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※ズルい女
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「楽しくないの?」
私の前の席の男が話し掛けてきた。
「ちょー楽しいよ」
吸っていた煙草を揉み消す私。
「全然楽しそうじゃねーし」
「熊田さんて本当に介護士なの?」
「見えない?」
「見えない」
「失礼な女だな」
「すいませんね」
「番号教えてよ」
「誰の?」
「あんたの」
「なんで?」
「なんでって‥」
「090××××」
「ちょっ!暗記無理!」
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