

海兵「「!!((う、美しい〜))・・はっ!」」
海兵達は仕事場に戻る

「・・ふふっ・・」
クミは歩き出すとセンゴクの部屋まで行く
コンコンッ

セン「入れ・・」

「はい」
ガチャ・・

セン「!!!」

「久しぶりですねー、センゴクさん」

セン「お前!・・極秘に帰ると言ったろ?」

「・・それがー・・・一味に私の正体がバレてしまって」

セン「!!・・・それで帰って来たというのか?」

「はい」

セン「・・そうか・・・なら、よく帰ったなクミ中将・・・いや、大将水兎」

「はい、只今戻りました」
バァン!!!

「!?」

ガープ「クミが帰ったと聞いたが本当か!!?」

「ガープさん!」

セン「ガープ!!また、お前はノックを!」

ガープ「クミ!!」
ガープはクミに近づく

「!!・・死ぬ」

ガープ「お前ってやつはーー!!」
ガバッ!
ガープはクミに抱き付く

「!?」

ガープ「よく帰ったなー!わしは心配して夜も眠れんかったわい!!」

「・・ははは・・」

セン「ところで・・クミ」

「はい?」

セン「情報は?」

「・・そうですね・・・二コ・ロビンが仲間になったという事ですかね」

セン「なに!?」

「・・・何か?」

セン「・・いや・・何でもない(青キジに確かめに行ってもらうか・・)」

「・・・それより、ガープさん・・・離れてください」

ガープ「おっすまんのう」
ガープは離れる

「ところで、ウォーターセブンに居る彼らには言いましたか?」

セン「ああ・・・言ったら、びっくりしていたぞ。本当に裏切ったのかとと」

「ははは・・・彼らにも感情がやっぱりあるんですね」

セン「・・・まァな」

ガープ「それより、クミ!お前にいいもんを見せてやる!」

「え?・・」
ガシッ!!
クミはガープに腕を引っ張られるまま何処かに連れていかれた

セン「・・・・はぁ・・」

ズルズルズル・・・・
そして、連れていかれたのは砂浜だ

「・・・こんな所に砂浜が?」

ガープ「わっはっはっはっは!!お前も知らんだろ?」

「知らなかったですー」

ガープ「お前に見せたいのが・・あいつらじゃ」
ガープが指さしたのは、ピンクの髪と黄色の髪の男子だった

「・・・海兵?」

ガープ「ああ、東の海でな・・」

「・・・東の海で・・・もしかして、名前は」

ガープ「ピンクのがコビー、黄色のがヘルメッポじゃ」

「うそーーー!!!??」

ガープ「なんじゃ・・知り合いか?」

「・・い、いいえ?・・(めっちゃ背伸びてんじゃん!!・・コビー・・・イケメンになってる〜〜)」
クミとガープの視線に気づいた二人が近寄って来る
タッタッタッタ!!

コビー「ガープ中将!!この方は?」

ヘルメッポ「・・まさか、ガープ中将の・・「「ゴチン!!」」いってー!!何すんだてめェ!」
クミが殴った

「・・・私は、ガープさんの女ではありません、次言ったら・・・・・殺すよ?」

ヘル「ヒイィ〜〜〜!!」

ガープ「わはははは!!クミそうからかうでない」

コビー「え?!・・今・・」

ヘル「・・クミって・・・言ったよな」

「ははっ!・・よろしくね!ガープさんの元弟子のクミでーす!」

コビー「ええーーー!?」

ヘル「ウソだろー!?・・」

コビー「まさか、海軍の女神に会えるとは・・」

ヘル「極秘任務に行ってたと聞いてたが、何でここにいるんだ?」

「それはねー・・「お前ら、クミの事をそんな風に呼んでいたのか!!」・・ガープさん?」ギロッ
クミはガープを睨む、話を切られたのが気に入らないらしい

ガープ「!!・・・・すまん」

「・・はぁ・・それで、何だっけ?」

コビー「どうして此処にいるかという話です」

「ああ!そうそう!!・・・私は、ある海賊団にスパイをしてきたんだけどー、バレたから帰って来た」

コビー「・・・・;」

ヘル「失敗したのか!?」

「・・・」
ドガッ!!・・・・ザザザザザザーーー
ヘルメッポはクミに蹴られ砂浜に頭から突っ込んでった

コビー「・・・・;;」

ガープ「わははははは!!そのうち、ヘルメッポの奴殺されそうじゃな!」

「はははっ!!・・・・するかもねー!」

コビー「・・・(恐ろしい話をしている・・)」

「あ!ガープさん!」

ガープ「なんじゃ」

「私が行った海賊団の名前言いましたっけ?」

ガープ「そういえば、聞いておらんな」

「・・・孫さんの所ですよ」

ガープ「・・そうか、アイツの・・・・何ィー!?」

「あと、エースにも会った」

ガープ「あいつら!海賊になりおって!!」

「え?海賊の方が似合うと思うけど?」

ガープ「!!何を言っておる!!」
ドガァン!!
ガープはクミを殴るがクミはもう、逃げていた。

「怖いなーそんなに怒らなくてもー」
クミはガープの上に乗っている

ガープ「アイツらは立派な海兵にするつもりだったんじゃ!!」

「そうですかー・・」

ガープ「!!カチーン!!・・・その反応は何じゃー!!」
ブルン!!
ガープがクミを殴るが避ける
サッ!!・・スタ・・

「だから、そんなに怒ったら血圧上がりますよー?」

ガープ「むむむっ!!師匠に向かってその態度はなんじゃ!!」
ブン!ブン!!ブン!!!
ガープがクミに攻撃をするが、クミは全て避ける

「もう、あなたには弟子がいるでしょう?」
ピタッ・・
ガープが止まる

ガープ「・・・嫉妬か?」
ドガァン!!!
クミは渾身を込めたパンチをガープに放つ

ガープ「ぐぬっ!!」
ガープは吹っ飛ぶ

「・・・嫉妬ではありません!私を子供だと思わないでほしいという事です!!」
プイ!!
クミは月歩で本部に戻った

そして、2日ぐらいが経ち・・
タタタタタッ!!!!バタン!!

「センゴクさーん!!」

セン「ノックをしろーー!!」

「七武海が来てるって聞いたんですけど、マジですか!?」

セン「!!・・・ああ・・・来て「見てくるー!」・・・」

クミは会議室に向かった
バン!!!

「久しぶりー!!皆!!」

鷹「!!」

ドフ「あ?・・・クミチャンじゃねェか」

クマ「今はいないと聞いたが・・」

「うわ!・・・3人だけー」

鷹「来ただけでも有難く思え」

「上から目線だし」

ドフ「フッフッフ!!クミチャン極秘任務じゃねェのかー?」

「ん?・・あー終わった!」

ドフ「そうか、この間オレの部下が麦わらァにやられてな・・」

「げっ!!」

ドフ「まあ、アイツは只の駒にすぎねェがな・・・」
ドフラミンゴはクミに近づくと

ドフ「クミチャン、オレの船に来いよ」

「・・・ふふっ、お誘いありがとー、でも・・・やだー!」

ドフ「!!・・・フッフッフ!!・・そうかァ、残念だ」

おつる「・・・私がいない間にクミを勧誘してんじゃないよ」

「おつるさん!!」

ドフ「フッフッフ・・・今、断られたとこさ」

おつる「クミ?いいかい?・・・ああいう風に勧誘されたら、フルボッコにしていいんだよ」

「はーい!」

ドフ「!!・・・変な事教えるなよ」

鷹「・・同意見だ」

ドフ「な!・・・鷹の目も狙ってんのか?」

鷹「・・愚問」

クミはベランダに出ると

「・・・ジーーーー」

ドフ「ん?・・どうしたんだ?」

「・・・青キジだー!」

ドフ「あ?」
ドフラミンゴも見る
そして、見る先には自転車に乗ってどこかに向かう青キジだった

「・・サボりー?」

ドフ「アイツならあり得るな・・・フッフッフ」

鷹「貴様ら、そろそろ会議が始まるぞ」

「!!!・・・じゃあ、センゴクすわーんが来るじゃん!!」
クミは逃げる為にベランダに出ると月歩で下の階に移動した

ドフ「・・・・」

鷹「・・・・」

くま「・・・・」

3人(((すわーーん!?)))
そこにセンゴクが来る

ドフ「!!・・・ブフッ!!」

鷹「・・クックック・・」

くま「・・・・」プルプル

おつる「・・・クスクス」

セン「なんだ・・」

ドフ「・・・フハハハ!!!」
爆笑のドフラミンゴ

鷹「・・・センゴク・・「なんだ」・・すわーーん・・・・ククク・・」

セン「・・・・・どういう事だおつる」

おつる「クミだよ・・さっきまで居てアンタ来るときに・・・アンタの事をセンゴクすわーーんと言ってたんだよ」

セン「!!」パキ―ン!!
センゴクは石になった

ドフ「フッフッフッフ!!!!・・・」

鷹「・・・流石はクミだ」


セン「・・・プルプル・・・・クミ−−−−−!!!!!!!!!」

その頃クミ

「ルンルン♪ルルルーン♪・・・・ぶるぶるっ・・・!!!・・寒気がした・・」キョロキョロ
周りを見渡す

「・・・恐ろしいねー」
クミは自室を目指す途中で

赤犬「クミではないか」

「ん?赤犬さん!!」

赤犬「・・お前任務はどうしたんだ」

「あー・・終わった」

赤犬「そうか・・・それより、クザンの奴を知らんか?」

「!!・・・知らないよ!」

赤犬「そうか・・・」
赤犬は去ってった

「・・・ふぅー・・」
そして、自室に戻るとシャワーを浴びて寝た




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