鋼の錬金術師(ロイ×エド)
また明日…(また明日の歌詞に沿って)


沈む夕陽に赤く染まる帰り道で”明日も晴れるな”と笑う君の瞳

私は、「同じ空を見上げるのはこれが最後」なんて言えないまま

微笑み返して握りしめたその手のひらの温もりは痛いくらい愛しくて、温かくて…

また明日…君を抱きしめる約束さえも出来ないなら、今はただ限りない愛で君の事を包みたい

さよならも言えずに私を呼ぶ声にさえ答られないけど

どんなに遠く離れても愛し続けてるから――‥



眠る横顔見つめながら胸が痛む

私は君に本当の愛伝えられていたのか?

同じ春を同じ冬を二人で1つずつ越えてきたけど、想い出はもう増やせない

そばで寄り添う今さえも奇跡のような幸せで、儚なすぎて…

もう2度とこの手で抱きしめてあげる事さえ出来ないなら、君を苦しめる全てを消す事が出来たなら

すねて泣いた顔も、はしゃいでるその笑顔も、全部かけがえのない

ひとつとして失くせない

「愛している」

また明日、君を抱きしめる約束さえも出来ないなら、今はただ限りない愛でキミの事を包みたい

さよならも言えずに、私を呼ぶ声にさえ答えられないけど、どんなに遠く離れても愛し続けてるから

また明日も 君をずっと――‥


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あきゅろす。
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