※ズルい女
ページ:9
もつ鍋も食べ終わり、時間はすっかり遅くなっていた。
お店の駐車場で少し話をしてたら
「じゃ俺達行くトコあるから」
と福原さんがサチを乗せて行ってしまった。
サチはゴメンネ〜なんて手を振っていた。
ちょっと‥
予想はしていたけどこれは困ったわ‥‥。
サチに乗っけてもらってきた私は帰る足がなくなった。
「じゃあー‥俺達もどっか行く?」
素直に「帰ります送って下さい」って言わないのが私のダメな所なんだろうか。
熊田さんとならいいかな‥なんてもうこの時点で思っちゃった。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!