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※ズルい女
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そろそろ時間かな‥と思っていたら、部屋の電話が鳴った。


『お時間10分前です』


私が電話を切り振り返ろうとした時、須藤くんがすぐ後ろに立っていて、避ける間もなくキスされた。


「‥‥」

須藤くんは唇を離さない。

私も目を閉じ腕を回す。

すると須藤くんは私の肩を掴み、部屋の隅のソファーに私を押し付け更にキスをしてきた。


「ん‥痛い‥」

「あ‥すんません」

須藤くんは私から離れた。


「頭ぶつけた」

「すんません」

また可愛い笑顔。


どうしよう‥すごく可愛い。




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