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■雨
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辛うじて理性。

店内で取り乱すわけにはいかない。



早くこの場から立ち去りたい雰囲気いっぱいのジン。



涙を落とさないように、声を震わせないように、

「別れたくない‥」

私はしっかり小さく呟いた。


けど、ジンは

「ごめん‥」


「‥やだよ」

「マジごめん‥もう無理なんだ」

「‥‥」



ついにジンは席を立った。



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あきゅろす。
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